ピュエル・バビステ

Last-modified: 2024-11-22 (金) 19:42:11

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通常Take me pinch
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Illustrator:u介


名前ピュエル・バビステ
年齢16歳
職業観測士(シーカー)
  • 2024年10月17日追加
  • LUMINOUS ep.VIマップ1(進行度1/LUMINOUS時点で255マス)課題曲「Lovely Lovely Lover」クリアで入手。
  • トランスフォーム*1することにより「ピュエル・バビステ/Take me pinch」へと名前とグラフィックが変化する。
  • 実装よりかなり前から、新宿マルイで開催されていたポップアップショップにおいてビジュアルが公開されていた。

階層都市ヴァルマシアで観測士(シーカー)として働いている少女。
何も変わらない日々に変化を求めていた彼女はある日、緑色の炎をまとった禍々しい剣と遭遇する。
怪物に襲われた彼女を窮地から救ったのは、蒼き剣を携えた少女だった。

体形が非常に豊かなことに定評がある

  • 全身図イラストがイラストレーターのXアカウントで公開されている。

スキル

RANK獲得スキルシード個数
1オーバージャッジ【LMN】×5
5×1
10×5
20×1


オーバージャッジ【LMN】 [JUDGE+]

  • 高い上昇率の代わりに、強制終了のリスクを負うスキル。
  • 初期値からゲージ8本が可能で、GRADEを伸ばすと9本も視野に入る。
  • LUMINOUS初回プレイ時に入手できるスキルシードは、SUN PLUSまでに入手したスキルシードの数に応じて変化する(推定最大100個(GRADE101))。
  • GRADE100を超えると、上昇率増加が鈍化(+0.3%→+0.2%)する。
  • スキルシードは200個以上入手できるが、GRADE200で上昇率増加は打ち止めとなる。
    効果
    ゲージ上昇UP (???.??%)
    MISS判定10回で強制終了
    GRADE上昇率
    ▼ゲージ8本可能(220%)
    1235.00%
    2235.30%
    3235.60%
    18240.10%
    51250.00%
    ▼ゲージ9本可能(260%)
    85260.20%
    101264.90%
    ▲SUN PLUS引継ぎ上限
    127270.10%
    177280.10%
    200~284.70%
    推定データ
    n
    (1~100)
    234.70%
    +(n x 0.30%)
    シード+10.30%
    シード+51.50%
    n
    (101~200)
    244.70%
    +(n x 0.20%)
    シード+1+0.20%
    シード+5+1.00%
プレイ環境と最大GRADEの関係

プレイ環境と最大GRADEの関係

開始時期所有キャラ数最大GRADE上昇率
2024/5/9時点
LUMINOUS13157256.10% (9本)
~SUN+257284.70% (9本)
所有キャラ

所有キャラ

ランクテーブル

12345
スキルスキル
678910
スキル
1112131415
 
1617181920
スキル
2122232425
スキル
・・・50・・・・・・100
スキルスキル

STORY

ストーリーを展開

EPISODE1 世界の果てを見つめる少女 「世界に果てがある理由なんて、誰にも分からない。わたしにできるのは、ただ観測することだけなんだ」


 この世界がいつから存在し、どうして誕生したのか、わたしは何も知らなかった。
 正確に言うと、知る必要がなかったからだ。
 何もしなくても中央から配給される食糧に装備。
 誰と戦うことを想定しているかも分からない訓練。
 村の人たちにその理由を聞いても、答えはいつも決まっていた。

 『そんなの、忘れたよ』

 だからわたしは、皆ただなんとなく時間を潰しているだけだと思っていた。
 中央の指示を聞いてさえいれば、わたしたちの世界は安泰。
 明日も明後日も、きっと、この世界が終わるまで。

 でも、わたしはそんな世界に少しだけ嫌気がさしてしまった。
 いつもと違う事が起こらないかな。
 なんて、ちょっぴり罪悪感を感じながら。

 だから、あの日起きた事はわたしのせいなんだって思ってしまった。
 ただの偶然だって、わかってはいた。
 でも、あの時のわたしは、自分を責めずにはいられなかったんだ。


EPISODE2 階層都市ヴァルマシア 「わたしたちは、この都市に眠っている機械も兵器もほとんど扱えません。でも、それで何も問題なかった」


 白亜の外壁を持つ建築物が、群れをなしてひしめき合う。
 都市を設計した者の思想の体現だろうか、都市はすべてが同じような材質と構造から成り立ち、金属質で無機質な大地から“生えて”いるかのよう。
 それらはどこまでも野放図に広がっている。
 果ては見えない。
 都市の“切れ目”など無いとでも言わんばかりに。
 大地も空も、すべてが都市の“一部”だった。
 階層都市ヴァルマシア。
 いつの頃からか、この都市はそう呼ばれていた。

 「――定時連絡。こちらサナカ、波に異常はありません。どうぞ」

 そんな都市の一区画に、誰かの声が響いた。
 細長い鉄塔のような建築物からそれは聞こえてくる。

 『引き続き波の監視にあたれ』
 「分かりました」

 サナカが言い終わらぬうちに、彼女と交信をしていた男の声はプツンと途絶えた。

 「はぁ…………」

 サナカはその場で深いため息をつくと、長方形の開口部から見える、延々と続く都市に向かってつぶやく。

 「……退屈だわ。監視って言ったって、毎日毎日ず~~~っと波を見てるだけなんて意味ないでしょ。ねえ、そう思わない?」

 その問いが都市の方を向いたまま投げかけられたせいで、当の本人はサナカに脇腹をつままれるまで気づけなかった。

 「何ぼーっとしてるのよ、ピュエル!」
 「ひゃっ!?」

 よっぽどの不意打ちだったらしい。
 ピュエルは“く”の字に身体をくねらせた拍子に姿勢を崩してしまい、尻もちをついてしまった。

 「い、いきなり触らないでよー。そこが弱いって知ってるでしょ?」
 「だから触ったの。それで、私がなんて言ったか覚えてる?」
 「えへへ、波を見てて……つい」
 「もう、本当にどんくさいんだから」
 「ど、どんくさくなんかないもん」
 「その身体でよく言うわよ」

 するとサナカは、座り込んだままのピュエルと自分の身体とを見比べ、またしても深いため息をついた。

「同じ配給食を食べてるだけなのに、どうして私とピュエルでこんなに差が出るのかしら……」
 「こ、個性?」
 「言え! 本当は誰かから分けてもらってるんでしょ、言いなさいっ!」
 「ちょ、やめてってば、くすぐったいから――」

 こうして幼馴染のピュエルをからかうのがサナカの日課になっている。そうでもしなければ、毎日交代で何も起こらない波を24時間監視し続ける任務などこなせそうにないと思っているからだ。

 「本当に暇ね……。私たちが監視塔で波を見るようになってから、一度でも何か起きた事あった?」
 「ないよ。でも……これがわたしたちのお仕事だし」

 口ではそう言ってはいるが、ピュエルも概ねサナカと同意見なのだろう。顔を俯かせたまま手持ち無沙汰にしている。

 「ピュエルのそういう真面目なところ、私は好きだけどさ」

 サナカが監視塔に設けられた計測器に映るデータを見やる。そこには監視塔から遥か先にある『波』と呼ばれる事象を観測した結果が、波形として映されていた。
 波形は一本の線で表されていて、同じ振れ幅で上下に緩やかに動いている。

 「ほんっと、いつ見ても変わらないわね」
 「平和ってことなんだから、良いんじゃないかな」
 「でもさ、やっぱり欲しくなっちゃうじゃない。刺激ってやつが」

 サナカがおもむろに監視塔の床にある扉を開いた。そして下へと続く梯子の両端に手足をかけ、するすると器用に降りてしまう。
 ピュエルが声を掛けた頃には、彼女の姿はもう見えなくなっていた。

 「サナカ、ダメ!! あそこに行っていいのは中央の人だけなんだから!!」
 「平気平気! 早く来ないと置いてっちゃうから!」

 いくらピュエルが叫んでも、それきりサナカからの返事はない。

 「もう、サナカってば……」

溜息をつくピュエルだったが、怒鳴ってまで彼女を引き止める気にはなれなかった。
 波の監視自体は平和そのものだからだ。
 では何故慌てたのかというと、それはこの階層都市ヴァルマシアの構造自体が、ほとんど解明されていないからである。
 ヴァルマシアは、それ自体が迷路のように入り組んでいる所もあれば、ひとつ下の階層どころか先の見えない奈落の底へと突き抜けている場所もあるらしい。
 村から監視塔までの安全ルートは確保されているが、サナカが向かおうとしている場所が本当に安全かどうかなど誰にも分からないのだ。

 「ほっとけるわけないでしょ」

 壁に立てかけていた大盾を背負い、慎重に梯子を降りながら、ピュエルはサナカの後を追いかけるのだった。


EPISODE3 歪み始めた日常 「わたしたちは最果てを目指しました。その瞬間は、今まで感じた事のない感覚で胸がいっぱいだったんです」


 ピュエルがサナカに追いつくと、彼女の隣に誰かが
立っている事に気がついた。彼らは別の監視塔で同じ任務をこなしている村の男たちだ。

 「よう、ピュエル!」
 「あ、どうも」

 そこにいた1人の顔を見て、本当の目的がなんだったのか理解した。

 「この子に会いたかったんでしょ」
 「あはは、バレたか」
 「幼馴染なんだから、それくらいわかるもん」
 「でも『最果て』を見に行きたいのも本当だから!ピュエルだって見てみたいでしょ?」

 「はいはい」と適当に相槌を打つピュエルだったが、好奇心がないわけではなかった。
 『定時連絡の時間までに持ち場に戻ればいい』
 『装置が故障したから直接見に行ってしまった』
 などと心の中では既にどの言い訳をすれば村長たちに怒られずに済むかと考え始めている。
 それを考えた時点で、とうに心は傾いていた。

 「やっぱり見てみたい……かな」
 「そう来なくっちゃ!」

 サナカはぴょんと小さく飛び跳ねると、ピュエルの手を引いて都市の終端とされる場所――『最果て』へと向かうのだった。

 複雑に入り乱れた鉄柱が群生する地帯を抜け、底が見えない吹き抜け構造の橋を渡り、一行は最果てへとたどり着いた――のだが。

 「……ねえ、ここって本当に『最果て』なの?」
 「ああ、監視塔からの距離を考えたらな」
 「計測器の波形も同じだし、ここで間違いないよ」

 小型の計測器を『最果て』の波に向けていたピュエルは、計測器に表示されていた波形が同じだった事を確認する。
 波と呼ばれる事象それ自体は、広大な階層都市全体を包みこんでいる現象を指す。
 その波こそが世界の物理的な終わりであり、その先は何もない空間が広がっていると中央の人間たちから教わってきた。
 だが、波によって区切られた先にも、薄っすらと同じような構造の都市が映っていたのだ。

 「この向こうもヴァルマシアなのかな?」
 「さあね。でもまあ、ひとつだけ確かなのはここが危険じゃないって事かしら」

 今こうしている間も、都市を隔てる波は穏やかだ。
 少しの期待をこめてここまでやって来た一行の気持ちなど、知る由もない。

 「なんか、暇だな……」
 「そうだね……」
 「せっかくここまで来たんだから、少しは何か起こってくれたっていいのに……よっ!」

 男の1人が波に向かって金属の破片を投げつけた。
 それは波にぶつかった途端に力を失い、垂直に落下してしまう。
 衝撃を吸収した波は、最初こそ激しく波打ってはいたが、上部に伝わるうちに元の穏やかさを取り戻していった。

 「結局、中央の奴らが言うような危険なんて、端からなかったんだな」
 「この事は、私たちだけの秘密にしておきましょ」
 「え、なんでだよ」
 「だって、これを村の皆に話して、もし“あいつ”の耳にまで入ったら何するか分からないもの。1週間の配給停止くらいじゃ済まなそうだし」
 「確かに。リズならやりかねないな」
 「おい、そろそろ交代の時間になっちまうぜ」
 「もうそんな時間? ピュエル、帰りましょ」
 「……」

 サナカに声を掛けられても、ピュエルは答えない。
 さっきからずっと計測器に表示された波形を見ている。真剣な表情で見つめているのがおかしかったのかサナカはくすりと笑った。

 「ピュエルってば、どうしちゃったの?」
 「ねえ、波形が……波形がおかしいの」
 「え?」

 言われて全員で波形を確認する。ついさっきまで緩やかに波打っていたはずの波形が、小刻みに上下動を続け、脈打つように徐々に激しさを増しているのだ。

 「どうなってんだこれ」
 「わからない。だって、こんなの今まで一度も――」
 「ねえ、みんな!」
 「急に叫んでどうしたんだよ」
 「見て!! あれ……」

 サナカは恐る恐る上空を指さした。
 そこには、緑色の炎をまとった禍々しい剣が浮かんでいたのだ。


EPISODE4 未知なる恐怖 「あの日、わたしたちが“アレ”に遭遇したのが、すべての始まりでした」


 突如出現した剣を前にして、ピュエルたちは金縛りにでもあったかのように身動きできずにいた。
 その間にも剣は『最果て』の波に向かって何度も切先を叩きつけている。だが、激しい斬撃の応酬を受けてもなお、都市を覆う波はすべてを吸収して元の穏やかさを取り戻してしまう。
 誰かのつぶやく声が聞こえた。

 「まさか……外に出ようとしてる?」

 その時、ひときわ大きな音が鳴り響く。
 剣が後ろに下がり、これまでよりも勢いをつけて波に衝突したのだ。
 瞬間、波が激しく揺れ、計測器に即座に反映された波形はそれを見ている者に飛び掛からんばかりに蠢き
――

 「ひゃっ!?」

 ピュエルは思わず背負っていた盾を落として
しまった。
 ガチャン! と金属の擦れ合う耳障りな音が辺りに響き渡る。

 ――――。

 静寂。
 誰もが目を閉じて身を竦ませている中、ピュエルは恐る恐空を見上げ――

 「ひっ!?」

 上空に浮かぶ剣と“眼が合った”ような気がした。
 何故かは分からないが、確かに見られているような感覚がったのだ。
 その証拠に、剣は波への攻撃を止め、音の発生源にいたピエルたちを見下ろしていた。
 あの剣に殺される。早くここから逃げないと。だが身体がうように動かない。

 「ぁ……」
 「何してるの! 引き返すわよ!!」

 剣から目を逸らせずにいたピュエルは、サナカに腕を引っられた事でようやく自由になれた。

 「うん!」

 一行は『最果て』を離れ、来た道を戻る。
 脇目も振らずに皆が駆ける中、ピュエルはふと後ろ髪を引れるような気がして背後を振り返った。
 剣は今も空に浮いたまま。だが、ずっとこちらを見ているその剣先からは地上に向かって黒い泥のような何かが滴り落ていくのを見た気がした。

 「ハ……ハッ……!」

 荒い息継ぎだけがやけに耳に響く。
 ピュエルたちは村への連絡を忘れてしまうほど激しく動揺していたが、生まれて初めて得体の知れない物を見てしまったのだから、それも仕方のない事だった。
 自分たちが何処を走っているのか、それすらも曖昧になりつつある。
 初めて感じた恐怖という感情がこんなにも感覚を狂わせてしまうとは、ピュエルは思いもしなかった。

 「橋が見えてきたぞ!」

 橋を渡りさえすれば監視塔はすぐそこだ。
 だが、あと少しで橋に差し掛かろうとしたその時、ピュエルの背後から何かが駆けてくるような音が聞こえて振り返る。

 「――!?」

 振り向きざま、手にした大盾に衝撃が走った。
 その衝撃は凄まじく、勢いを殺しきれないまま前方に弾き飛ばされてしまう。

 「ピュエル!?」
 「おい、立てるか?」
 「う、うん。ありがとう……」

 自分を突き飛ばしたのは何だったのか、ピュエルは正体を確認しようと後方へと視線を向け――目を見張る。
 そこには、黒い体躯の異形の怪物がいたのだ。


EPISODE5 交錯する想い 「あの時、サナカは何を伝えたかったのか、わたしにはわかりませんでした。もう一度会いたいな……」


 ピュエルに襲い掛かったのは、彼女とは似ても似つかない怪物だった。
 怪物の身体は、頭部から四肢に至るまでが黒一色に染まり、パチパチと爆ぜるような音と共に放電を繰り返す。
 瞳らしき赤い光が4つ、ピュエルを見ていた。

 「ひっ……」
 「なんなのよ、こいつら……」

 怪物は林立する鉄柱の間から次々と姿を現し、その数は瞬く間にピュエルたちを上回った。

 「あんなの、村長たちから聞いたこともないよ……」
 「クソ! 次から次へとどうなってんだ!」
 「まさか、俺たちが『最果て』にちょっかい出したから、追っかけに来たっていうのか?」
 「それならもっと前に遭遇してるはずでしょ!」

 顔を突き合わせて口々に言い合っている内に、怪物の数は増していく。
 あれに一斉に襲われてしまったら、いくらピュエルたちでも生きて村に帰れないだろう。

 「……サナカ、ピュエルを連れて橋を渡れ」
 「え?」

 開口一番にそう言ったのは、サナカと仲が良い男だった。

 「ああそうだ、ここは俺たちが死守する。だから、先に行ってくれ」
 「だったら! 私も残る!」
 「いいや。サナカ、お前は俺たちの中で一番優秀だ。そんなお前をここに残すわけにはいかない。なあ、頼むよ、分かってくれ」
 「でも……っ!」
 「さっさと行け! 時間を無駄にするな!」

 もう話す事は何もないと言わんばかりに、男たちはサナカに背を向けて怪物を威嚇するように鉄製の無骨な剣を振り回す。

 「く……っ、うぅ……」
 「サナカ……」
 「行こう、ピュエル!」

 2人は男たちを残して橋を渡った。
 背後からは男たちの怒号と怪物の唸り声が飛び交っていたが、橋を進むにつれてそれは次第に小さくなっていく。
 今も怪物が橋を渡ってくる気配はない。

 「ハ……ッ、ハァ……ッ」
 「あと少し……頑張ってピュエル!」
 「ハ……う、うんっ!」

 2人が橋の終点へとたどり着こうとしたその時、不意に足元に激しい衝撃が走った。そして、立て続けに何かがひしゃげるような音が響き――視界が上に大きく揺らぐ。

 「しまっ――」

 一体、何が――。
 咄嗟に背後を振り返ったピュエルは、眼下で繰り広げられる光景に目を疑った。そこには崩壊した橋の残骸を物ともせずに上昇する剣がいたのだ。
 あの剣が橋を破壊した。
 剣は今、ピュエル目掛けて向かっている。逃がすつもりはないようだ。浮遊感に包まれる中、ピュエルは辺りに視線を向けた。今更自分にできる事などたかが知れている。終点まで向かおうにも、バランスを崩した状態では間に合いそうもない。
 なら、せめて――

 (サナカだけでも……!)

 ピュエルは、前にいるサナカの背を力いっぱい押して彼女だけでも助けようと手を伸ばした。
 だが、その手が届く前にサナカは振り返り――逆にピュエルの腕を掴んでしまう。そして、自分を軸にしてピュエルを終点へと投げ飛ばしたのだ。

 「うあぁぁあああああッ!!!!」
 「サナカっ!?」

 ひと刹那、視線が交差する。
 サナカは微笑んだまま、ピュエルと入れ替わるようにして剣に貫かれ、階層都市の深部へと消えていくのだった。


EPISODE6 わたしの番 「もうわたしは恐れない。サナカたちがつないでくれた命を、今度はわたしがつなぐ番なんだ!」


 「サナカ! サナカぁぁぁぁあああっ!!」

 倒壊した橋の縁で、奈落の底に消えた親友の名を呼んでも答えが返ってくる事などない。
 ただ、こうでもしていないと頭の中でグルグルと渦巻き続ける激情に呑みこまれてしまいそうだったからだ。

 「どうしてっ、どうしてわたしなんかを助けたの……っ!?」

 この異常事態でも、サナカならきっと誰よりも上手く立ち回る事ができたはず。そんな彼女の命を犠牲にしてまで、自分に助けられるような価値があるなんてピュエルには思えなかった。
 ふつふつと湧きあがる自責の念に駆られて、今にも圧し潰されてしまいそうだ。
 だが、どれだけ悲嘆に暮れても結果は覆らない。

 「ごめんね、サナカ……」

 ピュエルの意識を無理矢理に現実に引き戻したのは、皮肉にも事の発端である怪物だった。
 崩れた橋の向こう岸では、更に数を増した怪物たちがピュエルの命を狙わんと雄たけびを上げている。あの数では、時間を稼いでくれた2人の安否も絶望的だろう。

 「ひっ……、……んぐ……っ」

 ピュエルは溢れる涙を拭おうともせずにゆっくりと立ちあがった。

 「行かなくちゃ……わたしが、みんなの分まで頑張らないといけないんだ」

 こんな所で自分だけが感傷に浸っていいわけがない。
 自分に託してくれた命を無駄にしないためにも、一刻も早くこの事実を村へと持ち帰り、中央の人間たちに伝えなければならないのだ。
 ピュエルは村へと続く道を急ぐのだった。

 村へと到着するのに、そう時間は掛からなかった。
 村の輪郭が見えた途端に身体の力が抜けかけそうになるのをどうにか堪え、ピュエルはある場所を目指す。

 「おーい、ピュエル! どうしてここにいるんだ、まだ監視塔にいる時間だろー?」

 向かう道すがら、ピュエルは村からやって来た男たちに声を掛けられた。彼らはピュエルと交代する予定の男たちである。
 ここで事情を細かく説明している暇はない。

 「わたしについて来てください!」
 「はぁ? 何を言って――」

 ピュエルは心の中で「ごめんなさい」と謝りながら、村の外周に築かれた物見やぐらへとたどり着く。
 そして、状況が飲みこめていない物見やぐらの人物に代わって警鐘を打ち鳴らした。

 『ウゥゥ――――――!!』

 立て続けに異常を知らせる警報が村中に響き渡る。
 それまで呑気に過ごしていた村人たちも、警報を聞きつけるなり血相を変えてやぐらの下へと続々と集まって来た。

 「ピュエル! 自分が何をしているのか、分かって
いるのか!?」
 「わかってます村長! これは冗談じゃありません!襲撃です! 黒い怪物の群れが、『最果て』に出現しました!」
 「なんだと!?」
 「おい、サナカはどうしたんだ! まさかお前1人で逃げ帰ってきたわけじゃないだろ!?」

 別の男から叱責の声が上がり、「そうだそうだ」と他の者たちも続く。
 何故お前だけ生き残った。
 仲間を見捨てて逃げてきたのか。
 言外にそう言われているような気がして、ピュエルは胸を締めつけられるような息苦しさを感じた。
 零れそうになる涙を必死に堪えながら、ピュエルは叫んだ。

 「サナカは、命がけでわたしを守って死にました!」

 これまでピュエルの言葉に半信半疑だった者たちも、サナカの死という事実に驚き、急速に態度を変えつつあった。中には集まりを抜けて何処かへと向かう者も出始めている。

 「怪物の力は未知です! 今すぐ戦う準備を――」

 ピュエルの言葉は、村の入り口付近で起こった悲鳴と地鳴りのような呻き声によってかき消された。

 「そんな、もうここまで!?」
 「総員、塔へ避難しろ! 戦える者は襲撃者を足止めしつつ、塔までの道を確保するのだ!」

 長の指示が飛び、村はようやく臨戦態勢に突入した。

 「ピュエル! 俺は監視塔で迎撃システムを起動させる。お前は塔の入口を死守しろ!」
 「っ……はい!」

 階層都市を住みやすいように改造してきた村は、中心に向かうほど勾配がある。その中心部に据えられているのが、村の最大戦力である迎撃システムを搭載した巨大な監視塔だ。
 塔の内部はかなりの広さがあり、村の者たちを全員収容した上で長い期間立て籠もれるだけの物資を貯蔵している。
 空に浮かぶ剣や怪物の群れを相手に、塔がどれだけ対処できるかは不明だ。だが、今彼女たちにできる最善は、ここで耐え忍ぶ以外になかった。
 塔の入り口に殺到する村人たちとは逆の方向を見つめたまま、ピュエルは己を鼓舞するように独り言ちる。

 「今度はわたしの番。サナカが救ってくれた命で、わたしがみんなを護るんだ!」

 ドンッ! と愛用の盾を構え、ピュエルは襲いかかる苦難へと立ち向かう。
 あどけなさが残る顔には、確かな決意が宿っていた。


EPISODE7 蒼き星、天より墜つ 「村の人たちは、わたしの家族なんだ。みんなを護るためなら、わたしはなんだってするよ!」


 村へと襲来した怪物の群れは、外壁をよじ登って複数の方角から攻めてきた。純粋な数の暴力の前には、いくら村人たちに地の利があろうとも抗い続ける事は難しく、物見やぐらが落とされるのにそう時間は掛からなかった。
 怪物は村々を駆けまわり、逃げ遅れた者を1人、また1人と襲っていく。

 悲鳴が徐々に塔へと近づきつつある中、ピュエルは命からがら逃げてきた村人たちに襲い掛かろうとする怪物の対処に当たっていた。

 「ひっ、ひぃぃぃ助けてくれぇぇ!」

 村人目掛けて怪物が一直線に飛びこんだ。黒い腕から伸びた爪は、寸分違わず村人の背中に狙いを定めていて――

 「いぃ……やあぁぁああっ!!」

 爪が突き立てられようとした瞬間、それは突然横から飛びこんできた巨大な盾に阻まれた。
 怪物は全身を強打して弾かれるように地面を転がっていったが、致命傷には至らなかったらしい。
 四本の脚ですぐに立ち上がると、狙いをピュエルに変えて突進する。

 「狙いさえわかってれば……!」

 ピュエルは盾の上部にある取っ手を掴み、思い切り振り回した。盾は空中にいた怪物の側面に直撃し、突進で弾いた時よりも確かな手ごたえを、持ち主に教えてくれた。
 だが、これも決定打にはならず、怪物は地面でのたうち回っている。

 「そんなっ、これでもダメなの!?」

 やはり怪物を倒すには、殺傷力のある武器が要るらしい。そんな考えが頭を過ぎったその時、ピュエルの頭上をいくつものレーザーが通過していき――怪物へと直撃した途端、怪物は辺りに黒い泥をまき散らしながら弾け飛んだ。

 「すごい! 監視塔のレーザーなら、あの怪物を倒せるんだ!」
 『聞こえるかピュエル! 怪物に対抗する迎撃システムは起動した。お前もそろそろ塔に避難するんだ!』
 「でも、まだ全員収容できてないんですよね!?」
 『そうだ。だが、これ以上のリスクを取る必要はない。万が一、塔の中に怪物が侵入してしまえば、その時こそ村は壊滅するだろう』
 「それなら、みんなを先に非難させてください。わたしはギリギリまで戦います!」
 『待て、ピュエル――』

 その時、ひときわ大きな悲鳴が響いた。
 ピュエルが、一緒に塔の護衛に当たっていた男と声のした方へと向かうと、そこには退路の確保に当たっていた男たちと、彼らに守られながら子供の手を引いている母親の姿があった。
 その背後には当然、怪物の大群が迫っている。

 「さ、流石にあの数は無理だ! 今すぐ塔に引き返そう!」
 「わたしなら大丈夫です、1人で先に行ってください!」
 「あっ、おい!」

 男の制止を振り切って、ピュエルは親子を助けに向かう。

 「くそ……ッ、仕方ねえ!」

 男は直ぐには塔へと戻らず、その場から塔の上層にいる男たちに向かって、ピュエルを援護するよう指示するのだった。

 塔からの援護射撃は、怪物の大群を親子たちから少しばかり引き離す事に成功した。
 わずかに稼いだ時間で、ピュエルは子供たちを担いで塔へと引き返す。そして、親子が無事に塔の中に逃げこんだのを確認すると、怪物と戦いながら親子をここまで護ってくれた男たちの下へと戻った。

 「何やってるんだよ、ピュエル!!」
 「まだ、助けられるはずです!」

 ピュエルは、初めての戦いに感化されていた。
 自分でも気づかぬうちに一種の高揚感に包まれていたのだ。
 自分なら大丈夫、次も上手く対処できるはず。と。

 「この手が届くなら、わたしは諦めない!」

 男たちが塔の入口近くにまでやって来た頃には、多くの怪物が背後に蠢いていた。
 夕闇の中に広がるその光景は、さながら黒い津波だ。
 ピュエルは男たちが自分の横を通り過ぎたのを見届けると、自分も引き返そうと踵を返し――途端に足がもつれて転んでしまった。

 「あ、あれ……?」

 どれだけ自分の身体に動けと言い聞かせても、身体はまったく反応してくれない。
 ピュエルの身体は、自分でも気づかないうちに限界を超えていた。その反動が、最悪の場面で一気に押し寄せてきてしまったのだ。
 迎撃システムが時間を稼いではいるが、怪物の魔の手は着実にピュエルへと迫っている。

 「ピュエル! 何やってるんだ! 早く――」

 塔に到着した男たちが、ピュエルの姿を見て引き返そうとしたが、その途中で声がピタリと止んだ。
 それは、塔の扉が完全に閉鎖された事を意味していた。
 ピュエル1人を見捨てて、残りの者を守る方が仲間をこれ以上失わずに済むと、村長が判断したのだろう。
 その事実を、ピュエルはあっさりと受け入れた。

 「わたし、頑張ったよね……」

 ピュエルは地面に横になったまま、うずくまるように身体を丸くする。その直後、激しい衝撃がピュエルを襲った。怪物が、ピュエルに次々とのしかかって
来たのだ。
 だが彼女が幸運だったのは、力尽きた時にたまたま盾の下敷きになっていた事。強固な盾は怪物たちの攻撃を受けてもビクともしていなかったのだ。

 「く……ぅぅっ!」

 ピュエルはわずかに戻った力で必死に盾内部の持ち手をつかみ、引き剥がされないように抗い続ける。
 とはいえ、それもただの時間稼ぎでしかない。
 隙間から伸びてきた爪が、徐々にピュエルの身体を切り裂き、赤い線を描いていく。

 (わたし……いつまで“もつ”かな)

 盾ごと身体を揺すられ、痛みに喘ぎながらも、ピュエルの心の中にあったのは、塔に避難した者たちが無事でいる事だった。

 (ひとりでも多く助かってくれたら、うれしいな)

 激しく揺さぶられ、盾を握りしめていたピュエルの力が一瞬緩んだ。盾は呆気なく弾き飛ばされ、傷だらけの身体を怪物たちの前に晒してしまう。
 怪物が、止めを刺さんと大きく腕を上げた。

 ――その時だ。

 (なに……あれ……)

 ピュエルは、夜空を切り裂く蒼い流星を見た。
 それはただ真っ直ぐに、堕ちてくる。


EPISODE8 六千世界の守護者 「彼女は、流星のように颯爽と現れて、わたしたちのすべてを変えたんです」


 「なにが……起きたの……」
 「グガ……ッ!?」「……ッ!!」

 怪物たちは突然の事態に戸惑っているのか、彼女には分からない方法でなんらかの意思疎通をはかると、続々と流星の落下地点へと向かっていく。
 そこには、大きな窪みができていた。
 階層都市の強固な地盤を大きく抉るなど、ピュエルたちの、否、中央の人間たちの技術をもってしても不可能なはず。
 塔から様子を見いていた者たちも、ピュエルも、
怪物も。その場にいるすべてが、もうもうと立ちこめる煙の中の何かへと意識を向けている。

 「…………」

 いつまでも続くかに思われた静寂は、唐突に打ち破られた。
 煙の中で蒼く細長い光が揺らめいて、人の形をした
シルエットを浮かび上がらせる。

 「「オォォォ……ッ!!」」

 その姿を見るや否や、怪物が一斉に飛び掛かった。
 怪物たちは次々と煙の中に消えていくが……肝心の蒼い光をまとう人物は、既にそこにはいなかった。
 おぞましい雰囲気など何処へやら、怪物たちは
きょろきょろと辺りを見回す。

 「嘘でしょ……」

 そんな中、様子を見ていたピュエルだけは、謎の人物が何処へ行ったのか気づく事ができた。

 「あの距離を跳んだの!?」

 その人物――“蒼い剣を持つ少女”は、墜落地点から己の“間合い”へと一瞬で跳躍していたのだ。
 少女は弓を引き絞るように蒼剣を構えると、怪物の群れへと向ける。

 「――穿て、グランタクト・リベイク」

 怪物がその光に気づいた時には、すべてが遅かった。
 剣は少女の要請に応じるように、蒼い剣と一体化している銃身へと光を集約させ――怪物へと解き放つ。
 光の奔流は夕闇を青く照らし、怪物を一体も残さずにすべて焼き尽くす。
 怪物が跡形もなく消え去るのと、少女が優雅に着地したのは同時だった。

 「……」

 少女は何も言わず、ただその場に佇んだまま周囲の様子を伺っている。

 「あの子は……中央の人? でも、リズさんやラフィンさんみたいな感じじゃないし……でも……」

 固唾をのんで見守っていたピュエルは、「あっ」と小さな声を上げ、もうひとつの可能性に行きついた。

 「『最果て』の……守護者……?」

 彼女は『最果て』の秘密を知った者を探しに来た。
 それなら、あの不思議な雰囲気も納得できる気がする。

 「で、でもそれって、わたしを処分しにきたってことなんじゃ……」
 「――答えろ」
 「は、はぃ!?」

 1人でブツブツと考えているうちに、仮称守護者の少女がピュエルの目の前に現れたのだ。

 「お前は、人間か」

 少女は無表情のままそう問いかけた。

 「えっ? 人間……です、けど……」
 「そうか」

 質問の真意が分からなかったが、その様子を見る限りでは自分を処分しに来たわけではないらしい。
 少女はそれきり何も言わず、ただ真っすぐピュエルを見つめてくる。
 最初は恥ずかしかったピュエルも、少しずつ彼女を見つめ返す余裕が出てきた。
 よくよく見て見れば、彼女はどこか造り物めいた美しさを感じさせる。
 スミレ色の長い髪に整った顔立ち、純白のワンピースを着こなす姿は、戦いではなく舞踏の方が向いているだろう。

 「えっと……わたしは、ピュエルっていいます。
あなたは……誰なんですか?」
 「私はコンダクター。六千世界を守護する者」
 「ろくせ……えっ!?」

 世界が終わる日に現れた、蒼き剣の少女。
 彼女とピュエルの出会いは、ヴァルマシアの地に眠っていた秘密を呼び覚まし、その運命を大きく変えていく事となるのだった。




■ 楽曲
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WORLD'S END
■ キャラクター
無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL / PARADISE
NEW / SUN / LUMINOUS
マップボーナス・限界突破
■ スキル
スキル比較
■ 称号・マップ
称号 / ネームプレート
マップ一覧


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  • エッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッド江戸(えど) は、東京の旧称であり、1603年から1867年まで江戸幕府が置かれていた都市である。現在の東京都区部に位置し、その前身及び原型に当たる。 -- 2024-10-19 (土) 22:10:24
    • たすかる -- 2024-10-20 (日) 06:17:48
  • この胸で16歳は無理でしょ -- 2024-10-20 (日) 00:51:40
  • CHUNITHM_ARTで流行って欲しいエッキャラ第一位 -- 2024-10-20 (日) 03:25:04
  • 今日はこれがいいや… -- 2024-10-20 (日) 05:16:27
  • 話自体はメタヴァース新章でどうなるか楽しみという感じなんだけど、ちょっとイラストに目をやるとそれまでの考えも理性も飛びそうになる -- 2024-10-20 (日) 08:09:29
  • コメントめっちゃ増えてておもろい -- 2024-10-20 (日) 10:50:47
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  • たふたふ -- 2024-10-21 (月) 14:06:59
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  • おお -- 2024-10-22 (火) 21:07:12
  • 人気投票開催したら絶対入賞する -- 2024-10-24 (木) 15:54:48
  • (※最新STORYネタバレ)ピュエル…無事で良かった…… -- 2024-11-18 (月) 13:50:16
  • ものすごい力があるんだねふーん -- 2024-11-22 (金) 01:33:09
  • あれだな、公募なりグッズキャンペーンなりでピュエル・バビステ/○○○○○○○の実装が待たれるな※ネタバレ絡むので伏字に。正式実装時には/より右側が別の名前になるかもしれないけど -- 2024-11-22 (金) 19:42:11

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