タイダルウェイカー

カードとしてのタイダルウェイカー

流転をもたらすカード。
流転状態ではターンが経過するごとに、自身に流転の効果量と同じだけ交換1Tが付与される。

1流転なら1枚だけ、毎ターン手札を引き直すことができる。カード枚数の増え過ぎたデッキにはささやかながら悪くない効果だろう。
逆に徹底的に圧縮したデッキだと要らないカードは無いはずなので、にもかかわらず毎ターン強制で1枚捨てさせられるのはよろしくない。
実際それを狙っているのか、こちらに対して流転を付与してくる敵も存在する……例えばこのタイダルウェイカーなど。

固定ダメージ量は全カード中でも2位タイという強さ。
もっとも起用するには、流転を許容できるかどうかが問題となる。何しろ固定ダメージと流転以外には何もないカードである。

このカードは海神の住処のダンジョン固有ドロップ。
ピックカードとしては他のダンジョンでも出るので、それを拾ってからクラフトで作成する手順でも入手できる。

関連カード

流転つながり

　タイダルウェイカー（1流転5T）・叡智神 ガネーシャ?（1流転5T）

固定ダメージ量ベスト3（デッキ依存型を除く）

　1位（30ダメ）：ブラックドラゴン・ゲヘナ?
　2位（25ダメ）：サタン・ドラゴンゾンビ?・シアエガ・カロン・ゴーゴン?・タイダルウェイカー
　3位（24ダメ）：アイスドラゴン

魚類

　ディープバイト・ニードルフィッシュ・リュウグウノツカイ・メタルヘッド・タイダルウェイカー

その他の海洋生物

　ジェリーフィッシュ・アーマークロー?・スティールクラム・ツインヘッド・アイスロブスター・
　財宝亀・シードラゴン・クラーケン・オールドスネイク・岸の潜伏者・リバイアサン・海王 オセアノス
　ディープワン・エビ娘 サクラ

ボス敵としてのタイダルウェイカー

海神の住処10Fボス。各数値は通常版（難易度チャレンジャー5）のもの。
奇襲に加えマップ効果で奇策が付与されている。プレイヤー側は常時1流転および孤立状態である点にも注意。

ノトーリアス10Fボスの中では火力はまだおとなしい方だが、脅威となるのが潮流加速による2流転の付与。
行動間隔がかなり短く、放っておくとマップ効果と合わせて5流転、奇策有りだと7や9流転にまでなってしまう。こうなると半分または完全にハマリ状態。
流転は補助効果なので抵抗や免疫では防げない。必ず愚直で流転を阻止すること。さもなくば最初の1～2ターンで倒し切るのみである。

バブルバインドの10惰気も強烈な効果だが、これは抵抗などで普通に阻止できる。
逆に防げなかった場合、手元に治療カードがないと一気に負けが見えてくるので要注意。何しろ10枚分の追加ドローを空撃ちしないと遅行から脱出できない（それも5ターンもの間）。
押し流す濁流のダメージは分身でスルーしよう。タイダルウェイカーの直接攻撃は全て通常ダメージなので、ガルーダなど分身カードは非常に役に立つ。

タイダルウェイカーはノトーリアスダンジョンのボスだが、他のダンジョンでも出没する可能性がある（ランダムダンジョンやマスターリーグ、ランキングダンジョンなど）。
参考までに、難易度チャレンジャー1の場合の各種数値を以下に載せる。

ノトーリアスダンジョンで出た時よりは当然弱くなっているが、それでもデイリーダンジョンの15Fボスと同等かそれ以上の実力を持つ。
マスターリーグなどで出くわした場合は覚悟して臨みたい。特にバブルバインドは何としても回避すること。

過去作品でのタイダルウェイカー

シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。

海賊船の旗のごとく禍々しい紋様を浮かび上がらせた巨大なエイ。名前を意訳すると「潮流を呼び覚ます者」というところか。
ポセイドンと同じ技を多く使用するあたり彼女との関係が気になるところだが、海神の近親者または下僕にしては風貌があまりに凶悪過ぎる。
善にせよ悪にせよ、海神への挑戦を阻む大きな障害であるのは間違いない。強敵である。

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