詫び石

Last-modified: 2021-09-16 (木) 19:53:22

詫び石(わびいし)とは、ネットスラングの一つ。「ソーシャルゲームなどで何らかの問題が発生した際、開発・運営側から謝罪として提供されるゲーム内通貨」を指す言葉。

概要

 昨今のソーシャルゲームは、ゲーム本体は無料で遊べるが、より有利に進めるには別途ゲーム内で用いる通貨の購入が必要、いわゆる「内部課金」のシステムを取ることが極めて多い。そして「ソーシャル」の名前通り24時間オンラインでゲームを動かす必要上、通常のゲームと比べ「バグ」「不具合」「不祥事」などが起こりやすい環境となっている。
 こうした問題発生の際、ユーザーが不利益を被った(もしくは被っていなくても)場合に、運営側が「申し訳ない」という気持ちを示すため無料でゲーム内通貨を配布することがある。これが詫び石である。
 野球界隈のスラングとして「誠意は態度ではなく金額」という言葉があるが、これはまさに金額で誠意を見せている例と言えるだろう。

 詫びの語源として、「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」が発端とされる。パズドラではゲーム内通貨を「魔法石」と呼ぶ。不祥事の際にこの魔法石を全ユーザーに配布するという「詫び」の対応を見せたため、他のソーシャルゲームにおいても同様の対応を行う流れが生まれた。そのためゲーム内通貨の呼称がどうであれ、一般的に詫び石と称される。

 現在はソシャゲ内という枠組みを(ネタ的に)外れ、列車の遅延やニュースの誤報という「詫び石ではどうにもならんだろ」という案件にすら「詫び石はよ」というコメントが書き込まれたりする。

詫び石が排出される事例

  1. ゲーム自体に問題が発生した
     最も多い例。「ゲームが強制終了し遊べなくなる」「ある項目だけクリアや進行が不可能」など、ユーザーが快適にプレイできない場合を指す。
  2. ゲームの開発・運営に問題があった
     いわば不祥事。「ガチャの確率が実際よりも低かった」「終了時期を過ぎてもメンテナンスが終わらなかった」など。こちらはゲーム自体は通常に動いているにもかかわらず、ユーザーが損害を受けるという(ある意味)特殊な例。
  3. ネットにおける活動に対して
     例えば「公式ツイッターが炎上」「生放送が事故った」などといった、広報の活動において問題が起きたという事案。ユーザーはゲーム外においても情報を集めているというソシャゲの特徴を表している。
  4. その他
     「社長が〇〇した」とか「アイテムの呼び名を間違えた」といった果たして配布するほどの理由なのかというものから、「季節が変わったから」「画像を修正したから」などともはや謝罪ではない理由まで様々。一部のソシャゲは「詫び石を配るために理由を探している」状態であり、こういったゲームには「詫び芸」という表現がされる。

詫び石ギネス

 ここでは、「詫び石」に関する様々な記録を記す。

大量の詫び石部門

ゲーム名詫び石の個数日本円換算理由
アナザーエデンクロノスの石10200個およそ48000円分10連ガチャにおいて、3年間「星4以上のキャラクター排出を一定値に制限していた」ことによる。
魔導戦記ディスガイアRPG魔晶石14000個
星4キャラクター計10体
およそ35000円分+αメンテナンスに8ヶ月という長期間を費やしたため。
ドッカンバトル龍石300個およそ21000円ユーザーによってガチャの確率が違っていたという不祥事。(通称ドッカンテーブル事件)
グランブルーファンタジーユーザー依存(ガチャにいくら使ったかによる)最大80万円特定のキャラクターの排出確率が異様に低く設定されていたため。

詫び石で不祥事を起こした部門

ゲーム名詫び石理由
シノアリス~1000個→500個回収当初予定していた量より多分に詫び石を配布したことにより過剰な分を回収。既に使ってしまったユーザーは、(課金を除く)無償石から天引きする「借金生活」を送らせた。

変な理由部門

ゲーム名詫び石の個数理由
アリスギアP-1メダル50個ゲーム内で「芋煮」と表現した食べ物が芋煮ではないと製作側からクレームがついたため。

コメント欄

閲覧者数

今日?
昨日?
合計?

タグ

Tag: ソシャゲ スマホゲー 詫び石 スラング