東京物語

Last-modified: 2008-11-01 (土) 10:25:50

東京物語/ふくやま けいこ

113 名前:東京物語 投稿日:04/12/11 20:29:09 ID:???
舞台は昭和初期の東京浅草。
桧前平介は出版社の新入社員。
作家の元に原稿を取りに行った際、とある事件に巻き込まれる。
そこで平介が出会った青年・牧野草二郎が見事に事件を解決。
草二郎は町内で「草ちゃん」と呼ばれ親しまれ、どんな揉め事も片付けると言う有名人であった。
それが縁で、平介と草二郎は友人付き合いを始め、その後も様々な事件を解決していくことに。

しかし草二郎は幼い頃、崑崙の研究所で育てられ、ある「力」を持ち、日本に逃げてきたと言う過去があった。
物語は草二郎や研究所の謎を巡って展開していく。

主な登場人物:
 牧野草二郎:いつもどこかぼーっとしたマイペースな青年だが、頭は切れる。
人当たりは良いがどこか偏狭な面がある。
 桧前平介:出版社の社員。好奇心旺盛で活動的な若者。草二郎に友情を感じている。

 フミ:明るく気立ての良い蕎麦屋の看板娘。草二郎の心の支え。

 方士:崑崙の研究所での草二郎の師。草二郎に日本に逃げるように促す。
 西王寺瞳子:西王寺家のお姫様。年を取らない体質。
日本各地から子供を集め、自分と共に永遠に生きる者を探している。
 公邦:草二郎と同じ研究所で育った。瞳子に仕え、草二郎を狙う。
研究所の中で瞳子と同じ体質の者は草二郎と公邦だけだったとか。

 黒須美也子:瞳子と同じ体質の娘。大人しい少女だが、第二の男性人格・都として西王子に復讐する。
強盗・機械男爵の正体。
 三郎:美也子の元の家である津山家に仕えていた男。都に従う。
 黒須忠之介:美也子の父と共に飛行船の研究をしていた男爵。美也子を引き取り育てていた。

 松島響:横浜の活発な女性新聞記者。機械男爵の事件を追ううちに草二郎らと知り合う。平介に気がある?



114 名前:東京物語 投稿日:04/12/11 20:30:57 ID:???
最終的に方士と再会した草二郎は、
方士が瞳子から同じ体質の子供を集めるよう命令されていたものの、
実際は難病にかかっていた子供を集めていたことを知る。
方士が子供達を助けようとしていたことを知って、安心する草二郎。
瞳子は昔、重症を負ったところを、旅をしていた方士の父に助けられ、このような体質になった。
瞳子は、平介にも草二郎にも共に生きることを拒まれ、元の体に戻りたいと方士に訴える。
方士は瞳子を試験体にした父の罪を償うために、瞳子を元に戻すための研究を続けていたのだった。
都は西王子に幽閉されていた実父と再会し、第二の人格であった「都」を黒須男爵に認められたことにより、復讐をやめる。

その後、草二郎は、公邦や瞳子と共に大陸に渡り、方士について薬の勉強をすることに。
草二郎からの手紙を受け取った平介は、自分たちの出会った事件を小説にまとめていた。
題は「東京物語」と。



115 名前:マロン名無しさん 投稿日:04/12/11 22:14:15 ID:???
草二郎ってのは単にもめ事解決する有名人なだけ?
職業探偵ってわけじゃないのか?



117 名前:マロン名無しさん 投稿日:04/12/12 12:52:40 ID:???
草ちゃんは職業探偵ではありません。
日々風来坊で、どっちかと言うとご町内の便利屋さんみたいな存在です。
ストーリー中盤からは黒須男爵から美也子捜索を依頼されて古本屋の2階に下宿したりしてますが。