サツマゴキブリ

Last-modified: 2017-07-02 (日) 22:07:34

伊豆諸島南部(人為分布)、四国地方、九州南部(宮崎県・鹿児島県・熊本県葦北地方)、南西諸島に分布するが人家に侵入することはない。近年本州南部からの報告[8][9]があり、分布の拡大・定着の可能性がある。朽ち木の中や落ち葉、空き地に置かれた古いベニヤ板や石の下にひそむ。体長30mm前後。体は黒褐色だが胸部が黄白色、腹部が赤褐色で縁取られる。翅は鱗状に退化しているため見た目は「三葉虫の出来損ない」といった感じであり、裏返した際に見える頭部によりゴキブリであることが分かる。