Amazonの避けバグ、盾装備クラスのブロックバグとは何ですか？

ビルドガイドの解説などで、Amazon関係では「避けバグ」、盾装備クラスでは「ブロックバグ」という表現が出てきますが、どのような現象のことですか？

回答

　攻撃中断防止効果（Uninterruptible AttackやConcentrationオーラ）を得ていない状態で敵の攻撃を受けた時に盾によるブロックやAmazonの避けスキル（Dodge、Avoid、Evade）が発動/成功すると、プレイヤーは敵の攻撃を受け流して無効化することができます。そしてそれらのモーション中に攻撃スキルを出そうとすると、ブロック/避けのモーションをキャンセルして攻撃スキルを出すことができます。
　それだけなら嬉しい現象なのですが、実はこの時の攻撃スキル（物理/魔法、近接/遠隔を問わず）には攻撃判定とダメージが一切ありません。エフェクト上は命中しているように見えても全弾外れています。これが「避けバグ、ブロックバグ」と呼ばれる現象です。
　特に厳しいのは、一度のスキル使用で自動的に多段攻撃となるFury、Fend*1などでしょうか。FCRやブロック速度が不十分なキャスター系が飛び道具地獄のFlayer Jungleなどに突入した時も、「攻撃スキルを出そうとする→出がかりにカウンターで飛び道具食らう→ブロック発動→スキルは出たが当たり判定無し→ﾏｽﾞｰ」という流れで泣かされるかもしれません。
　また、Amazonの場合は頼りになる囮のValkyrieを取得するための通過スキルに漏れなく上述の避けスキル3種が含まれるので、「Valkyrie+避けバグ」という究極の抱き合わせを受け入れるか否かがビルド構築の重要な選択肢になったりもします。
　これらの現象はVer1.10以降で確認されており、最新バージョンでも修正されていません。


　※「仕様である」という考え方もあります。「避けながら攻撃ができる」「ブロックしながら攻撃ができる」というのがそもそも無理な話であって、システム上防御を優先させた結果とも取れるからです。

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