防災レシピ集

Last-modified: 2014-09-26 (金) 21:48:02

防災に役立つ料理レシピ集です。


スパムご飯

もう料理のレベルじゃないが
スパム(肉の缶詰)から少し取り出して5mm角ぐらいに適当に刻む
盛ったご飯に刻んだスパムと紅しょうがのような酢の物を入れてほっくり混ぜる
出来上がり

スパムは塩っけがあり、酢の物はアクセントとして


パスタ

長い麺のパスタ 1袋500gで1箱24袋12kg

ショートパスタ 1袋500gで1箱20袋10kg
フリッジ
エルボー
ペンネ
マカロニ
(箱の大きさが微妙に違います)

http://download1.getuploader.com/g/dion777/74/138641417447565500226_Pasta4.JPG

カットホールトマト缶 1箱24個(約2箱から3箱)

保存性については欧州では乾燥している地域が多く
炭化するまでほぼ永久に近いのですが
日本では高温多湿の為、多くても約1年分を目安にした方が良さそうです。
袋に穴は無いですが念のため。湿気が長く入るとカビます。
我が家での保存パスタの約50~60kgはかなり体積と重量があります。
プラスチックペール缶に詰め込んで蓋で密閉して積み上げてあります。

他の食糧と合わせて約1年分の食糧が備蓄出来る様になりました。
飲料水やトマト缶はどうしても体積と重量が減らせないので
飲み水ペットボトルで約2ヶ月分+浄化前提で約2ヶ月分+緊急汲み上げ1ヶ月分

トマト缶は2食(二人分)1缶消費
レトルトのホワイトシチューなら2食1袋消費
コスト的には手間を考えてレトルトパスタソースもあながち捨てたものではなく
バリエーションを選べる事になります。

☆調理


500gの1/3くらいで1人前
フライパンに半分に折って入れる
水を入れる、量は麺の重量の約2倍(泳ぐぐらい)
ぐらぐら沸き立ったら火を弱めて蓋をして5分
火を止めて更に5分蒸らし
100均のキッチンタイマーが便利

(パスタはさみがあると便利)
基本の麺はこれで出来てしまう。
残り水は大さじ2杯~3杯程度でフライパンを洗い流す事が出来ます。

ショートパスタ
500gの1/3くらいで1人前
計量カップがあると楽です、種類によって体積が違います
鍋に油、スライス乾燥にんにく、ベーコン細切り、玉ねぎ細くし切り
(あればキノコ細切れ)全部入れて少し炒めます
トマト缶を1缶入れて空き缶に水を同量入れて鍋に投入
ハーブソルトを適量(少し多めぐらい)
沸き立つまで待ってからショートパスタを投入
火を弱めて5分、火を止めて5分、再度弱火で2~3分
これで2人前が出来上がります
トマト缶の代わりにレトルトシチューを入れる時は
ハーブソルトは少し減らしても大丈夫です
どうやらトマト缶ベースは飽きがあまり来ません。

☆検索しても決定打が無かった 自家製ペペロンチーノ
フライパンに火をつけずに
オリーブオイル 大3
スライス乾燥にんにく 大1(指で砕く)
たかのつめ 半分(種の多少で辛さが変わる)
点火して油が熱くなってきたら
(にんにくが泳ぐぐらい)
刻みベーコンを好みの量入れる
30秒ぐらい炒める
アンチョビ(2枚)刻んで入れる
ハーブソルト3本指で2回ぐらい入れる
さっとかき混ぜてお湯(大2)を入れる
30秒ぐらい炒めて火を消す

麺を作っている間に出来ます。
麺が出来たらこのソースのフライパンに麺を入れてかき混ぜます
これで2人前が出来上がります
お皿に取り分けたら残った鷹の爪をキッチンハサミで刻んで適量乗せます
フライドにんにくがあれば適量乗せます
好みですがパセリの袋や缶が売っていますので適量乗せます
粉チーズはお好みで。

☆蛇足
麺もショートパスタも
水が少なくガス消費も少なくて済みます
我が家は新しく買ったパスタ鍋がお湯を毎度7L近く使っていたので
お役御免になってしまいました。
水やガスの消費が少ないのは常食としてもエコで時短ワザにもなります。
今はパスタ鍋は非常時のお湯沸かし用です。
よく「砂漠の軍にパスタを持って補給に行く」と比喩されますが
調理法を知っていればお湯を大量に捨てる必要は無いのです。

さて、非常時の場合キッチンのガスが使えないと
卓上IHかカセットガスコンロかキャンプ用ガスコンロになりますが
火力が都市ガスの2/3から1/2ぐらいになります。
特に卓上IHの場合弱火の方にするとある段階から間欠的加熱になるので注意が必要です。
卓上IHの場合は電気配線の容量をタコ足で超えると発火の危険がありますので
基本的には1ブレーカーに1個付ける感覚で。
カセットガスとキャンプ用ガスは排ガスが有毒なので換気が必要です。
厳冬期の昔ながらのストーブで暖を取りながら調理する時は火傷に注意して下さい。
非常時用にはクッキング鍋セットとフライパンセットを仕舞っておくと良いです。

また、いっぺんに大量に作る場合は火の通り時間が違う為、分数や火力が違う事にも留意して下さい。

火が通り過ぎると糊化が始まって粉っぽい食感になりますので注意して下さい。
一気に味が落ちます。
麺は一般的なフライパンに入れるには半分に折るので、
最初は長さ半分の麺は違和感がありますが慣れます。
味の決め手としてハーブソルトの量が多めに使われるので
備蓄と食塩摂取限定(食事療法)の方には注意して下さい。

我が家では1日1食はパスタである事が多いのですが、
日本人としては完全に切り替える事は出来なくて
お米のご飯は気力的精神的に必要ですのでお米は2~3袋ぐらいは回転しながら備蓄したい物です。