防御特化型Phoenix-Tailer

Last-modified: 2012-09-08 (土) 22:50:44

通常のPhoenixerは、その説明中にある通り「前衛でありながら打たれ弱い」という欠点を持つが、
装備の調整・Dragon Tailのフィニッシュムーブ化により、戦闘力を維持しながら
「壁」としての役割を果たしうるキャラを構築する。

構想

  • Dragon Tailのフィニッシュムーブ化
    フィニッシュムーブの1つであるDragon Tailは、攻撃時に周辺の敵をまとめてKnockback
    させる性質を持つ。多数の敵を相手にする際、まずこれを叩き込んでからチャージ→
    Tailによる開放→Knockback→チャージ…と繰り返すことにより、敵を封殺しつつ
    攻撃を繰り返す。この過程にPhoenix Strike3チャージ目のChaos Ice Bolt
    Blades of Iceを織り交ぜることで、更に安全性を高める事も可能。
  • 高Def、高DR
    Assassin同様、自身にLifeブーストの術の無いPaladinは、その高いDefとブロック率で
    近接戦闘における安定を得ている。ディフェンススキルを持たないAssassinだが、
    Act2防御傭兵のオーラを用いることで擬似的にだが高Defが可能になる。
    ただし、そのためには相当に高いDefの鎧を身に着ける必要がある。
    また、同時に高い%ダメージ低減を持たせるために、Stormshieldの使用は不可欠。

戦い方

敵が少なければ普通にPhoenix Strikeチャージ→Dragon Tail開放で良い。
敵が多い時、或いは強敵相手の時は、まずTailで敵の動きを止めるところから入る。
そこから先は、相手の無効属性次第で対応が変わる。
火炎・稲妻無効の場合は、Chaos Ice BoltBlades of Ice(敵の速度・密集具合で変える)から
Tail開放→相手に合わせてMeteorかChaos Lightningをチャージ、開放、と進む。
冷気無効or凍結無効の場合は、Tailで動きを止めつつ適時チャージして開放、となる。
ボス戦ではMeteorのチャージと開放を繰り返すのが良い。
自身は堅くそうそう死ぬことはないので、傭兵が死なないよう気を配ること。
Defの増強が傭兵頼りなため、傭兵が死亡すると途端に攻撃を受けやすくなるのに注意。

パーティプレイ

敵のLifeが増える点を除けば、基本的に戦い方は変わらない。
むしろメンバー次第では、馬場のBOBCShout、パラのConviction、ネクのDecrepifyLower Resist
戦いやすくなることさえある。自らの強みを生かして、敵を封殺しつつ戦線を維持すべし。

良い点

Phoenixer同様、火氷雷の3属性+物理の4系統で攻撃するため、倒せない敵が理論上存在しない。
更にTailの使用で、多数の敵を動きを止めつつ悠々とチャージが可能。
加えて、攻撃を受け難く、受けてもブロックし、ダメージも大幅に低減するガチンコ仕様である。

欠点

盾がStormshieldで鎧が高Def前提のため、スキルブーストがやや難しい。
スキルレベルがダメージに直結するPhoenixerであるため、他の個所でいかにブーストを
稼ぐかが問題になる。最終的にはスキルチャームでまかなうことになるのだが、
これとレジストを両立させる事がカギとなる。
また、通常のPhoenixer同様、狙った段階のチャージを確実に行うには
プレイヤーの熟練を要する。

また、堅いとは言っても、10~13k程度のDefではARを強化された敵相手にかわしきるのは辛い。
この状態でAmpDecがかかってしまうと、盾でのBlock以外に頼れるものが無い。
ここでLifeの少なさが足を引っ張る形となる。
Amp+Fanaオーラを持ったアーチャーなどは天敵と言える。

スキル配分

Martial Arts
Shadow Disciplines
Traps

スキルオプション

MAX確定はPhoenix StrikeFists of FireClaws of ThunderBlades of Iceの計80pt。
通常のPhoenixerではあまりポイントを割かないBlades of IceをMAXにするのは、
「敵を封殺する」事に主眼の一つを置くこのビルドでは、Blades of Ice自体を用いる局面が
意外に多いからである。筆者は、左クリックのショートカットにPhoenix Strike
Blades of Iceを割り振って、その場に応じて使用を切り替えている。
また、フィニッシュムーブであるDragon Tailにも可能な限りポイントを割り振ること。
それ以外の経過スキルと必須スキルは計6ptとなる。
擬似テレポとしてDragon Flight、近付くのが危険な敵に対するためにMind Blast
取るのも一つの選択。
Shadow WarriorShadow Masterに関しては、Shadow Disciplinesのブーストが
足りていないのならば、敢えて脆い的を増やすことは無い。
スキルブーストと相談して決めるべき。

個々のスキルの詳細については、繰り返しになるためPhoenixerのページに譲る。
ただし、メインとなるTailが「Knockback効果があるため、チャージアップ一段階目の
Meteorの開放に不向き」との指摘については、敵が凍結している状態、もしくは
Blades of Ice開放時ならばKnockbackは発動しない事を付け加えておく。
また、敵を壁に押しつけながらTailを使う事で、Smiteのように運用することも可能。

ステータス配分

  • Str:装備合わせ。鎧が重ければ鎧に、そうでなければブースト込みでStormshieldに合わせることになる。
  • Dex:DefとBlock率を稼ぐため、高いにこしたことはない。ただし、なるべくブーストでまかなうべし。Block率75%が1つの目安。
  • Vit:残り全部。
  • Ene:初期値。

装備

  • スキルブースト
    他の近接キャラとは違い魔法ダメージ主体なので、攻撃力を上げるには爪の攻撃力ではなく
    スキルブーストが必要。よって爪はBartuc's Cut-Throatが一般的となる。
    もちろんMartial Arts+3やAssassin+2にPS+3・BoI+3などの付いた爪が有れば理想だが…。
    頭はスキルブーストと%DRの両立から、Harlequin CrestCrown of Agesがお薦め。
    篭手はレアでもいいが、最終にするならMartial Arts+2の付いたBlood craftが
    CB・Life吸いが付いていて良い。護符はMara's Kaleidoscope、或いは良品のレアを
    使うことになるだろう。
    荷物に余裕があればスキルチャームも搭載したい。
  • 命中率
    PSは敵を一定回数殴って開放攻撃をするという特殊な攻撃方法なため
    命中率が低いとチャージの確認回数が増えてしまい操作性は大きく落ちる。
    少しでも命中率をカバーするため、爪にEth Runeを埋めたり裏にDemon Limbを入れて
    EnchantでARを上げる等の工夫が必要になる。
  • 防御力
    鎧が最重要。Act2防御傭兵のオーラ展開時にDefが10kを超えるには、鎧のDefが2k程度は
    欲しい。通常利用可能な物で実現するならば、やはりRWが最有力。
    高Def鎧で作ったRW StoneEtherealの高Def鎧で作ったRW Prudenceが理想。
    レジを重視して妥協するならRW Gloomも有る。
    また、Loを用いることになるがRW Fortitudeも良い。攻撃を受けた際に発動する
    Level 15 Chilling Armorは、癖のあるCloak of Shadows以外にDefUPスキルを持たないAssassinに対して非常に効果的。
    Unique鎧ならば、可変値MAX近辺のTemplar's MightEtherealSteel Carapaceのみが
    条件を満たす。
    盾は、その%DR・Def・Block率からStormshield一択。
    頭がHarlequin CrestCrown of Agesなら、%DRは45~50%になる。
    また、近接ビルド故にレジストはほぼMAXが必須。出来れば+αが欲しい。
    スキルチャームの間にいかにレジチャームを積むかが味噌。

装備例

装備オプション

注意すべき点として、マナ吸い・マナブーストの重要性が挙げられる。
Tailのマナ消費は10と格闘スキルの中ではDragon Flightに次いで大きく、
これを多用することになるため、油断しているとあっさりとマナが尽きる。
装備のレア部分のどこかに、ある程度のマナ吸いが欲しい。

もちろん、傭兵がRW Insightを装備している場合はこの限りではないし、
パーティープレイであれば、自身以外にInsightを使用するプレイヤーも多い。
その意味でも、むしろパーティープレイの方が真価を発揮するキャラと言える。

その他

ビルド例:
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/9972/1070972589/r444-445

育成

序盤は、通過スキルを取りつつFists of Fireをメインに進める。
レベル18でClaws of Thunderを習得するまでに得られるスキルポイントは普通19。
(Act2Q1までで2ポイントと計算)
その内、通過・必須スキルに6ポイント、Fists of Fireに8~9ポイント程度振っておく。
以降レベルが上がる毎にClaws of Thunderに振っていき、残りをDragon Tailに振る。
適当なところでチャージをClaws of Thunderに切り換えるのも良い。
ある程度育つまでは、開放に通常攻撃かDragon Clawを使うと楽。
また、レベル22でGoblin Toeを装備し、レベル27でUpgradeしておくと
最終靴までの繋ぎが楽になる。
レベル30以降はPhoenix Strike最優先で振り、MAXになるレベル49以降、或いは余ったポイントは
Claws of ThunderFists of Fireに交互に振っていく。
最後にBlades of IceをMAXにした後はDragon Tailに振り込んでいく。

傭兵

このビルドでは(特にソロで進める場合)、Act2傭兵(Defiance)の生死が直接防御力に反映されるため、
傭兵には可能な限り良い装備をさせることが大切。
また、スキルブースト装備をさせてDefianceオーラのレベルを上げるのも有効。

コメント

  • 2005/04/19:とりあえず初版 by Becky
  • Firelizard's Talonsが使えるビルドであると思います。鎧でレジ稼げずSSな訳だからBartuc's Cut-Throatより火レジある分装備にゆとりが出ると -- 2009-06-12 (金) 03:54:35