カードとしてのオールドスネイク
オールドスネイク | ||
---|---|---|
レアリティ:★★★ | コスト:7 | 入手先:ダンジョン固有 |
10通常ダメージ 10シールド/5Turn 敵に1破砕/5Turnを付与 敵に、敵の1脆弱につき1脆弱/5Turnを付与 |
敵に付与した脆弱を2倍に増幅させるカード。
素の性能はコストにしては微妙なので、増幅のみを目当てに使うことになるだろう。
単独で付与できる脆弱はパズズ?の5脆弱が最大。ここからオールドスネイクに繋げて生み出せる脆弱は10となる。
もっともこれではただパズズを2枚出しているのと一緒であり、わざわざこのカードを持ち出す意義は小さい。
よって使うなら脆弱を繰り返し積み重ねられる破砕か、他の増幅カードと組み合わせるかだろう……が、目の前の敵1体のためだけにここまで手を掛けるのも難儀ではある。
脆弱そのものもそうだが破砕や、他の増幅源となる状態変化も複数の戦闘に渡っては維持できないものばかりなのが痛い。例外はシルフの出血くらい(自分のだが)。
強いて言えばレオノールは、ガードという頻出される状態変化が増幅源なので比較的踏み台にしやすいかも知れない。
このカードは隠されたビーチのダンジョン固有ドロップ。
入手し損ねた場合はランダムダンジョンなどでの出現に期待しよう。ピックカードだけでも拾えればクラフトで作れる。
またいずれかの短期イベントダンジョンでも、ピックカードおよび固有ドロップカードとして出ることがある。
関連カード
- 破砕つながり
- 風薙ぎの ノーラ(1破砕5T)・オールドスネイク(1破砕5T)・酒呑童子?(2破砕5T)・憤怒の化身 アルガス?(3破砕5T)
不敵な闘士 マルク(3破砕1T)・邪腕の勇士 セオドリク(8破砕1T) - 脆弱つながり
- マタンゴ(1脆弱5T)・放浪の剣士 ロイド?(3脆弱5T)・パズズ?(5脆弱5T)
銃士隊員 レオノール(自1ガード>1脆弱5T)・ポーラーベア(敵1凍結>1脆弱5T)・キャサリン&ルートヴィッヒ?(敵1出血>1脆弱5T)・
オールドスネイク(敵1脆弱>1脆弱5T)・ベルゼバブ?(敵1毒>1脆弱5Tおよび1弱体5T)・シルフ(自1出血>5脆弱5T) - ウミヘビ
- ツインヘッド・オールドスネイク・岸の潜伏者
- その他の海洋生物
- ジェリーフィッシュ・アーマークロー?・スティールクラム・ニードルフィッシュ・ディープバイト・アイスロブスター・リュウグウノツカイ・メタルヘッド・
財宝亀・シードラゴン・クラーケン・タイダルウェイカー・リバイアサン・海王 オセアノス
ディープワン・エビ娘 サクラ - その他の蛇
- ラミア・ラミアクイーン?・追われる身の エマ
メデューサ?・メデューサクイーン?・メデューサゾンビ?
ツチノコ・ツチノコキング
イグの司祭?・イグ?
バイパー・カンカンダラ・濡れ女・ケツァルコアトル?・ミドガルズオルム?・清姫?・古代の生物兵器
(堕落した侵略者)・(リリス) - 隠されたビーチ限定ドロップ
- リュウグウノツカイ・メタルヘッド・シードラゴン・財宝亀・オールドスネイク・岸の潜伏者
ボス敵としてのオールドスネイク
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
---|---|---|---|---|---|
オールドスネイク | 262 | 水龍弾 | 3nターン | 10固定ダメージ | 奇策 奇襲 |
潮流加速 | 1nターン | 手札全捨て | |||
落雷 | 5nターン | 13固定ダメージ 10感電5T | |||
逆流 | 3nターン | 3送還(敵)5T | |||
岩陰 | 2nターン | 10無防備5T 10無遮蔽5T |
隠されたビーチ10Fボス。奇襲と奇策の両方を持っている。
奇策の発動が嫌なら警戒を使わず挑むことになるが、そうすると出会い頭に水龍弾の巨大な一発をもらう羽目になる。
隠されたビーチのマップ効果には10無遮蔽があるため、事前にシールドを張っておく手は使いにくい。10Fに入る前にHPを充分確保しておくこと。
障壁は普通に使用できるので代わりにこれを張っておいたり、巨大化や鉄身を使って耐える方向でもよい。
潮流加速はポセイドンらノトーリアスボス勢のものと違い、効果はただ手札を捨てるだけ。大ダメージや流転の付与などはないのでご安心を。
落雷はそれ自体の威力も強烈だが、感電を10も付与されるのが非常に痛い。このまま次のターンの水龍弾を食らうとどうなるかは明白だろう。
もっとも抵抗も通常通り使えるので、感電を防ぐのは難しくない。後は落雷のダメージに対処し、次の水龍弾に備えたい。
逆流で付与される「送還」は、このダンジョンと共に新たに実装された補助変化。
この時プレイしたカードは、何の効果も発揮しないまま山札の中のどこかに戻る(捨て札ではない)。カードコストは支払わずに済むが、交換のように代わりのカードが引ける訳でもない。
よって無手のように、一方的に手札を減らされる結果になってしまう。補助効果なので抵抗などでは無効化できないのもまずい。
愚直で付与そのものを潰すなり、疾走などで追加ドローを確保するなりしておこう。
岩陰は使われると無防備と無遮蔽が悪化するが、気にすることもないだろう。
抵抗でそれらを防ぐ、ダメージは障壁や巨大化で対処することにするなど、すでに挙がっている対策をとれば自然とこれにも対応できているはず。
過去作品でのオールドスネイク
シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。
名前と生息地から察するに、カブトガニのように古代から存在するウミヘビと思われる。いわゆる「生きた化石」か。
ヤツメウナギのような多数の目が、現代の蛇とはかけ離れた種であることを物語る。ラスボスの岸の潜伏者と同じく、物陰に隠れて獲物の死角を突くのが常套手段。
さらには海流や落雷、海王のものと同じ水龍弾をも操るなど、水棲の魔物としてはかなり上位に位置するのは間違いない。
守護ガードやシールドを徹底的に封殺する戦法は、ゲームの公開初期ならかなりの脅威となったことだろう。
だが後に、障壁やお求めやすい鉄身などが実装。それなりに応手が増え、この戦術はやや型落ち気味となった。戦争は変わった。
だが一方で、送還という現代人には未知の状態変化も使ってくる。化石と侮ると痛い目に遭うかも知れない。