Desert Mercenaries

日本名：砂漠の傭兵　略称：Act2傭兵、兄貴、(A2) Merc

　Act2 Lut GholeinのGreizから雇用できる傭兵。

特徴

• パラディンのオーラを展開しつつ 、通常攻撃とJab（※Amazonのものと異なり2回攻撃）で攻撃する。
  展開するオーラは「どの難易度で雇用した傭兵か？」で変化する。

ステータス

→D2X Ver1.10時点における、傭兵のLv毎のステータス一覧

装備可能な品

• 武器：ポールアーム、槍、ジャベリン。ただしAmazon専用の槍・ジャベリンは装備不可。
• 防具：兜、鎧

　なお、彼らはオーラを展開するがパラディンではないので、「+X Paladin Skill Levels」によるスキルブーストが行えないので注意。
　装備でオーラ及びJabのSLvを上げるには「+X To All Skill Levels」のModが必要。また、「RW Insight等による、特定の品を装備した際に自動展開されるオーラ」は、「+X To All Skill Levels」によるスキルブーストが不可能であることにも注意。

使用スキル

• 全てのタイプでJabを使用する。
• 展開するオーラと雇用難易度の関係は下表の通り。

　「低い難易度で雇用した傭兵の方が高難易度で雇用した傭兵よりも基礎ステータスが高くなる」という仕様があるため、使うオーラが同じなら難度Normalで雇用すべき。Nightmareで雇用した傭兵はNormalの傭兵に比べてステータスは低いが、独自のオーラを使って欲しいならやむを得ない。

長所

• 能力のバランスが良く、装備やLvにもよるが前線を任せられる。
• オーラを展開して本体やペットをフォローすることができる。 装備時に各種オーラを自動展開する装備があれば他の傭兵でも可能だが、低Lv・資産無し状態で行えるのはこの傭兵だけだし、オーラ展開装備は往々にして高価。

短所

• とにかく突撃するので距離をおいて戦う相手(弓や強力な魔法)や、リミットを越えた打撃力を誇る相手に弱い。
• のけぞり・ノックバックモーションが全傭兵中最も長いため、囲まれると何もできずに死んでしまうことがある。改善するためにはFHRやライフを多めに稼ぐ必要がある。
• しばらく敵と対峙させないとオーラを発生させない(ゲーム開始直後や雇用直後、復活直後はオーラを纏っていない) 。
• （過去パッチ情報）：他の近接物理ビルド同様、敵が使用してくるIron Maidenにめっぽう弱い。
• 支援能力が頭一つ抜けているので、ほぼ全ての人が使用している。よって面白みが無い。

使い方・適合するビルド

　使用するオーラによって異なるが、基本的に全てのビルドと適合する。
　悩んだらとりあえずDefianceかHoly Freezeを雇っておけばまず問題無いだろう。

Blessed Aimタイプ

召喚ネクロ、召喚ドルなどのペットが主戦力となるビルドに適当。
これらの手下はARが低く攻撃が命中しにくいが、このオーラなら命中率を補う事ができる。
Mightタイプとどちらが有効なのかは微妙な線。近接系ビルドの序盤のお供にも。
パーティの命中率向上は、傭兵にRW Infinityを持たせれば、Convictionオーラの敵Defense低減効果でも代用可能である。

Defianceタイプ

全てのビルドに有用。唯一適合しないのはRW Exile盾を使用するパラディンくらいか。
召喚特化ネクロももともとの安全度が高いのでやや勿体ないと言える。
このタイプの傭兵が雑魚モンスター戦ですぐ殺されるようなら、レベル不足か防具のDefense不足を疑ってみる必要がある。

Prayerタイプ

ハイブリッドネクロなど召喚物が副戦力となるビルドに有効。
回復効果により召喚物の寿命延長にそれなりの効果有り。
また、ライフ・マナ回復を装備のLS/MSに依存しない(できない)属性ダメージ主体のビルドでも守備力に不安がなければ選択の余地がある。
この際、RW Insight発動の武器を持たせることが前提となるため、本体がマナを浪費するビルドなら一石二鳥。

Mightタイプ

近接系クラス及びBowazonに有用。
攻撃力をスキルに依存しないビルド(Bowazon、WW馬場など)ほどその効果は有り難い。特にBowazonにとっての有効性は極めて高いと言えるだろう。
自キャラの物理攻撃力(攻撃能力ではない)をとにかく上げたい場合はコレ一択。
命中率に不自由を感じていなければ骨戦士やReviveが主戦力の召喚ネクロにも。
なお、このオーラを目的にする場合はAct5傭兵にRW Last Wishを持たせるという選択肢もある。

Holy Freezeタイプ

死体利用の激しいビルド（召喚ネクロ、Death Sentry使用罠アサ、Hammerdin）以外の全てのビルドに有用。
敵を弱体化させられる唯一の選択肢である。
最新パッチでは一部効果を及ぼさない敵の設定があるために昔ほどの有効性は無いが、依然として有力な選択肢である。詳しくはHoly Freezeの項を参照して欲しい。
最初に記述した通り、極端に氷ッ気を嫌うプレイスタイルやビルドでは選択肢から外すプレイヤーもいる。
なお、このオーラを目的にする場合はRW Doomを装備させる、あるいはAct1傭兵にRW Iceを持たせるという選択肢もある。
単純に傭兵の耐久力を高めるのであればDefianceタイプよりこちらの方が安定性がある。

Thornsタイプ

召喚ネクロ、召喚ドルなどの召喚物が主戦力となるビルドに適当。
かつて召喚ネクロのお供といえばコレであったが、新パッチで敵モンスターに設定された%DRのため弱体化、また同時に新パッチから激しくなった遠隔攻撃には全くの無意味とあって、使われることはあまりなくなった。
メインの狩り場に強力な肉弾系の敵が居る場合(BaalRun等)、使い勝手はナカナカらしい。
なお、このオーラを目的にする場合はAct1傭兵にRW Edgeを持たせる、もしくは鎧をRW Brambleで発動するという選択肢もある。

装備

武器

鎧

• Shaftstop
  定番。30%DRが強力だがレジ無し。Etherealならなお良し。

• Guardian Angel
  最大レジスト値を大幅に上昇させる。兜か武器でレジを補ってやると、属性攻撃をほぼ無効化できる。

• Duriel's Shell
  ライフ、レジ、STR上昇に加えて凍結無効と美味しい効果が満載。
  ReqLvが低めでNMから実戦投入可能。

• The Gladiator's Bane
  定番。凍結無効が便利、ReqLvメチャ高。

• Arkaine's Valor
  自前オーラのLvUpが目当てならコレ。

• Leviathan
  高めの%DRとSTRブーストがともに有効。
  Colossus Voulgeで目当てのルーンワードを発動したのに重くて持てないよorzという悩みを解決してくれるかも？
  ただし、この鎧自体も結構重いので注意。

• RW Stone
  Etherealのエリート鎧で発動し、極限のDefで被弾の機会そのものを減らす。また、FHR+60により、のけぞりからの復帰速度が15フレから8フレと半分近くまで縮まる。

• RW Duress
  実用レベルの装備の中では唯一Crushing BlowやOpen Woundsを鎧で稼ぐことができる。
  キャスター系ビルドを使い、傭兵がCBやOWなしの武器で体力の莫大なボスを狩る時の心強い味方。

• RW Gloom
  被弾時発生のDim Visionが近距離遠距離関わらず敵を沈静化。
  本体や傭兵の殺傷力はそれなりだが、遠隔攻撃の集中砲火（流れ弾）で傭兵（本体）がすぐ逝ってしまうという状況に効く。

• RW Treachery
  45%IASによる打撃の高速化、Fadeによるレジスト＋DR増強と、攻守にバランスの良い鎧。
  The Reaper's Tollを併用するとDecrepify発動頻度がさらに上昇し、ほとんど掛かりっぱなしの状態になる。
  ただしDefは低くなるため、これ以外で補う必要がある。

• RW Fortitude
  言わずと知れた物理ビルド垂涎のRW。攻撃力、防御力を大幅に底上げ。
  雷レジストの最大値底上げも地味に有効で、上限までレジを稼ぐとソウルの収束ビームにも意外に打たれ強くなる。
  きみはこれを兄貴に回す余裕があるか!?

• RW Chains of Honor
  武器、兜でライフ吸いを確保できない場合、選択肢に入る。低DEFだが、スキル+2と高い全レジに%DRまで付く。
  他にライフ吸いが付いた鎧はGreyform、Boneflesh、Skin of the Flayed One、Blood CraftのArmor、と微妙な性能のものばかり。
  ただこちらも兄貴に回す余裕があるか？という問題はある。

兜

• Blackhorn's Face
  現パッチでの新定番。
  特にBS(Black～,Burning～,Gloam)などのWill'o' Wisp系と対峙するときに効果を発揮する。
  Slows Target 20%の効果もアクトボスやその他固い敵に対して有効。

• Vampire Gaze
  定番。LS、%DR、MDRが非常に有用。

• Rockstopper
  コレも定番。高めの火氷雷レジにDR10%と無駄がない。

• Stealskull
  P-Topazを埋めれば最大74%のMF値を稼げる。傭兵にとどめを刺させてドロップの色付きを改善したい人向け。
  LS、IAS、FHRも付いていて戦力としても悪くない。

• Crown of Thieves
  高いGold修正値とLS。傭兵にとどめを刺させてGold獲得量を増やしたい人向け。
  要求Dexが厳しいGiant Thresherベースの武器を早い段階で装備させる補助にもなる。

• Andariel's Visage
  ＋2Skill、高LS値、高STRブーストにIASと、火レジ-30%など問題にならないイイトコ取り兜。
  被弾時のPoison Novaこそ余計だが、「Colossus Voulgeベースで作ったルーンワードがSTR不足で持てない」というありがちな罠から救ってくれる防具として人気が高い。

• Kira's Guardian
  強烈な全レジ＋凍結無効。Guardian Angelと組み合わせれば属性攻撃をほぼ無効化できる。

• Guillaume's Face
  35%CBに15%DS。攻撃力を要求するならコレであろう。
  ただし、Desert Mercenariesは敵と直に接する事が多いので、Necromancerでもない限りDRや吸い取りの付く兜を優先させるべきかもしれない。

• Tal Rasha's Horadric Crest
  10%LS、ALLレジ15%、ライフ+60と簡にして要を得た効果の数々。
  最終装備とするには少々物足りないが、最大の売りはコストパフォーマンスの良さ。腐るほど出回っているので、P-Gemを数個出せば容易にトレードで入手できる。
  Exceptional-Setの割には妙に高いReqLvに要注意。

• RW Delirium
  攻撃時にConfuse、被弾時にMind BlastやTerrorを撒き散らす凶悪RW。
  ほぼ常時Confuseが発動するので、本体や傭兵自身がターゲットにされる確率が激減する。
  ソロプレイ時は頼もしいことこの上ないが、マルチプレイ時はConfuseが無闇に周辺の敵を呼び込み、Mind Blastにかかった敵が味方の攻撃を受け付けなくなるのでウザがられがち。特にバールランでは手下が出ないバグを引き起こしやすいため、蛇蝎のごとく嫌われている。

• RW Dream
  Holy Shock展開が特徴のRW。
  三重オーラが派手で格好いいためか、外人さんに愛好者が多い。
  雷属性ダメージは平均300強程度であるが、RW Infinityをセット運用すれば、Convictionと雷レジ下げ効果、そしてJabの複数回攻撃も相まってソロプレイならばPI対策にならなくもない。
  ライフ吸いが付いていないためRW Chains of Honorとのセットで使われることが多いが、被弾時に発動するConfuseの効果もあってか生存性はなかなかのようだ。
  ただConfuse装備の宿命で、バールランを台無しにする可能性があることも一応も頭に入れておこう。RW Delirium同様、外して参加するのが良識と言うもの。

• 良好Modのサークレット系
  早足、ライフ吸い、全レジ、STRブースト、2穴などなど。
  テレポができないビルドならば傭兵にも早足が是非欲しいところだが、ライフ吸いやレジまで付いてくるのはサークレット系のみ。
  弓アマの傭兵など、素早い接敵が求められるなら一考の余地があるだろう。

ブレイクポイント一覧

通常攻撃

Jab

※Total…2回攻撃完了までにかかるトータルフレーム

＜FanaticismオーラとスキルIAS一覧＞

※SLv9 Fanaticism…RW Beast When Equiped
※SLv12～15 Fanaticism…RW Faith When Equiped

Faster Hit Recovery

その他

名前の一覧

出典

• https://www.theamazonbasin.com/wiki/index.php?title=Desert_Mercenary（基本性能）
• http://www.lurkerlounge.com/spirea/Hirelings/Names.shtml（名前の一覧）

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