セキュリティログA-322
実験番号: 140 - クラリティコントロール曝露 - 試験03
ステータス: 機密
個人情報: C・ブレイ I、M・ムニズ
場所: モーニングスター軌道プラットフォーム
[M.M.] クラリティコントロールから報告です。
[C.B.] 時間どおりだな。それで?
[M.M.] 彼らは死にました。
[C.B.] 何人だ?
[M.M.] 全員です。
[C.B.] 全員が物理的に接触したのか?
[M.M.] いえ。近くにいただけの者もいました。記録もあります。もし興味があればですが。
[C.B.] 今すぐ見せろ。
- 録画再生---
「ねえ… 今の聞こえた?」
「何が?」
「その声は… ママ? ママなの?」
「駄目だ! そこに近づく――」
(言葉にならない悲鳴) (息切れ) (液体が飛び散る)
- 録画再生終了---
[C.B.] 興味深い。どうやら彼らと対話していたようだ。彼らに何と言ったのだろうか…
[M.M.] 許可をいただけるなら、このエリアを隔離して全てのアクセスを制限したいのですが。
[C.B.] 他の方法を試してみよう。他の者を送れ。彼らには何も言うな。距離を保てとだけ伝えておけ。あれがどんなことを言うか知りたい。