ギリシャの戦略

暇な人はどうぞ。
シングルで何回か試して安定したスコアをだせました。
マルチは試したことないのでわかりません。

首都の立地

ギリシャでプレイする場合、初期位置に首都を建設するのはやめましょう。
一歩動けば資源や蛮族、お菓子の小屋が見つかるかもしれません。丘が隣にあればとりあえず登ってみましょう。
裁判所があるため、草地２・森林２の地形を確保するのは容易です。海は最低４つはほしいです。砂漠や資源（ワイン）を含めて、交易スクエアが合計８はほしいですね。

初期開拓者が蛮族を発見！

開拓者を一歩動かして蛮族を発見したら、１ターン無駄にしてもいいから横付けして都市をつくりましょう。民兵が無料で手に入ります。
さらに蛮族は倒したあと資源になるので、首都の立地としても申し分ありません。

で、そのあとは３ターンで戦士をつくり、蛮族を攻撃します。
２～３ターンで倒せそうなら、アテネの生産はパイク兵にします。
蛮族を滅ぼしたあと、得た金でパイク兵を緊急生産すれば、ほかの文明に探索で遅れをとることなくパイク兵をだすことができます。（ギリシャは人口３なら１ターンで９ゴールド産出できるので、多少の出費はリカバリーできます。）

パイク兵は蛮族狩りにだせば兵舎なしでベテラン化することができます。
エリートになれば戦車がでるまで都市の防衛は万全です。

初期開拓者がお菓子の小屋を発見！

私の場合は都市を建設する前に小屋を訪問します。
２５ゴールドあれば、１ターンで戦士を緊急生産できるからです。

首都の都市圏には何がある？

さて、いよいよアテネが建設されました。
アテネの首都圏には何があるでしょう？

ギリシャにとっての良資源ゴミ資源を表にしてみました。
インドの攻略記事をかいてくださった方、参考にさせていただきました。ありがとうございます。

魚、スパイス、牛、小麦があればなんとしても首都に組み込みましょう。

ユニットは生産した。次の一手は？

必要な戦士やパイク兵を生産し終えたら、首都の労働者を森林×２から変更しましょう。

さて、ギリシャにとって労働者の配置はどのようにするのが最適なのでしょう？
ふつうは草原×２を５ターンやって人口を３にのばすのが有効でしょう。

しかし例外があります。
都市圏内に魚がいるときです。
魚がいる場合はまず青銅器を研究しましょう。
青銅器を研究したあとは、魚＋草原で５ターン費やして人口を３にします。

人口を３にしたあと、草原×３で人口を４までのばすか、しばらく海×３にふるかを選択します。
数ターン以内にゴールドが１００に達しそうなら、アルファベットの研究を開始してください。
そうでなければ草原にふって人口を先にのばしてしまいましょう。

アルファベットを開発したら、１００ゴールド開拓者が出たあとで図書館を８０ゴールドつかって緊急生産します。

人口４で図書館があれば、首都のビーカー出力は２４になります。
人口が３でも、第二都市をつくれば首都ビーカー１８と第二都市ビーカーでビーカー出力２１～２４になります。
ビーカー出力が２０をこえれば初期技術の穴埋めが発生して、すぐに中世に行きます。緊急生産の値段が高くなるのでパイク兵やトライリームを買うならその前にすませておきましょう。

テクノロジーはどのように研究する？

基本は次のようになります。

アルファベット
↓
法律（ローマがいる場合はパス）
↓
農業用水（フランスがいる場合注意。エジプトがいる場合要注意。）
↓
通貨

アルファベットを研究するタイミング

まずアルファベット。
青銅器は、魚がない場合は研究する必要はありません。
陶器は、ワインがあったら研究したくなるかもしれませんが、する必要はないです。穴埋めですぐとれます。

アルファベットの次は、ビーカー出力が１２あれば筆記をジャンプして法律が研究できます。
ビーカー１２の条件は、
１、人口が４以上である
２、人口が２以上で図書館が建っている
このいずれかです。

もし人口３で図書館なしの場合は、首都の交易をゴールド産出にして図書館をとっとと緊急生産した方がいいでしょう。

法律と農業用水

アルファベットの次は法律、農業用水を目指しましょう。
いずれも一番乗りボーナスが目的です。

※ビーカー産出が２４あれば筆記も陶器も石工術も研究する必要がありません。

法律を研究するメリットは、
１、ボーナスの交易所で砂漠が交易３を産出する。（ビーカー換算で７・５）
２、牛（食料産出５）が解禁

この二つです。
共和制は要りません。

法律を研究せず、農業用水を目指すのは次の場合です。

１、ローマがいる。
２、付近に牛資源がない。

これらのすべてに当てはまる場合は、法律を飛ばして筆記や石工術でも研究してください。
スパイならうまくいけば偉人一人ゲット、売れば２５ゴールドになります。街壁はコスト１００なので美味しいです。
農業用水にいくなら石工術ですね。

おっと、こんな場合もあった。

３、首都にも第二都市にも砂漠がなく、エジプトがおらず、ビーカー出力が十分なので法律をジャンプして通貨にいける。

とはいえ、法律はローマがいない場合、たいていギリシャが一番乗りできます。
たとえば首都建設～戦士生産に６ターンかかったとしましょう。次に５ターンかけて人口３にのばし、さらに５ターンかけて人口４にします。２ターンでアルファベットを開発し、次に８ターンで法律が開発できます。
全部で２６ターンです。これはもっとも遅くなった場合で、実際には、魚があったり図書館を建てたりできるのでもっと早くなります。
ふつうは、だいたいＢＣ１８００年頃に法律開発です。

閑話休題。

さあ、次は農業用水です。
農業用水はエジプトがいないかぎり、大概とれます。シングルなら法律を寄り道してもとれます。マルチの場合は難しいかもしれません。

農業用水の必要ビーカーは７０なので、首都が人口４で図書館ありなら３ターンで開発できます。
３ターンで人口が１増えるなら（第二都市があれば人口は合計２増える）、これはお得でしょう。

農業用水を研究せず、通貨を目指すのは次の場合です。

１、エジプトがいたり、序盤がうまくいかなかったりでボーナスがとれそうにない。
２、付近に小麦がない。川沿いの草原もないし、あったとしてもつかう予定がない。

これらの両方に当てはまる場合は、農業用水はとる必要がありません。
さっさと通貨に行きましょう。

通貨

ギリシャは通貨の一番乗りに一番近い文明です。
他文明が黄金の七都市を発見して通貨ゲットしないかぎり、たいていとれます。
法律と通貨をこのように真っ先に得られるというのは、エジプトに対するけん制になります。エジプトがいる場合は交易所も市場もただで渡してはなりません。遮二無二テクノロジー開発してハンマー１２０の損害を与えてやりましょう。

※ビーカーが２０以上あるときは法律をジャンプして通貨にいけます！

通貨を開発する直前で、都市の出力を調整して、第二都市に市場が建つようにしましょう。
首都は研究都市にして、第二都市は金融都市にします。
金融都市はだいたい毎ターン１２ゴールド以上の出力がでます。パイク兵の緊急生産に必要な値段は中世で４５ゴールドなので、４ターンに１体パイク兵がだせます。

通貨を研究したあとは、第二都市で金をためたあと、トライリームと開拓者を生産しましょう。
目標は雌牛か小麦のある草原。開拓者ラッシュ用の第三都市をつくるのです。

（続く）