北斗の拳

Last-modified: 2008-09-28 (日) 12:26:26

北斗の拳/原作:武論尊 漫画:原哲夫

317 :マロン名無しさん :04/01/26 22:42 ID:???

北斗の拳 1

核戦争後の荒廃した世界を恋人ユリアと旅する北斗神拳伝承者ケンシロウは、
ライバルであったシンという男にユリアを奪われたうえ、胸に七つの傷をつけられる。
ユリアを探しさまよい、バットという少年、リンという少女と出会いながら、
やがてシンと対決するケンシロウだが、ユリアは既に自殺。シンもまた自ら命を断った。


その後、バットやリンとぶらぶらしているうちに、ユリアに良く似た面影をもつマミヤ、
胸に七つの傷を持つ男を家族の仇として追う南斗水鳥拳伝承者レイと出会う。
助けたレイの妹の話から、家族を殺し、彼女を攫ったのはケンシロウの義兄ジャギだとわかった。
ジャギを倒すケンシロウだが、ジャギの口から残る2人の兄もまた生きていることを知る。


尊敬すべき、ケンシロウの身代わりとなって放射能を浴び、
病に犯されてしまった次兄トキに会うべくケンシロウは走り、
途中偽トキのアミバ、ウイグル獄長などを倒しつつ、ケンシロウはトキと出会う。


一方長兄ラオウは暴君・拳王として世界に君臨しようとしていた。
ラオウを追うケンシロウ、一方ラオウはレイたちの前に現れる。
ケンシロウがたどり着いた時、レイはラオウに必殺の一撃を受けていた。
ケンシロウvsラオウ。だが追いついたトキがまだケンシロウには早いと判断し止める。
ラオウvsトキ。ラオウの剛の拳をトキの柔の拳が追い詰めるが、
病に侵された体ではラオウに勝つことはできなかった。
絶体絶命のトキ。ケンシロウが動く。
ケンシロウvsラオウは引き分け。ラオウは姿を消し、世界は再び混乱の時代へと移って行く。


318 :マロン名無しさん :04/01/26 23:17 ID:???

北斗の拳 2


ラオウの一撃を食らい、確実に死に近づきつつあったレイの前に、
マミヤの宿敵であるユダが現れる。
残り少ない命を削ってユダを倒すと、レイは死ぬ。


更に旅を続けるケンシロウは、南斗白鷺拳伝承者シュウと、
ラオウの消えた後、世界を制覇しようと企む南斗鳳凰拳伝承者サウザーに出会う。
一旦はサウザーに敗れるケンシロウだったが、シュウらの犠牲の果てに、
サウザーを倒し、その野望を砕く。


ケンシロウとの闘いによる傷の癒えたラオウに、トキが挑む。
トキはラオウにあと一歩まで迫るが、やはり病には勝てず、敗れる。
ラオウはトキの運命を嘆き、去っていった。
その後トキは、ユリアの実兄である天狼星のリュウガと共に、
世界の平穏をケンシロウに託すと、息を引き取る。


319 :マロン名無しさん :04/01/26 23:57 ID:???

北斗の拳 3


旅を続けるケンシロウたちの前に、謎の大男が現れる。
彼の正体は南斗六聖拳最後の将に使える南斗五車星の一人、山のフドウだった。
最後の将の正体が死んだはずのユリアだと知ったケンシロウは、将の下へと向かう。
同じくラオウも、他の五車星、風のヒューイ、炎のシュレン、そして雲のジュウザらを倒し、
ユリアをその手にすべくその居城へと向かった。


ユリアを巡って激突するケンシロウとラオウ。
ケンシロウは強敵との戦いの中で身に付けた奥義「無想転生」でラオウを圧倒する。
だが運命はラオウをユリアの下へと誘い、ユリアはラオウによって連れ去られる。


ユリアを手にしたものの、ケンシロウの影に恐怖を感じていたラオウは、
その恐怖を拭うべくフドウの下へと向かう。フドウこそは若き日のラオウが唯一恐怖した存在だったのだ。
拳ではフドウを圧倒するラオウだったが、フドウとその子供らの哀しみを湛えた目にケンシロウを見出し、
部下によって命を拾う羽目になる。
哀しみなくしてはケンシロウには勝てないと悟ったラオウは、哀しみを手にすべく、愛するユリアをその手にかけた。


ケンシロウとラオウ、最後の戦い。
お互いに無想転生を会得した二人に奥義は通じず、ただひたすら殴りあうが、
やがてラオウの攻撃を見切ったケンシロウが一撃を決め、勝利する。


ユリアは死んでいなかった。
死の病に侵され、それでも世界のために身を捧げようとするユリアをラオウは殺せなかったのだ。
ラオウはケンシロウをユリアの下へ送り出すと、
「わが生涯に一片の悔いなし!!」と自らその命を天へと帰した。


遂に世界に安息が訪れ、ケンシロウとユリアは何処ともなく去っていった。


345 :マロン名無しさん :04/01/27 23:20 ID:???

北斗の拳 4


数年後、再び混乱の兆しが見え始めた世界で、
バットとリンはレジスタンス活動をしていた。そこにケンシロウが帰ってくる。
天帝を騙るジャコウによる圧政は、ケンシロウらの活躍で終結。
そしてリンも双子の姉である天帝と再開するが、修羅の国へと拉致されてしまう。


修羅の国へと渡ったケンシロウはここが自らの故郷であると知る。
ケンシロウはハン、ケンシロウの実兄ヒョウ、ラオウの兄カイオウらを倒し、リンを取り戻す。
カイオウによって記憶の失われたリンをバットに預け、ケンシロウは何処ともなく去っていく。


ケンシロウはラオウの忘れ形見、リュウと再開する。
ケンシロウとの旅によって心を磨いたリュウと別れ、ケンシロウは再び旅へ。


旅すがらマミヤの村に寄ったケンシロウは、
バットがリンと自分が結ばれることを良しとせず、ケンシロウを捜して旅に出たことを告げる。
色々あった末ケンシロウは、バット、リンと別れ、また一人旅立って行った。


オレの墓標に名はいらぬ。死すならば戦いの荒野で     完