電話帳ビックリニュース

Last-modified: 2009-03-04 (水) 15:16:08

議会の我慢大会?

アメリカの上院議会で1957年、上院議員ストロム・サーモンドが、24時間18分にわたって電話帳の朗読をするという議事妨害(フィリバスター:長時間の演説などで議会進行を妨げること、演説中はトイレにも行けない)をした。議事妨害としては最長記録。

驚異の暗記力!1万5千の番号を暗記?!

中国の黒龍省ハルビンで、電話交換手をしていた女性が、10都市分の1万5000もの電話番号を暗記。1986年に北京で開催された郵便と通信に関する集会で、約1000人の参加者から電話番号を出題され、次々と正解した。この女性、高校を卒業後、オペレーターとなり、電話番号に興味を持つようになり、テレビの広告を見たり、工場などの前を通ったりするたびに番号を覚えたり、五年で暗記したという。

力くらべ大会!

オレゴン州南部ローズバーグで行われた「電話帳破り選手権・世界大会」で(3分間で、何冊破れるかを競う大会)69歳男性が「39冊」を破りきり、優勝。このとき使用された電話帳は、州都ポーランドの個人電話帳で、計1004ページのものであった。

動機がナゾの事件…

アメリカのニューメキシコ州で元電話帳の配達員の女性が10万冊もの電話帳(欧米ではイエローページという)を配達せずに着服、保存した事件が過去にあった。会社側は、電話帳を紛失したことで、50万ドル(約5500万円)の損害。動機は謎。

タウンページに無資格の弁護士が掲載!

平成元年(1989年)、大分県で行政書士の資格しかないのに、イエローページの弁護士欄に電話番号を掲載し、弁護士法違反で罰金を受ける事件があり、この事件をきっかけに調べてみると他にも22件の無資格者掲載が見つかった。これ以後、NTTは電話帳の発行前に掲載する内容を各地の弁護士会に提出し、名簿をチェックするシステムになった。

電話帳積み上げ競技。さて記録は何メートル?

平成元年(1989年)、名古屋で開催された電話帳積み上げ競技。名古屋市のタウンページをどれだけ高く積み上げられるかというもの。土台が4冊以内で、持ち時間は20分。道具は一切使えない。競技には愛知県内から45チームが参加した。優勝は、建設会社に勤務する4人組みだった。踏み台にも電話帳を使い、肩車までして積み上げた記録はなんと3.6メートル。

電話帳を使って窃盗の罪に…

平成4年(1992年)、兵庫県西宮で空き巣にはいった28歳の男性が、家から盗んだ宝石を、質入れしようとして逮捕された。余罪を調べたところ、キャッシュカードの盗みで、一年に50件の空き巣を働いていた。しかし、カードを盗んでも盗難届けを出されれば引き出せないのだが、CD機で暗証番号で引き下ろしていたのだ。この犯人、一年前まで銀行マンだった。窓口業務についたとき、暗証番号に自宅の電話番号をそのままつかう人が多いことを知り、空き巣に入って盗んだ家の名前を電話帳で調べ、試してみると的中したという。

掲載漏れに3年間気づかれなかった警察署

平成5年(1993年)、東京都文京区にある本富士署が、庁舎建て替えで所在地が変わった時、NTTが手続きを誤ってしまい、五十音順別の「ハローページ」には記載されたものの、職業別の「タウンワーク」に掲載するのをうっかり忘れてしまった。3年後に市民からの指摘によって、やっと気づいたという。

間違いだらけのハローページを30万部も発行

平成7年(1995年)、NTTの某店支店。2月に創刊した約3000件の間違いのあるハローページを発行してしまったのである。その年、初めてこの支店が利用者全員に「電話帳記載の変更はありませんか?」という文書を送り、訂正希望者は約4000件。そのうち3000件分の訂正内容が紛失、そのまま行方不明に…。結果、約1000件は訂正されたものの、のこりは訂正されないまま、約30万部が発行されたのだった。苦情が来てお詫びにまわる…というサービスのつもりがかえってアダになってしまった。


「電話帳」、「電話帳の楽しい読み方」より

1985年のタウンページCM

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