投げネクロ

Last-modified: 2024-04-19 (金) 10:59:53

骨にまぎれてボケッと突っ立てるあなた!退屈な毎日に飽きてきていませんか?
兄貴と二人っきりでやらないかとか言ってるあなた!兄貴に毒されてウホッなことになっていませんか?
マロウバグがなくなって (´・ω・`) なあなた!ネクロに魅力感じなくなってきてはいませんか?
そんな寂しんぼな皆さんに今晩紹介するのがこいつ、投げネクロ
こいつさえいれば、寂しい一人寝もバッチリさ!
あなたのネクロ人生も、こいつ一体でバラ色だ!

構想

大昔は割とメジャーなビルドでしたが、1.10以降はほとんど語られることがない不遇のビルドです。*1

異なってくる点は、ステータス、装備、攻撃手段、ブロック率、忙しさくらい。
一般的なネクロの主力攻撃であるAMP+CEの連鎖爆撃までの手順に、本体の投擲攻撃を組み込むことで、死体作成が非常にスムーズになっています。
かつてはシューティングゲームのような操作性で話題となりました。

戦い方

裏にDemon Limbを仕込んでおき、戦闘前に本体にEnchant
これだけで10分間もの間、AR+200%の恩恵を得られます。そんかし修理費が高め。
手下にまでかけていたらあっという間に破産(約1万G/Charge)しちゃうので、自分と鉄ゴレだけでOK。
もしくは傭兵のおさがりのRW Obedienceを裏に装備して敵を倒して道中でEnchant

敵と遭遇したら、呪い、投擲、CEを駆使して敵を殲滅しましょう。
Dim VisionAttractで敵軍の攻撃を分散し、Amplify DamageDecrepifyで味方の攻撃力をUP、
戦況によってはLife Tapによる援助も必要不可欠。
各種呪いを駆使して前線を維持しつつ、敵の密集する地帯にガンガン投擲しましょう。


武器攻撃は通常IASを稼いで出来るだけ素早い攻撃をすることが求められるが、投げ武器はスタック制限がある。
速い攻撃をすれば街に戻る頻度が増え、石自動修復物はダメージが増えるが修復まで待たなければならない。
遅い攻撃速度では手数が足りない・・・
Necromancerは攻撃以外の行動(妨害など)に時間を掛ける(掛かってしまう)クラスである。
投げ武器を持ってはいてもネクロはネクロ、投げ馬場とは違う。
ネクロ的に投げ武器最強なGimmershred(専用スキルがない為)の場合、ダメージが大きく攻撃速度が遅い。
ではどう戦うか・・・


連射しない
投擲する毎に別のスキルを使えばIASはあまり考慮する必要がない。
打たれ弱さもあり連投可能な状況というのは実はそうそうない。

  • 両立可能なスリップダメージ
    Poison Dagger(一撃)/Poison Nova(2sec毎)/Fire Wall(1.4sec毎)/Necro Mage/Open Wounds/Thorns
    投擲自体が非力ならダメージを積み重ねる方向で死体を作る。
  • 戦線コントロール
    Bone Prison/Bone Wall/各種Curse
    投擲は通常攻撃であり、力押しはまず無理。
    AttractでWisp系など痛い攻撃を行う敵を別の敵に釘付けにする。
    は分断のほか、砦としても利用。
  • 防壁
    Clay Golem/Revive
    Clay Golemは通常の壁としての役割のほか、死ぬまで続くSlow効果を連続召喚で撒き散らす。
    また敵はReviveしてしまえば味方扱いであるため
    敵の遠距離系攻撃は貫通属性を持っていない限り檻で止まり、
    こちらの遠距離系攻撃は貫通属性を持っていなくても檻をスルーして敵に届く。
    このルールが適用される。
    Archer系は本体と同じくを通して一斉射撃。
    Wisp系は速い移動速度を活かした撹乱、収束Lightningによるカウンター。
    Ghost系の多重攻撃など。
    およそプレイヤーの死因となる攻撃を追加ダメージとして計上できる。
  • 防御系
    Bone Armor
    高いブロック率とブロックリカバリ(RW Rhyme等)を活かして本体を飛び道具に対する囮とし、回避しながら投擲(要レジスト)
    毒ジャベだけは勘弁な

パーティプレイ

投擲攻撃は所詮通常攻撃の一種、多pplでは非力です。
自力で敵を倒そうとしても弾数消費が多くなりすぎるので、物理的に無理があります。
幸いネクロは呪いでパーティーに貢献できますから、こちらをメインに味方をサポートしていきましょう。

長所

召喚ネクロの左クリックを有効活用でき、ネクロでありながらLSやMSの効果を得られます。
マナ要らずで攻撃できるのでRW Insightが必要なく、傭兵の種類や装備が固定になる事もありません。


ソロに限れば投擲の攻撃力は意外に高く、手下に頼らなくても死体作成できます。
加えて、(召喚スキルGCを投入できれば)馬鹿硬い手下に囲まれている上に、75%のブロック率をキープできる為、
位置取り次第では攻撃を食らうことすらありません。
属性攻撃武器を装備できるのでPIは純正の召喚ネクロより楽に対応できます。
Bone Prisonをうまく活用すると敵のIron Maiden、属性Enchanted、Holy FreezeなどのAuraの影響を受けなくなります。
(Auraの範囲外から攻撃、敵の射程外からの攻撃が基本となるため)

短所

なんといっても武器にスタック数があることが問題です。
無計画に武器を使っていたら頻繁に修理が必要となります。
数量自動回復のModの付いたレア/ユニーク武器を上手く活用したいところです。


ARの確保も課題です。あくまでただの通常投擲なので攻撃スキルのようなARボーナスはありません。
Dexに振り込んだ上で装備品で補ってやりましょう。
ARは8000程度確保すると安定して当たるようになります。


裏にTeleportチャージ杖を持つ余裕が無いため、敵に囲まれるような失態を犯すとLifeの低さも災いしてあっという間に逝ってしまいます。
RW EnigmaTeleportチャージ護符/サークレットでも用意できない限り、手下の管理には気を使ってやる必要があります。


Skeletonを選んだときの罠としてびんぼう召喚ネクロ以上にスキルブーストが困難であることが挙げられます。
骨戦士はMax振りしたところで囮レベル(CS中心部では5秒程度で半壊)、HellではThornsを利用しない限りダメージソースとして機能しません。
飛び道具を装備することでDiabloが本体をロックしてくるのでHell Diabloが他のビルドより若干辛くなります。
通常攻撃が痛いだけでレジとMDR(マギが絶大な性能を発揮)を稼ぎLifeTapを稼いで投げ続けたところ普通に吸い取りが追いついて倒せました。
殴られると無理。

スキル配分

共通部分
召喚:Skeleton、Golem型はいっぱい。毒特化ならツリー毎削除も可。

装備、ステータス、スキル、全てに正解はなく、呪いはアイテム取得で済ませることも可能です。
距離を取って戦うためMeleemancer以上にスキル振りの自由度が高いです。


Skeleton型-入門向け

  • Decrepify: 1
    (-Amplify Damage: 1)
  • Raise Skeleton: 20
  • Skeleton Mastery: 20
    骨戦士の後ろから支援を行う入門用。
    進行が安定する反面、物理無効を露骨に苦手としHellのThe Arcane SanctuaryではGhost系の大群に阻まれるため、慣れない人では進行不能に陥るかもしれません。
    本体の攻撃を物理無効対策(Gimmershred等)と割り切る場合、物理ダメージが不要になりますのでAim傭兵で命中を確保してVitに振り込むことが可能です。
    どうしても厳しいようなら苦肉の策としてRaise Skeletal Mageも上げると互いに支え合って安定します。
    AI Curseはお好みで。


    Gimmershred(表)/②RW Edge(裏)の使用例
    物理無効、または物理レジストが高い相手(Meteor爺など)である→①
    近接攻撃でない→①
    Undead/Demonでない→①
    敵の攻撃速度が遅い→①
    レジスト/ブロックが必要→①
    それ以外→②
    吸取り目的の場合はGimmershredの属性ダメージが大き過ぎるため、敢えてRW Edgeで手加減攻撃を行うことも。
    さらに回復阻止効果や攻撃速度の差もあるので状況判断が難しく、最も低い難易度ですがある程度の慣れを必要とします。


    Clay Golem型-中級者向け
  • Dim Vision: 1~
  • Attract: 1
  • Decrepify: 1
  • Clay GolemGolem Masteryを1:1 もしくは 双方 Max
  • Blood Golem: 上記Maxの際に適量
    スタンダードタイプ。
    ブースト量に合わせてどうぞ。
    本体と傭兵の攻撃力が要となります。



Iron Golem型-上級者向け

  • Dim Vision: 1~
  • Attract: 1
  • Decrepify: 1
  • Golem Mastery: Max
  • Clay Golem: 1~
  • Blood Golem: 1~
  • Iron Golem: 1 or Max
    Aura支援や追加効果を期待する場合に。
    本体と傭兵の攻撃力の他、鉄ゴレを死なせない戦いを要求されます。
    が、通常の召喚ネクロのように召喚タブをブーストできないため維持が難しいです。
    On Strikeを期待する場合は鉄ゴレ自身がAR不足に苦しむのでDemon LimbEnchantしてやる必要あり。



遠隔攻撃特化(骨Mage型)-玄(苦労)人向け

  • Attract: 1
  • Decrepify: 1
    (-Amplify Damage: 1)
  • Lower Resist: 1~
  • Bone Spear: 1
  • Bone Armor: 1
  • Bone Wall: 1~
  • Bone Prison: 20
  • Raise Skeleton: 1
  • Skeleton Mastery: 20
  • Raise Skeletal Mage: 20
    物理無効対策を骨Mageに一任して、本体や傭兵に物理属性を任せます。
    どちらを優先するかによって呪いを使い分ける必要があります。
    Gimmershred等属性攻撃タイプの武器を使用するならLower Resist,傭兵に接触している相手にはDecrepify
    敵の攻撃の大半を骨檻で遮断し、流れ弾はBone Armorで吸収します。
    本体と傭兵の攻撃力の他、骨Mageを死なせない戦いを要求され装備が揃わないと相当にマゾいです。
    一方で策敵、自動追尾+スロー能力を常備しているため3馬場やBaal、Imp系は楽だったりします。
    物理無効は得意ですがDiabloやWisp系が天敵です。
    足の速い敵、飛び道具を使う敵は檻が完成する前に手下がやられるので苦手です。
    つまり殆どの敵が苦手です。
    戦闘が毎回忙しいですが戦い方に凝りたい孔明な方には一押しです。


    メモ:
    RW Treacheryを使うと面白いのがこのタイプで、GimmershredTrang-Oul's Wing(毒レジ-25%)、
    Trang-Oul's Girth(凍結無効)、Trang-Oul's Claws(毒ダメージ+25%)を組み合わせる事により、
    投擲攻撃に膨大な4属性(Fire+Cold+Lightning+Poison)ダメージを付加できます。
    この時Gimmershredが与える属性ダメージは
    火炎属性 (350.5Ave)
    冷気属性 (286.5Ave)
    稲妻属性 (265Ave)
    毒物属性 (393.75Ave)
    平均1295.75ダメージ/hitとなり(ダメージだけを見れば)奇しくもRainBowazonの倍。
    さらに
    骨メイジLv = 20 + [ int{(20 - 2)/2} ] = 20 + 9 = 29 の骨メイジ8体の常時ミサイル
    Lv.13 Fire Wall(3.6sec) (693 - 717)/sec * 3.6→2494.8 - 2581.2 の火炎ダメージ
    ここから毒レジスト25%低下と本家のLower Resistが追加されます。
    これらのダメージを死ぬまで与え続け、死体ができたら檻の中で爆破します。
    Fire Wallのマナコストはその場で回収するので基本的に火柱を出しっ放しにできます。
    Trang-Oul's Wingに毒Rainbow Facetを詰めておくと毒ネクロに使い回しが利き無駄がありません。



遠隔攻撃特化(Poison型)-中級者向け

  • Attract: 1
  • Decrepify: 1
    (-Amplify Damage: 1)
  • Lower Resist: 1~
  • Bone Spear: 1
  • Bone Armor: 1
  • Bone Wall: 1~
  • Bone Prison: 20
  • Poison Dagger: 20
  • Poison Explosion: 20
  • Poison Nova: 20
    召喚ツリーを使用しません。
    毒骨ツリーに特化するため、毒骨+3の青物が最終装備になります。
    毒骨+3/Poison Nova+3の専用盾を手に入れてしまった場合、毒ネクロでは使いませんがこのビルドにとって最終装備になります。
    気合で2穴を開けてP-Diaを埋めましょう。
    毒ネクロが毒特化に対してこちらは他属性の攻撃手段(Gimmershred等)を本体に持たせます。
    敵の攻撃の大半を骨檻で遮断し、流れ弾はBone Armorで吸収します。
    Lower Resistを使うので属性ダメージに特化すると良いかもしれません。
    つまりAim傭兵で命中を確保してVitに振り込むことが可能です。
    操作が複雑になりますがDagger系の武器を装備することで(マゾいですが)Poison Daggerによる遠近Hybridネクロに仕上げられます。



遠隔攻撃特化(スキル投射型)/Rainbowmancer-上級者向け



遠隔攻撃特化(骨魔法型)-中級者向け

Teleportを使うと本体が攻撃する前に傭兵が死体を作っていきますが、どうしてもと言うなら止めません。


ステータス配分

  • Str: 装備品の要求最低値
  • Ene: 初期値

物理ダメージ型(マゾ・資産家向き)

  • Dex: 残り全部
  • Vit: 初期値~100

属性ダメージ型(入門向き)

  • Dex: 装備品の要求最低値
  • Vit: 残り全部

物理ダメージ型の場合は兎にも角にもDEXがなければ話になりません。
装備によりますが、本体の攻撃性能を追求(CB/DS)するほどレジストやライフがボロボロになります。
200前後のLife、軒並み赤いレジストをチャーム満載でLife700前後/Maxレジに底上げしてください。
おそらくHellのPitでチャームを集めることになりますが、初めは追加の属性ダメージ2,3発、
Frost Nova即死確定なのでHCの方はNMでチャームを集めて余剰レジを稼ぐようにしてください。
Lifeを稼がなければブラッドマナの餌食となり、レジストに隙があれば属性攻撃については基本即死です。
いい加減でもAct2までは何とか進めますが、Act3で進行不能(一瞬で殺される)になります。
ARボーナスをEnchantに頼る場合はDex極振りだけではARが不足するのでARチャームも確保してください。


属性ダメージ型の場合はAim傭兵のみで十分なARを補えますので属性ダメージをチャームで補って下さい。
Rare Ring等のARボーナスで十分当たりますが、吸い取りは諦めないといけないので傭兵にRW Insightを持たせるかPotを携帯して下さい。
炎ダメージCharmを満載でKuko Shakakuを撃つとWisp系対策(炎弱点)になります。
遠隔攻撃特化の場合、Bone Prisonにより敵の物理攻撃その物を遮断するので高Blockは宝の持ち腐れになるかもしれません。

装備

スキルブースト装備からスワップ後エリアチェンジをしたりレベルアップするとブースト分のSkeletonは崩れ去ります。
(それ以外でもしばらくすると崩れさったり・・・とにかく不安定)
Skeletonを使う場合は表と裏でSkeletonの頭数を合わせる必要が出てくるため、結局スキルブーストに制限が掛かります。
召喚スキルブーストを一時的に稼ぐ方法(ログアウト前など)は鉄ゴレタイプのみが有効となります。

装備例

  • 頭:Guillaume's FaceTal Rasha's Horadric CrestAndariel's VisageHarlequin Crest、レアサクレなど
  • 胴:RW FortitudeSkin of the VipermagiRW DuressRW TreacheryRW BoneDuriel's ShellRW SmokeTal Rasha's Guardianshipなど
  • 手:Laying of HandsBlood CraftLava GoutTrang-Oul's Clawsなど
  • ベルト:RazortailThundergod's VigorTrang-Oul's GirthTal Rasha's Fine-Spun Cloth、エリートBlood Craftなど
  • 足:Gore RiderSandstorm TrekGoblin Toeなど
  • 護符:Highlord's WrathMetalgridCrescent MoonSeraph's HymnAngelic Wingsなど
  • リング1:Angelic HaloRaven Frost、レジ・AR・吸いなどを補ってくれるレアリング
  • リング2:Angelic Halo、レジ・AR・吸いなどを補ってくれるレアリング
  • Hellfire Torch
    装備にこれといった正解は無し。どんな装備も一長一短。
    自分の財布と相談して、色々弄くってみよう。
    安価な装備でも、ソロプレイならばガシガシ敵倒せます。


    攻撃面で欠かせないModsは、Crushing Blow。必ずどこかで稼ぎましょう。
    有るのと無いのとで雲泥の差が生じるのが貫通効果。
    集団を相手にする時に非常に有利になります。
    有ればあったでかなり効果的なのは、Deadly StrikeOpen WoundsPrevent Monster Heal・Poison Damage。
    中途半端に付けてはいけないのが弱いSlows Target
    土ゴレのスロー効果を上書きするので50%に満たないなら逆効果。
    これらは無理して稼ぐ必要こそありませんが、戦闘を有利に進めてくれる効果があります。
    実ダメージよりも、追加効果を重視した方が、トータルでは効果的かも。
    Lower Resistを使えるネクにとってHellfire TorchFirestormが単独でPI対策になる性能となります。
    また、最終的にCEにつなぐためにはマイナス要素となりますが、敵の進軍を遅くすることができる点から凍傷/凍結効果も一応はメリットあり。
    防御面においては、レジ、Faster Block RateFaster Hit Recoveryが重要となります。
    特に、FBR、FHRを十分稼がないと、折角の高ブロック率が全く生かせないので要注意。
    DR%は、あればなお良しというくらいのもので、無理をして稼ぐ必要はありません。
    むしろ、Magic Damage Reduce(MDR)を稼ぐほうが、生存率には影響するでしょう。
    相手と距離を取りながら戦う関係でDEFは役に立ちません。走行時はDEFがゼロになります。
    また、盾や鎧があまり重いと戦況への対応しにくくなるので、重量にも気をはらってみると良いかも知れません。
    無意味に着せ替えしてハァハァするのも正しい遊び方。これ定説。

  • 有効と思われる追加効果
    ネクロにしては珍しくOn StrikingのModを生かすことが出来るビルドであるため、
    RW Treachery(Lv15Venom、45%IAS)、RW Bone(Lv10Bone Spear、+30AllResi、+2SKill)も選択肢に入ります。
  • EnchantでARを稼ぐ
    Demon Limbの修理代を嫌う貧乏性な人なら篭手をLava Goutにすると無償でEnchantを得られます。
    2%と確率が低いですが、一度発動すれば持続時間が6分もあるので大抵は次の発動が間に合います。
    Meleemancerとのハイブリッドタイプとして元々攻撃能力の高いRW Obedienceで瀕死の敵にトドメを刺すと30%もの高確率でEnchantを得られます。
    DEF低下効果(25%)によりChampion以上でも十分当てることが可能でしょう。
    要求STRがThundergod's Vigor(Req 110) + Harlequin Crest = 110 + 20 + 2 = 132
    振りよりも一撃の重さが重要となるのでCryptic Axe(Str132/Dex83)ベースでの発動がお奨めです。
    接近を許した際の切り札としてもどうぞ。
    炎レジストの低下効果があるためCorpse Explosionとの相性が非常に良いこともポイント。
  • スリップダメージ
    実ダメージより属性、とりわけスリップダメージを追求した方が大ダメージを狙えます。
    敵とは距離をとるべきビルドですが遭遇時はどうしても接近を許すのでPoison Daggerを活用する機会があります。
  • RW Maliceによる毒+Open Wounds+炎+投擲ダメージ。
    こちらはレベルと毒の強さによっては最初の一刺しが必殺の一撃になる可能性があります。
    Open Woundsは上書きしても意味がないためGoblin Toeを履くと効果的。
    似たような理由で召喚系はRW Edgeを持つと安定したダメージを出すことができます。
    Thornsばかりが注目されがちですが、エリート弓で発動すると物理ダメージが対アンデッドでGimmershredと同等、対デーモンでは上回ります。
    攻撃速度の関係でGimmershredより吸い取りが安定します。
    Prevent Monster Heal・Poison Damageを持つため回復阻止はこれ一本で事足ります。
    投擲ばかりしていてはすぐに弾切れになりますしね。

  • RW Fortitudeってどうなの?
    • 属性ダメージを重視する場合
      ボスと撃ち合いをする場合はMDRを稼げるSkin of the Vipermagiの方が安定します。
      逃げ撃ちする場合、IASを稼ぐ必要がありますのでRW Treacheryの方が安定します。
      レジだけならRW Smokeの方が優秀。FHRも付きますしね。
      見かけのダメージ上昇より撃ち続けられる状態(+高い命中)を維持する方が結果的にダメージが増大します。
      Ampが使い放題なネクにとってLifeの高いボスはCrushing Blowを出した方が遥かに削れます。
      ED300%を活かすにはDex極振りが必須となるのですが、その場合はマギなどでMDRを稼がないと撃ち続けられないという事情があり・・・
      しかし吸い取りの安定はやっぱり魅力的。
    • Wraith FlightEthereal Warshrikeなど物理特化の場合
      Act5の雑魚敵はAmplify Damage + Deadly Strikeで即死、他は2,3回当てれば死体が出来るようになります。Enhanced Damageが武器のベースダメージを元に計算されるため。DR50%の雑魚敵にMight Aura+Amplify Damage+Deadly Strikeで与える物理ダメージは大体これくらい(Dexは300前後)
      (1k~3.5k)*1.5*2 + (Crushing Blow)→3k~10.5k + (1/4*Enemy Life)
      ここまで鍛えれば物理単色で進めました。

その他

育成

Pubゲームに乗って育てるなら適当にやってもどうにかなります。


  • 序盤~Lv20近辺までの育成
    Skeltonタイプ
    序盤はステータスポイントに注意しながら召喚ネクロと同じように育ててください。
    Amplify DamageSkeleton MasteryBone Armorに1づつ振ったら、後はひたすらRaise Skeletonにポイントつぎ込むのがオススメ。
    裏にRaise SkeletonSkeleton MasteryGolem Masteryなどが付いたワンドとネクロ専用盾を仕込み、
    手下を召喚する時だけSwapしてやると効果的。
    さっさとBood Ravenを倒して傭兵を雇用すれば楽できます。
    傭兵・ゴレ・骨戦士の構成になれば、LV上げも容易になってくるでしょう。
    20毒ダメージジュエル、無ければC-gemを埋め込んだ弓を作りましょう。
    Lv15からはRaven Clawを活用するのも良いです。
     
    ある程度LVが上がったら、伯爵夫人を回してRWに必要なRuneを確保しておくと良いでしょう。
    NormalではRalまでのRuneしか手に入りませんが、
    ドロップ率自体はかなり高いので、低級Rune集めにはもってこいでしょう。
    RW Malice(ACT2傭兵用)とRW Stealthは簡単に作れる割にはお勧めです。


    その他のタイプ
    投げ武器を用意してください。
    お奨めは投げ斧。
    ボス戦ではThrowing Potionで対応しましょう。
    Act2で傭兵を雇う場合はOffensive(Blessed Aim)が必須。
    この傭兵が居ないと当たりません。
    毒タイプはこの時期からKrisでRW Maliceを発動しPoison Daggerを撃つとNM中盤まで一撃必殺状態になります。
  • LV20~30の育成
    Skeletonタイプ
    LV25から使えるようになるRW Edgeを目標に頑張りましょう。
    これが出来れば、攻撃面がかなり安定するので、
    それまではGem弓などで援護しつつ、手下や傭兵に頑張ってもらいましょう。
    また、LV21から使えるようになるRW Ancient's Pledgeを確保しておくと、
    幸せになれるかも知れません。


    なお、RW EdgeAct1傭兵に持たせるとThornsmancerとのハイブリッドビルドになります。
    ただしその場合、Thornsオーラの恩恵が大きすぎて投げネクロのアイデンティティは半減してしまいますが…


    その他のタイプ
    これまでと同じく投げ武器で。
    鉄ゴレタイプは難易度補正によりライフが低いので土ゴレで対応した方がいいかもしれません。
    HCの場合はVitを先に100まで確保すると安定します。

  • LV30以降の育成
    Lv30前後からは、優秀なユニーク弓が使えるようになるので、自らガンガン敵を倒せるようになってきます。
    オススメはKuko Shakaku。火炎ダメージ+範囲攻撃+貫通の優れモノ。IASを十分に*2稼げていれば、NM Act3まではこれで進められます。
    炎ダメージを稼ぐことによりNM最後まで使えます。


    ただしKuko ShakakuをもってしてもNM Act4は高レジストの塊のため、骨Mageタイプにとって最難関となります。
    スキルブーストが利かないため骨Mageネクのように前線を維持できるような骨戦士を呼び出せません。
    フィールド上の敵でさえ毎回全滅を余儀なくされます。
    どうしても時間が掛かるためBone Prisonの強度が生命線となります。
    HCであれば無理に進行せずNM Act3でトレハンしつつレベル上げを行い、Bone Prisonを強化してからが良いでしょう。
    逆に言えばBone Prisonの強化が完了すればSkeltonタイプよりも攻守共に安定します。


    ユニークを持ってない人でも、LV39からRW Harmonyが使えるようになるので、
    そこまで辛抱すれば攻撃力が安定してきます。
    ユニーク弓の中ではとりわけBuriza-Do Kyanonの攻撃力が飛びぬけて高いので、
    ゲットできることを愛染さまにお祈りしつつトレハンに励みましょう。
    とはいえあまりに強力すぎるので、こいつに慣れすぎるとそのままBuriza-Do Kyanon専門弓ネクロと化す可能性も大。*3

  • NMの育成
    Gimmershred(Lv.70)までが肝
    Skelton/Clay Golemタイプ→エリートベースのRW Edgeを用意してThornsmancer
    Iron Golemタイプ→Golemlord
    骨Mageタイプ→骨メイジネクとしての育成は無理(猛スキルブースト前提のため)
    Skeleton Mastery20→Raise Skeletal Mage20→Bone Prison20→Curses
    武器はKuko Shakakuで粘ってください。
    Act4がVery Hardですが、Act5でEasyになります。
    毒タイプ→Kuko Shakaku、もしくはDaggermancerとして。
    NMまでならPoison Daggerは非常に強いです。

  • Hell以降


    Lv70台まで到達すると、エリート投擲武器が装備できるようになります。
    Buriza-Do Kyanonに比べると純粋な攻撃力はガタ落ちしますが、
    盾を装備出来るようになることで防御面が大幅に向上し、安定度は大きく増すでしょう。
    中盤の育成でアイテムが揃わない状況ではストレスフルでありますが、
    簡単かつ有用なRWが用意されているので諦めずに育成してみてください。
    少しずつ強くなっていく過程が体感できるので、気合と根性と歪んだ愛情で頑張って育てましょう。


    DR補正、Blockの関係で物理ダメージだけで言えば実はBuriza-Do KyanonよりRW Edgeの方がダメージが安定します。
    というのも、スキルブーストの利かないこのビルドでは骨戦士は矛にも盾にもならず、Bone Prisonを連打してようやく本体がボルトを数発撃てる環境が整うという状況だからです。
    檻が間に合わなければ傭兵と骨戦士が全滅します。
    その場合、遠隔攻撃が可能なRouge傭兵と骨Mageが真価を発揮するようになります。
    盾についてはゴーレムの硬さで難易度が大幅に変わります。

傭兵

オーラ&殲滅力が美味しいAct2傭兵が一押し。
1.11からノーマルでも自キャラのレベルに近いレベルで雇用できるようになったので、
必要に応じてリストラと再雇用を繰り返せば良いので、適当に雇ってもOK。
NormalはBlessed Aim兄貴に助けてもらい、ActBossや3馬場ではPotを投げると楽に進行できます。
運良くDemon Limbを入手できたなら他の兄貴も選択肢に入りますが、Lava Gout程度ではARが足りません。
(特にBaal)
あまり死体を使わないと感じればHoly Freeze兄貴も使えます。
Dex極振り+Enchantでは雑魚には当たるがボス戦がやっぱり厳しい。
Aim以外でボスと撃ち合うならRW Infinityが欲しい。



メモ:びんぼう召喚ネクロThornsmancerからの転向をお考えの方へ
Trang-Oul's 3点セットのベルトやRW Rhyme凍結無効を確保する場合はAngelic Wings+Angelic Halo*2に切り替えるとAim傭兵で容易にAR8kを達成できます。
PvMで天使リング2個を最後まで使うのはこのビルドだけ(泣)

Gimmershredの要求ステータスはStr88/Dex108
AngelicセットのPartial Set BonusでDex +10
Trang-Oul's Wingを使用する場合はStr25/Dex15節約できるのでStr63/Dex83でGimmershredを装備可能。
Brandmancerと違いボスまで攻撃が当たり、PI対策も万全、無駄に高いライフがおまけに付いてきます。
物理ダメージが効く相手はBlade Bow(Str76/Dex119)ベースのRW Edgeで決まり(そっちが表かよ)

え、頭だけじゃMana吸いが足りない?
武器で吸取りする人ならDexを極振りしないと物理ダメージを出せませんから問題なし(えー)
実際は下のとおりにDexを極振りしても投げ武器で吸うのは大変なので投げネクロだけにRW Insightに丸投げする手もあります。



通常攻撃しかできないためManaを吸取りで補おうとすると戦闘の引き伸ばしになります。
吸取りは命中80%以上のBuriza-Do Kyanonでギリギリ実用レベルといったところ。
Ampを掛ければ連鎖爆破を開始する前にMana(Lifeも)が全快するのでRW Insightも青Potも不要になります。



超級RWを所持している場合は、Act1姉御も選択候補になるでしょう。
IMで死なない点、呪いと併用可能なInner Sightで敵のDEFを下げてくれる点で役立ちます。
「それ何て反射ネクロ?」と言われても良いのであればRW EdgeでもOK。
こちらの場合は素晴らしいコストパフォーマンスを見せてくれるでしょう。
RW Harmonyも有用。
属性ダメージがPI対策になる他、Vigor Auraがボス戦での逃げ撃ち、対雑魚ではやAI Curse展開までの回避で活躍する。
Bone Prisonの展開が鍵となるタイプの場合は一考の余地がある。

対Baal命中早見表

Lv.80時 Block75%に必要なDexとその際のARをまとめました。
命中率はHell Baalを想定しており、Baal自身が50% Blockするので実際は半分の命中率です
ARボーナスは左から順に、
素の状態/Lava Gout(360sec)/RW Obedience(624sec)/Blessed Aim傭兵/RW Obedience + Blessed Aim
他のARボーナスついては大雑把に
RW FaithLava Gout
Demon LimbRW Obedience
RW Faith + EnchantBlessed Aim傭兵
ただしRouge傭兵は敵を感知した場合にInner Sightを使います。
RW RhymeはBlock率最低値の専用首(23%)での発動を前提としています。

DexAR/Hit+101%AR/Hit+200%AR/Hit+330%AR/Hit+530%AR/Hit
Homunculus(72%)182865/20%1738/33%2595/42%3719/50%5449/58%
Trang-Oul's Wing(60%)2151030/23%2070/37%3090/46%4429/54%6489/62%
RW Rhyme/Trophy(23+20%)2951430/29%2847/44%4290/53%6149/61%9009/67%
Moser's Blessed Circle(57%)2261085/24%2180/38%3255/47%4665/55%6835/63%
Tiamat's Rebuke(38%)3311610/32%3236/47%4830/56%6923/63%10143/69%



いわゆるDex極振り(300~)の物理ダメージを出すには、Gimmershred要求最低値(108)ではMight Auraが必要。
Dex極振り + Enchant(200%) + Mightで対Baal命中50%以上を確保できなければ雑魚戦での吸い取りは実用レベルに達しないと思われます。
(吸いのために死体を放置して投げ続けるなら別です)

筆者コメント

情報量が少なめなのでイメージ付きにくいかも知れませんが、
ちょっとずつ3rdラダーに合わせて内容を更新していくので、ひとまずはこれでご勘弁を。
とりあえず、普通の召喚ネクロでは暇すぎるって人には無条件でお勧めします。


500~600のLifeでBaalRunを回せるかどうかで適正を判断できると思います。
Gimmershredが各方面の無効対策(or IM対策)で使用できるので裏装備向きのビルドかも?


8/8 名も無き熊が作りました。修正加えてくれた方に感謝です。
2009/11/21 ネクロ初心者に質問を良く受けるので大雑把にカテゴリ分けしました。
2009/11/28 ARと命中率の関係を追加
3rdラダーで一緒に や ら な い か ?

既出かもしれないけど、投げネクロのページ貼っとくよ


*1 当時は青Potが店売りされておらず、RW Insightのような便利なRWも無かったため、マナの供給手段はマナ吸い(Mana Stolen Per Hit)とキルマナ(Mana After Each Kill)に頼らざるを得なかった。
*2 26で14フレ、39で13フレ、58で12フレ
*3 凍結による死体破砕が気にならないならばそれもまた一興