アルター王国

Last-modified: 2019-07-14 (日) 01:43:18

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概要

白亜の城を中心に、城壁に囲まれた正に西洋ファンタジーの街並み

 

中央大陸西部、西方三国の一つ。
中世ヨーロッパを彷彿とさせる西洋風の街並みが特徴的な“騎士の国”。
北側のドライフ皇国、南側のレジェンダリア、東側の大陸中央部のカルディナと国境を接する。
取得できるジョブの幅が広く、また王都には最も進入が簡単な神造ダンジョンの<墓標迷宮>を擁するなど、総じて“初心者向け”の国家とされている。
 
現在ドライフ皇国とは戦争状態にあり、第一次騎鋼戦争の時、所属している四人の<超級>が一人も戦争に参加せず、<SUBM>である【三極竜 グローリア】?の来襲事件で大きなダメージを受けていたこともあって、レイが<Infinite Dendrogram>を始める半年(現実時間で二ヶ月)ほど前に、二人の<超級>*1と大勢の<マスター>を主戦力とするドライフ皇国軍に王国軍が蹂躙されたことで滅亡の危機に瀕しているが、最近所属の<超級>が五人に増え、彼らが事実上戦争参加を表明したことでドライフ皇国から講和の話が持ち上がった。
しかし、それは罠であり、レイによって阻止されたが、宣戦布告として王都で【盗賊王】?による大規模テロが行われた。
その後、再びドライフ皇国から正式に宣戦布告を受けた。

超級(スペリオル)

【獅星赤心 コル・レオニス】
 <マスター>:フィガロ
【戦神艦 バルドル】
 <マスター>:シュウ・スターリング
【??? カグヤ】
 <マスター>:扶桑月夜
【??? エデン】
 <マスター>:レイレイ
【幽閉天使 サンダルフォン】
 <マスター>:ハンニャ

ランキング

決闘ランキング

 一位:“無限連鎖”【超闘士】フィガロ
 二位:“断頭台”【抜刀神】カシミヤ
 三位:“化猫屋敷”【猫神】トム・キャット
 四位:“黒鴉”【堕天騎士】ジュリエット
 五位:“骨喰”【伏姫】狼桜
 六位:“仮面騎兵”【疾風騎兵】マスクド・ライザー
 七位:“炎怒”【強力士】ビシュマル
 八位:“流浪金海”【大海賊】チェルシー


 十位台:ロードウェル
 十位台:ハインダック
 ?位:マックス

クランランキング

 一位:<月世(げっせい)の会>
  クランオーナー:“月世界”【女教皇】扶桑月夜
 二位:<デス・ピリオド>
  クランオーナー:“不屈”【聖騎士】レイ・スターリング
 三位:<K&R>
  クランオーナー:“断頭台”【抜刀神】カシミヤ


 八位:<AETL>連合
  クランオーナー:???
 二十七位:<リリアーナFC>
  クランオーナー:???

討伐ランキング

 一位:元“正体不明”【破壊王】シュウ・スターリング
 二位:【傾国】キャサリン金剛
 三位:???


 ?位:【暗殺王】月影永仕郎
 ?位:“酒池肉林”レイレイ

地名

アルテア

アルター王国の首都。通称“王都”。
街全体を囲む円形の城壁は東西南北に門が設置され、四方の門から街の中心部へ向かって真っ直ぐ大きな石畳の道が敷設されている。
中心部はさらに城壁で区切られ、その内部には王城と貴族街が存在する。
 
かつて、侵略国家アドラスターの首都“業都”と呼ばれ、【覇王】無き後は、戦争の中心点となり、その後先代【邪神】の棲家となっていた。
先代【邪神】が【聖剣王】アズライトに討伐され、今に至っている。

<イースター平原>

アルテアの東に位置する平原地。初心者用狩場の一つ。
王都封鎖事件の際には、王国三位のPKクラン<K&R>がここを封鎖した。

<ノズ森林>

アルテアの北に位置する森林地帯。初心者用狩場の一つ。
王都封鎖事件の際には、<超級殺し>がここを封鎖した。
【破壊王】により焼失、管理AI13号(チェシャ)により復旧の下地が作られた。

<サウダ山道>

アルテアの南に位置する山道。初心者用狩場の一つ。
王都封鎖事件の際には、PKクラン<凶城>がここを封鎖した。

<ウェズ海道>

アルテアの西に位置する海道。初心者用狩場の一つ。
王都封鎖事件の際には、盗賊クラン<ゴブリンストリート>がここを封鎖し、四ヶ所の中で唯一ティアンにも被害が発生した。

ギデオン

アルター王国第二の都市。ギデオン伯爵統治領。通称“決闘都市”。
“決闘都市”の名の通り決闘が盛んで西方三国最大規模の闘技場施設*2が存在する。
他国からも観光客が多数訪れるため、市内は非常に賑やかで活気に溢れている。
歴史的経緯から現在も呪われた武具が大量に保管されていて、レイが解呪を行っている。

ギデオンの伯爵がとっておきのメインイベントとして【超闘士】と【尸解仙】による<超級激突>を企画したが、その後二人が決闘を何度も行っている他、都市内外で幾度となく*3<超級激突>が勃発している。
また、【大教授】【狂王】【獣王】のせいで壊滅の危機に何度も瀕している。

<ネクス平原>

ギデオンの北、<サウダ山道>の南に位置する平原地。
小鬼(ゴブリン)が多く生息し、【大瘴鬼 ガルドランダ】?率いる小鬼の群れが道行くティアン達を襲っていた。

<クルエラ山岳地帯>

ギデオンの東に位置する山岳地帯。
アルター王国とカルディナの国境地帯の一つであり、決闘都市ギデオンとカルディナの都市を繋ぐ交易路の一つでもある。
『強盗の名所』とも呼ばれる。
古くから山賊団の根城となっており、過去には<ゴブリンストリート>が活動していた他、ゴゥズメイズ山賊団がアジトとしていた廃棄砦もこの山中に存在する。
フランクリンの騒動後、カルディナに帰国する【地神】により、百を越える山賊が全て“土葬”された。

旧ブリティス伯爵領

アルター王国西方、ギデオンと<西海>の間に存在する王族の直轄地。領内に港町がある。
元々はブリティス伯爵が治めていたが、第一次騎鋼戦争の際に雇っていた兵が【魔将軍】が率いる悪魔達に死体もほとんど残らず殺され、兵を集める資金と死者の遺族に対する弔慰金に多額の金を支払い*4、その後に発生した流行り病を領内に押し留めるために残る財産全てを使い破産。領地を王家に返上した。

<ジャンド草原>

ギデオンの西に位置する草原地帯。
“フランクリンのゲーム”において、【大教授】が放ったスーサイドシリーズとの決戦の舞台となった。

<サウダーデ森林>

ギデオン南西部に位置する森林地帯。
元々は亜竜級以下のモンスターしかいない比較的安全な場所だったが、“フランクリンのゲーム”以降、強力なモンスターが移動して来たことで生態系が変化し、純竜級のモンスターが生息する危険地帯となっている。

<ファドル山道>

アルテアの北、トルネ村との間に位置する山道。
リューイ達母子がシジマ・イチロウと初めて出会った場所。

<トルネ村>

アルテアの北に位置する村。風星の村。
規模は王都やギデオンよりもずっと小さく、広い土地に四百軒前後の家がまばらに立っている。
農業用の大きな風車小屋が建ち並ぶその景色は、どことなく十五、六世紀頃のオランダの風景画を思わせるものとなっている。
また、村には“コクテン様”という昔話が伝わっており、王国北部の村々ではその故事になぞらえた“風星祭”という祭りが毎年行われている。
 
【地神】によって各地に仕掛けられた魔法の影響で、地下に封じられていた“コクテン様”、古代伝説級<UBM>である【黒天空亡 モノクローム】?が復活し、村を襲ったが【女教皇】や滞在していた<マスター>達のおかげでティアンの死傷者は出なかった。
 
その後の“風星祭”には、風車だけでなく、“コクテン様を倒した流星の風車を持つ英雄”を模した人形が飾られるようになるとか。

カルチェラタン

アルター王国北東に位置するカルチェラタン伯爵領に存在する街。
カルチェラタン伯爵夫人?が治めており、街の中は石畳で舗装された道路と町のいたるところに草木と花々が植えられ“人と自然の調和”という雰囲気の美しい景観となっている。
最近郊外で<遺跡>が発見され、【量産型煌玉馬・セカンドモデル】の生産ができるようになり、その機能を発揮するための【煌騎兵】や【操縦士】【整備士】などのドライフ皇国特有の機械系の生産ジョブに就くことができる。
町はずれにシャーリー?の祖父が始めた“天地風”の温泉旅館がある。
また、二つしかない人間が交通可能な皇国との国境である平野を挟み、ドライフ皇国のバルバロス辺境伯領と隣接している。

旧ルニングス公爵領

アルター王国北西に位置するルニングス公爵?が治めていた地域。
穏やか尚且つ温暖な気候の土地柄であり、王国にいくつかある穀倉地帯の一つだった。
二つしかない人間が交通可能なドライフ皇国との国境である山道を挟みドライフ皇国のエルドーナ領と隣接しており、深い交友があった模様。
 
【三極竜 グローリア】?が襲来し、当時領内に存在していた人間(ティアン)非人間範疇生物(モンスター)、植物すらも根絶やしにされた。
特に領の中心部にある都市ルニングスは、青々とした草原の中心にあったことからかつては草原都市ルニングスと呼ばれていたが、事件後草木の一本残さず死滅した枯野となったことから絶滅都市と呼ばれている。
【グローリア】事件後はあらゆる死骸に怨念が宿り、数多のアンデッドが徘徊していたため、戦争前に<月世の会>の聖職者達がアンデットを浄化し、死体も処理したものの、移住を希望する者はおらず、文字通りのゴーストタウンとして放置されている。
 
第一次騎鋼戦争の際、この地よりドライフ皇国が侵攻し、現在はドライフ皇国が実効支配しているが、セーブポイントはアルター王国に帰属したまま。
ドライフ皇国に近い西側は整備と開拓が進んでおり、皇国の穀倉地帯としての復活を果たしつつある。

<境界山脈>

アルター王国北部とドライフ皇国南部の国境地帯に広がる険しい山脈。
最大の山である<天蓋山>をはじめ、山々には【天竜王】?の系譜に連なる天竜種の【竜王】らが住まい、その山中には多くの純竜が生息している。

“招かれざる客”となれば最後、生きては出られない世界とされ、ティアンはまず立ち入らない秘境。
稀にいる腕自慢のティアンの武芸者や近年増加した<マスター>が<天蓋山>を目指して<境界山脈>に入ることもあるが、純竜が跳梁跋扈する環境ゆえにほとんどは【天竜王】?に出会うことすらなく死に絶え、稀に出会えた者も一瞬で塵となる。

山脈に住まう天竜種のドラゴン達は侵入者に対しては厳しいが、それ以外の者には寛容であり、<厳冬山脈>の地竜種のドラゴン達のように野に降りて他の生物を狩ることも、東西の国境を行き来する人々に手を出すこともないため、“境界”を越えることのない多くの人々にとっては危険性の低い隣人達である模様。

<天蓋山>

<イレギュラー>である【天竜王 ドラグへイヴン】?が住まう<境界山脈>最大の山。
中央大陸北部の<厳冬山脈>や大陸の東西南北に広がる<四海>と並ぶ、三大竜王の生息地の一つ。
この山には天竜種のドラゴン達も一切近寄らず、【天竜王】?とその第一子である神話級<UBM>【輝竜王 ドラグフレア】?の二体のドラゴンしか棲んでいない。

かつて起きた【地竜王】の事件を教訓にし、無断で侵入すること自体がアルター王国では即極刑となる重罪とされている。
そのため、【犯罪王】?が“監獄”に送られる前は幾度も侵入していた。

<雷竜山>

<境界山脈>の西端に位置する、国境に程近い山。
【天竜王】?の第三子である神話級<UBM>、【雷竜王 ドラグヴォルト】?が治めていた天竜種のドラゴン達の住処。
南はアルター王国ルニングス公爵領に面し、<SUBM>である【三極竜 グローリア】?の襲来が初めて確認された場所でもある。

クレーミル

アルター王国の地方都市。通称“城塞都市”。王国の北西にある国境と王都の丁度中間地点に存在する。
西方中央が幾つもの国々に分かれて争っていた数百年前に、隣国との戦争のため建造された城砦を基礎とし、外周部には都市全域をカバーして余りあるほどの強大な防御結界が設置されている。
当時は西方中央屈指の城砦だったが、初代国王となる【聖剣王】アズライトの単独突入によって結界を両断され、そのまま城主を討ち取られている。

 

その後、国境線から遠退いたことで戦略的価値こそ失われたが、初代国王の建国伝説に縁ある土地として観光名所になっていた。
【グローリア】?事件の際には、王国北西の国境と王都の丁度中間に位置する防衛拠点として選ばれ、迎撃作戦の要として使用されたが、ブレスによって消し飛ばされ、都市の土台のみが残った。

ニッサ辺境伯領

アルター王国南西に位置するニッサ辺境伯が治めている土地。
レジェンダリアとの仲が良好。

キオーラ伯爵領

アルター王国西に位置する港湾地帯、キオーラ伯爵が治めている土地。
グランバロアの貿易船団との仲が良好。

国境地帯・荒野

講和会議の舞台であった旧ルニングス公爵領から10キロ以上離れたアルター王国とドライフ皇国の国境地帯。
元々は山岳地帯であったが、【破壊王】と【怪獣女王 レヴィアタン】の戦闘により、複数の山が崩壊し、土塊と岩の荒野へと変貌した。

<ノヴェスト峡谷>

大地に幾つもの亀裂が走っており、それぞれが幅一キロメートル、長さ数キロメートル、深さ数百メートルをほこる。
この地形は自然に生じたものではなく、先々期文明末期に起きた戦乱で生じた傷であるとも言われている。
<アルター王国三巨頭>と【三極竜 グローリア】が雌雄を決した地。
戦闘によって地形は破壊され、【グローリア】の《絶死結界》で生態系までも完全に失われ、人もモンスターも寄り付かなくなった土地。
第一次騎鋼戦争直前に【破壊王】と【犯罪王】の決戦の地として利用され、二人の激突によりすり鉢状のクレーターのみが残り峡谷としては完全に破壊された。

国境地帯・山林

ギデオンから南に煌玉馬を全力で飛ばして一時間ほどの距離にある場所。
アルター王国の領土の中でも最南端で、昔はレジェンダリアとの緩衝地帯だった。
古代伝説級<UBM>である【螺神盤 スピンドル】?の生息地だったが、当時【破壊者】だったシュウ・スターリングと【犯罪王】が討伐したことによってアルター王国に吸収された。
管理AI6号(レドキング)によって空間操作され、隠されているため、外からは見つけることも触れることもできないが、実は“監獄”が存在している場所でもある。
付近には【怠惰魔王】?の縄張りが存在している。

施設・ダンジョン

<デス・ピリオド>の本拠地

ギデオンの第八闘技場。治安の悪い八番街の闘技場で、諸々の事情による決闘興行の不況によって、維持が大変になった*5ギデオン伯爵が<デス・ピリオド>に売ることにした。
とりあえず、レイが1年間賃貸し、お金が貯まったら買い取る模様。
賃貸だと年間5億リル、購入だと150億リル。

王城

王都アルテアにあるアルター王国の王宮。
初代国王【聖剣王】の仲間であった【大棟梁】が建設した。
内部には幾つもの仕掛けが施されていて、その中には防犯のための仕掛けだけではなく、居住のための仕掛けも多い*6
 
防犯の仕掛けも強力なものであり、忍び込むにはそれに適した超級職や特典武具が必要であるが、なぜか何処かの天災児は普通に侵入できる……
 
ドライフ皇国の仕掛けたテロによってあちこち壊れてしまい、機密保持の点からティアンのみで修繕する必要があり、【グローリア】事件で魔法職等のティアンの人数が激減したこともあり、修繕はあまり進んでいない。

大闘技場

ギデオン中央にある闘技場で、西方三国最大の規模を誇る。
決闘ランキング上位者の試合の多くが行われる。

<天上三ツ星亭>

アルテアで【天上料理人】ダルシャンが経営するレストラン。
<マスター>のため経営は不定期だが料理人系統の超級職であるため腕前は三ツ星。
食材を持ち寄れば調理してくれる。

<旧レーヴ果樹園>

アルテア南門近くに位置する廃棄された果樹園。
色々あって昆虫型のモンスターが住み着くようになった結果、魔窟と化した自然ダンジョンの一種。
アルター王国の王都にある初心者<マスター>のスタート地点に程近い場所にあるせいで、初心者用だと勘違いした初心者<マスター>が真っ先にぶっ殺されるトラップダンジョンとして名高い。別名“初心者殺し”。

<墓標迷宮>

王都の墓地区画の地下に存在する大迷宮(ダンジョン)。神造ダンジョンの一つ。
管理AIが<終焉(ゲームオーバー)>の本体を隠すために作り上げたダンジョンのため、他の神造ダンジョンよりも難易度が高く、他と違い完全新規作成。
【聖剣王】パーティが先代【邪神】を討伐した後に作られた。
<マスター>はアルター王国所属でなければ入ることができない。
五階層ごとに趣や生息モンスターの異なる地下ダンジョンであり、深く潜れば潜るほど強力なモンスターが出現する。
最下層が何階層かは不明*7で、深層には神話級量産悪魔【ゼロオーバー】?に匹敵するボスモンスターが結構な頻度で出現したり、極稀にではあるが、【魔将軍】による“強化済み”【ゼロオーバー】?に匹敵するボスモンスターなども出現したりする。また、<UBM>が棲息していることもあり、過去にはボス(番犬)として神話級<UBM>である【滅竜王 ドラグフィン】?が徘徊していた。
 
入るのに【墓標迷宮探索許可証】(相場10万リル)を入口の兵士に見せる必要があるが、ジョブが【聖騎士】ならば見せなくても入ることができる。

魔王商店 中央大陸支店

モンスター専門の店。
天・地・海の大量の純竜や亜竜を販売していたり、かつて【天竜王】の娘*8を売っていたりと謎が多い。

魔王骨董品店 中央大陸支店

様々なレアアイテムを取り揃えているが、なぜかいつも店の客は少ない。
他の支店にある商品の取り寄せも可能。

<メイド喫茶 ラブリィラヴィ>

ギデオンにあるビシュマル行きつけのメイド喫茶。

その他

聖剣姫(セイクリッド・プリンセス)/聖剣王(キング・オブ・セイクリッド)

アルター王国の特殊超級職。前衛攻撃職の役割(ロール)を持つ。
初代国王アズライトの血筋に数代に一度現れる【元始聖剣 アルター】?に選ばれた存在。適性によって強さなどが異なる模様。*9
現在の適性者は第一王女のアルティミア・A・アルター。

【元始聖剣 アルター】を使うことに特化していて、ステータス上昇は少なく、固有スキルは全て【アルター】の運用に関連するもの。パッシブスキル《聖剣の継承者》により【アルター】装備時は全ステータスが十倍になる。
 
更に、絶対切断の【元始聖剣 アルター】と、短距離ではあるが、音速の十倍近い速度で移動可能な黄金之雷霆(ゴルド・サンダー)の組み合わせは反則級で、『【聖剣】と【黄金之雷霆】が共にあるとき、唯の一度として敗北はない』という伝説が生まれた。
 
ちなみにアルター王国の王族は、適性に関係なく藍色の髪を持って産まれたものは初代国王であるアズライトの名をミドルネームに受け継ぐことになっている。

聖女(セイント)

アルター王国の特殊超級職。回復役の役割(ロール)を持つ。
ある血筋の女性が特別な試練(クエスト)をクリアすると就ける。
部位欠損すらも、一瞬で治すことができる超級の回復魔法を使う。

現在は、【始源万変 ヌン】の変身能力により、<マスター>であるはずの【犯罪王】?が就いている。

【元始聖剣 アルター】

初代国王アズライトが振るったとされる、建国伝説の最強剣*10
アルター王国の最秘宝にして、原初に<鍛冶屋(スミス)>が創り、選んだ最高傑作であり、規格外の遺物。
剣にして<イレギュラー>であり、国名の由来となった国宝でもある。

【ゴーレム・ベルクロス】

初代国王アズライトの仲間だった【巨像王】が造った初代国王パーティー最強のタンクであった神話級金属(ヒヒイロカネ)製のゴーレム。
フィンドル侯爵家が代々管理し、王城が攻められたときのみ使用を許可されているアルター王国最強の魔法兵器にして王城最後の番人。
STRとENDに特化しているため、速度は速くない。
【イグニス・イデア】の魔法によって融解した。

近衛騎士団

【聖騎士】達で構成されたアルター王国が誇る最強部隊だったが、第一次騎鋼戦争で、騎士団長の【天騎士】ラングレイ・グランドリアを始め、副団長などの合計レベル500カンストの騎士達が全滅し、生き残った騎士団員もその多くが辞職してしまったため、最もレベルが高いのがリリアーナになってしまった。
騎士団長は代々【天騎士】が就くため、現在は騎士団長が居らず、トップは副団長のリリアーナである。

現在、カルチェラタンで発見された<遺跡>で量産されている【量産型煌玉馬・セカンドモデル】が配備されつつあり、【煌騎兵】のジョブに就く者が多くなっている

ギデオン忍軍

マリーが天地で隠密系統のジョブを取得した忍びの里にいた合計レベル500カンストの忍者集団。
現在のアルター王国で最強の部隊。
天地での内乱で仕えていた主家が滅び、【絶影】の伝手でギデオン伯爵に雇われることになった。
王国へは【絶影】も知らない特別なルートを使い1週間もせずにやって来た。

ギデオンの呪いの武具

ギデオンに存在する大量の呪われた武具は、元々は【覇王】の本拠地である業都に集められた大量の武具である。
【覇王】が封印された後、戦国時代に業都を占領した者が使おうとしたが、宝物庫は厳重すぎて誰も開けられなかった。しかし、最後に業都を占拠した先代【邪神】は宝物庫を開くことができ、それを利用していた。
先代【邪神】の死亡後武具は残ったものの、【邪神】が使用したためか戦乱の時代のためか、ほとんどは呪われてしまっていたため、【聖剣王】アズライト・アルターが、昔からギデオンに存在する戦いの末に呪われた武具を収納する特殊な保管室に移した。
【グローリア】事件の際に受けた影響もあり解呪作業が滞っていたが、ほとんどの呪いが怨念が元となっていたため、レイの【紫怨走甲 ゴゥズメイズ】によって解呪作業が進められている。*11

アズライト

黄河帝国には皇族男児以外は“龍”の名を名乗ることを禁止する法律等があるが、アルター王国では王族で藍色の髪を持って産まれたものにミドルネームとして名付ける以外、特に慣わしや禁止事項等がないため、一般の市井の人々は、ただの牧童から王に成り上がった初代国王アズライト・アルターにあやかって「アズライト」と子供に名付けることが多々ある*12
そのため、名前としては然程珍しくない模様。


*1 【獣王】と【魔将軍】の二人、当時【大教授】はまだ準<超級>だった
*2 12の闘技場と中央闘技場
*3 【破壊王】VS【大教授】、【破壊王】VSガーベラ、【破壊王】VS【獣王】(未遂)、【狂王】VS【超闘士】など
*4 出陣する息子のために多数の兵を集めており、かなりの額が必要だった。
*5 ギデオン伯爵家の財産だとかなりの期間このままでも問題ないが、それでも何十年もずっと維持し続けるのは難しい
*6 その一つが薔薇園である
*7 現在の攻略組(準<超級>を含む熟練パーティー)は41~45階層のドラゴンの領域の門番で行き詰まっている模様
*8 【傾国】のテイムモンスターであるルビエラ
*9 初代に匹敵する適性を持つアルティミアは生まれた時から就いていた
*10 現存する武器の中では超級武具をも超える、最強の存在
*11 総数がいくつかは不明だがレイは2500個以上解呪している
*12 貴族は王族に配慮して避ける