那覇タワー

Last-modified: 2021-10-30 (土) 07:29:30

那覇タワーは、かつて沖縄県那覇市に存在していた商業施設である。
高さは82.6mで、完成した1973年から閉鎖された2008年までの長きにわたって、那覇市のシンボル的建築物であった。
また、D'グラフォート沖縄タワーが完成する2007年までは沖縄県で最も高い建築物であった。塔の部分以外は雑居ビルやファッションビルとして使用されていた。


概要

この施設は、1975年の沖縄国際海洋博覧会開催に合わせて、1973年に開業した。

タワーは地上19階建てのタワー棟と、地上7階建ての立体駐車場棟からなる特徴的な構造をしていた。
また、塔の部分の床が回転する展望ラウンジ、「ブルースカイラウンジ」やファッションビル内のディスコなど、特徴的な施設が設けられていた。


慢性的な渋滞に悩まされていた国際通りの中央部分に存在していた。そのため、タワー棟よりも、立体駐車場棟をメインとして建設された。

後に、立体駐車場棟がタワー棟と一体化され、「FASHION CITY MAXY」(後のCOM*D)という商業施設となった。
この商業施設は、一時は沖縄の若者文化の中心地であった。


この施設の所有者は、所有会社の破産などにより、「那覇タワー株式会社」→「合資会社コンパドール」→「株式会社ゼファー」→「株式会社イントランス」→「グリーンホテル・ズ コーポーレション」と、度々変わっていた。 

那覇タワー
外観
情報
所在地沖縄県、那覇市牧志2丁目
設計金城信吉
開業1973年
閉業2008年
階数地上19階、地下2階建て
構造鉄骨鉄筋コンクリート造
延床面積約20,000㎡
公式サイト公式サイト(魚拓)

現在はすでに解体工事が済まされており、営業していた頃の姿を見ることは不可能である。

沿革

  • 1973年 沖縄海洋博に合わせ、沖縄県内で公共建築などを手掛けた金城信吉による設計でタワー棟が開業。
  • 1982年 それまで駐車場として使用されていた立体駐車場棟が、ファッションビルである「FASHION CITY MAXY」としてリニューアルされる。
  • 1999年 それまで運営していた企業である那覇タワー株式会社の親会社である宝観光開発が破産する。 
  • 2001年 土地、建物が合資会社コンパドールへ売却される。
  • 2003年 ファッションビルが「COM*D」となり、リニューアルが実施される。*1
  • 2006年 合資会社コンパドールから所有権が株式会社ゼファーに移り、「ゼファー那覇タワー」に改名される。
  • 2008年7月 株式会社ゼファーが経営破綻する。
  • 2008年8月 テナントの営業が終了され、閉鎖される。
  • 2011年 株式会社ゼファーから所有権が株式会社イントランスに移る。
  • 2014年7月 株式会社イントランスが所有権をグリーンホテル・ズ コーポーレションへ売却する。
  • 2014年10月 建物の解体作業が始まる。
  • 2015年 解体作業が終了する。

画像

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Naha_Tower.jpg

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Tag: 沖縄県 那覇市 商業施設 現存しない商業施設 タワー 建築


*1 この頃、一時的に外装も変化していた。