ヘルシング

Last-modified: 2012-11-24 (土) 00:31:44

ヘルシング/平野 耕太

132 :マロン名無しさん :04/01/07 17:14 ID:???
ヘルシング
ある村が一人の吸血鬼により全滅、派遣された警官隊もほぼ壊滅する。
最後まで残った婦警セラスも捕まって血を吸われかけるが、そこにアーカードと言う吸血鬼が
現われて村を全滅させた吸血鬼を仕留め、そのとばっちりで重傷を負って死にかけていた彼女
を吸血鬼として蘇生させる。セラスはアーカードが所属する英国の対吸血鬼機関ヘルシングに
入団し、少しずつ能力に目覚めていく。

ある時、ヘルシング本部が吸血鬼2人とグールの集団に襲撃され壊滅寸前に。辛くもこれを撃退
した後、襲撃した組織はどうやらナチスらしいという情報を得て、アーカード、セラス、傭兵隊長
ベルナドットは南米へ渡る。そこでナチスの人工吸血鬼の襲撃を食らうも、詳細な情報を得た上で
これを葬る。
敵の正体は、55年前にヘルシングに滅ぼされた筈のナチス吸血鬼研究チーム「最後の大隊」で
あった。50年かけてついに自らを吸血鬼にする術を得た「最後の大隊」は再び英国に戦争を挑む。
まず英軍空母を囮にし最大の障害になるアーカードを海上に足止めし、その後本隊が英国に攻め入る。
軍の上層部まで最後の大隊の手が伸びていたロンドンは一夜で壊滅状態に。
英国で唯一残っている戦力はヘルシングのみ、さらに英国を再びカトリックの支配下に置きたい
ヴァチカン「イスカリオテ」が、ヘルシングと「最後の大隊」の共倒れを望んで参戦し、三つ巴の
様相を呈する中、アーカードを乗せた無人の空母がテムズ川をさかのぼり始めた…。

セラスが主人公っぽくなったけど、実はアーカードが主人公。





642 :マロン名無しさん:2009/12/06(日) 21:31:39 ID:???
ロンドンを舞台にした最後の大隊(ミレニアム)との抗争。
ベルナドッドは戦死するも、セラスの血肉となり、セラスは真の吸血鬼として覚醒する。
ヴァチカンもインテグラの拘束を狙うがセラスに防がれ、そして帰還したアーカードによって虐殺。
マクスウェル死亡。そしてアンデルセン神父は聖遺物の力で化物になってアーカードと戦う。
幾万の命を持つアーカードを追い詰めるが、「化物じゃ駄目だ、化物を倒すのは人間じゃないと」
とアーカードに倒される。続いてヘルシングを裏切って吸血鬼になった執事ウォルターと連戦になる。
アーカードは最後の最後まで追いつめられるが、ウォルターは無茶な改造がたたって時間切れになり敗北。

一方、インテグラとセラスは大隊の飛行船へと突入。
セラスは人狼(大尉)と戦い、死に場所を探していた彼へと止めを刺す。
インテグラは少佐と対峙し、半機械だった少佐を倒す。人間で在りたいために吸血鬼にはならなかった
少佐にとって、チート能力のアーカードの存在は許し難いもので、アーカードを倒すことが大隊の目的
だったと話す。
最後の最後でアーカードは策に嵌ってしまう。消耗しきったアーカードは、ロンドン中の無数の死体を
吸収して回復を図るが、その際に自害したシュレディンガー准尉も巻き込んでしまった。「どこにでも
いて、どこにもいない」というシュレディンガーの能力も吸収したアーカードは、その存在を維持でき
なくなり消滅。
かくしてロンドンの戦争は終結する。

そして30年後、ヘルシングを率いる老いたインテグラとセラスの下に、吸収した命を30年かけて殺し
つくしたアーカードが帰還し、完結。