風雲児たち

Last-modified: 2021-11-24 (水) 15:58:01

『風雲児たち』(ふううんじたち)は、みなもと太郎による日本の漫画である。

目次

概要

第一部として1979年(昭和54年)7月から同年11月の7回を潮出版社が刊行した雑誌『月刊少年ワールド』に、翌1980年(昭和55年)から同社刊行の『コミックトム』に連載。全212話ほか外伝もある。
続編は、『月刊コミックトムプラス』での連載『雲竜奔馬(うんりゅうほんば)』(1998年(平成10年) - 2000年(平成12年))を挟み、2001年(平成13年)よりリイド社刊の雑誌『コミック乱』にて、『風雲児たち 幕末編』が連載され、2020年(令和2年)秋から休載、翌年の作者の死により未完となった。
潮出版社「希望コミックス」版は全30巻(なお30巻目は薩摩藩家老平田靱負を軸に「宝暦治水事件」を描いた番外編『宝暦治水伝』)。2000年(平成12年)から2003年(平成15年)にかけ、希望コミックス収録分はリイド社より再編し、「ワイド版」の大判単行本全20巻が刊行(『宝暦治水伝』は3・4巻に収録)。「幕末編」は、現在リイド社SPコミックスで刊行中(2020年8月現在で既刊34巻)。リイド社版は、リアルタッチの表紙絵(イラストレーター工藤稜が担当)が描かれている(復刊ドットコム版『風雲戦国伝』・『挑戦者たち』・『冗談新選組』も同様)。
『風雲児たち~蘭学革命篇(らんがくれぼりゅうしへん)~』と題して、NHK正月時代劇として三谷幸喜脚本によりテレビドラマ化され、2018年1月1日に放送された。
さらに、2019年には同じく三谷幸喜脚本により三谷かぶき『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち』と題して歌舞伎化され上演された。
2004年、第8回手塚治虫文化賞(主催:朝日新聞社)特別賞を受賞。ただし『歴史マンガの新境地開拓とマンガ文化への貢献に対して』のみなもとの業績に対しての賞であるため、具体的な作品名は挙げられていない。しかし、その受賞内容と選考理由を見れば『風雲児たち』シリーズに対する賞なのは明らかで、幕末編5巻の帯には堂々と受賞の文字が躍っている。また2010年には『幕末編』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞している。2020年には、第49回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞。

内容

この漫画は連載当初の編集より「幕末を五稜郭の戦いあたりまで描いて貰えないか」という依頼から始まったとされる。
 しかし作者は「幕末の動乱の芽は江戸幕府成立で既に蒔かれている」と言う考えに基づき関ヶ原の戦いからこの物語は始まることになった。
 この時点ではおそらく幕府時代はさらりと流すつもりだった(「全10巻の予定」だったと言っている)と思われるが、たとえば「吉田寅之助が松陰を名乗る」説明等のため高山彦九郎伝を描くなど、作者が資料を見て漫画を描いているうちに江戸時代の話がどんどん長くなり、表題が幕末を暗示しているにもかかわらずほぼ中身が江戸時代という恐ろしい物語となった。
 結局「風雲児たち」は20年超えないところで雑誌側より強引に打ち切られる形となり、坂本龍馬が主人公となる「雲竜奔馬」と言う連載が始まる。風雲児たちの最終回は坂本龍馬が土佐を旅発つところで終わっている点はこの引継ぎを行うためと推測されている。
 しかしこの「雲竜奔馬」は3年程度、単行本で5巻ほどで連載が終了し、しばらくして掲載されていた雑誌も休刊になった。
 しかしリイド社(さいとう・たかを氏のプロダクションの出版部門を基とする出版社)の雑誌で「風雲児たち 幕末編」と言う連載がスタートする事になり、今に至る。「風雲児たち 幕末編」において「雲竜奔馬」とエピソードがダブる部分は原稿の流用が行われている。 また外伝とされる同人誌も複数出版されている(後に出版社より出版されたものも存在する)。
漫画やアニメ、漫才師やコメディアンのネタ(特に吉本新喜劇)、時代劇、映画、TV、時事ネタや中の人ネタなどをパロディとしてギャグにしているのも特徴である。また、時代を経て分かり難くなったギャグの解説のため「脚注」をもじった「ギャグ注」を、ワイド版では各巻末に収録している。
由井正雪登場シーンを横山光輝氏の「伊賀の影丸・正雪編」を丸写しして担当に怒られると言う荒技ネタをやったり、「あっちの方は100ページのびのび使えるのに」と言うことを漫画の中でぼやいていたりする(この事は「もっと話を早く進めろ」と言う編集に対する嫌味と推測されている)。
 ただしギャグではあるが歴史の内容に関しては史料を色々と検討した上で描かれており、「みなもと太郎史観」として楽しむマンガではある。
 例えば田沼意次は一般的なイメージとは違う「改革者」的捉え方をしており、なかなか興味深いとされる(最近では歴史研究家からもそういう意見が出始めている)。
 また田沼の初登場時、通常の「賄賂で動く男」と言う描かれ方をしていると指摘するなど新たな資料の発見や推測などで記述して矛盾が出た場合、それを作中でギャグにする、資料を調べてそれでも不明な場合、キャラクターに「この辺はわからないのです」と言わせるということも行った。
反対に、田沼のライバル的存在である松平定信のように従来は肯定的に描かれることが多かった人物の否定的側面を大きく取り上げていることもある(ただしその人物の成し遂げた功績にもきちんと触れている)。人物の善悪を分けたとき、権力側ではなく民衆に立って行動した者を善玉としている。
他にも、保科正之や司馬江漢などこれまで歴史創作においてあまりスポットライトが当てられてこなかったマイナーな人物にも多く触れている。
当初の編集部からの依頼内容とそぐわないことから、連載期間中トラブルが絶えず、ワイド版12巻後半収録のレザーノフ事件からゴローニン事件までは編集部の指示により短期間での描写となった(ゴローニン事件に関しては、本来なら単行本1巻分をかけてじっくり描きたかったが、事情により1号分で無理矢理まとめたことをみなもとが作中で語っている)。
 ちなみに続編では水戸浪士達が「井伊大老暗殺計画」の際に魔法少女まどか☆マギカネタを連発して、一部の読者を驚かせた。(作者先生はそのアニメについて「大運動会以来」はまった作品と称し、さらに首はねられるキャラなので「オリジナルで」「キャラクター名の動詞化(巴マミる)」をしたところ、すでにそのスラングができていたため思ったような反応がなかったと、…『増補版 冗談新選組』所収のインタヴューで、あの、その本所収の徳川慶喜の関係も表紙が「明朝体で書かれる」新世紀エヴァンゲリオンのパロディだし)
最近でも艦隊これくしょん(オリジナル艦娘が出る)、ガールズ&パンツァーネタが登場。(イラストは本人では無く、岡昌平。)
登場人物の作画は、当初はギャグ漫画らしくディフォルメされ、現在も伝わる肖像画とは似ても似つかぬものが多かったものの、作品が進むにつれて劇画的に描かれた人物が多くなっていったが、両者が作中で違和感なく共存している。ただし、「幕末編」に登場する予定の人物を冒頭で予告編的に登場させ、実際に「幕末編」に入ってからその予告通りに登場させているため、「幕末編」においては結果的にディフォルメされた登場人物が再び多くなっている。 また松平定信と真田幸貫等、親子関係や先祖・子孫関係にある人物は似た様な顔として描かれることもしばしばある(一方で同じ徳川斉昭の息子でも、徳川慶篤が父に似た顔(おそらく写真が存在しないため)なのに対し徳川慶喜は肖像写真に比較的似た顔等統一しないケースもある)。
登場人物はおおむね、生まれ在所の方言・訛りをそのまま話している(龍馬や武市の土佐弁、西郷や大久保らの薩摩弁、松陰や村田蔵六の防長弁など)。ただ、江戸暮らしが長い学者や大名・旗本が話すときは標準的な武家言葉や、ですます調で通す場合もある(例:仙台藩に属していたが江戸で生まれ育った林子平等。但し興奮して在所の言葉が出たり、江川英龍が新潟弁を喋ったり、徳川斉昭が水戸弁を喋るなどのギャグはそこかしこに存在する)。また家紋が判明している人物は家紋付きの羽織を着て登場するシーンが描かれている。

登場人物

ワイド版1~3巻

関ケ原の戦い~江戸時代初期までを描く。

  • 徳川家康
  • 石田三成
  • 大谷吉継
  • 小早川秀秋
    このキャラクターの造形(肖像画とアホの坂田)について、作中にもゲスト枠で登場する夏目房之介が、「本当に(肖像画と)似てる」と賞賛したのに対して作者のみなもとは、「そういうところに気づいてくれるとうれしい」とコメントしている。また、養父の隆景が作品中盤に登場するがどこか似た顔つきである。
  • 毛利輝元
  • 毛利秀元
  • 吉川広家
  • 島津義弘
  • 島津家久
    デフォルメされたカイゼル髭をしており、後代の島津重豪とその息子島津斉宣・黒田長溥(幕末編で登場)も似た様な顔をしている(外伝に登場する島津重年、島津斉興以降の島津家の人間は比較的肖像画に近い顔。なお、同姓同名の叔父がいるが本作品には登場しない)。
  • 徳川秀忠
  • 静ちゃん (神尾静)
    本作では本妻である達子*1を差し置いて「秀忠の心を理解し、ただ真実の愛のみで結ばれた、唯一の妻」であり「秀忠を真の将軍へと覚悟を定めさせ、正之を産み落とし教育することで江戸幕府300年の安定の礎を築いた女性」として描かれている。
  • 神尾某
    静ちゃんの父親。ギャグ注で北条家の遺臣であることが明らかにされた。
  • 真田幸村
    このキャラクターは杉浦茂作品の模写であると作中で言及があり、明らかに父・昌幸や兄・信之と作画スタイルが異なる(が、それもギャグとして描かれている)。
  • 淀殿
    豊臣秀頼の生母。何故かシルエットのみの登場。
  • 豊臣秀頼
    後ろ姿のみ描かれており作中では一言も喋っていない。実質ナレ死の扱い。
  • 岩見重太郎
  • 後藤又兵衛
  • 明石守重
  • 木村重成
  • 後藤又兵衛
    以上5人は豊臣遺臣。作者が大阪の陣をナレーションで大急ぎで片付けてしまったため明石以外はナレ死。明石は逃亡し消息不明とされている。
  • 佐野道可
    毛利家臣。
  • 福島正則
  • 加藤清正
  • 榊原康政
    関ヶ原合戦の前哨戦の第二次上田合戦でアホな作戦を立てたせいで真田軍に囲まれ、徳川秀忠にボコボコにされる。
  • 徳川家光
    いわゆるスターシステムであり似たような顔つきのキャラクターが作者の過去作品にしばしば登場する。
  • 宮本武蔵
  • 天草四郎
    島原の乱のシーンで首だけ登場し、蘇生しようとしていたができていなかった。元ネタは『魔界転生』の天草四郎(ワイド版3巻ギャグ注)。
  • 保科正之
    作家の関川夏央は「保科正之をネタにせざるを得ないので、巻数が伸びた。」と指摘している。
  • 由井正雪
    「昔なつかし伊賀の影丸正雪編の丸写しじゃないかーっ」と(作中で)担当編集者に怒られながらも、一貫して横山光輝のパロディで描かれる。
  • 長宗我部盛親
  • 丸橋忠弥
    史実で奉行所に自分は長宗我部盛親の遺児である、と証言したことから長宗我部盛親と顔立ちがそっくりな描写がなされている。
  • 山内一豊
  • 千代
    山内一豊の妻。一豊を尻に敷いている。彼女と似たキャラはみなもと太郎氏の別の漫画「ニッポン意外史」にも登場する。
  • 幡随院長兵衛
  • 徳川光圀
    メディアで老人として有名であるため、「老けた描写」であると言及される。初登場時の年齢はドラマでおなじみのあの御尊顔で18歳である(逆ショタジジイ ?)
  • 大石内蔵助
  • 宇喜多秀家
    関ヶ原合戦あたりでは家紋が描かれた髷(これはワイド版1~3巻に出てくる大名にほぼ全員共通)であったが八丈島に流されてからは椰子の木をモチーフとした髷になっている。
  • 徳川家綱
  • 徳川綱吉
  • 徳川家継
  • 徳川吉宗
    以上4代徳川将軍は作者が出版元から急いで話を進めるよう急かされたので駆け足で話を進めており、ナレーションが延々と続く構成の中で登場する。ここから、蘭学編に突入する。

ワイド版4~12巻前半

杉田玄白・前野良沢の「解体新書」翻訳から始まり、彼らと交友のあった平賀源内・林子平・高山彦九郎の非業の人生、大黒屋光太夫の漂流記や蝦夷地やロシアとの接触等を描く。

  • 平賀源内
  • 田沼意次
  • 徳川家重
  • 徳川家治
  • 杉田玄白
    本作では後妻「イヨ」の漢字表記が「伊代」とされている(松本伊代と掛けたギャグ)。
  • 前野良沢
  • 中川淳庵
  • 桂川甫周
    幕末編20巻では福沢諭吉が咸臨丸に乗る手助けをした人物として、彼の子孫7代目桂川甫周が登場している。
  • 佐竹曙山
  • 小田野直武(小田野武助)
    才能あふれる若き絵師で早世した。現在、直武の死因は不明だが作品中では病気(喀血している描写があるので結核か?)にかかり年老いた両親に看取られ亡くなっている描写がなされている。
  • 司馬江漢(鈴木春重)
  • 大槻玄沢
  • 田村藍水
  • 林子平
  • 高山彦九郎
    林子平、2ページほど登場する蒲生君平と併せて「寛政の三奇人」と称された人物。本作では史実での「妻が2人いた」という記述が拡張され「同時に2人の妻を持っていた」とされている。
  • 工藤平助
  • 青島俊蔵
  • 最上徳内
  • 松平定信
  • 大黒屋光太夫
    晩年は不自由な生活をしいられたと描写されているが、作者が調査を続けたところ老後は比較的悠々自適な生活を送っていることがわかり、1994年に雑誌『歴史読本』にその研究の結果を記載している。
  • キリル・ラクスマン
  • アダム・ラクスマン
  • ベニョヴスキー
  • ツンベリー
  • エカチェリーナ2世

ワイド版13~20巻

化政~天保を舞台にシーボルトの来日や天保の改革、そしてそれによって起こった悲劇を描く。なおワイド版12巻後半でレザーノフ事件等がダイジェスト的に紹介された(その合間に杉田ら前章の主要キャラの最期も描かれる)。

  • レザーノフ
  • ゴローニン
  • シーボルト
  • お滝
  • 高田屋嘉兵衛
  • 伊能忠敬
  • 間宮林蔵
  • 近藤重蔵
  • 遠山景晋
  • 遠山金四郎
  • 鳶の次郎吉(鼠小僧次郎吉)
  • 矢部定謙
  • 広瀬淡窓
  • 小関三英
  • 渡辺崋山
  • 高野長英
  • 吉田長淑
  • 岡研介
  • 伊東玄朴
  • 土生玄碩
  • 江川英龍(坦庵/江川太郎左衛門)
  • 高島秋帆
  • 川路聖謨
  • 徳川家慶
  • 鳥居耀蔵
  • 水野忠邦
  • 大塩平八郎
  • 国定忠治
  • 勝小吉
    勝海舟の父親。
  • 早乙女主水之介
    もちろん架空の人物だが、「連載開始前の予告(1979年にコミックトムに掲載)に出ているから」ということで登場(予告そのものの画像は「風雲児たち解体新書」P182で確認できる)。なお、旗本退屈男の原作上の設定では元禄年間が舞台である。
  • 太田南畝

ワイド版15~20巻

蘭学鳴動編と並行して描かれた、幕末の「風雲児たち」の少年・青年時代編。

  • 阿部正弘
  • 島津斉興
  • 島津斉彬
  • 男谷精一郎
  • 勝海舟(勝麟太郎)
  • 島田虎之助
  • 村田蔵六(大村益次郎)
  • 緒方洪庵
  • 楠本イネ(シーボルト・イネ)
    本作では「ヨーロッパ系ハーフ」という属性を示すため、金色で両脇が貴婦人風にカールした日本髪をしている。
  • 二宮敬作
  • 迫田利済
  • 西郷隆盛(西郷吉之助)
  • 大久保利通(大久保一蔵)
  • 佐久間象山
  • 吉田松陰(吉田寅次郎)
    ワイド版1巻で既にキャラクターデザインが確定していた登場人物の一人で、顔は『冗談新選組』の沖田総司を基にしている(父杉百合之助・兄杉梅太郎もどこか似たような目をしている)。妹が複数いるが、本作にキャラとして登場しているのは久坂玄瑞と結婚した文(あや)のみ。
  • 斎藤弥九郎
  • 中浜万次郎(ジョン万次郎)
  • 坂本龍馬
    本作品では「坂本竜馬」表記。
  • 岩倉具視
    初登場時には義妹で孝明天皇の側室となった「堀河紀子(もとこ)」の名を、掲載時「紀子さま」が話題になっていたため「きこ」と読むギャグがあった(幕末編2巻ではこの事に関する説明がある)。
  • 孝明天皇
    本作では彼以前の天皇は(ストーリーにあまり絡まない、肖像画史料が少ない等から)顔部分を「菊花紋章」に差し替えられており、孝明天皇も初登場時等菊花紋章の面を被っているというギャグが描かれている。
  • 安積艮斎
  • 坂本八平

幕末編(1~34巻)

「幕末編」のキャラクターは、多くがワイド版15~20巻と重複する。これは、「幕末編」で活躍する者の幼年期・修行時代をワイド版15~20巻で取り上げたためである。

  • ペリー
  • プチャーチン
  • 徳川斉昭
  • 徳川家定
  • 藤田東湖
  • 井伊直弼
    埋木舎時代「茶」・「歌(謡、和歌)」・(ポンとなる)「鼓」等を熱心に行っていたことから「チャカポン」と呼ばれており、2012年に同人誌で外伝短編「チャカポンくん」が発表された(復刊ドットコム版『冗談新選組』収録)。
  • 岩瀬忠震
  • 頼三樹三郎
  • 桂小五郎
  • 宮部鼎蔵
  • 河井継之助
    一応幼少期の描写がワイド版でもなされており、いわゆるエロガキである。
  • 小林虎三郎
  • 武市半平太
  • 岡田以蔵
  • 吉田東洋
  • 山内容堂
  • 山内豊範
  • 後藤象二郎
  • 岩崎弥太郎
  • 千葉さな子
  • 坂本乙女
  • 坂本権平
  • 中島三郎助
    幕末編3巻での初登場時(雲竜奔馬1巻と共通のシーン)と7巻以降では顔のデザインが変化しており、作者から断りが入れられている。
  • 森山栄之助
    顔はワイド版5巻に登場したオランダ通詞と類似している。
  • 福澤諭吉
  • 有馬新七
  • 田中新兵衛
  • 嘉蔵
  • タウンゼント・ハリス
  • ヘンリー・ヒュースケン
  • 大久保一翁(大久保忠寛)
  • 橋本左内
  • 梅田雲浜
  • 長野主膳
  • 松平春嶽
  • 松平容保
  • 三条実美
  • 横井小楠
  • 島津久光
  • 島津茂久(忠義)
  • 小松帯刀
  • 毛利定広(元徳)
  • 斎藤きち(唐人お吉)
  • 村山たか
  • 増田甲斎(ウラジーミル・ヤマトフ)
  • 木村喜毅
  • 手塚良仙
    手塚治虫の曾祖父。治虫の自画像に似せて描かれ、髷もベレー帽風にされている。
  • 小栗忠順
  • ジョン・ブルック
  • 村垣範正(村垣淡路守)
  • 関鉄之介
    作中では「関鉄之助」と表記。名前の一字をキーに鉄人28号に酷似した顔に描かれている。
  • 伊藤博文
  • 井上馨
  • 高杉晋作
    ワイド版1巻時点では作者似顔絵と共通の顔で書かれる予定だったが、幕末編の開始が大幅に遅れ「作者似顔絵」の方が独立キャラとして浸透したため新規にキャラクターデザインが成された(ワイド版1巻ギャグ注より。なお1巻で同時に描かれた吉田松陰・村田蔵六の顔は現行のものとさほど変わらない)。
  • 久坂玄瑞
    本作では「医者である兄の後を継ぎ元服した」という記録から、「元服時坊主にされてしまい髷付き鬘を代わりに被っている」という記述が採用されている。
  • 安藤信正
  • ラザフォード・オールコック
  • 徳川慶喜
  • ローレンス・オリファント
  • チャールズ・ワーグマン
  • 福地源一郎
  • 徳川家茂
  • 親子内親王(和宮)
  • 榎本武揚
  • 大鳥圭介
  • 立石斧次郎
  • 西周
  • 沢太郎左衛門
  • ポンペ
  • 松本良順
  • 大山格之助(大山綱良)
  • 堀次郎(伊地知貞香)
  • 森山新蔵
  • 田中新兵衛
  • 愛加那
  • 寺田屋お登勢
  • 白石正一郎
  • 森山新五左衛門
  • 近藤勇
  • 土方歳三
  • 芹沢鴨
  • 沖田総司
    以上4人は新選組隊士。近藤や土方は様々な場面で登場し、芹沢はプロトタイプ的作品「冗談新選組」からの引用でタイトルに登場している。沖田もタイトル場面で登場するが他のキャラクターが正面を向いている中でなぜか後ろを向いている。

その他

  • みなもと太郎
    作中での歴史解説役として登場(イラストベースは作者の別作品『こちらダイヤル100交番』(1974~1976年連載)の「ウラさん」・『とんでも先生』(『五年の学習』連載)主人公の顔から髭を除いたもの)し、ワイド版20巻では本名の「浦 源太郎」名義で工藤稜による表紙絵となっている。博士風の姿と私服姿を使い分けており、公式ガイドブック収録の後書き漫画や幕末編では「博士風」と「私服姿」が同時に登場し会話を交わすシーンが存在する。幕末編の井伊大老暗殺計画の章では男の娘化した。
  • 家康の側近
    関ケ原時や『風雲戦国伝』で家康の相手役を務めるオリジナルキャラで、髭が特徴的。その後は「ベニョヴスキーの部下」や「眼鏡をかけた商人」(宝暦治水伝等)、「寺田屋の出迎え人 」(幕末編)として同じ顔のキャラが随所に登場している。
  • フケタ先輩
    作者の別作品である『あどべんちゃあ』から出演する(本作開始前に執筆された『ホモホモ7』から一貫してカールおじさんのような同一デザイン)大口後輩と共に、ワイド版10巻にゲスト出演。最上徳内の妻・ひでをナンパしようとして大口後輩に止められていた。
  • 忍者
    史実に基づいた描写ではなく、フィクションでよく見られるステレオタイプな忍者装束を身につけた姿で描写される。常に覆面姿のため、目のまわりに日焼けを作っている。
  • 木戸岡大屋の介
    ワイド版1~3巻に登場するオリジナルキャラクター。作者いわく2人のアシスタントを参考にしたらしい(ワイド版1巻)。島津家久の家臣で、巨大な体躯が特徴。徳川家康に薩摩の領地を安堵するよう嘆願しその威圧感におそれをなした家康が本領安堵を約束する。家康との会談が終了したあと他の家臣の前でべそをかくなど体に似合わず臆病者である。
  • 中岡慎太郎・板垣退助・桐野利秋
    中岡慎太郎や板垣退助は連載初期に作者が早い段階で決めていたキャラクターの素材としてワイド版1巻に登場。幕末編に登場することはなかった。
    比較的写真に寄せて描かれている*2
    垂れ目で出っ歯の黒い着物を着ている侍と眼帯をしていて目つきの悪い侍が描かれておりいずれが桐野であるかは不明。
  • 織田信長
    山内一豊の前半生を語るシーンで登場。
  • 豊臣秀吉

外伝に登場するキャラ

ここには風雲児たちの外伝的存在*3の漫画作品に登場する歴史人物をまとめた。本編での登場もちらほら見られる。

  • 毛利元就
  • 毛利隆元
  • 吉川元春
  • 小早川隆景
  • 毛利輝元
  • 山中鹿之介
  • 織田信長
  • 長宗我部元親
  • 柴田勝家
  • 明智光秀
  • 豊臣秀吉
  • 賤ヶ岳七本槍
  • 豊臣秀頼
  • 北政所
  • 大谷吉継
  • 石田三成
  • 徳川家康
  • 黒田如水
  • 黒田長政
  • 井伊直政
  • 池田輝政
  • 榊原康政
  • 直江兼続
  • 上杉景勝
  • 島左近
  • 安国寺恵瓊
  • 鍋島直茂
  • 鍋島勝茂
  • 徳川吉宗
  • 近藤勇
  • 土方歳三
  • 芹沢鴨
  • 沖田総司
  • 平山五郎
  • 新見錦
  • 永倉新八
  • 山崎烝
  • 福原越後
  • 坂本龍馬
  • 武市半平太
  • 岡田以蔵
  • 中浜万次郎
  • 勝海舟
  • 徳川慶喜
  • 板垣退助

書評

コメント

  • 目次を追加させていただきますた -- ジバロ 2021-10-20 (水) 18:43:50

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*1 浅井三姉妹の三女・お江(小督、お江与の方、崇源院。本作品では姿は見せずセリフのみでギャグを回している)。この作品では達子名義で登場
*2 よく見ると板垣の髭に百円と描かれている
*3 「冗談新選組」、「風雲戦国伝」「慶喜」「吉宗」。冗談新選組は「風雲児たち」より7年前の作品であるが作者が風雲児たちの外伝扱いをしている。