個体名 | たまにある謎の耳鳴り | 記録日 | ●年●月●日 | |
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クラス | セーフ | |||
記録者 | 方紬理博士 | 使用職員 | 0人 | |
記録 | 個体名 たまにある謎の耳鳴り は、たまに耳がキーンってなるあれです。あれ、なんでキーンってなってるか不思議じゃないですか?私が解明しました。原因はなんと!「耳キーンおじさん」だったのです!私の研究によると、耳キーンおじさんは全ての人間の耳に住み着いていて、たまに耳鳴りを起こします。耳キーンおじさんは普段は目視できませんが、耳鳴りを起こす瞬間に少しだけ姿を見せます。きけんがとてつもなく低いのでクラスはセーフですが、収容が極めて困難である為、クラスの引き上げを検討してもいいと思います。 |
この実験記録は正当なものとして認められません。しっかりとしたものを提出してください。
罰則前警告
対象:方紬理博士
理由:実験記録の不適切な筆致、不確かな根拠
個体名 | 耳キーンおじさん | 記録日 | ●年●月●日 | |
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クラス | ソー | |||
記録者 | 小幕博士 | 使用職員 | ●人 | |
記録 | 個体名 耳キーンおじさん は一つの概念です。耳キーンおじさんの発生源は方紬理博士の記録「たまにある謎の耳鳴り」で、この記録を読んだ者に実際には存在しない「耳キーンおじさん」がいると信じ込む認識災害が発生します。なんでも耳キーンおじさんが耳鳴りを引き起こすとか。 このDCOの厄介なところは信じ込んだ者がこの話を広めることで二次災害的に認識災害が広まってしまうところです。認識災害が起こった博士は耳キーンおじさんについての実験しかしなくなるため危険性もあると言えます。そのためクラスはソーに位置づけます。 |
緊急通知 | 当機関所属博士へ |
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DCO/耳キーンおじさんによる認識災害が急速に広まりつつある。博士は義務として反認識災害処理を必ず受けること。また、耳キーンおじさんの研究を進めることで対抗策を見つけたい。そのため耳キーンおじさん研究の博士を増員する。各自の幸運を祈る。:小幕博士 |
小幕博士の日記 145ページ目 |
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6月●日 耳キーンおじさんの研究にあたった博士は軒並み認識災害を起こしてしまった。 みな口を揃えて「研究の結果、耳キーンおじさんが実在することがわかりました。」だと。ふざけるんじゃ無い。現実的じゃない。そんなことがあってたまるか。 6月●日 ついには上層部まで耳キーンおじさんを認め始めた。これはまずい。真実を知るのは私のみになってしまった。我が機関はこんなにふざけたDCOによって支配されてしまうのか。くそ。 6月●日 今日は耳鳴りが酷かった。その上同僚が「お前の耳キーンおじさん、でかくなってるぞ。それまずいぞ。早く医務室に行って見てもらえ。」などと言ってくる。くそ。くそ。私が耳キーンおじさん如きに…負けてなるものか… |
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- こ、小幕博士…… -- 2023-06-08 (木) 22:43:31
Tag: DCO