ツメイ・ゴリニッヒ

Last-modified: 2017-01-22 (日) 03:34:26

カードとしてのツメイ・ゴリニッヒ

 
ツメイ・ゴリニッヒ
レアリティ:★★★★コスト:10入手先:ダンジョン固有
デッキ1枚につき2通常ダメージ
自身に、自身の1シールドにつき1強化5Tを付与
 

デッキ枚数依存型の通常ダメージカードとしては最強を誇る。
デッキ1枚につき2ダメージを出せるのはツメイ・ゴリニッヒのみ。15Fまで無破棄で来ればモードレッドに迫る48ダメージを実現できる。

だがこのカードの真骨頂は、シールドから強化を生み出せる能力だろう。
トロール?コバルトを駆使してシールドを荒稼ぎしてから使えば、何百何千という凄まじい強化量をも獲得可能。
ゴブリンカマイタチなどの雑魚カードを含めた、あらゆる通常ダメージカードで敵を瞬殺していけるようになる。しかもこの強化は5ターンも続いてくれる。
火力ブースターとしては作中でも5本の指に入ると言っても過言ではない。ぜひ手に入れたいカードのひとつ。

このカードは古代森林のダンジョン固有ドロップ。クリアした際に他の2?を含めた3枚の中から抽選で入手できる。
1枚手に入ればデッキに入れてピックカードを拾い、クラフトで作るという手順でも入手できる。

 

関連カード

デッキ枚数依存通常ダメージつながり
 スピアビーク(1ダメ)・蓬莱鳥(1ダメ)・伝承からの刺客 スサノオ(1ダメ)・ツメイ・ゴリニッヒ(2ダメ)
 伝記の勇者 ジークフリート(1ダメx2)・バンダースナッチ(1ダメx3)
強化つながり
 ワイルドボア(1強化5T)・(3強化5T)・蛮族王 ウルフ(3強化5T)・エビ娘 サクラ(5強化5T)
 オークチャンプ(5強化1T)・バトルアックス(8強化1T)
 忠義の ランスロット?(自1強化>3強化1T)・貪る者(敵1出血>1強化5T)・ツメイ・ゴリニッヒ(自1シールド>1強化5T)・大剣使い バルガス(5強化1T/自1強化>1強化5T)
ドラゴン
 聖龍の仔ドラゴンパピードラゴンシードラゴンレッドドラゴンブルードラゴン?ゴールドドラゴン?ブラックドラゴン
 ドラゴンゾンビ?スピリットドラゴン?アイスドラゴン海王 オセアノス聖竜 カンナカムイアスディーグツメイ・ゴリニッヒ
 (ドラコ・メイジ?ワイバーンヒュドラ
 (ホムンクルス)・(竜血病の リンダ竜血の覇者 ヴェスタス
古代森林限定ドロップ
 ツメイ・ゴリニッヒ清姫?シアエガ

ボス敵としてのツメイ・ゴリニッヒ

 
名前HP使用技常時発動
ツメイ・ゴリニッヒ7100尾撃1nターン24通常ダメージ 手札全捨て2汚染
200鉄身
19ガード
毒の沼1nターン10毒5T
ベノムバースト3nターン敵に、敵の1毒につき1毒5Tを付与
噛み砕き2nターン36通常ダメージ 破防5T
古の道3nターン3交換(敵)2T
 

古代森林15Fボス。各数値は通常版(難易度チャレンジャー5)のもの。
まず大変厄介なのが2汚染だろう。兵法はまず手も足も出ず、鼓舞もちょっと連続攻撃をしようものならすぐPPが赤字になる。
ここは克己でコストを踏み倒すのが最善だろう。マップ効果に鍍金がありデッキ圧縮ができないため、付与できるカードの少ない賭血は途切れやすくおすすめしない。

次に対処を求められるのが異様なまでの防御力。19ガードはまだ楽な方で、HP7000以上に対する200鉄身が一番の障害となる。
馬鹿正直にHPを200ずつ削るのはあまりにも時間がかかり過ぎる。必ず破防カードを入れて臨もう。または最初から暗殺や死呪狙いでいくかである。

攻撃は鬼火力の通常ダメージと毒攻めがメイン。前者は分身、後者は免疫で防ぐのが手っ取り早い。
毒はカンナカムイなどで分厚く薬学を張ることにより、毎ターンの毒を上回る大型シールドでダメージをごまかすこともできるが、
噛み砕きで破防を付けられるとせっかくのシールドも役立たずになるのが難点。免疫なら破防も確実に予防できる。

3交換もなかなかの曲者だが、鍍金ダンジョンゆえ不要なカードも少なからずデッキ内に混じっているはず。それらを上手く生贄にしよう。
必要なカードまで交換する羽目にならないよう、山札の残り枚数には注意したい。ゴーゴン?で交換を阻止する手もある。


過去作品でのツメイ・ゴリニッヒ

「古竜ツメイ・ゴリニッヒ」。DDFでも古代森林のラスボスとして現れた。

DDD2に登場する中では間違いなく最強最大のドラゴンゴリさん
ダンジョン難易度の各ボタンでも下から疫病ネズミバジリスクドラゴンパピーワイバーンレッドドラゴン海王 オセアノスブラックドラゴンと続き、最後にツメイ・ゴリニッヒが来ることからも明白である。
この序列を信じるなら、オセアノスはブラックドラゴンより格下らしい。海王ェ……

 
 

古代森林の主(ぬし)とでも言うべき存在で、途方もない年月をこの森の中で過ごしてきた。
彼がその比類なき力を無闇に振るわず、ただひっそりと日々を送っていたのは同じ森に住んでいたエコへの気遣いゆえに他ならない。
エコの「古代の守護者」たる特殊な能力について把握していたのか、あるいは純粋に小さな隣人として愛着を持っていたのかまでは定かでない。
ツメイ・ゴリニッヒはエコを怯えさせないよう、努めて静かに彼女を見守っていた。自分の姿を消す能力でも持っていたのか、エコの方はこの巨竜が同じ森にいることすら気付かなかったようである。

だがその穏やかで温かい日々は、やがて終わりを迎えることになる。
ある日エコは強風に煽られ、古代森林から遠く離れた地へと飛ばされてしまった。入れ替わるように現れたのは、危険な瘴気を運びに来た醜悪なたち
元々長い歳月を経て年老いていた森は、エコの庇護なくしてこの毒気を耐え抜くことはできなかった。たちまち草木は枯れ、土は腐り、緑の楽園はどす黒い魔境と化す。
そして森の主もまた、蔓延し続ける瘴気の前に屈したのだった。

 
 

エコが冒険者たちの助けを得て古代森林に帰ってきた時、そこには理性を失った一頭の巨大な竜がいた。
竜にエコのことを思い出す様子はなく、それはただの凶暴な魔物に過ぎなかった。今や自ら瘴気を発し、死にかけた森にとどめの毒をもたらそうとしている。
この時にエコの仲間たちの手で一度討伐されたはずだが、どうやら死に切れなかったようだ。今度こそ彼を眠らせることができるだろうか。


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