これは2、8の世界線で起きた出来事である...
だがもしかしたら我々の世界線でも起こりうるかもしれない...
(超短いストーリーです)
一話 魔王、立ち上がる
【SS】勇者誕生?より数週間前...
魔王リバ「......そろそろ、我ら魔王軍も十分に力を発揮できる頃かな」
ギシネギ「...本当にやる気?」
魔王リバ「ああ。ギシネギも見たいだろう?あたり一面が闇に満ちた世界をさ」
ギシネギ「...貴方も変わったわね。いや、魔族としての宿命かしら」
魔王リバ「そうさ...あの頃の腑抜けた思考を持ち合わせた僕はもういない」
魔王リバ「今の僕の力で、世界を闇に染めてみせる」
魔王リバは何重もの魔法陣の中に佇み、呪文を唱える。
魔王リバ「ナノマイ・ダマヨタ・チノモコソ・ルメトニウオノ・ザノモメノ...」
その呪文は三日三晩続いた...
マザーフンギ「......!!」
マザーフンギ「魔の力が...溢れてくるぞ...うぉおおおお!!」
ムチン「むち~」
シャー君「......!今にも暴れ出したい気分だぜ!!」
ドン・ディスコツィオーネ「......!!!」
町長「昨日より遥かに色を吸い取る力が強くなっているぞ...お前もまだまだ捨てれないな」
他にも様々なモンスター達が増え、活性化して行く。そして人里にまでモンスターが現れるようにもなっていった...
二話 異変に気づく者
~一方、ここは仙人の住んでいる秘境の地。
仙人「ふんふーん♪今日は町でお買い物しちゃおっかな~」
仙人の息子(1000歳差)「...じっちゃん!」
仙人「む、どうした我が息子よ」
息子「世界中の魔力が高くなってる気がするんだけど、気のせいかな」
仙人「なんじゃと?......うーむ...こ、これは......よく気づいた。さすがわしの息子じゃ」
仙人「感心しとる場合じゃない!!町の様子は...うむ、人間の活力が失われておるのう...これはもしや...」
仙人「ちょっと留守番をしていてくれ。わしは勇者の祠に行って調べ物をしてくる」
息子「うん、飯作って待ってる」
~この後、仙人が千里眼で勇者を見つけ出したのは既に語られていることであろう...
コメント
閲覧者数
今日 | ? |
昨日 | ? |
合計 | ? |
Tag: SS