【SS】勇者さんのぼうけん

Last-modified: 2021-09-23 (木) 10:21:21

はじめに

  • 失踪する可能性が高いです。気をつけてください。
  • この世界は、今、あなた達が編集をしているこの世界線の並行世界(パラレルワールド)です。
  • 1日1話は必ず更新します
  • (文才)ないです
  • 基本ギャグ路線でいきます。まともなのが見たければ、【SS】勇者誕生?のシリーズを見ることをおすすめします

第一話 「旅の始まり」

俺の名前は冒大勇人(ぼうだいゆうと)。どこにでもいる勇者一年生だ。
つい最近、世界を闇に染めようと企む「魔王リバ」を倒すために、冒険を始めた。
出身地は、冒険者の村で、年齢は18歳。好みのタイプは貧…

 

「ちょっと!」

 

勇者「は?」

 

「どうでもいいこと話してないで早く私の紹介をしなさいよ!」

 

勇者「どうでもいいこととはなんだよ!せっかくみんなが知りたがってる俺の大切な情報を…」

 

「うるせえ!」

 

ちっ…このうるさいツッコミ役みたいな奴は佐藤魔穂(さとうまほ)。どこにでもいる魔法使いだ。
出産地は、俺と同じ冒険者の村で、推定年齢は18歳以下。貧…

 

魔法使い「説明酷すぎない!?」

 

村人A「そして僕は村人A。どこにでもいる村人…」

 

魔法使い「そしてあんたはなんで付いて来たの!?そして勝手に自己紹介始めるな!

 

村人A「いやだって旅の仲間はあと一人くらい必要ですし…」

 

魔法使い「普通そこは僧侶とかが入るべきでしょ!」

 

村人A「でも回復は魔法使いに任せればいいですし…」

 

魔法使い「押し付けんな!…ってかあんた何ができるの…」

 

村人A「モンスターの解説!wペパマリのクリスチーヌ的な?

 

魔法使い「いらねえ…」

 

こうして、俺達の冒険が始まったーー。

おまけ「ステータス」

名前勇者魔法使い村人A
Lv101210
HP1009680
MP5011030
こうげき503630
ぼうぎょ502430
はやさ503630
えろさ9991100

第二話 「初めての探検」

勇者「それで?」

 

魔法使い「ん?」

 

勇者「どこ行くの?」

 

魔法使い「決めてないのかよ…」

 

魔法使い「まあ、魔王軍に挑むとなるとレベル上げが必要よね…とりあえず近くで一番レベルが低い膨大な洞(村人A「膨大な洞窟にでも行きませんか?」

 

魔法使い「おい」

 

村人A「どうですか?役に立ったでしょう?」ドヤァ

 

魔法使い「私が言おうとしてただろうがああああ!!!!!」

 

1時間後…

 

勇者「ふぅ…やっと着いた…」

 

魔法使い「うん、誰かさんがムチンを一匹倒すのに20分かかっていなければもう少し早く着いてたのにね」

 

村人A「そうですよ全く…」チラ

 

魔法使い「ほんとほんt…ってなんで私の方を見てるのよ…」

 

村人A「魔穂さんがもっと早く魔法を当てていれば…」

 

魔法使い「あれは、私が撃とうとしてるのに勇人(アイツ)が毎回私の目の前まで下がってくるせいでしょ!?」

 

勇者&村人A「「いざ、膨大な洞窟へ!」」

 

魔法使い「聞けやあああああ!!!!!」

おまけ「つかえる魔法」

勇者senrakuteki・tettai
魔法使い魔法弾
村人Aものしり

第三話 「戦闘」

落ち着け、俺…
相手はモンスター。舐めてかかれば殺されてしまう。
だからここは慎重に狙いを定めて…

 

--ここだッ!

 

そう言って俺は思いっきり剣を縦に振る。

 

『ミス!』

 

避けられた…!*1
やはりそう簡単には倒せないか…

 

ならばここは俺の必殺技を使わせてもらおう…

 

勇者「必殺!senryakuteki・(魔法使い「魔法弾」

 

勇者「えっ」

 

ドオォオン!!

 

『ムチンをたおした!』

 

勇者「えっ…」

 

魔法使い「さーて次行くわよー」

 
 

勇者「えっ」


ふん、このムチンはどうやら僕の方を狙ってきているようですね…
いいでしょう…見せてあげましょう、この魔法を…

 

村人A「ものしりッ!」

 

魔法使い「パクるな!」

 

名前:ムチン
属性:無属性
使用する技:たいあたり
スライムを意識したモンスター。
クソ雑魚ナメクジよりは強いが雑魚。
服を溶かす能力とかないのかな

 

村人A「どうでもいい…」

 

魔法使い「自分で使ったくせにそれはないでしょ!」

 

ものしりはあまり効果は無かったようですが、これはどうでしょう…

 

村人A「ずつきッ!」

 

魔法使い「また!?」

 

ブニョン

 

『ムチンに0のダメージ!』

 

魔法使い「効いてないし!」

 

村人A「れんぞくずつき!」

 

魔法使い「どこまでパクるの!?」

 

『ミス!』

 

魔法使い「1発目から外すなあああ!!!!」

 

このあと魔法使いがムチンを倒しましたとさ

第四話 「勇人だってできるもん」

魔法使い「ほんとあんたら使い物にならないわね…」

 

勇者「は?俺だってやるときはやる男だぞ?今までは本気を出していなかっただけで…」

 

魔法使い「はいはい、言い訳してないで早く次のフロアに行こうね~」

 

勇者「ぐっ…このクソま~n(ドゴォ

 

魔法使い「頭に蚊が止まってたわよ」


~膨大な洞窟 B1F~

 

勇者「はあっ!」

 

『ミス!』

 

ムチン「ペチッ」ピョン

 

勇者「わっ!?」

 

魔法使い「魔法弾!」

 

『ムチンをたおした!』

 

魔法使い「やっぱり使い物にならないじゃないの(呆れ)」

 

勇者「うるさい!」

 

魔法使い「じゃあ、次の魔物を倒すことができたなら認めてあげてもいいわよ?」

 

勇者「上等だ!おらっ!出てこい魔物!」

 

「ぐるる…」

 

勇者「えっ

 

???「ぐおおおおお!!!!!」

4.5話「出番」

村人A「今回僕の出番無くない?」

 

勇者「……」

 

村人A「ねぇ」

 

魔法使い「……」

 

村人A「次回はあるの?」

 

勇者「………」

 

村人A「ねえ」

 

魔法使い「………」

第五話 「戦闘!イノッコ」

名前:イノッコ
属性:水

イノシシのような姿をした小柄なモンスター。
美味しそうな匂いを嗅ぎとると、一目散に駆け寄ってくる食いしん坊。

 

魔法使い「おつかれ」

 

村人A「……もう出番は無いようですねわかります」

 

イノッコ「ぐるる…」クンクン

 

勇者「ねぇ…今回はパスしても…」

 

魔法使い「はよいけ」

 

勇者「ちょっとお腹の調s(イノッコ「ぐるっ!」ダッ

 

勇者「うわあっ!」バッ

 

イノッコの突進を間一髪で回避した。

 

勇者「あーもうわかったよ!こうならったらヤケクソじゃあああ!!!!」ダッ

 

イノッコ「ぶひぃぃい!!!」ダダダダダ

 

勇者「おりゃああああ!!!!」

 

ギィン!!!
イノッコと勇人の剣がぶつかり合う。

 

イノッコ「ぶひぃっ!!」

 

勇者「おわっ!」ドサッ

 

イノッコが剣を振り払った。

 

勇者「やっぱり無理だよこんなの…というか序盤からイノシシだなんてSAOじゃあるまいし…」

 

魔法使い「ほーらブツブツ言ってないで早く倒しなー」モグモグ

 

勇者「ってそれ俺のポテチ!」

 

魔法使い「ふふふ…」

 

勇者「お前…」

 

くんくん…

 

魔法使い「ほーら集中集中…って…」

 

ダダダダダ
魔法使い「私!?」
勇者「そっち!?」

 

魔法使い「ちょっとまっ…」

 

イノッコ「ぶひぃぃい!!!」ダダダダダ

 

勇者「待てえええええ!!!!」バッ

 

イノッコ「!?」

 

勇者「おりゃああああ!!!!」

 

ドオォオン!!!
イノッコが勇人の攻撃により、思いっきり洞窟の壁に打ち付けられる。

 

魔法使い「勇人…」

 

勇者「トドメだあああ!!!」

 

ザクッ!

 

イノッコ「ぶ………」

 

『イノッコをたおした!』

 

勇者「よっしゃあああ!!!!!」

 

魔法使い「ふん…勇人もやるときはやrガシャアアアアアン!!!!

 

さっきの勇人の攻撃のせいで、勇人の頭上の天井から岩が落ちてきた。

 

勇者「うわああああ!!!!」

 

魔法使い「やっぱりダメだこいつ」

第六話「はじめてのボス」

村人A「次のフロアで最後ですね」

 

勇者「このまま魔物を全員倒してダンジョンクリアしてやんよ!」←一匹しか倒してない

 

魔法使い(イノッコを倒したとはいえ不安ね…)


~膨大な洞窟 B2F~

 

勇者「さーあ出てこいボス!ボッコボコにしてやんよ!」

 

魔法使い「フラグ立ったか」

 

村人A「立てましたね」

 

ペチャッ

 

勇者「うわっ!…ってムチンか…さあどこからでもかかってこい!」

 

ムチン「ペチッペチッ」

 

勇者「くらええ…ってあれ?」

 

ムチンはそのまま洞窟の奥へと消えていった。

 

勇者「もしかして俺が強いから怯えて逃げていっ(魔法使い「それはない」

 

ムチン「ペチッ」

 

勇者「ん?」

 

ペチッペチッペチッペチッペチッペチッペチッペチッペチッペチッ
何十匹かのムチンが一斉に洞窟の奥へと消えていった。

 

勇者「こんなに…俺が強すぎるからってさすがに(魔法使い「だから違うっての」

 

魔法使い「にしても妙ね…」

 

村人A「とりあえず追いかけてみましょうか」


~膨大な洞窟 ムチンの間~

 

ムチン達は、全員で固まってなにかをしているようだった。

 

魔法使い「固まって何を…まさか…」

 

グチュグチュ…

 

勇者「合体…!?」

 

ムチン達は、巨大な一匹の魔物と化した。

第七話「巨大ムチン」

名前:ボスムチン
属性:無
ムチンが合体した姿。
なんとなく強い。

 

魔法使い「おつかれ」

 

村人A「始まったばかりなのにそろそろリストラされそうで怖いんですけど」

 

魔法使い「それにしても大きいわね…」

 

勇者「どんなに大きくたって、所詮はムチン。フルボッコにしてやんよ!」

 

魔法使い「意外と余裕そうね」

 

ボスムチン「ム゛チ゛イ゛ィ゛ィ゛ィ゛!!!!」

 

勇者「」ガクガク

 

魔法使い「おい」

 

魔法使い「まあ勇人も言ってた通り、所詮はムチンなわけだし、私一人でもいけるかな」

 

ボスムチン「ムチイィィィ!!!!」

 

魔法使い「魔法弾!」

 

ドオォオン!!!

 

ボスムチン「ムチ…」ベチャァ…

 

ボスムチンの体から、粘液が飛び散った。

 

魔法使い「よしよし…このまま遠くから魔法弾を撃っておけば倒せるかな…ん?」

 

ボスムチン「ムチムチ~…」グニョォオオン

 

村人A「触手…?」

 

ボスムチンの体から、触手のようなものができ、先程飛び散った粘液の方に伸び始めた。

 

ボスムチン「ムチッ!」グチャ

 

ーーそして触手は粘液を吸収し、ボスムチンの体は完全に再生した。

 

魔法使い「これは面倒そうね…」

第八話「粘液の触手」

魔法使い「こんな魔物…どうやって倒せば…」

 

魔法使い「あっそうだ」

 

 

魔法使い「魔法弾!」

 

ボスムチン「ムチッ…」ベチャァ…

 

ボスムチン「ムチムチ~!」グニョォオオン

 

魔法使い「今よ勇人!あの触手を斬って!」

 

勇人「おう!」

 

ボスムチン「ム゛チ゛イ゛ィ゛ィ゛ィ゛!!!!」

 

勇者「」ガクガク

 

魔法使い「ばかやろおおおお!」

 

 

TAKE2

 

魔法使い「魔法弾!」

 

ボスムチン「ムチッ…」ベチャァ…

 

ボスムチン「ムチムチ~!」グニョォオオン

 

魔法使い「斬って村人!」

 

勇者「それ俺の剣!」

 

村人A「おりゃあああ!!!」

 

『ミス!』

 

魔法使い「お前もかああ!」

 

 

TAKE3

 

村人A「"ずつき"!」

 

グチャ

 

魔法使い「効いてないし!」

 

 

TAKE4

 

勇者「"senryakuteki・tettai"!!」

 

魔法使い「逃げんな!」

 

 

TAKE5

 

山田「お前らなにやってんだよぉ~」

 

魔法使い「誰だよ!」

 

 

魔法使い「はぁ…はぁ…」

 

勇者「お前が魔法弾を連続で撃てばいいじゃん」

 

魔法使い「それが無理なのよ…魔法弾は連続で使用するためには少し時間を置かないと…」

 

勇者「使えね(魔法使い「お前がな」

 

山田「ほんとそれ(魔法使い「だから誰なの!?」

 

勇者「山田危ない!」

 

山田「えーー

 

グサッ

 

山田の体を粘液の触手が貫いた。

 

魔法使い「粘液に!?」

 

勇者「山田!?おい、しっかりしろ山田!」

 

山田「がはっ……俺、もうダメかも…」

 

勇者「…っ!」

 

山田「ははっ…お前との旅、楽しかったぜ…じゃあな…」

 

勇者「山田あああああああ!!!!!!!!!」

 

村人A「くっ…」






魔法使い「いや誰だよ…」

第九話「仇」

勇者「よくも…」

 

勇者「よくも山田を!」

 

魔法使い「だから山田って誰!?」

 

勇者「うおおおお山田の仇いぃぃぃい!!!!」

 

勇人はボスムチンに向かって剣を振る。

 

勇者「おらああああ!!!!」

 

ザクッ!

 

ボスムチン「ムチイィィィィイ!!!!」

 

ボスムチンの体は真っ二つに斬られた。

 

ボスムチン「ム…」

 

『ボスムチンをたおした!』

 

勇者「仇は討ったぜ…山田…」

 

魔法使い「あんたにとっての山田ってなんなの!?」

 

村人A「フッ…ただの戦友(とも)ですよ…」

 

魔法使い「お前は何もしてないだろ」

 

 

~膨大な洞窟 宝の間~*2

 

魔法使い「さーて何が入ってるのかな~」

 

ムチンゼリーを手に入れた!
ムチンにんぎょうを手に入れた!
ムチンの糞を手に入れた!

 

魔法使い「いらねえよ!」

 
膨大な洞窟編 おしまい

おまけ

魔法使い「今回の内容薄すぎでしょ!」

 

勇者「内容がないよu

第十話「大都会」

村人A「ヒイラギシティが見えてきましたね」

 

魔法使い「ちょうど日も暮れてきたし、ここで泊りましょうかね」

 

 

ヒイラギシティのとある旅館

 

勇者「部屋が空いてない!?」

 

職員「はい…ですので今日は…」

 

勇者「そこをどうにか!」

 

職員「無理です…」

 

勇者「なんなら他の人が泊まっている部屋でもいいので!」

 

職員「あなたがよくてもその部屋の人がよくないので…」

 

勇者「エントランスでもい(魔法使い「そろそろ諦めなさい」

 

 

魔法使い「泊まる場所はもう無さそうだし…仕方ないから公園で野宿するしか…」

 

????「まずうちさぁ、布団あんだけど…泊まっていかない?(唐突)」

 

村人A「えっ…いいんですか!?」

 

???「いいゾ~^これ」

 

魔法使い「ありがとうございます!」

 

 

????「こ↑こ↓入って、どうぞ」

 

魔法使い「ふぅ~これで野宿は…」

 

???「あっそうだ(唐突)ここは女は入っちゃダメだゾ」

 

魔法使い「え?」

 

????「だから野宿して、どうぞ」

 

魔法使い「は?」

 

バタン

 
 
 

魔法使い「は?」

第十一話「港へ行こう」

コンコン

 

勇者「ん…ああ、魔穂か…」

 

魔法使い「昨日は泊めてくれる人が居てよかったわね。ぐっすり眠れた?(皮肉)」

 

魔法使い「私はもういろいろと最悪だったわよ…トイレの方から「やらないか」って言う声が聞こえたり、男の叫び声とかが聞こえるし…挙げ句の果てには警察に職務質問を受けるし…」

 

勇者「そうか…そっちも辛かったんだな…」

 

村人A「こっちも最悪でしたよ…なんか体のあちこちを触られるし…体を洗わさせられるし…その中でも特に…(勇者「おろろろろろろろろろ」

 

魔法使い「!?」

 

勇者「も…もうやめるんだその話は…!」

 

魔法使い「何をされたの!?」

 

???「またいつでも来ていいゾ」

 

勇者&村人A「「おろろろろろろろろろ」」

 

魔法使い「本当に何をされたの…」

 

 

村人A「さあ、気を取り直して最果ての大地を目指して港へ行きましょう!」

 

魔法使い「んじゃチケット買ってくるわね」

 

 

魔法使い「あのーチケット1枚くださ(職員「すみませんが今は売り切れで…」

 

魔法使い「絶対にこういう展開あると思ってた」

第十二話「うみきゅうり」

勇者「仕方ない…次の船が来るまでカイズミビーチで暇つぶしするか…」

 

魔法使い「遊びたいだけじゃねえか」

 

村人A「そうですね…」

 

魔法使い「…まあ次の船まで結構時間あるし別にいいわよ…」

 

 

~カイズミビーチ 海の家「うみきゅうり」~

 

勇者「かき氷のコーラ味ください!」

 

「ないです。」

 

勇者「んじゃブルーハワイ!」

 

「ないです。」

 

勇者「んじゃレモン!」

 

魔法使い「注文する前にメニューを見なさい」

 

村人A「どれでもいいじゃないですか。かき氷のシロップなんてほとんど同じ味なんだs(魔法使い「あんたも余計な事を言うな」

 

勇者「んじゃ醤油ラーメン!」

 

魔法使い「かき氷はどうした」

 

魔法使い「んじゃ私はかき氷のイチゴで」

 

「おかのした」

 

魔法使い「ってあれ?村人は?」

 

勇者「ナンパ」

 

魔法使い「あっ…ふーん(察し)」

 

テレビ『臨時ニュースです!』

 

勇者「?」

 

テレビ『膨大陸に魔王軍の幹部が出現しました!』

 

魔法使い「えっ…」

 

テレビ『彼は見たところ一人で来ている模様です!…ってあれ…居なくなっ…てうわああああ!!!!』

 

勇者「ここって…」

 

魔法使い「…………行くわよ」

 

カメラに映し出されたのは、冒険者の村だった。

12.5話「………」

「へいお待ち~…ってあれ?」

 

「あれれ?」

 

 

村人A「はあ~全員に断られてしまいました…って二人は?」

 

村人A「…………」

 

「…………」

 

村人A「…………あっ…」

 

「…………あっ…」

 

村人A「………ははっ…」

第十三話「襲来」

~冒険者の村~

 

勇者「はぁ…はぁ…遅かったか…」

 

勇人達が着いた所には、無残に燃えている冒険者の村があった。

 

魔法使い「酷い…これも魔王軍の幹部が…」

 

村人B「違う…これはあいつの仕業じゃないぞ…」

 

魔法使い「え…じゃあ誰が…」

 

村人B「この村の魔法使い達が火属性魔法を外しまくったんだ…」

 

魔法使い「こんなに民家があるのになんで火属性魔法を使おうと思ったの!?…それより幹部はどこに?」

 

村人B「あぁ、あいつならあそこだ…」

 

 

???「貴様がこの村の村長か」

 

村長「ち…ちがう…ヨ?」

 

???「眠れ」

 

謎の魔物は体から影の霧を出し、その霧で村長を覆った。

 

村長「う…あ…zzz…」

 

村長は意識を失ってしまった。

 

魔法使い「いた!」

 

???「…誰だ」

 

勇者「ただの勇者だ!」

 

シャドーマター「…そうか。我が名はシャドーマター。魔王軍の幹部だ」

 

勇者「こんな何の特徴も無いクソ田舎村になんの用だ!」

 

魔法使い「言い過ぎよ!」

 

シャドーマター「村長(こいつ)の力が我の計画に必要なのだ。でなければこのような何の特徴も無いクソゴミ弱小田舎村になぞ来らん」

 

魔法使い「色々増えた!」

 

勇者「爺さんにナニするつもりだ!」

 

魔法使い「なぜカタカナ!?」

 

シャドーマター「なあに、少し城に連れて行くだけだ」

 

勇者「させるか!」バッ

 

勇人はシャドーマターに向かって剣を振った。

 

スッ…

 

しかし、その場からほとんど動かずに避けられてしまう。

 

シャドーマター「ほう…我に抗うか」

 

勇者「くっ…」

第十四話「戦闘!シャドーマター」

勇者「おらぁっ!」

 

シャドーマター「………」スッ

 

勇者「まだまだあ!」

 

シャドーマター「………」スッスッスッ

 

勇者「はぁ…はぁ…全然当たらねえ…」

 

魔法使い「魔法弾!」

 

シャドーマター「………」スッ…

 

魔法使い「消えた!?」

 

シャドーマターは体の一部を粒子化させ、魔法弾を避けた。

 

シャドーマター「……遅いな」

 

魔法使い「元に戻った…」

 

シャドーマター「次はこちらから行くぞ」

 

魔法使い「!」

 

シャドーマター「デーモンズハンド

 

シャドーマターの体内から、怪物のような手が現れた。

 

シャドーマター「はぁっ!」

 

怪物の手が、勇人に襲いかかる。

 

勇者「おらぁっ!」

 

バリイィン!!

 

勇人の剣は、無残に砕け散った。

 

勇者「ぐあっ!」ドサッ

 

魔法使い「勇人!」

 

シャドーマター「余所見をするな」バッ

 

魔法使い「きゃあっ!」ドサッ

 

シャドーマター「…その程度の実力で魔王様に楯突こうとしていたのか?」

 

勇者「ぐっ…」

 

シャドーマター「この愚か者が

 

勇者「うわああああ!!!!!!」ダダダダダ

 

シャドーマター「もう貴様等に構っている暇なぞ無い」スッ

 

シャドーマター「眠れ」

 

シャドーマターはまた体から影を出し、勇人と魔穂を覆った。

 

シャドーマター「さらばだ」

 

シャドーマターは村長を連れて、どこかへと消えていった。

 

そして勇人と魔穂は気を失ってしまった。

第十五話「村長」

???『起きろ…起きるんじゃ!』

 

勇者「ん…あれ?爺さん…?」

 

魔法使い「気のせい…?」

 

勇人と魔穂は村長のような声によって目が覚めた。

 

村長?『気のせいではない!』

 

魔法使い「でもどこにも…」

 

村長『テレパシーを使って君達の心の中に話しかけているんじゃ』

 

勇者「へぇ~」

 

村長『そんなことより、頼み事があるんじゃ』

 

魔法使い「頼み事?」

 

勇者「どうせ「助けてほしい」とかだろ」

 

村長『違う!』

 

村長『奴等は11の属性の遺跡と呼ばれる場所に封印されている宝を狙っておる。そこで君達にその宝を守ってほしいのじゃ』

 

勇者「でも一番してほしいことは?」

 

村長『助けて』

 

魔法使い「おい」

 

魔法使い「でも、私達ではシャドーマターを倒すことはできないし…」

 

村長『そこは気合と根性でなんとかするんじゃ!』

 

魔法使い「えぇ!?」

 

村長『すまん、おやつの時…テレパシーは長くは使えないから切るぞい』

 

魔法使い「おやつ!?」

 

村長『とにかく宝を守ってくれ!もう切るからな!』

 

魔法使い「おやつって何!?ねえ!?」

15.5話「勇者と村長」

魔法使い「そういえば村長と勇人ってどういう関係なの?」

 

勇者「言ってなかったっけ?俺は爺さんの孫だぞ」

 

魔法使い「なんでおまけでそういうことを言うの!?」

 

勇者「だって作者が言うタイミングわかんなくて…」

 

魔法使い「メタくない!?」

 

村人B「どっちもどっちだと思う」

第十六話「B」

勇者「で、どうするんだ?」

 

魔法使い「どうするって言ってもねぇ…とりあえずレベリングでもしていくかしらね」

 

村人B「そうだな。レベリングならムチンの森にでもいかないか?」

 

魔法使い「そうね」

 
 
 
 
 

魔法使い「ってあんた誰!?」

 

村人B「? ただの村人だが?」

 

魔法使い「Aは!?」

 

村人B「モンスターの解説しかできないという設定のせいで扱いづらいんだよ」

 

魔法使い「えぇ…じゃああんたは何ができるのよ…」

 

村人B「モンスターの解説と回復魔法」

 

魔法使い「Aの完全上位互換じゃん!…で、攻撃は?」

 

村人B「ずつきとれんぞくずつきだな」

 

魔法使い「そこは直らないのかよ!」

 

村人B「まあよろしくな」

 

魔法使い「嫌よ!」

 

『村人Bが仲間になった!』

 

魔法使い「」

第16.5話「そのころ」

~カイズミビーチ~

 

村人A「ひゃっほおおおおおお女じゃあああああ!!!!」

 

楽しんでいた

第十七話「ムチン」

~あらすじ~
シャドーマターの襲撃に備えるためのレベリングをするためにムチンの森にやってきた

 

勇者「はあっ!」

 

ザクッ!

 

ムチン「むちっ!」

 

『ムチンをたおした!』

 

魔法使い「おお、やっと当たるようになってきたわね」

 

勇者「まあ、当たり前の事だけどな」ドヤァ

 

魔法使い「だから「やっと」って言ってるのよ」

 

村人B「それにしても、本当にムチンしか居ないな」

 

魔法使い「ムチンは経験値少ないしそろそろ亜種のムチンとか出てもいいのにね」

 
 

???「…!」

 
 

魔法使い「まあどうせ本当に出るんだろうけど」

 

ザッ!

 

???「ムチムチィッ!」

 

魔法使い「うん知ってた」

第十八話「ムチムチ」

感想・ネタ提供欄

  • 魔法使いの怒涛のツッコミすこ -- (´・ω・`) 2018-06-05 (火) 12:16:36
  • ありがとナス! -- しゃぶしゃぶ 2018-06-05 (火) 18:07:29
  • 村人ェ……あとすっかり忘れてたけど確かに居ましたわ青いイノシシ(白目) -- (´・ω・`) 2018-06-07 (木) 19:05:09
  • SAOのイノシシは書いてる途中に思い出した -- しゃぶしゃぶ 2018-06-07 (木) 19:23:42
  • 最新話タイトルは如何わしい?けど内容がツッコミの嵐で大草原 -- (´・ω・`) 2018-06-13 (水) 20:51:43
  • 次回のタイトルは適当に付けたやつだから変わるかもしれん -- しゃぶしゃぶ 2018-06-13 (水) 21:28:45
  • 戦闘シーンとか書くの苦手だわ
    だから戦闘回は大体クソ回になるよ -- しゃぶしゃぶ 2018-06-14 (木) 17:49:24
  • 俺もだゾ~。文字だけで表現するの難しい -- ライキ 2018-06-14 (木) 20:07:27
  • あっそうだ(唐突)の使い方うまくて草 -- (´・ω・`) 2018-06-17 (日) 07:28:17
  • やべえ
    話は考えてるんだけどどう繋げようかが思いつかない -- しゃぶしゃぶ 2018-06-19 (火) 22:26:28
  • 急に戦闘力の差が開いたなあ -- 2018-06-20 (水) 15:51:53
  • 放置しててすまそ 書く -- しゃぶしゃぶ 2018-06-27 (水) 20:05:49

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*1 外しただけです
*2 ダンジョンの最後のフロアにある、宝箱が置いてある部屋