ガラティア

カードとしてのガラティア

補助効果の解除に加え、攻撃と回復、シールドまで張ってくれる。それぞれの効果もなかなか強め。
解除だけがしたいなら社の聖獣など安いカードで充分だが、さらなる付加価値を求めるなら……という、言わばバンシーの上位版である。

全体的なスペックはゴブリンシャーマンに近い。というよりほぼ同じ。
違いはカードコストと（ガラティアの方が1低い）、追加効果が5弱体か補助効果解除かといった点である。

関連カード

補助効果解除つながり

　社の聖獣・バンシー・ガラティア・セラフィム・当惑する イルミナ
　バフォメット（状態異常ごと全解除）・陰陽師 セイメイ?（状態異常ごと全解除）

アンデッド

　ゾンビ・グレイブディガー・キャサリン＆ルートヴィッヒ?・メデューサゾンビ?・ドラゴンゾンビ?
　スケルトン・ゴーストナイト・シルバー号の操舵手?
　スピリット・ゴースト・トゥームガード・スピリットドラゴン?・　シルバー号の亡霊?
　ヴァンパイア・ヴァンパイアロード・呪われた少女 イザベラ
　コープスゴーレム・ガラティア・エンシェントキング・真紅の シヴ?・古王 ペンドラゴン

聖人

　誓いの純潔 ジャンヌ?・ガラティア

ボス敵としてのガラティア

大聖堂跡10Fボス。
HPは10Fボスとしては最低ランクだが、鉄身があるためすんなりとは倒せない。一気に倒すなら破防を用意しよう。
短い周期で回復するので出血も比較的役に立つ。ただし難易度マスター以降は聖母愛を使い、破防も出血も自力で治療してしまう点は覚えておくこと。

直接ダメージを与えてくる技はホーリーボルトと断罪のみ。それぞれ固定ダメージなので守護ガードや障壁が効果を発揮する。
だが真の主力は状態異常。断罪の因果、嘆きの聖歌の封印&疲弊、そして難易度ハード以降から使い出すボディスナッチの無手。
特に無手は効果量10が5ターンも続くため、多くの場合実質的に詰む。他の異常もそれぞれ強烈なので抵抗を絶やさないようにしたい。
状態異常が多いということで薬学が役に立ちそう……に思えるが、効果量の多い嘆きの聖歌とボディスナッチは使用ターンが遅くさほど成果はない。

過去作品でのガラティア

「悲劇の聖母 ガラティア」。DDFでも大聖堂跡のボスとして現れた。
だが今作ではセラフィムにラスボスの座を取られ、自分は中ボスに左遷されている。悲劇である。神は死んだ。

かつてガラティアという名の聖女がいた。彼女は力無き民衆を守るべく、出産から間もない体を押して悪魔と戦い、そして戦死した。
だが悪魔の報復を恐れる人々は、あろうことかガラティアから預かっていた赤子を悪魔に引き渡してしまう。裏切られた母親は冥府の底で、人間に対する失望にまみれた。

そしてガラティアは、赤子ともども現世へと舞い戻ってきた。白くひび割れた頬に血の涙は絶えることなく、求めるのは醜く浅ましい人類全てへの鉄槌である。
死から蘇った不浄の存在のはずだが、未だ神聖な術を意のままに行使できる。あるいは今の彼女は「地上に再臨した聖人」であり、いわゆる不死者とは毛色の異なる存在なのかも知れない。
だが人類にとって危険な復讐鬼であることには違いない。人は再び彼女を苛めるのだった。

DDFではなんとパッシブスキル無効という特性と共に登場した。
さすがにやり過ぎということで後に撤廃されたが、それでも高い魔法火力に頻発されるCP攻撃、多数の状態異常付与、状態異常無効と攻守を兼ね備えた隙のなさはなおも変わらず。
難易度5ダンジョンボスの中でも上位に位置する実力者なのは間違いないだろう。

全くの余談だが、ガラティアと割と似た境遇のキャラクター・せいじょが同作者のゲーム「BuriedBornes」にも登場する。
あちらもまたなかなかに哀れな運命を背負わされた女性なのだが……詳しくはプレイして確かめてほしい。
ちなみにカンカンダラとも経緯が酷似している。奇しくもDDD2のカード図鑑上でも隣り合わせだったりする。

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