煌玉馬

Last-modified: 2020-02-19 (水) 16:54:03

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概要

煌玉獣の一種で、戦闘系超級職の天竜種のドラゴンや怪鳥など空を飛ぶモンスターとの戦闘や海竜種のドラゴンなど海のモンスターとの戦闘を補助する目的で、先々期文明時代に、名工フラグマンによって、戦闘系超級職の乗騎として製造された機械馬。
 
一号機の黄金之雷霆(ゴルド・サンダー)をベースに、機動性特化の二号機翡翠之大嵐(ジェイド・ストーム)、攻性特化の三号機紅玉之噴火(ルビー・イラブション)、防性特化の四号機蒼玉之波濤(サファイア・ウェイブ)、陸戦特化の五号機黒曜之地裂(オブシディアン・アースエッジ)が造られた。
  
自力でMPを生成することが可能な“動力炉”によって、騎乗者のMPを消費せずに空中すらも高速で走ることが可能なほか、高度な思考を可能にする“人工知能”や通信機能、騎乗者の少量のMPと自前のMPで上級職の奥義に匹敵する攻撃とバリアを使うことができる“特殊機能”を搭載している。
また、自動修復機能(オートメンテナンスシステム)が完備され、致命的なダメージ等を受けて破壊されない限り稼働し続けることができ、完全破壊されてもある程度修復された場合、自動修復機能(オートメンテナンスシステム)により修復される。
更に、“人工知能”は経験により自己進化を行うことで、設計時よりも演算能力等のプログラムを更新させることができる。
煌玉人同様フラグマンによって盗難対策がかけられている。
  
その有用性から量産化が計画され、先々期文明時代には高コスト極まる“動力炉”と“特殊機能”を外し、更に量産性を維持するため、機動性能を大幅に落とした量産機(レプリカ)が多数製造された。
 
それにより、煌玉馬はフラグマン自身が創った五騎のオリジナルと騎乗者がMPを供給して走らせる、特殊機能と自動修復機能(オートメンテナンスシステム)がなく、機動性能も大幅にオリジナルに劣る量産機(レプリカ)の二種類に分類される。
 
先々代文明崩壊後、その多くが行方不明になり、現在一部のものが管理AI9号(マッドハッター)に回収されて、神造ダンジョンの宝物やガチャの景品にされていたりしたが、オリジナル煌玉馬五騎の内四騎までは発見されている。
 
オリジナル煌玉馬で見つかっているものは、基本的に<超級>の乗騎や国宝になっているが、一部例外もある。

オリジナル

シルバー/【白銀之風(ゼフィロス・シルバー)

先々期文明の名工フラグマンの作成した煌玉馬の一騎。
<風の中を歩むもの>

初登場:第二章
形状:馬
属性:風?*1
装備スキル:《走行》《風蹄》《■■■■■》
所有者:レイ・スターリング
備考:レイがガチャで引き当てた。*2
レイ以外にはアルティミアがよく乗っている。

実は…

フラグマンが造った五騎のオリジナル煌玉馬は【黄金之雷霆(ゴルド・サンダー)】【翡翠之大嵐(ジェイド・ストーム)】【紅玉之噴火(ルビー・イラプション)】【蒼玉之波濤(サファイア・ウェイブ)】【黒曜之地裂(オブシディアン・アースエッジ)】の五騎であり、【白銀之風(ゼフィロス・シルバー)】は含まれていない。
黄金之雷霆(ゴルド・サンダー)】の基本フレームと良く似た規格で組まれ、そこに実験的な“システム”を組み込んだ正式採用外の試作実験機であり、他のオリジナル煌玉馬五騎と異なり、攻撃能力を完全に、防御能力をほぼ完全に捨て去り、特殊能力のみにほぼ全てのリソースを注ぎ込んだ、特殊性極特化の番外機。
そのため、フラグマンは次代以降に一切の記憶・記録を残さなかった。
最後に創られた煌玉馬で、フラグマンが創ってきた数多くの兵器の中で、唯一「戦闘系超級職の乗騎」や「対“化身”」などといった使命がなにも与えられていない“自由”な機体でもある。
 
《煌玉権限》Lv1を持っていた場合、以下のメッセージが出る。

『“化身”出現後の世界で【白銀之風】を入手し、権限を獲得した者へ』
『レベル1の権限ではこの機能の詳細閲覧は許可できない』
『しかし、限定的に【白銀之風】の自己判断で使用可能とする』
『詳細閲覧と機能の完全解放はレベル3以上の権限を獲得せよ』

『――【白銀之風】開発者フラグマン』

ゴルド/【黄金之雷霆(ゴルド・サンダー)

先々期文明の名工フラグマンの作成した五騎の煌玉馬の一騎。

初登場:第五章外伝②
形状:一角馬(ユニコーン)
属性:雷
装備スキル:《電磁縮地(レイル・ジャンプ)》《プラズマ・スマッシャー》
所有者:アルティミア・A・アルター?
備考:オリジナル煌玉馬一号機にして万能機体。攻撃性能・防御性能・機動性能が満遍なく高く、最もバランスが良い性能をしている。最古にして基本、そして最も実戦経験を積んだ最強の煌玉馬。
アルター王国の国宝にして、初代国王【聖剣王】アズライトの乗騎であり、また歴代【天騎士】の乗騎として共に幾多の戦場を駆け抜けてきた歴戦の名馬でもある。上級職の奥義に匹敵する雷撃を放ち、強固な電磁防壁を張り、《電磁縮地》によって、短距離ではあるが、音速の十倍近い速度で移動することができる。
二千回以上もの戦闘から得た経験によって、既存のプログラムを改善し、機能を研ぎ澄ませ、演算の中に歴戦の勘を組み込んでおり、搭乗者の持つ【元始聖剣 アルター】に干渉されず《電磁縮地》を放つ技術を編み出し、本来一度ずつしか使用できない《電磁縮地》を連続使用できるほどまで成長を遂げている。
第一次騎鋼戦争の最中、【魔将軍】との一騎討ちの末に破壊され、一度はラングレイの墓に副葬品として共に埋葬されるも、カルチェラタン伯爵領の<遺跡>にある【セカンドモデル】の生産ラインの発見に伴い修復計画が始動。
ブルースクリーンら数少ない王国の機械技術者の手によってある程度まで修復された後、自らの力で修復を行い復活を遂げた。
修復後は一部に【セカンドモデル】の部品を流用した影響で本来の状態と比較して性能が8割程度にまで落ち込んでしまっているが、それでも尚、数多の実戦経験により他のオリジナル煌玉馬の追随を許さない強さを誇っている。

ジェイド/【翡翠之大嵐(ジェイド・ストーム)

先々期文明の名工フラグマンの作成した五騎の煌玉馬の一騎。

初登場:第六章B
形状:双角馬(バイコーン)
属性:風
装備スキル:《デストラクション・スカイ》《ストーム・アクセラレイション》
所有者:クラウディア・L・ドライフ
備考:オリジナル煌玉馬二号機にして機動性特化機体。
上級職の奥義に匹敵する風属性攻撃魔法や強固な風の防壁を張ることができる。
噴射口から風を噴射して飛翔し、その速度は容易く超音速に達する。
ドライフ皇国の<遺跡>で発見された模様。
【聖剣姫】の奥義で首を落とされ破壊されたが、“動力炉”や“人工知能”などの重要な部品は破壊されていないため、首の部分のパーツを入れ替えれば修復は可能。

紅玉之噴火(ルビー・イラプション)

先々期文明の名工フラグマンの作成した五騎の煌玉馬の一騎。

初登場:-
形状:竜頭馬(麒麟)
属性:炎
装備スキル:???
所有者:輝麗(フゥリー)
備考:オリジナル煌玉馬三号機にして攻撃性特化機体

蒼玉之波濤(サファイア・ウェイブ)

先々期文明の名工フラグマンの作成した五騎の煌玉馬の一騎。

初登場:-
形状:???
属性:水
装備スキル:???
所有者:--
備考:オリジナル煌玉馬四号機にして防御性特化機体,飛行機能はないが、煌玉馬で唯一水中戦を得意としており、水上・水中を走行できる模様,未発見

黒曜之地裂(オブシディアン・アースエッジ)

先々期文明の名工フラグマンの作成した五騎の煌玉馬の一騎。

初登場:-
形状:多脚馬(スレイプニル)
属性:地
装備スキル:???
所有者:フィガロ
備考:オリジナル煌玉馬五号機にして陸戦特化機体。
地形操作能力があり、地面を隆起させて物理的に壁を作ったり、足場や杭を地面から伸ばしたりできる。
他のオリジナル煌玉馬のように完全な空中移動ができない代わりに、他よりも頑丈で馬力がある。
『戦闘系超級職の戦域拡大』という煌玉馬のコンセプトに真っ向から対立した作品であり、おまけに地上に戦域を限定するならば、AGI型の戦闘系超級職は自分で走った方が速いので無用の長物(・・・・・)とさえ称される駄作。
他の煌玉馬よりも重装甲であり、END型の戦闘系超級職の乗騎としては有用とされそうだが、それでも戦闘系超級職の奥義クラスの攻撃の前ではあって無きようなものであるため、戦闘による破損の可能性は高い。
所有者である【超闘士】のビルドに騎兵系統が無いことに加え、やはり走った方が速いためレース競技でしか使われていない。
<墓標迷宮>の深層でドロップした。

レプリカ

【量産型煌玉馬】

昔から出回っているレプリカ煌玉馬。

初登場:第五章外伝②
形状:馬
属性:なし
装備スキル:???
所有者:多数
備考:飛行機能や特殊な機能はなく、機動性能もオリジナル煌玉馬に比べて明らかに劣っている。
量産型にしたのは良いが結果的に『戦闘系超級職の戦域拡大』というコンセプトに反したものとなった。言わば、劣化【黒曜之地裂(オブシディアン・アースエッジ)】。

【量産型煌玉馬・セカンドモデル】

アルター王国カルチェラタン伯爵領の<遺跡>にて発見された新たなレプリカ煌玉馬。

初登場:第六章A
形状:馬
属性:?
装備スキル:???
所有者:アルター王国近衛騎士団団員、他
備考:出回っているレプリカ煌玉馬にバリアと飛行機能が追加されている。
機動性能もバリアの性能もオリジナル煌玉馬に比べて明らかに劣っている*3が、それでも本来の煌玉馬のコンセプトには乗っ取ったものとなっている。
《煌玉権限》Lv1がないと追加機能は使用できない。
カルチェラタン伯爵領の<遺跡>で量産が可能で現在大急ぎで量産中。


*1 起こる現象が風属性に類似しているため、表向きは風属性と表現されているが、実際には全く異なる模様
*2 先々期文明時代のアイテムのためレアリティは“X”
*3 バリアの性能については、【白銀之風(ゼフィロス・シルバー)】には勝っている