竜種

Last-modified: 2019-02-03 (日) 22:33:26

竜種

そもそもこの世界における竜種とは

武装民間機世界(屠龍のリベカ世界)における竜種とは、いわゆるファンタジーのドラゴンである。
全幅5~50メートル。もっと大きなものも記録されているが定かではない。

戦闘能力

飛行速度は巡航で150kts(277.8km/h)超、瞬間速度は300kts(555.6km/h)に達するものも確認されている。
飛行高度は2000mを主とし、上昇限界は5000m程度である。
攻撃手段は体当たりと噛みつき、火炎溶解液である。
火炎溶解液は極めて引火性と腐食性の強い液体で、薄いジュラルミンであれば短時間でぼろぼろになってしまう。
またナパームのように粘着性があり、羽布貼りの機体にとっては非常に危険である。
表皮は積層ハニカム構造で、銃弾や弓矢などにある程度耐える。
小型のものであれば7.7ミリ弾が全体に有効で、ライフル銃の集中射撃で撃退可能。
中型のものは12.7ミリ弾を弾き返し、大型になると20ミリでも威力不足、超大型種では30ミリを超える大口径砲の直撃が必要となる。

明日の天候は、曇りのち晴れ、午後には若干の飛龍の襲撃があるでしょう

飛龍の飛来とは太古の昔からある天気の一種の様なものであり、災厄である。
モンゴルの奥、シベリア南部の山岳地帯あたりが主な生息地で、その周りへと飛来する。
ただしユーラシア大陸以外にも出現する為、飛龍狩りは南方やアメリカ大陸方面でも成り立っている。
明るい間にしか活動しない飛龍が大半だが、まれに夜行性の種族もいるので注意が必要である。

満州へやってくる飛龍の出発地

満州へ侵入してくる飛龍は、モンゴルの西の端あたりからやってくる連中となる。
道中モンゴルやソビエト南端の範囲を飛行しつつ、道草を取りながらの飛行である。
日本陸軍の拠点飛行場が存在した新京から直線距離にして約3000km、満州国境付近から約2500km程度の距離である。

夏休み科学相談教室

《あのですねぁ、空を飛んでいる…飛んでいる…?ドラゴンさんのね…どうして。炎が出るのかなって?》
「ドラゴンが吹く炎が不思議なのかな?」
《うん。》
「なるほどわかりました。先生、どうですか?」
「もしもしー?」
《もし、もし?》
「はい、こんにちはー。ドラゴンが炎を吐ける理由について説明していくねー?」
《うん。》
「えっとですね、実はドラゴンは直接口から火を噴いてる訳じゃないんですねー。」
《へぇっ》
「ドラゴンの口の中にはね、発火器官というのが口の裏、ちょうど上の歯の裏あたりにあって、そこに燃える液体を勢いよく噴射して燃やしてるんです。」
《へぇっ》
「だから、口を大きく開けると巨大な炎になり、小さく開けると小さな炎になるんですね。見た事ありますか?」
《ないです。》
「そうだね。なかなか見るの難しいもんね。実はそういう形になってるんです。口の裏に発火器官という、炎を付ける所があって、それに燃える体液を噴射して炎を吐いてるの。分かってもらえたかな?」
《はい、わかりました。》
「うん、それならよかった。」
《ありがとうございました。》
「はい、どういたしまして。ばいばーい。」
《ばいばーい》