概要
このページでは、基本的なゲームの流れを記載している。
基本ルール
サバイバー7人とレイダー1人で対戦が行われる、非対称型と呼ばれる対戦方式で、制限時間は15分。
各陣営共に勝利する方法は死なない事を前提に2~3通りあるが、
- サバイバーは「どうにかして時の綻びを閉じる」
- レイダーは「超タイムマシンの起動を阻止し、なおかつ討伐されない」
これらが基本的な目標となる。
各陣営の詳細な勝利条件については以下の通り。
サバイバーの勝利および生還条件
超タイムマシンを起動させる
フィールド上から起動キーを探し出し、各エリアに設置。全てのエリアに起動キーを設置すると、フィールド中央に超タイムマシンの「起動システム」が出現。
システムを防衛し、起動に成功すると、時の綻びが閉じる事によって本来の歴史に修正され、レイダーの存在そのものが消されて勝利となる。
…なお、起動システムの起動には時間が掛かるため、誰かがドラゴンチェンジしてレイダーの足止めをしている間は、起動システムにアクセスして起動を早めるか身を潜るかしておき、変身した人が倒れるか逃走するかしたらさらに誰かがチェンジして足止め…という戦法が主流となっている。
レイダーを討伐する
素の状態では戦闘力5の一般人でしかないのだが、民間人の救出やオブジェクト破壊で手に入るフィールド上のエネルギーを溜めることで、Z戦士たちの魂をその身に宿したトランスボールを使ってドラゴンチェンジすることが出来るようになる。
変身はレイダーと同じでレベルアップもできる。そのドラゴンチェンジを駆使してレイダーの体力を0にすれば、最後は生存しているサバイバー全員による、必殺技の総攻撃でレイダーを物理的に消滅させて勝利となる。
起動システムが破壊された後でも討伐で勝利という事は恐らく「レイダーという脅威がなくなったことでじっくり時の綻びを修正できるから」なのだろう。
しかし、変身してもなおレイダーとの能力差は大きく、1人ではどうあがいても勝てないため、複数人で討伐を狙うのが基本である。
ただ、下手に討伐しようとして全員が一斉にチェンジすると、討伐できなかった時に非常に不利になってしまう。チェンジのタイミングは見極めよう。
脱出用タイムマシンで脱出する
サバイバーが超タイムマシンの起動システムの防衛に失敗して破壊されるか、起動システムが場に出る前に生存しているサバイバーが3人以下になると都合よく脱出用タイムマシンの整備が終わって脱出用タイムマシンを呼びだすことができるビーコンが設置される。
呼び出したタイムマシンで脱出することでとりあえず生存して帰還できる。1度に呼べるのは1台のみだが、乗る1人以外にもしがみつく形で帰還が可能で、レイダーに壊されない限り何度でも呼び出し直せる。
ただし、この方法はレイダーの消滅と時の綻びの修正を諦める事を意味するため、目的を果たせなかったという意味では敗北である*1。
また、脱出した時点で評価が確定するため、脱出後にサバイバー陣営が勝利しても、バトル結果評価は変わらない。
当然ながらレイダーを消滅させられないまま最後の動けるサバイバーが脱出した場合、レイダーの勝利となる。
レイダーの勝利条件
超タイムマシンが起動する前に、サバイバーを生死問わず全員マップから排除する
レイダーは、サバイバーの目標である超タイムマシンの起動をどんな形でもいいので阻止するのが勝利の大前提になる。
そのため、サバイバー皆殺しによる全滅はもちろんの事、妨害をかいくぐって起動システムを破壊すれば勝利となる。
これは起動システムが破壊されてないのに、最後の動けるサバイバーが脱出用タイムマシンで脱出した時も同様である。
ただし、後者の破壊に関しては脱出用タイムマシンを破壊してない場合、2分の延長戦が入る。
その2分の延長戦で討伐されたら逆転敗北になるため油断は禁物。
起動システムが場に存在していない状態で脱出用タイムマシンを壊す・または両方壊す
タイムマシン2種はレイダーの手によって破壊可能*2であり、破壊するとサバイバー側はその条件を満たせなくなる。
時の綻びから脱出する手段を潰せば、サバイバーは逃げ場の無い中でレイダーに殺されるしかないため、レイダーの勝利となる。
ただし、3人以下になって先にビーコンが出現し、起動システムが出た場合は両方破壊することで勝利となる。
といっても、こうなってしまったらサバイバー側が勝てる可能性は0に近いが。
余談だが、願いで不老不死になった場合のフリーザは起動システムを破壊すれば勝利確定となる*3。
起動システムが場に存在していない時に時間切れ
このゲームは超タイムマシン起動システム出現前は15分、破壊後は2分間の制限時間がサバイバー側に設定されている。
超タイムマシン起動システムが場に存在していない時に時間切れになると自動的にレイダー側の勝利になる。
逆に起動システムが存在している間がレイダー側の制限時間*4と言える。
ゲームの流れ
初動
マップはA~E、Xの6つのエリアで構成されており、サバイバー・レイダーはマップ全体に分散して配置される。
サバイバーとレイダーはおおよそではあるが、マップの反対側に配置される。
サバイバーは3箇所に、3人・2人・2人で分配される。
レイダーはサバイバーがいないエリアに降り立つ。
基本的にレイダーの初期位置は必ずサバイバーから遠い位置になる。
探索
サバイバーは後述する起動キー発見と同時に、アイテムボックスから出現するチェンジパワーなどのアイテムを貯めて自身を強化していくことが目標となる。
レイダーは、民間人やサバイバーを見つけ次第襲って進化レベルを上げたり、起動キーの設置を妨害することが目標となる。
アイテムボックス
基本的にアイテムボックスは青→オレンジ→赤の順でレアで強力なアイテムが入っている。
基本レイダーはアイテムには干渉できないが、赤いボックスにはレイダーも所持できる各種レーダーが入っている場合が多いので、レイダー時には赤いボックスを開けておくと有利になることもある。
起動キー
A~Eの各エリアのランダムなアイテムボックスの中には、起動キーが隠されており、サバイバーはそれを発見するのも目標となる*5。
起動キーを発見すると、起動キー設置が可能になる。
サバイバー側は設置地点が光の柱で可視化され、その地点で長押しすると、サバイバーはキーを取り出して刺し、解析を始める。解析を終え、設置ゲージが満タンになると起動キーの設置が完了する。
なお、レイダーも起動キーを発見できる。発見した場合はボックス上にキーが浮いたままとなる。この状態になった場合は、サバイバーが近づくまでは発見扱いにはならない。
民間人
フィールドには時の綻びに迷い込んでしまった民間人が全部で15人点在している。
この民間人をサバイバーは救出、レイダーは襲うことができる。
サバイバーはボタン長押しで救出ゲージが溜まり、満タンになると民間人を救助できる。その際、チェンジパワーSを3個ドロップする。
レイダーも同様に長押しでフィニッシュゲージを溜め、満タンになると襲撃が成立し、民間人を殺害する。
殺害する事により、レイダーの進化エネルギーが増加する。溜まり方はレイダーによって異なる。
民間人は各エリアに最低1人は紛れており、「各エリアに1人は確定。残りはランダム」という感じに配置されている事を覚えておけばいい。
民間人はサバイバー・レイダー共通のリソースなので、サバイバーはいかにレイダーに進化エネルギーを与えずチェンジレベルを上げれるか、レイダーはいかにサバイバーにチェンジパワーを溜めさせず進化エネルギーを稼げるか、という奪い合いとなる。
エリア破壊
レイダーがレベルアップするごとに1度だけ可能な行動。A~Eのいずれか1か所を指定して強力な必殺技で地形ごと破壊する。最大で3回エリア破壊できる*6。
この行動を選択した瞬間エリアXの上空に瞬間移動し、破壊を終えるまでレイダーは完全無敵。
破壊箇所指定から破壊成立までの所要時間は、レイダーや形態により微妙に異なる。
行動の最中はサバイバーは接近しようとするとノーダメージで吹き飛ばされる。
対象エリアが破壊されようとするとサバイバー側には警告表示が出るようになり、そのエリアに居た場合サバイバーは退避するまで移動速度が上がる。
エリアの奥に居た場合、乗り物やスキル・アイテム等を駆使しないと退避が間に合わない場合があるので要注意。
破壊されたエリアのアイテムや民間人、起動キーは消滅。破壊に巻き込まれたサバイバーは神龍サバイバーであっても貫通し一撃でダウンし、ダウン中のサバイバーも含め近くのエリアに飛ばされる。
ただし、2回目以降の破壊で抽選で選ばれたエリアも破壊されていた場合は再抽選が発生し、X以外のエリアに完全ランダムで飛ばされる。
例:ハイランドリバーでE破壊済でD破壊に巻き込まれた際、飛ばされるエリア抽選がEだった場合は再抽選によってAかBに飛ばされることがある。
ドラゴンボールは破壊されず、他のエリアに再分配される。
起動キーが設置済みだった場合は超TM起動システムの速度ボーナスはきちんと加算される。
ドラゴンボール
戦局を変えうる要素を秘めたアイテム。
フィールド全体に7個存在し、サバイバーは無論、レイダーも一部形態を除けば拾得可能。複数個集めるとまとまって1個のアイテムとして扱われるようになる。
なお、レイダーがブロリー、ザマス&ゴクウブラックの時は存在せず、代わりに超トランスボールが投下される。
ボールはアイテムボックス内に配置されるが、フリーザの場合は7つ全てをナメック星人が持っている。
サバイバーはダウンした際、レイダーはノックバック、または複数集合型レイダーの前座キャラがやられた時に所持しているボールを落とす。
7個揃うと、各エリアに点在する祭壇にドラゴンボールを設置し神龍召喚の儀式を行うことできる。詳細は神龍を参照。
基本は召喚の儀式を開始した時点でドラゴンボールは手放した扱いになるが、儀式中に祭壇のあるエリアが破壊されようとしている場合のみボールを回収可能。
脱出用タイムマシン出現
起動システムが出現する前に生存サバイバーが3人になると、各エリアに1ヶ所ずつ出現する。
脱出用ビーコンにアクセスすると脱出用タイムマシンを呼び出す動作が始まり、ゲージが満タンになれば呼び出せる。その状態で乗り脱出ゲージが満タンになれば脱出成功。
操縦するサバイバー以外も脱出用タイムマシンに掴まることができ、一緒に脱出可能。
脱出用タイムマシンは一度につき1台まで呼び出し可能、呼び出し・出現中は脱出完了するまで別のビーコンでは呼び出しができない。
ビーコン出現位置はランダムだが「エリアXは破壊可能エリアに全てビーコンが出現するまで後回し」というルールが存在する。
ビーコン出現後に更に人数が減った*7場合、1人あたりビーコンが1基追加される。
ビーコンが出現したエリアがレイダーによって破壊された場合、即時新しいビーコンが1基出現する。
ただし、下記の起動システムが出現した後、超TM戦中にビーコンが出現したエリアを破壊された場合は再出現しない。
脱出に成功すると「バトル結果」の表彰が金になるので、レイダーを消滅させる事が無理だと思ったならトランクスのアナウンスの通り、諦めて脱出をした方が賢明である。
起動システムが場に存在していない状態で脱出用タイムマシンがレイダーに破壊されると、その時点でレイダーの勝利となる。
起動フェイズ
Xエリア以外の現存するエリアの起動キーを全て設置すると、エリアXに超TM起動システムが出現する。
公式では起動フェイズと名前がつけられているが、「超TM戦」と呼ばれることも多い。
画面左上に存在する起動ゲージが出現、これこそがレイダーの制限時間となり、今度はレイダーが急かされることになる。
ゲージが溜まり切ると超TMが起動し、サバイバー側は勝利、レイダー側は敗北となる。
起動ゲージは、時間経過で増加していく他、サバイバーが起動システムにインタラクトでアクセスすることでゲージの増加速度が上がる。
サバイバー側は、超TMを起動させるために、起動システムにアクセスしたり、破壊しようとするレイダーを止める必要がある。
逆にレイダー側は、サバイバーのチェンジを解除させたり、ダウンさせることで、起動システムを破壊する必要がある。
制限時間は起動キー探索パートの15分とは別扱いで無制限だが、現実的には3~5分程度で決着する。
詳細は超タイムマシンを参照。
なお、3人以下になって先に脱出用ビーコンが出ていた場合、このフェイズに入ってから脱出用タイムマシンが破壊されても、マッチは続行される。
脱出フェイズ
レイダーが超TM起動システムを破壊し、なおかつ脱出用タイムマシンが破壊されてない場合に移行する延長戦。
制限時間は2分。タイムアップまでにサバイバーはレイダーを討伐しない限り敗北が確定し、レイダー側の勝利となる。
制限時間以外は上記の脱出用タイムマシン出現とほぼ一緒なのでそちらを参照。
サバイバーに脱出されても、このフェーズに移行した時点でレイダーは討伐される以外で敗北はなくなる。
ただし、脱出した人数により「バトル結果」の表彰が金や銀に下がる。
このフェーズに移行した時点で、青い光の柱が目印の脱出用ビーコンがXと破壊されていないエリア全てに出現。
もし3人以下で超TM戦に入り、まだ登場していないエリアがあったら追加で登場する。
その他
非対称型対戦ゲーム経験者向け豆知識
サバイバーの人数が多い
多くの作品は1vs4が主流だが、本作はドラゴンボールの数に関係しているのか1vs7になっている。
その代わりにレイダーはレベルアップ要素があり、レベルアップするにつれてサバイバーは無策では逃げることすらままならず一方的に蹂躙されるようになっている。
NPCが存在する
こちらは非対称型対戦ゲームよりも「MOBA」というジャンルのゲームの中立モンスターである「クリープ」に近い要素であり、どちらの陣営がラストヒットするかで戦局が変化する。
スキルチェックが存在しない
本作は最初から起動キーが設置されている状態ではない関係か、起動キー設置や超TMにスキルチェックは存在しない。
発電機が見えない
起動キー設置位置はレイダーからは直接視認できず、サバイバーが設置している模様を目視しないと見えないようになっている。
超TMも発電機の一種だが、こちらはレイダーにとっても破壊目標であるためきちんと可視化される。
フックは存在しない
フックとは違い、レイダーはその場で「フィニッシュ」という形でその場でトドメを刺せる。よって、レイダーがサバイバーを別の場所へ運ぶことはできない。
キラーを倒せる
条件次第でレイダーを倒して、勝敗が決するケースがある。
だが、ドラゴンチェンジを用いて立ち向かってもサバイバー単体では勝機は無い。
従って、基本は無理せずサバイバーはレイダーから逃げるのが定石である。
大半のキャラ交代型レイダーの場合、最後に登場するキャラの討伐が勝敗条件で、それより前のキャラは討伐しても次のキャラに交代でありゲームは続行する。