PHProxy

Last-modified: 2022-05-20 (金) 00:03:32

PHProxyとは、用意された代理サーバーを通じてwebページにアクセスすることのできるプログラムのことである。
おもにフィルタリングや独裁政権下でのweb検閲の回避を目的に使用される。

概要

PHProxyは、アラブ首長国連邦のAbdullah Arif氏らによって開発されたPHPオンラインプロキシシステムのセットであり、 GNU GPLをライセンスとして使用し、サーバーを使用してホストに接続し、 HTTPを介してHTMLでクライアントに情報を返す。Web串とも呼ばれるwebプロキシの一種である。
プロキシとは英語で「代理」という意味である。その名前は、このプログラムがアクセスしたネットユーザーのサーバーではなく有志の他人の作った(つまり、代理)サーバー経由でサイトにアクセスし、リファラ*1を偽装するためのものであることに由来する。
ネットの規制が強い中国ロシアなどでは、VPNなどとともによく用いられる。

利点

  • 無料である。
  • 特定のソフトのダウンロードが不必要で、Google PlayやApp Storeが規制されている端末でもアクセスできる。
  • 多くのフィルダリングはブラックリスト制であり、著名なサイトから規制される。しかし、PHProxyの多くは個人サイトに設置されており、知名度の低さから規制されにくい。もし規制されたとしても、需要が高く、毎日のように新製されているため、かいくぐっている側からすればノーダメージである。

欠点

  • 個人サイトが多いことから、安全性に欠陥のあるプロキシサイトが少なくない。それが原因でまれに(安全性の問題から)PC備え付けのウイルス対策ソフトに引っかかる。
  • 重くなるため、PHProxy経由でのYoutube、ニコニコなど動画サイトの閲覧はできなくなっている。
  • プロキシサイトの設定によっては、アクセスしたサイト内のリンクを辿れなかったり、画像が表示されなかったりする。後者の問題は、プロキシサイト上のJavascriptを有効にする設定でなんとかなることが多い。ただし、その設定ができないサイトも存在する。
  • 多くは海外、それもマイナーな国のドメイン*2を採用しており、それが原因で日本語のサイトに弾かれることがある。

使い方

画面中央に大きく表示される枠内に閲覧したいwebページのURLを入力し、右側のGoボタンを押すとそのページへアクセスできる。

実例

※「保護されていない通信」になるのはデフォ
このページでは、画像が表示される上、リンクをたどることができる。
画像は表示されないが、マイナー。リンクはたどれる。
画像の表示は可能だが、重く、リンクをたどることはできない。
ハッキングされたハンガリーのショッピングサイトに設置されたもの。画像表示、リンクそれぞれ不可だが、知名度からして絶対に規制されない。

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*1 端末の閲覧履歴などをユーザの利用するサーバーに通知する仕組み。フィルタリングの元凶である
*2 .ir(イラン)や.me(モンテネグロ)や.mx(メキシコ)など