コックピット/正面中央パネル

Last-modified: 2016-08-26 (金) 00:00:59

CenterFrontDash2.jpg

各部機能

1."Tハンドル"APU消火装置

CenterTHundle.jpg
APUが出火していることをセンサーが感知すると、ハンドル内のランプが点灯します。
このハンドルを引くことによって、消火剤をAPUに散布します。

2.対抗手段装置セットコントロール(CMSC)

CMSC.jpg
電子対抗装置(ECM)、チャフ・フレア装置、ミサイルワーニングシステム(MWS)の状態表示・設定を行います。
詳細は、対抗手段装置の項(未作成)を参照。

3.姿勢指示器(ADI)

ADI.jpg

  1. 水平儀
    ピッチやロールの状態に応じて動くボールです。
    白い半球は空を、黒い半球が地表を表します。
    目盛りは0.5度刻みで振られています。
     
  2. 自機シンボル
     
  3. バンクスケール及び角度計
    バンクの状態を示します。
    内側から、10度、20度、30度、60度、90度に目盛りが振られています。
     
  4. 回頭及びスリップ計
     
  5. ピッチ調節ノブ
     
  6. コースワーニングフラグ
    NMSPのピッチ及びロールバースイッチがABLEの時に、ILS又はTACAN電波を受信できないと表示されます。
     
  7. バンクステアリングバー
    このバーは、HSIの方位指示と進行方向の偏差を示すほか、TISLでトラックしているターゲットやADF送信局に向かって飛行しているかを判断するためにも使用可能です。
    バーが常に中央を示すように操縦すれば、目的の方向に飛行することができます。
     
  8. ピッチステアリングバー
    このバーは、機体がILSのグライドスロープにしたがって飛行しているかを示します。バーを中央に保つように操縦すればグライドスロープにしたがって飛行できます。
    またTISLでトラックしているターゲットの仰角も示すことが可能です。
    ADFナビゲーションに従って飛行している場合は、ADF信号強度を示します。
     
  9. グライドスロープワーニングフラグ
    ILS電波を受信できない場合に、このフラグが表示されます。
     
  10. グライドスロープ指示計及び目盛り
    自機がグライドスロープより上を飛行してる場合は、指示矢印が中心線より下に表示されます。
    自機がグライドスロープより下を飛行してる場合は、指示矢印が中心線より上に表示されます。
     
  11. ADIオフワーニングフラグ
    ADIへの電力供給がオフになった場合に表示されます。
    飛行中にこのフラグがたった場合は、直ちにHARSファストエレクトボタンを押してください。

4.水平姿勢指示計(HSI)

HSI.jpg

  1. オフワーニングフラグ
     
  2. 方位盤
     
  3. 自機シンボル
     
  4. コンパス基線
    この線と方位盤の目盛りが重なっている時の方位へ、自機が進んでいることを示します。
     
  5. 距離計
    アクティブなステアポイント、又はTACANステーションまでの距離をマイルで表示します。
    ソースがアクティブでない場合、白・オレンジのワーニングフラグが表示されます。
     
  6. 方位指示計1
    TACANモード時はTACANステーションの、ADFモード時はUHFステーションへの方位を示します。
    ADFモードはTACANモードよりも優先されます。
    どちらのモードも選択されていない場合は、方位指示計2と同じ方位を指します。
     
  7. 方位指示計2
    アクティブなステアポイントへの方位を指します。
     
  8. ヘディングセットノブ
    ヘディングマーカーの方位を設定します。
     
  9. ヘディングマーカー
    ヘディングセットノブで設定した方位を常時示します。
    希望の方位へ飛行したい場合に使用します。
     
  10. 方位有効フラグ
    自機が設定したコースから大幅に離れているときに表示されます。
     
  11. コースセットノブ
    コースアローの方位を設定します。
     
  12. コースセレクターウィンドウ
    コースセットノブで設定した方位を数字で示します。
     
  13. コースアロー
    コースセットノブで設定した方位を示します。
     
  14. コース逸脱計(CDI)
    設定したコースラインからのズレを示します。
    CDIが自機シンボルと重なっている時、自機はコース上を飛行しています。
     
  15. To-Fromインジケーター
    自機がアクティブなステアポイント、又はTACANステーションに近づいているか、離れているかを示します。

5.ナビゲーションモード選択パネル(NMSP)

NMSP.jpg
A-10Cには、INSステアポイント、ADF、TACAN、ILSなどといった、様々な誘導ソースが搭載されています。
NMSPを使用することで、表示先である、ADI・HSI・HUDに、どのソースを割り当てるかを選択できます。

  1. HARS
    ADI・HSI・HUDへのソースを、HARSに設定します。
     
  2. EGI
    ADI・HSI・HUDへのソースを、EGIに設定します。
     
  3. TISL
    ADIのピッチ・バンクスケールのソースを、TISLに設定します。
     
  4. STR PT
    HSI上のCDIのソースを、ステアポイントに設定します。
     
  5. ANCHR
    ADI・HSI・HUDのソースを、アンカーポイントに設定します。
    アンカーポイントについては、コントロール・ディスプレイ・ユニット(CDU)を参照。
     
  6. TCN
    ADI・HSI・HUDのソースを、TACANステーションに設定します。
     
  7. ILS
    ADI・HSI上の、ILS・グライドスロープ情報に関する各計器のソースを、ILSに設定します。
    詳細は、ILSの項(未作成)を参照。
     
  8. UHFホーミングライト
    UHFコントロールパネルで、ADFモードを選択した時、琥珀色に点灯します。
     
  9. VHFホーミングライト
    VHF/FMコントロールパネルで、ADFモードを選択した時、琥珀色に点灯します。
     
  10. ピッチ及びロールバースイッチ
    ADI上のステアリングバーとコースワーニングフラグの表示を設定します。
    ABLEに設定するとこれらが表示されるようになり、STOWに設定するとVHF/FMホーミングがアクティブの場合を除き非表示になります。

6.TISLコントロールパネル(未機能)

TISLC.jpg
目標識別設定レーザー(TISL)は、レーザー光を受信する完全にパッシブ(受動)な装置です。
これにより、機体右前方下部に取り付けられている、AN/AAS-35ペイブ・ペニーポッドを通して、
地上・航空部隊がターゲッティングしたレーザー光を受信し、その方向をHUD等に表示する事ができます。
DCS:WHでは、コントロールパネルを含め、TISLは動作しません。
代替として、ターゲッティングポッドの、LSS/LSTモードを使用してください。

コメント

このページに関するコメントはこちらからどうぞ。