朝鮮民主主義人民共和国

Last-modified: 2020-07-12 (日) 09:33:23

朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮語: 조선민주주의인민공화국)は東アジアに位置し、朝鮮半島北部を領域とする社会主義共和制国家。北朝鮮とも言う。冷戦下で誕生した分断国家のひとつで、朝鮮労働党による一党独裁体制である。朝鮮半島全域の領有権を主張しているが、実際には半島北部のみしか実効支配しておらず、半島南部は大韓民国が実効支配している。

朝鮮民主主義人民共和国
北朝鮮地図.gif
国旗
北朝鮮国旗.png
基本情報
公用語朝鮮語(韓国語)
首都平壌
最大の都市平壌
面積120,540km2(97位)
人口25,666,200人(54位)
通貨北朝鮮ウォン(KPW)

国民

民族

朝鮮民族

言語

朝鮮語

宗教

仏教徒連盟,キリスト教徒連盟等の団体があるとされるが,信者数等は不明。

略史

3世紀終わり頃に氏族国家成立
三国時代(4世紀頃~668年)
統一新羅(668~918)
高麗(918~1392)
朝鮮(1392~1910)
日本による統治(1910~1945)を経て,第2次大戦後,北緯38度以北をソ連が占領。
1948年北朝鮮「政府」樹立。同時期に朝鮮半島の南半分では大韓民国が成立。

経済

2002年7月,経済管理改善措置が実施され,闇価格もふまえつつ,公定価格や給料を引き上げ(数十倍),為替レートの現実化等を実施。生産活動においては,利潤の追求,インセンティブの付与等も実施。しかし,慢性的なモノ不足により,物資を十分に供給できなかったため,2003年,公の管理下に総合市場を開設。個人や企業が農産品や消費財を販売するようになった。
2009年11月,北朝鮮当局は,新旧通貨の比率が1:100(新1ウォンが旧100ウォンと等価)となるデノミネーション(北朝鮮では「貨幣改革」と呼称)を実施。しかし,北朝鮮内部でモノ不足や物価の急激な上昇等により混乱が発生。
2010年1月,北朝鮮は第三国からの投資呼び込み等を目的として,「国家開発銀行」を設立,その窓口として,既存の「大豊国際投資グループ」の活動を強化する旨発表。同年7月には,合営投資指導局を合営投資委員会に改編するなど,投資誘致を強化。
2010年5月及び8月には金正日国防委員長が訪中,また,2011年8月には同委員長が訪露するなど,中露との経済協力強化を模索。特に,2010年以降は対中貿易額が大幅に増加。また,中朝国境の北朝鮮地域を「経済地帯」に指定し,中朝で共同開発を行っている。
北朝鮮は「田畑担当責任制」を導入し,また2013年に入り,「経済建設と核武力の並進路線」を掲げる等経済の立て直しに力を入れており,平壌等でも大規模な開発が行われ,2013年11月及び2014年7月には最高人民会議常任委員会政令を通じて20の経済開発区を設けること等を決定し,海外の専門家の意見を聞く国際討論会等も開催。同年6月には貿易省,合同投資委員会及び国家経済開発委員会を統合した「対外経済省」を発足させたが,経済全般を見れば,依然として厳しい状況が続いている模様。

食糧事情

穀物総生産量は増加の傾向と言われるが,依然低い水準を推移していると考えられている。食糧事情も引き続き厳しい状況にあると見られる。