カードスペック
聖剣王 アーサー | ||
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レアリティ:★★★★ | コスト:9 | 入手先:ベーシックパック |
10通常ダメージ 10HP回復 10ガード/1Turn カードを1枚引く 自身に2兵法/5Turnを付与 |
最強の兵法カード。下位のガウェイン?から効果量が1増えただけだが、その差は歴然。
連撃カードはプレイ前よりPPが増えていることも珍しくなく、追撃や剣術と組み合わせれば永久機関と化すことすら可能となる。
だが汚染持ち相手にはこれでも差し引きゼロか、または押し負けてしまうことの方が多い。
これはもう天敵と呼べるくらい相性の悪い相手なので、兵法デッキでは挑まないのが一番スマートな解決策と言わざるを得ない。
それでも使うなら他の兵法カードも総動員して汚染を上回る回復量を目指すか、無足など他のプレイ手段もサブで用意するかだろう。
兵法以外の基本スペックもかなりの高性能。
攻撃と防御、回復に追加ドローまで付いてくる。さすがは王様。
関連カード
- 兵法つながり
- 超人執事 ギルベルト?(2兵法1T)
王の隠し子 ガウェイン?(1兵法5T)・剛者の印章(2兵法5T)・聖剣王 アーサー(2兵法5T) - 親族
- 救国の翼 グウィネヴィア?・王の隠し子 ガウェイン?
- 腹心
- 忠義の ランスロット?
- かつての友人
- 魔王 モードレッド
- 各界の王
- 聖剣王 アーサー・古王 ペンドラゴン・妖精王 マリオ?・
蛮族王 ウルフ
魔王 モードレッド・ヴァンパイアロード・海王 オセアノス・エンシェントキング・ツチノコキング
DDFでの聖剣王 アーサー
「民を苦しめる者よ、今こそその対価を払わせよう!」
神より下界にもたらされた聖剣の使い手。
そしてDDFの世界において、当時最大の規模を誇った王国の最高指導者である。……もとい、指導者だった。
今の王国がまだ存在せず、世界にいくつかの国が群雄割拠していた時代のこと。
世界崩壊後の混乱のさなか、世界の統一・平定を夢見て日夜奮闘した騎士たちがいた。その中心人物がランスロット?やモードレッド、そしてアーサーである。
そんなある時、アーサーは思い掛けない恩恵を授かることとなる。彼は神託と、聖剣を天より賜ったのだ。
聖剣の持つ力、神の信任を得たという事実により、アーサーの求心力は急激な高まりを見せた。そして多くの民の支持の下、ついに彼は巨大な王国の樹立を成し遂げたのだった。
聖剣という強大な力を手に入れたアーサーだったが、彼自身はそれに溺れることをよしとしなかった。
むしろ神の力や奇跡に依存せず、人の手によって人の世は治められるべきである。人間のみならずエルフやドワーフ、ホビット、その他全ての心ある種族が同じ「人」として手を取り合い国を支える。
それを成し得る力が人にはある、そう信じる……これがアーサーの揺るぎない持論である。
彼が人心をひとつにまとめ上げ、国を築くことができたのも、聖剣の存在以上にこういった信念を背景としたカリスマ性によるところが大きいと思われる。
実際、国内において彼の王としての素質を疑う者はほとんどなく、圧倒的多数の国民が彼による統治を望んでやまなかった。
ゲーム内でもアーサーは王様キャラとして登場する一方、なんと冒険者の一員としてパーティーに加えることもできた。
王様がほいほい冒険に出ていいのかと気を揉む向きもあるだろうが、即位後も妃?と共に戦場で先陣を切っていたらしいので今更な話ではある。臣下は気が気ではないだろうが。
しかも仲間にするための紹介状が魔王サタンの固有ドロップであり、これを持ち帰れた時点で主人公は魔王討伐という作中最大の偉業を成したことになる。
アーサー本人に「個人的にも尊敬している」と言わせるほどの信頼をも勝ち得た以上、彼を仲間として迎えることに何の障害もないと言えよう。臣下の溜息と舌打ちが聞こえてくる
性能は天属性担当の上級アタッカーである一方、CPを大回復させるパッシブスキル・ガッツを所持。
ちょうど難易度的にCPの回復手段が欲しくなってくる、絶妙なタイミングで仲間にできることもありプレイヤーからも幅広い人気を集めた。
……だがそんなアーサーの治世と英雄譚は、あまりに意外な形で終わりを告げる。彼は突然病に倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまったのだ。
聖剣王を喪った王国はまるで、神の寵愛までも失ったかの如く衰退の一途をたどっていった。凶報ははさらに続く。
古代の守護者エコの失踪。新たな魔王に名乗りを上げたかつての盟友モードレッド。そして新魔王勢を迎え討ち、志半ばに倒れていった数多の英雄たち。
冒険者たちで連日大賑わいだった町の酒場は、だだっ広い室内に女主人が一人たたずむだけの物悲しい空間と化した。
多くの人々が行き交った通称・冒険者の街道までも魔王の支配下に置かれ、今や暗雲立ち込める魔境の一部となり果てている。
交通の要衝を奪われた王国は完全に他の地より孤立し、国民は死地から逃げることすら叶わなくなった。滅亡は最早時間の問題である。
この事態に立ち向かい、王の愛した国を救えるのはただ一人。あなたしかいない。