入門4:スタイル

Last-modified: 2009-11-07 (土) 13:25:14

dbpStyle

DBPのプログラミングスタイル

最初に、ここから書くものは 小さいプログラムを書いて 徐々に大きくなる。
そして徐々に管理が難しくなってくると コードを整理したくなる。
そのような場面に役立つヒントを述べる。これはニュースレター82のリーの文章を元にしている。
 
これはDBPの特徴なので、一般的なプログラム作法の考え方とは違い、DBPプログラミングだけに適用される。
ですから、他の言語での話とは違うと認識してください。
 
構造体(TYPE)はグローバル変数として使え
配列はグローバル変数として使え
ポインターを使わず、グローバル変数を使え
関数を使って整理せよ
これはグローバル変数によって共有された変数に高速にアクセスする。
 

構造体の中に配列を含めることが出来ない。

構造体名と同じ名前の配列を作ってそれを使う。
それはどこからでも自由にアクセス出来きて便利、
ただし、間違って使わないように自身で管理することになる。
 

関数から構造体を返すことができない。

構造体をグローバルにする。
 

変数名定義の強制ができない。

BASIC言語は未定義変数を扱うことができるが、ミスタイプによるバグの原因にもなる。
DBPの構造体は、未定義変数名を使うとエラーになるので、重要な変数は構造体としてつかう。
そうすれば変数名のタイプミスは除去される。
 

OOPが無い

構造体をグローバル変数にして使う。保護されないからコーダーが管理する。
 

ポインターが弱い。

ポインターを使って、参照によってデータを移動することは無い。
グローバルな構造体を使えば同じ事。
 

そして

コマンドが少ないと考えますか?function()を使って自作のコマンドを作りましょう。
 
命名規則を作って、名前を見ただけでその変数関数が何を行っているかがわかるようにする。
 

グラフィックの考え方

2D、スプライトコマンドはスピードが遅い。3Dコマンドは速い。
だから極力3Dコマンドを使うようにする。
 
使い始めの頃は、2D、スプライトコマンドはやさしくて、便利なのでドンドン使いましょう。
慣れてくると、ほとんどが3Dコマンドで代用できることに気が付くでしょう。
2Dとスプライトを含めるとfpsが下がって遅くなるので、極力使わない。
日本語テキストも遅くなるので使いたくない、ビットマップフォントにしたいですね。
 
ポストプロセスは高速ですから、使いましょう。