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無限航路 -Infinite Space-

Last-modified: 2019-06-19 (水) 23:47:55

「誰が想像しただろう、DSにここまで壮大な宇宙の物語。」
これは、2つの銀河に刻み込まれたある少年と青年の『生』を賭けた物語。

無限航路.jpg
無限航路 -Infinite Space-通称「無限航路」は2009年6月11日にセガから発売されたニンテンドーDS用ソフトである。

企画・開発ヌードメーカーディレクター河野一二三
プロデュースプラチナゲームスムービー製作Production I.G
発売元セガ売上本数約6万9千本




概要 Edit

広大な宇宙を舞台とするいわゆるスペースオペラで小マゼラン銀河と大マゼラン銀河を中心に描かれたSFRPG 
物語は大きく分けて前半の「少年編」と後半の「青年編」に分けられる。

ストーリー Edit

小マゼラン銀河辺境の星「ロウズ」に住む主人公の少年ユーリは父親の形見である謎の超古代遺物のエピタフの謎を解き明かす為に宇宙へと旅立つことを夢見ていた、しかしロウズ自治領の領主であるデラコンダ・パコランダが制定した、「航宙禁止令」が立ちはだかっていたが、それでも夢を諦めきれないユーリは宇宙へ旅立つ者を支援する「打上げ屋」を生業とするトスカと共に宇宙へ向かおうとする。

物語はトスカがロウズ警備隊に追われるところから始まる。

無限航路 Animated short film 第一話『旅立ち』

無限航路 Animated short film 第二話『闘いの中で』

無限航路 Animated short film 第三話『エピタフ/くすみゆく世界』

無限航路 Animated short film 第四話『絶望の果て』

年表 Edit

長いので折りたたみ

小マゼランの諸勢力 Edit

最大勢力であるエルメッツァは貧富の差、海賊の跋扈、中央政府の腐敗など様々な問題を内包しつつも栄華を極め、カルバライヤ、ネージリンス両国は移民、領宙問題から緊張状態が続く。

エルメッツァ星間国家連合 Edit

小マゼランの歴史と共に発展してきた国で小マゼラン最大の勢力でもある。首都星はツィーズロンドで約80の惑星国家からなる連合国家である。しかしその規模の大きさが災いし中央政府と各惑星国家との繋がりは希薄で中心部以外の宙域では小規模な内乱や海賊の跋扈により治安は悪い。
経済的に優遇された主要惑星は発展を遂げているものの貧富の差が激しく、主要惑星への積極的な労働力流入政策も手伝って辺境の惑星では若い労働力不足、過疎化といった問題も抱えてる。
軍事面では中央政府軍の艦隊のほかに各惑星国家も個別に軍隊(通称地方軍)を保有している。艦艇の設計思想は拡張性とメンテナンス性に重点を置いており広大な宙域の様々な任務に対応することができる。
しかし艦艇の数こそ多いものの勢力圏に見合ったものとはいい難く主要惑星以外の防備は各惑星国家の地方軍任せというおざなりな状態である。
ただし外交能力と謀略には長けており近隣国家のカルバライヤとの友好関係を保ちつつネージリンスの移民を支援してカルバライヤとネージリンスの間に緊張関係(詳細は後述)を作ることに成功し自国を安全圏に置いている。

  • ロウズ自治領
    領主デラコンダ・パコランダが統治するエルメッツァ国内の自治領である。首都星はロウズ、彼が制定した「航宙禁止令」を破る者を監視するため自治領内には警備隊が巡回しているが老朽化のせいか本来の性能を出せていないらしい。
  • ゼーペンスト自治領
    亡くなった初代バハシュールの後を継いで二代目領主のバハシュールが治める自治領、首都星はゼーペンスト、かつては豊かな自治領だったようだが統治者が変わってからは領民の生活が困窮するなど問題を抱え込んでいる。
    自治領内にエピタフ遺跡がある。
  • スカーバレル海賊団
    アルゴン・ナラバタスカ率いる海賊団でエルメッツァ領宙内で暴虐の限りを尽くしている、地方軍では手に負えず各地の物流に深刻な影響を及ぼしている、また軍を辞めてスカーバレルに入る軍人もいるようである。

カルバライヤ星団連合 Edit

一攫千金を狙う労働者たちが埋蔵された資源を求めてやってきた星が大マゼラン歴2120年からエルメッツァからの独立を求めて運動を開始し翌年独立が認められて成立したのがカルバライヤである。
現在は惑星バルバウスに星団連合本部が置かれている。鉱山労働者が作り上げた国で領内の惑星は資源豊富な惑星が多い一方過酷な気候故に食糧生産に適した星が少なく、食料自給率は23%程度に留まっており食糧の多くをエルメッツァからの輸入に頼っている。過酷な風土故に国民の性情は質実剛健で血縁での結びつきを重視するため合理性よりも情を優先する。
逆に外交、謀略においては冷徹、残酷な仕打ちを行うことが歴史上しばしば見受けられる。また、隣国のネージリンスに対しては元々進出する予定だった宙域に先回りされた、もしくは横取りされたとして住み着いた「余所者」という感情から嫌悪感を隠さず「ネージ野郎」と罵倒する者も多い。
独自の開発技術を持ち常にネージリンスとの戦争に備えているため軍事力は高く、領宙内で採掘される特殊な鉱物から作られる「ディゴマ装甲」で覆われた艦艇の防御力は小マゼランではもっとも優秀とされる。
反面カルバライヤの艦艇は居住性が悪い上メンテナンス性が悪く長期航海には向いていないという欠点もある。

  • グァッシュ海賊団
    グァッシュ率いる海賊団でカルバライヤ領宙内で活動している、グァッシュが監獄惑星ザクロウ(要するに刑務所)に投獄された後もむしろ勢力を伸ばしてカルバライヤ領宙内で無法の限りを尽くしている。

ネージリンス星系共和国 Edit

大マゼラン歴2462年大マゼランの国家であるネージリット領宙内にて超新星爆発が発生して多大な被害を受けて難民として小マゼランにやってきた人々が建国したのがネージリンスである、小マゼランで一番新しい国家であり勢力圏の最小、更に資源もなく人口も最小というないない尽くしの国、人口はカルバライヤの1/3、エルメッツァの1/15と非常に少なく出生率も小マゼラン最低である。国民の性情はネージリット譲りの合理性と論理性を重んじていてカルバライヤとはまるで反対である。しかしこの性情を活かして金融、技術分野に特化することによって国力を維持している。
また大マゼランから放浪の末にようやく安住の地を手に入れたという経緯もあってか自分たちの国家を守る為ならどんな手でも使う覚悟がネージリンスにはある。
エルメッツァとは外交上は友好関係を保っているが一般大衆からすれば「難民」「余所者」というイメージのせいでいわれのない差別を受けることが多く、特にカルバライヤの人間からすると自分たちが入植する予定だった宙域に居座る余所者という感情が強く激しい迫害を受けることも少なくない。
なお、大マゼランへと通じる宙域はネージリンス領内なので交通の要衝という一面もある。軍事面ではネージリットの影響を強く受けているため小マゼラントップクラスの技術力を持ち、多くの艦艇にはAIによる自動制御装置を導入して艦を制御するための人数を減らし少ない人口をカバーし、航空母艦を核とする機動艦隊を保有するなど、カルバライヤとの戦争に備えている。
ちなみにネージリンスの人々はカルバライヤの人間を「カードゥ」という蔑称で呼ぶ人もいる。

  • カシュケント
    大マゼランと小マゼランを結ぶ交通の要衝且つ難所であるマゼラニックストリーム宙域のカシュケントに首都星を置く自治領、領主はクー・クー。商業が盛んで宙域の惑星ごとにそれぞれ性格のことなるバザールが開催されている。

大マゼランの諸勢力 Edit

大マゼラン・ロンディバルト連邦という一応の統一と平和を保っているが、同盟内での勢力争いや同盟国とアッドゥーラ教国の対立などいまだに火種は燻り続けている。

ロンディバルト連邦国 Edit

第一次海峡戦争、第二次海峡戦争を経て大マゼラン最大の勢力である「大マゼラン・ロンディバルト連邦」の盟主となった国である、連邦成立当初はネスカージャレーン等の要衝を押さえるなど大マゼランで最も先進的で活気溢れる国家だったが、連邦の加盟国増加に伴う勢力圏のが広がるにつれその世界戦略に綻びが生じ現在はその勢力圏の維持に力を注いでいる。
また、ロンディバルト銀河連邦議会の諮問機関であるオーダーズが大マゼラン統一を企み軍備を増強しているなど国家の内部は一枚岩とはいえない状態である。第一次海峡戦争以来アッドゥーラ教国とは永い敵対関係にあり、連邦の防衛構想は常に対アッドゥーラ教国を中心に立案されているがこれは連邦を纏める為に必要以上にアッドゥーラ教国を敵対視していると度々指摘されている。

軍事面ではジーマ・エミュやオズロッソ財団からの支援を受け汎用性に優れた艦船を多数保有し対ヤッハバッハ用の巨大戦艦ゼカイアス級などの建造にも着手している。なおロンディバルトは大マゼランでは最も民主主義が発達してる国家として知られ国民の参政意識や見識水準も高いと言われており、軍の将校には政治家が務まる程度の政治的見識と学力が求められ、小規模紛争等に関してはその宙域を担当する将校に裁量を任されることも多々あり、結果として戦略レベルでの判断は他国の将校と比べても群を抜いておりそれがロンディバルト軍の強さに繋がっている。
艦船は実戦でのデータを反映しており、高いレベルでバランスの取れた設計が特徴である、また、乗員の生活環境にも配慮が行き届いた設計がなされており広く作られた通路、快適なバスルームやトイレ設備などは他国の乗員から羨ましがられるほど。

  • オーダーズ
    ロンディバルト銀河連邦議会の諮問機関であるオーダーズは銀河連邦軍および連邦議会に大きな影響力を持っている、ロンディバルトを名実共に大マゼランの盟主にすべく大マゼラン・ロンディバルト連邦軍とは別に独自の軍備の拡大と活動の先鋭化が進んでいる。

ジーマ・エミュ Edit

他の銀河系から移住してきた少数民族のみで構成された完全な単一民族国家、技術力は非常に高くロンディバルトの艦船もジーマ・エミュの技術支援の賜物と言う面もあるためロンディバルトを大マゼランの盟主に押し上げた影の立役者とも言える。
ジーマの人々はニューロオペレーティングシステム(通称:NOS)を使い他者とのコミュニケーションを直接脳から行うため全国民がその感情を共有している。そのためか感情をコントロールする術は持っているが他の人間とのコミュニケーション能力に乏しく無機質な存在と見られている。
食料は全て合成品なため他国の人間からはあまり評判は良くなくジーマ・エミュの人口は減少の一途を辿っている。
ジーマ軍の特徴に先述のNOSが挙げられる、このNOSによって直接のデータリンクと高い指揮能力によって通常の100分の1まで人員を削減、効率的な戦闘が可能となっている。
首都星はニーデラント

アイルラーゼン共和国 Edit

大マゼラン・ロンディバルト連邦と対立するアッドゥーラ教国の最前線を防衛する国家、軍の勇敢さと規律の正しさは有名なのだが連邦政府からの度重なる軍備拡張の要求に対しての不満が燻っている。国民性としてはややお人好しで「ラーゼンの指針(騎士道精神)」から損得感情抜きで他者のために行動する傾向がある。一応王族は存在するが第二次海峡戦争での敗北から実権のない形式的な存在となっている。