資産がなければ無いなりに、あればその分(手下が)強くなる召喚ネクロ。
びんぼう召喚ネクロからステップアップを目指す人のために。
構想 
Raise SkeletonとSkeleton Masteryを出来るだけ伸ばし、骨戦士の質・量ともに高みを目指す。
本体が呪いや骨スキルでサポートする方針は、びんぼう召喚ネクロとほぼ同じ。
戦い方 
傭兵・ゴーレムを呪いでサポートして、死体をこしらえるところからスタート。
死体から限界までSkeletonを呼び出し、さらにRevive軍団も召喚する。
数が揃って力負けしなくなったら、今度は出来た死体にCorpse Explosionを仕掛けて残敵掃討。
ボス戦ではDecrepifyで呪いつつClay Golem(土ゴレ)をボスの隣に召喚。
Dec+土ゴレのスロー効果が発動すれば、反撃の余地すらほとんど残されていないはず。
パーティプレイ 
パーティプレイで念頭に置くべきは、部下の召喚数と使うべき呪い。
骨戦士・Reviveともに多数召喚するとラグを引き起こし、かえって味方の足を引っ張る。
自分が襲われても盾になってくれる程度、具体的には骨・Revive合わせて3~5体前後で様子を見よう。
味方の殲滅力に問題がなければ最低限に減らし、打ち負けるようだったら少しずつ増やすと良い。
また、呪いはパーティのビルドや戦況に合わせて攻撃的/守備的、物理レジスト系/属性レジスト系などの使い分けが要求される。
Iron Maidenは非推奨。*1
味方が殴られないと役に立たないばかりか、敵に物理レジストがある場合はさらに効果が減る。
PUB GAMEで使った場合は、noob呼ばわりも免れない。
バールラン独自の注意点として、玉座前でConfuse、Attract、Bone Wallを使用すると、バールが部下を召喚しなくなることがある。*2
良い点 
あらゆるクラス・ビルドの中でもトップクラスの守備力と死ににくさ。
レジストやブロック率がいい加減でも何とかなるのでMFが稼ぎやすく、ザコ殲滅タイプのトレハンにも一応使うことができる。*3
欠点 
ボス戦は傭兵にCBをつけない限り、かなり時間がかかる。
パーティプレイでは呪いぐらいしかすることがない。
狭い場所だと本領が発揮できない。
※土ゴレで動きは抑えられる
爆破がある
ニグマか杖で
スキル配分 
Summoning Spells
- Raise Skeleton : 20(MAX)
- Skeleton Mastery : 20(MAX)
- Clay Golem : 1
- Golem Mastery : 1
- Raise Skeletal Mage : 1~
- Blood Golem : 1
- Iron Golem : 1~
- Summon Resist : 1
- Fire Golem : 0 or 1
- Revive : 1~
Poison And Bone Spells
- Teeth : 1
- Bone Armor : 0 or 1 *4
- Corpse Explosion : 1~ *5
Curses
- All : 1*6
スキルオプション 
MAX必須スキルがRaise SkeletonとSkeleton Masteryしかないのでかなり自由度が高い。
- Raise Skeletal Mage
PI対策はしたいけど召喚ネクロは見てるだけがいい、BSなんて撃ちたくない!という怠け者な貴方に。
Skeletal Mageはあまり強くないが、キッチリ20まで振って十分なブーストを加えれば数も相まってそこそこの火力を発揮できる。
特にAmpを掛けてもPIが剥げない敵などに重宝する。その際にはLower Resistで援護してやろう。
しかし、とにかく打たれ弱い、立ち止まって攻撃するので他の手下の進行を妨げるなどの欠点がある、その辺は骨への愛とTeleportで乗り切って欲しい。
サーバへの負荷が高いのか、フルに召喚しているとちょくちょくゲームから落とされる事もある。
- Iron Golem / Golem Mastery /(Blood Golem)
ゴーレムにも戦力を求めるなら。Clay Golemと違って再召喚が気軽にできないので注意。
Iron Golemのスキルレベルを伸ばしてもDef値と反射率が伸びるだけなので、ポイントはライフを増やせるBlood Golemの方に振ると良い。ただ伸び率はそれほど良くないため、Golem Masteryだけしっかり振って、残りのポイントは他にあてるのも良いだろう。
また、諸般の事情で傭兵でCB装備を稼げない場合、対アクトボス要員として意外に優秀。手下がたくさんいるので集中砲火で崩れにくいのもマル。
素材については、IKハンマー・Windhammer・Bonesnapなどは、よく拾えて安くて調達に困らず、使いでがあり良い。CBとSlowが両方まかなえてしまうThe Minotaurもおすすめ。
RW Insightを素材にするのも有用。この場合はCorpse Explosionを併せて伸ばすのがお勧め。傭兵にはCB付の強力な武器*7を持たせておけば1つ目の死体が早く出来るので、そこから連続爆破へと繋げると爽快間違いなし。こちらはRW Enigmaとも相性が良い。
- Revive
スキルレベル=召喚可能数なので、死体があればあるだけ手下を増やすことが出来る。とにかく大軍団を率いたい人は20まで振るのもいいかもしれない。
ただし、時間制限があったり、AIが余り賢くなかったり、負荷でゲームから落とされたりで、実際に大軍団を率いても有効活用は難しい。本気で運用するなら、RW Enigmaが欠かせないだろう。
- Poison Nova
骨戦士を壁にすることで敵に接近することが容易になるため、その性能を如何なく発揮することができる。また必要ポイントも少なく、理論上はシナジーまでMAXにして本職と同レベルの性能を持つことも可能なほどで、装備が整っていればサブスキルというより実質ダブルメインとなる。
この形に特化した装備としてRW Brambleがある(装備オプションも参照)。その場合攻撃は召喚+反射+毒となるが、召喚メインと考えるならば呪いは召喚物を有効に活用できるAmplify Damageが中心になるだろう。Decrepifyも反射とは相性が良くないなど、他の呪いの利用頻度は著しく低いため、Amplify Damage以外の呪いは取捨選択しても良い。
- Corpse Explosion
RW InsightをAct2傭兵に持たせるかIron Golemにすれば、マナの心配いらずで撃ち放題になる。
一発の射程範囲を広げて無駄撃ちを減らすか、スキルを節約して数で勝負かは好みで。
範囲が広いと、Baal Run/CS Runの速さが段違い。
- Teeth / Bone Spear / Bone Spirit
PIモンスターにStone Skinが付いたり、Possessedだったりして無効が剥がれない*8ときに役立つ。
範囲のTeeth、個体破壊力のSpirit、バランスのSpearといったところ。迷ったらSpearがお勧め。
Bonemancer程にポイントを割けるわけではないので、相対的に威力があって後ろからまったり狙撃できるSpiritは悪くない。狙い撃ちで最初の死体を作れるのもgood。
- Bone Wall
ただでさえ堅い守りをさらに強化したい場合は、Bone Armorのシナジーであるこのスキルへ。*9*10
- Dim Vision
スキルポイントが余っているなら騙されたと思ってこれを20にしてみよう。
超広範囲の盲目効果は対ブラックソウル*11などに絶大な効果を発揮し、
パーティプレイの安全度が飛躍的に高まる。
ステータス配分 
召喚ネクロは本体が被弾する機会が非常に少ないので、ブロック率は全クラス中最も適当で良い。
初期値では心細いというのならば、自分が満足できるブロック率を目指して振る、という程度で全く問題ない。*12
- Str: 最終装備の要求値(参考:Thundergod's Vigor:110、Marrowwalk:118)
- Dex: 初期値 or ブロック率に満足できるまで or 装備品の要求値(参考:Wizardspike:75)
- Vit: 残り全部
- Ene: 初期値
装備 
スキルブースト重視。
もっと言えば、召喚ツリーさえ確保できれば、呪いと毒骨はほとんどブースト無しでも何とかなる。
レジストはあればあるに越したことはないが、雷レジストだけMAXにしておけば、他は悲惨でもバールランではあまり困らない。
Diablo戦では火レジスト、Baal戦では氷レジストも確保しておくと盤石。
テレポチャージの装備をどこかに持っておこう。ネクロは戦線が拡大しがちなので、手下や傭兵が行方不明になりやすい。
自分の周囲が手薄で困ったときは、テレポ1発で自分の足元に全員集合させられることを覚えておこう。
集中攻撃したい場合など「攻め」の面でもぜひ用意したい。スワップが面倒でなければ定番のナジュ杖かSpellsteel。後者はサブを伸ばしたい場合に必修のDecrepifyすら切ることができる。
装備例 
- 右手:Arm of King Leoric
- 左手:Homunculus
(裏)テレポチャージのMagic杖、Naj's Puzzlerなど - 頭:Harlequin Crest、召喚+3の青サークレットなど
- 胴:Trang-Oul's Scales、Skin of the Vipermagi、RW Enigma、RW Boneなど
- 手:Trang-Oul's Claws、Frostburnなど
- ベルト:Thundergod's Vigor、Arachnid Meshなど
- 足:Marrowwalk
- 護符:Mara's Kaleidoscope、Caster Craft、召喚+3の青物など
- リング1:The Stone of Jordan、Bul-Kathos' Wedding Band、FCR+レジストなど
- リング2:同上
飛ぶ場合装備例 
- 右手:RW Spirit(杖の場合FCRは適当で良い)
- 左手:RW Spirit(杖の場合FCRは適当で良い)*ただしニグマ装備ならば35FCRダブルが望ましい。
(裏)テレポチャージのMagic杖、Naj's Puzzlerなど*ニグマならRW CTA&RW SpiritまたはアリババとRW White,裏レオ様とホムンてのもあり。稀にCristal swordなどにテレポがついたりするのでそういうのもいいです。 - 頭:Harlequin Crest、召喚+3の青サークレットなど *RW Loreでも平気。兄貴とAndariel's Visageペアルックとかデリリウムとか、RW Dreamはあまりお勧めできません
- 胴:Trang-Oul's Scales、Skin of the Vipermagi、RW Enigma、RW Boneなど
- 手:Trang-Oul's Claws、Frostburnなど *ここが一番悩ましいところ。こまめチェックのレアが理想的。Chance Guardsが王道か
- ベルト:Thundergod's Vigor、Arachnid Meshなど *ニグマならアラクニ,W SpiritのFCR70とアラクニ20でテレが実用的に。ダンゴで丈夫も◎
- 足:Marrowwalk *良品があればWar Trabelerでおk。Sandstorm Treckなら丈夫。
- 護符:Mara's Kaleidoscope、Caster Craft、召喚+3の青物など *青いのでもlife+90overは出ます、Spirit打つならCressend Moonあたりでも可だがINS装備があるならイラネ。
- リング1:The Stone of Jordan、Bul-Kathos' Wedding Band、FCR+レジストなど
- リング2:同上 *殴らないのでSOjが理想です。
装備オプション 
武器はArm of King Leoricが鉄板だが、被弾時のBone Prisonが嫌ならば、Carin Shardや召喚+3・Raise Skeleton/Skeleton Mastery+3の青ワンドなども考慮の価値がある。
盾はHomunculusで安定。スキル命ならばBoneflameやDarkforce Spawn、あるいはRaise Skeleton/Skeleton Mastery+3の2穴ネクロ盾でRW Splendorを発動するのも面白い。
召喚GCを持っていれば積めるだけ積むといいだろう。
Trang-Oul's Avatarフルセットも召喚ネクロとは相性がいい。
フル装備時の遅いCast Rateも、もともと攻撃は手下任せなのであまり痛くない。
PI対策にoskillのFire Wall(+ Fire Mastery)がソロなら十分な威力を発揮する。むしろ手下が敵を炎上エリアに足止めできる分、本家のSorceressよりも使いやすいかもしれない。
超級RWの中ではRW Enigma*13での回数無制限テレポや、RW Beast RW Faith*14のFanaticismオーラが注目株。
手下のコントロールや戦闘力強化にかなりの期待ができる。
特に最大+2のブースト、全レジ、Reanimateで骨戦士Returnedが追加配備されるRW Faithは、ルーンさえ獲得出来れば最終装備になりうる。*15
RW Brambleは召喚ネクロがスキルオプションにPoison Novaを取得する形(あるいは逆)に特化した装備である。毒ダメージ強化が非常に強力な上*16、召喚と相性の良い反射スキルがThorns、Spirit of Barbsと備わっている。これにより召喚ネクロでありながら毒ネクロであり、Thornsmancerでもある、トリプルメインビルドとなる。
その他 
育成 
呪いや骨スキルを一通り押さえつつ、スキルポイントに余裕が出来たら片っ端からRaise Skeletonへ。
Skeleton Masteryでは召喚数を増やせないので、Raise SkeletonをMAXにしてから2pt目以降を振るのが良い。
裏にRaven Clawを持って少々の火炎ダメージ*17を稼げば、Normal Act3くらいまではサクサク進む。
ボス戦はNormalのDuriel、Mephisto、Diabloがゲーム中で最も手強い。
が、すべてボスの隣に土ゴレ召喚→Iron Maidenをかけて殴らせるの繰り返しで勝てる。
Normalバールランを経て骨戦士がたくましく成長すれば、もはやそれ以降のボスなど敵ではないはず。
序盤の育成ではEnchantressにスケルトンを強化してもらうだけで、あっという間にNMまでは到達できる。
Enchantressは、1.13から追加されたToken of Absolutionをソーサに渡せば調達できる。
傭兵 
手下の骨戦士やReviveをオーラで支援できるAct2傭兵が本命。
オーラはMightやBlessed Aimが長らく定番とされてきたが、Ladder専用ルーンワードの追加後は、 RW InsightのMeditationと連動して本体のライフ回復量が倍増するPrayerを選択するのもあり得る。
骨戦士の見た目の攻撃力を目一杯強化するならば、Concentration目当てでRW Prideを発動させるのが理想。
RW Infinityを持たせたMight傭兵なら、骨戦士の攻撃力と命中率、骨メイジの攻撃力、Corpse Explosionの威力を上げられる上にボス戦用のCBまでも兼ね備え、召喚ネクロにとってはまさに理想的である。非常に高価だが、このビルドをメインで使うならば是非とも配備したいところである。*18
注意点 
Hell Baal戦は普通に戦うと非常に時間がかかるので、出来れば傭兵の装備にCrushing Blowを付けたい。
以下の中から1点~複数点を着せてやるとかなり早くなる。
- 武器:Hone Sundan、RW Obedience(いずれもEtherealだとなお良い)
- 頭:Guillaume's Face
- 鎧:RW Duress
NMではLv50台でも簡単にBaalを葬り去れてしまう。
しかし、調子に乗って早々にHell入りしてしまうと、最初の死体作りでいきなり挫折する羽目になる。
Lv60程度では最初に作られる死体は兄貴、次の死体は貴方自身になるだろう。
NMでバールランを繰り返し、自分・兄貴ともにLv70は欲しいところである。
参考:エリアレベル一覧表
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