カードスペック
ナベリウス | ||
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レアリティ:★★★★ | コスト:7 | 入手先:ダンジョン固有 |
(8固定ダメージ 8HP回復 カードを1枚引く)x3 自身に2疲弊/5Turnを付与 山札・捨て札をシャッフルする |
作中最大の禁じ手(?)、デッキシャッフルを行えるカードの1枚。
この効果が発動すると捨て札が全て山札に戻り、その上で山札が切り直されランダムな状態に戻る。
ゲーム中に山札が尽きてそれ以上カードが引けなくなった場合、過去作のDDD1やDDFではその瞬間に捨て札が自動的に山札へ戻り(かつシャッフルされて)ドローを続行できた。
しかしDDD2では、山札が無くなってもその場で即補充とはならない。一度ターンエンドしないと山札が復活しないというのがゲーム上の基本ルールとなっていた。
このデッキシャッフルはその原則を覆す効果である。これを利用すれば山札切れを究極的に解決し、DDD1などと同じ条件でプレイができる。
後はPPと追加ドローの問題さえクリアできれば、完全にノンストップで無限にカードを使いまくることができるのである。
……という素晴らしい効果だが、闇雲に使うと上手くいかない。ポイントのひとつとして、この効果が発動した後は必ず山札がランダムな構成になる。
例えば山札が残り3枚くらいで、今すぐ手札に来てほしいカードがまだ山札の中に残っていたとする。
ここでシャッフルカードが来たからといってプレイしてしまうと、目当てのカードを含めた残り3枚の上に大量の捨て札が上積みされる。かつシャッフルされる。
そのため本来あと3枚以内で手札に来るはずだった目当てのカードは、満タンになった山札のどこか不特定な位置に移動してしまう(無論、上から3枚以内に出てくる可能性は低い)。
こういうデメリットも生じ得るので、使うタイミングにはくれぐれも注意を払いたい。
逆にプレイして捨て札に行った重要カードを、すぐ山札に戻す手段としても有効。ファハンや万能鍵?の大型版といった具合である。
この場合は今どのカードが捨て札にあるか、何がまだ山札にあるかを逐一覚えておく必要が出てくるだろう(さもないと上記の残り3枚のような事が起こる)。
このナベリウスは他のシャッフルカード?と比べても、頭一つ抜けたスペックを誇る。
まずカードコストが最も低い。攻撃や回復も行うことができ、それぞれ3連続とコンボ性も良好。おまけに追加ドローが3枚も付いてくる。
(この追加ドローはデッキシャッフル後に行われるため、確実に3枚引ける。引けるカードはシャッフル後のランダムなものとなる)
これだけ付くからには代償ももちろんあり、使うごとに2疲弊が追加。シャッフルすればするほど疲弊が溜まって身動きが取れなくなる。
だがそれも抵抗で防いだり、賭血や克己で疲弊そのものを無視することもできる。こうなればもう怖いものはない。
このカードは神界の荒野のダンジョン固有ドロップ。クリアした際に他の3?枚?を?含めた4枚の中から抽選で入手できる。
1枚手に入ればデッキに入れてピックカードを拾い、クラフトで作るという手順でも入手できる。
関連カード
- 3枚ドローつながり
- 大怪盗 カーヤ・珊瑚の海の コバルト・探求者 ヨハンナ・東風の妖精 ティアナ・追われる身の エマ・シアエガ・ナベリウス
- 疲弊つながり
- 英雄の証(3疲弊1T)
ゲヘナ?(1疲弊5T)・ヒンドレスの従者(2疲弊5T)・ナベリウス(2疲弊5T) - デッキシャッフルつながり
- ナベリウス・占札術師 ウィネラ?・古代の守護者 エコ
- 悪魔
- デーモン・ナイトメア?・サキュバス?・グレートデーモン?・デーモンロード・パズズ?・デビルクイーン?・ブラッククラウン?・バエル?
サタン・ベルゼバブ?・バフォメット・アスモデウス?・マルコシアス・貪る者・リリス・ゲヘナ?・ナベリウス・ウヴァル?
(とばりの夢魔 アンジェラ?・汚れた聖魔 ルーシー?) - 神界の荒野限定ドロップ
- ハデス?・ウヴァル?・ナベリウス・ゲヘナ?
過去作品でのナベリウス
DDFにて初登場。
元ネタはソロモン72柱の悪魔の一員。2015年冬イベントにて「再誕の祭壇-魔-」のボスとして出演した。
人の心を操る能力を持った悪魔。人々の間にありもしない揉め事をセッティングし、巻き起こる悲喜劇をポップコーン片手に楽しむのが趣味である。
もし彼の力を借りられたら、他人を意のままに操作できるかも知れない……といった不穏なことが公式で書かれている。できたとしても相応の対価を要求されそうだが。
戦闘では必殺技・破滅の旋風で捨て札を一気に10枚破棄。他にも呪いカード3枚追加、捨て札3枚破棄といったデッキ攻撃ばかりを使ってきた。
一番面倒なのは鋼血能力だが(本作の鉄身の前身で、最大HPの5%を超える分のダメージを強制カットという効果。無効化は不可能)。
そんなナベリウスも味方に回れば、デッキのシャッフルという大技で攻略に貢献してくれる。悪魔もカードになってしまえば拒否権はない。
ちなみにDDD1やDDFにも、故意にデッキシャッフルを行えるカードやパッシブスキルは存在した(「リフレッシュ」「捨て札調整」が該当)。
もっともそれらのレアリティは、せいぜいDDD2でいうところの★★程度。DDD2のシャッフルカードが軒並み★★★★であるのとは雲泥の差である。
ここにも旧作と本作の間にある、デッキシャッフルの希少度のギャップが如実に表れていると言える。