biim兄貴とはニコニコ動画で活動している動画製作者であるbiim氏の愛称である。読みはビーム。
主にBB先輩シリーズを作っていた。
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RTA 
氏を一躍有名にしたのはRTA解説動画である。
2012年5月16日、RTA第一作目である貝獣物語RTAを投稿。
クッソ丁寧なRTA動画を作る走者であり、その画面レイアウトはbiimシステムと呼ばれている。シンプルかつ洗練されたレイアウトで、ゆっくり実況プレイに最適化されている。実際使い勝手が良く、biim兄貴をリスペクトして動画を作る投稿者兄貴達まで出るほど。
功績 
RTAはゲームをクリアしたタイムを競う遊びであるが、少々敷居が高い認識があった。
それもそのはず、以下の風潮があったのだ。
- 動画を投稿しても世界記録以外はそこまで注目されない。
- 動画を見る側が内容を理解できずに面白さがわからない。
- プレイが高度になりすぎて通常プレイでは出会わないバグなどを駆使する動画に起こりやすい。
- 遊んだことがあるゲームでも詳細な内容は忘れているので、すごいショートカットをしても気づけない。すごさがわからない。
- やったことのないゲームは理解が進みにくい。
- 知名度が高いゲームならば注目度は高いが、プレイヤー人口も多く、結果的に注目を浴びない。
- マイナーなゲームは特に注目されない。
上記のような雰囲気を打開したのが氏の動画だった。
下記にその特徴を記す。
- RTAだけど倍速編集をする。
- 従前はタブーとされていたが、クッソおもんない作業シーンを見せつけても動画としては成り立たないのは当然だろう。
- 世界記録以外でも投稿し、解説する。
- 従前はRTA動画はほぼノーミスのプレイを投稿するイメージがあったが、氏の動画はミスまみれ。ミスとそのリカバリーを楽しむというRTAの嗜みを視聴者に再認識させた。
- メガトンコインのネタの誕生経緯でもある。
- ホモビデオの音声や映像を動画に使う(重要)。
biimシステム 
上記の特徴と、実際に氏の動画で使用されたインターフェースは広くニコニコ動画内に伝わり、biim兄貴リスペクトのRTA動画が伝播することになった。
特にそのインターフェースは視聴者の理解を進める優れた性能だったことから多くの投稿者に利用されることになった。
この方式が前述したbiimシステムである。ただし、その言葉が示す範囲は曖昧であり、定義されていない。インターフェース単独を指すこともあれば、ホモビ素材の仕様の有無、投稿者本人のリスペクトの意思も加味される場合がある。
biim兄貴に関するネタ 
ガバ 
タイムロスやミスのことを指す単語。
ホモビデオ音声に「おめぇのケツ、ガバガバじゃねぇかよ」というフレーズがあることに由来し、締りの悪いちんこ突っ込んでも気持ちの良くないケツと、RTAにあるまじき大失態を冒した動画という役目を果たさない様を関連付けてガバガバと称したと思われる。
メガトンコイン 
ファミコンのゲーム、じゅうべえくえすとに登場するアイテム。
高く売れる換金アイテムだが、所持したまま氷の橋を渡ろうとするとスタート地点に戻されてしまう。
兄貴はあろうことか所持したまま通過を試み、橋から落下して大幅タイムロスを食らうことになった。
一連の流れがあまりに面白すぎたため、界隈ではかなり有名であり、リスペクト動画ではそのまま動画素材に使われることすらある。
また、その際の解説文はメガトン構文と称されている。みんなも使ってみよう!
この先の橋は、メガトンコインを持っていると、落っこちてしまいます。
だから、売りに戻る必要があったんですね。
改変する際には、最後の一文だけ用いても知ってる人には伝わるので濫用したり省略したりしまくっても大丈夫。
取り返しのつかない状況になった後に、だから~する必要があったんですね。と使うと原義に近くなる。
親 
biim兄貴リスペクト動画においてbiim兄貴を指す言葉。
偉大なbiimシステムを生んだ人物であり、彼の存在があってこそRTAの隆盛がなし得られたため、彼は全てのRTA走者の親なのだという扱いを受けている。
そして相対的にリスペクト動画投稿者は子にあたるため、biimチルドレンと呼ばれる。
しょせんはネタなのでそこかしこで濫用してはいけない。
派生のネタに「親譲りの~」がある。チルドレン達のミスプレイング連発や、大ロスを仕出かした場面において本家biim兄貴の姿が浮かぶようだと茶化して使うコメントである。親譲りのガバなどと使用される。
類似のネタに「その血の運命」がある。リスペクト動画全盛期にジョジョの奇妙な冒険のアニメが放映されていたことにちなんでなされた大喜利コメントであり、氏の血を引き継いだような大タイムロスをしでかした場面にコメントされる。
ちなみに、有名ゲームの世界記録保持者などの投稿したリスペクト動画は、必然的にミスが少なくなるので、結果親よりゲームが上手く見える。その際にはユダ扱いとか裏切り者呼ばわりを受けることがある。
また、ビームと名の付く技などに対してbiim兄貴と関連づけたコメントがなされる場合も多い。
例、「冷凍biim」「親を発射」
屑運 
RTAではプレイヤーの実力ではどうにもならない運に左右される場面が登場することがある。その際にタイムロスを生む結果に繋がる運を指した言葉。運が悪いこと。
氏の動画は屑運にまみれていることが多い。
リスペクト動画において屑運が発揮された場面は親譲りの屑運とコメントされる。
その他、運の上振れだけを期待して組まれたチャートを豪運チャートと形容する。
淫夢要素はありません。 
真夏の夜の淫夢を始めとしたホモビデオの音声や映像を使っていないことを動画冒頭で示す言葉だが、biim兄貴の動画ではその直後「はーい用意スタート」と小気味よくホモビデオの映像音声が挿入される。様式美と化しており、リスペクト動画でもこのくだりは多く見られる。
このくだりが見受けられたら「ホモは嘘つき」とコメントされることもテンプレのうち。
たまに本当に使用していないクソノンケの動画もあるので荒らさないように。
入力速度を考慮して 
RPGなどでRTAをする際、主人公の名前は短いほどタイム短縮につながり、大抵の場合は「あ」と味気ない命名となりがち。
しかし氏はこの言葉を発しつつ、「ほも」と命名してしまう。ホモだから。
リスペクト動画でもこのくだりは人気があり真似されるが、「ほよ」などの可愛らしくも何か近い命名がなされる場合などもある。
皆様のために~ 
biimシステムではお馴染みの文言。退屈な場面が続く場合に、棒読み素人紙芝居演劇「クッキー☆」を見せる際に用いられる。より退屈じゃないか
リスペクト動画では大抵の場合、クッキー☆をチラつかせて視聴者に緊張感を与えた後、別の面白い映像を見せるテンプレネタとして浸透している。このフレーズとクッキー☆共々、所謂前フリとしての使用が多い。
オリチャー 
オリジナルチャートのことを指し、事前に準備していたチャートと異なる行動計画を立てた際に発せられる。オリチャーを企てた際は、オリチャー発動と宣言することが通例である。
要は思いつきの行動をぶっつけ本番で試してしまう無計画行動に過ぎず、褒められた行為ではない。そして大抵は想像通りにことが運ぶことはなく、大幅なタイムロスに直結する。
走者がオリチャーによって失敗した場合、チャートはちゃーんと守ろうなどの言葉により総評される。
アルテリオス計算式 
biim兄貴がアルテリオスのRTAを行なった際、このゲームに採用されていたダメージ計算式を指して命名した。
その式は攻撃側の攻撃力-防御側の防御力=ダメージという単純極まりない計算式であり、大抵ゲームバランスが極端なゲームにありがちな設定という認識が強い。
いちいち式を説明するよりアルテリオス計算式の名を出した方がスムーズにことが運ぶため、リスペクト動画でも登場する言葉である。この計算式でゲームが成り立っていると判明すると、小説『博士の愛した数式』を捩って兄貴の愛した数式とコメントがなされることもある。
なお、命名した際のゲームがアルテリオスだっただけで発祥のゲームではない。この計算式はそれより前に多くのゲームで採用されている。
コメント 
- 誰?有名人か? -- 2018-02-05 (月) 02:09:43
- 閉鎖的なRTA界に一石を投じた偉人 -- 2018-04-17 (火) 05:50:04
- メ ガ ト ン コ イ ン -- 2019-07-11 (木) 16:51:09
- 愛知のガバい兄ちゃん -- 2022-01-17 (月) 18:45:02
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