不死鳥の アロンソ

Last-modified: 2017-03-19 (日) 18:04:59

カードスペック

 
不死鳥の アロンソ
レアリティ:★★★★コスト:10入手先:ベーシックパック
12通常ダメージ 12固定ダメージ 12HP回復
自身に1復活/5Turnを付与
 

ベーシックな復活カード(といってもレアリティ★★★★だが)。
復活状態で自身のHPがゼロになると、即座にHPが最大値まで回復。そのまま戦闘を続行できる(=ゲームオーバーを回避できる)。
発動後は復活の効果量が1減り、ゼロになるとそれ以上は復活できなくなる。

ダメージの大小に関わらず確実に生還できるのが大きな売り。出血や血呪状態の影響を受けることもなく、発動すればHPは必ず満タンまで回復する。
死呪や暗殺による無条件の即死が成功した際に、唯一生き延びる手段でもある。一度やられた時点でどちらの状態も解除されるので、そこから復活すればもう安心という訳である。

復活後は一度HPが尽きたその瞬間からの再開となる点に注意したい。
例えば復活状態で難易度ノーマルの魔王 モードレッドにブレイドラッシュ(3回攻撃)とダークスフィアを使われることになっていて、うちブレイドラッシュの2撃目でやられて復活したとする。
この場合は敵の残りの行動が全てスルーされ……などということはなく、しっかりブレイドラッシュの3撃目を食らうところから戦闘が続行される。もちろんダークスフィアも付いてくる。
このように敵が連続で攻撃してくる場合は特に、復活だけに頼るのは危険と言える。普段は他の防御や延命手段でしのぎ、強力過ぎる攻撃に対しピンポイントで活用するのがよいだろう。

 
 

このアロンソで付与できるのは1復活、つまり1回しか生き返れない。元の効果が強力なので妥当とは言えるが(しかしこんなもの?も……)。
5ターン続くので狙ったタイミングより早めに使ってしまうこともできる。基本性能も優秀なだけに、使う場面を柔軟に選べるのは有難い。
デッキを圧縮すれば効果終了前に再度プレイし2復活にできるチャンスも出てくるが、そこまで頑張ることもないか。

 

関連カード

復活つながり
 不死鳥の アロンソ(1復活5T)・クリエイション?(5復活2T)・グレイブディガー(1呪詛>1復活20T)
不死鳥
 フェニックス
旅仲間
 焔の巫女 アデラ

DDFでの不死鳥の アロンソ

「俺は裁かれたけど、俺の罪はまだ償われていない。
 多分、永遠に償いきれないんだろうな…。」

(現VerのDDFではこのセリフは確認不可)

不死鳥を従えた青年。イケメン
……というのは誤りで(イケメンがではなく)、この青年の方が不死鳥の「守護者」、つまり従属に当たる。

 
 

アロンソの半生は血にまみれ、業火に彩られた凄絶なものであった。
彼は実母をいじめる義父を殺し、その後どんな経緯か自宅に放火。さらに二人を殺害している。
当然これだけのことをしてただで済むはずがなく、アロンソは火あぶりによる死刑の判決を言い渡される。ここで彼の生涯は終わる……はずだった。

だがアロンソは、命を拾うことになる。
炎に焼かれて死ぬ間際、彼の前に現れたのは一羽の不死鳥だった。不死鳥はアロンソを自らの守護者に選び、彼を「魅入った」のである。
不死鳥の守護者になるということは同じく不老不死になるということであり、アロンソは刑死を免れる。そして不死鳥と共に永遠を生きる宿命を背負ったのだった。

以降のアロンソはその無限の寿命を、諸国を旅し見聞を広めることに費やしていた。不死身と化したこと自体はそこまで深刻には捉えていないようである。
ただ重罪人のはずの自分があらゆる刑罰も無意味な体を、神々しい不死鳥に授けられたことには皮肉を感じている節も見られる。「俺は死ねないんだ…」
旅先で出会ったアデラと共に、終わりのない放浪をアロンソは続けていた。数多の英雄が死に絶えたDDD2時代、彼にも終焉が訪れたのかは不明である。

 
 

不死鳥の力を借りているのか、炎を自在に操れるらしい。
冒険中は「何でも燃やしてやるぜ。」「ここも全部燃やしちまおうぜ。」などやたらと物を燃やしたがる。もはや放火魔。燃え太郎
スペックは炎属性の防御重視である一方、物理攻撃や魔法攻撃も得意とする。パッシブスキルは一瞬だけだがHPを上限を超えて回復できる、最大HP超過回復が目玉。
もっともアロンソ自身は、回復は特に上手ではない。不死鳥も超過回復だけで手一杯なのか。


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