鍛魂の巻物

Last-modified: 2017-03-22 (水) 03:10:24

カードスペック

 
鍛魂の巻物
レアリティ:★★コスト:1入手先:東方伝来
使用後、このカードを破棄
自身に1還元/5Turnを付与
 

「東方伝来」収録のアイテムカード。
還元が有効の間はカードをプレイした際にコストも効果も発生せず、そのまま捨て札に送られる。と同時に、その捨てたカードのカードコストと同値だけPPが回復する。
手札を潰してPPに換える、と考えると分かりやすい。1枚捨てると還元も1減り、この状況は終了する。

捨てたカードのコストが高いほど多くのPPを補給できる。コスト10なら10PP回復。
ただ基本的には高コストカードほど有用なものでもある(=捨てずに自分で使いたい)ので、犠牲にするカードは吟味する必要が出てくるだろう。
または手札に溜まった不要なカードの処分を兼ねて使う手も考えられる。このカード自体のコストに1PPを取られるため、実際の回復量も差し引き1減る(ことが多い)点はお忘れなく。
なお消耗品カードは還元状態であっても、プレイすると捨て札には行かず普段通り破棄される(鍍金状態中を除く)。
消耗品は総じてコストが低い分旨味も少ないので、還元に使う機会はまずないだろうが一応注意。

 
 

交換と同じく、一部の敵はこちらに還元を付与してくる。
PP回復というメリットもあるものの、カード本来の効果が無効になってしまうデメリットの方が大きいだろう。実質的には無手を掛けられたに近い嫌がらせである。
還元もまた状態異常ではなく補助効果扱いであり、抵抗などでは予防はできない。愚直で還元の効果量を減らすことは可能なので、必要ならこの方法で対処したい。

 

関連カード

還元つながり
 イグの司祭?(1還元1T)・鍛魂の巻物(1還元5T)

過去作品での鍛魂の巻物

シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。
ただ2015年冬イベント内に登場する、ルフレヒト?が欲しがっていたという巻物がこれと全く同じデザインである。もしかすると?

ちなみに還元とは、物事を元の形や状態に戻すこと。
また化学的には酸化物から酸素を除去することなどを指し、これによって酸化鉄から鉄を生成したりできる。
さてDDD2では、カード……すなわち英雄たちの記憶と力の結晶を、「鍛」の巻物を媒体に「還元」するとPPを取り出すことができる。
鼓舞や頑健で増え、疲弊や失意で減るなど精神的な要素を匂わせるPPだが、あるいはPPとは魂そのものの力を表した数値でもあるのかも知れない。
そしてカードに封じられているのは、英雄の「記憶」と「力」だけではないこともうかがわせる。


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