CraftLog_CD0 の変更点


TITLE:工作記録2: パズス と オルクス
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ずいぶん前に書いたダンジョンズ&ドラゴンズ関係の粘土細工記事のまとめ直しです。
それぞれ、だいぶ適当なつくり方をしています。
 オカ
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''【“下方空中諸王国の公王”、パズス】''2014.11.06
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三千世界の夜風を渡り、あまたの名前で呼ばれたり。 
 フレスベルグにハストゥール、テュフォンあるいは是界坊。 
  恐れ知らずのバカ共が俺のことを呼ぶ名は“パズス”。 
   助けがいるなら俺を呼べ。三回呼べばやってくる! 
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DMしていた自作キャンペーンにパズスの化身が登場するので、パズスのミニチュア作成。できたのは少し前なんですが、DAC2014で貸し出しがあったので、ようやく紹介。 
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パズスは中東の風の悪霊。獅子の頭に4枚の翼、サソリの尾を持つ悪霊の王。砂漠の熱風と蝗、熱病を顕す悪霊と言われ、映画エクソシストにも名前が出ていました。 
 D&Dでは顔が猛禽のモノ。アビス第一層“千門平原”を支配し、すべての飛行デーモンから敬意を払われる“下層空中諸王国の公王”。現在の主流デーモンであるタナーリより古いオビリスと呼ばれるデーモンで、様々な陰謀の裏で暗躍。 
 特徴はフットワークの軽さで、3回名前を呼んだら、奈落から現れて助けてくれます。・・・最終的にろくな事にはなりませんが。 
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[1]イメージの構築と材料購入: 
イラストを元に構造図を作成。造形手順を検討する。 
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素材を準備。 
アルミ針金φ2mm、画用紙、エポキシパテ(木部パテ、タミヤ製モデル用)、樹脂塗料(水性ウレタンニスなど)、スチロール用接着剤、プラ板(1.2mm)、シリコンチューブ、瞬間接着剤、シリコン・コーキング剤、塗料 
 ・・・形態と強度の関係で石膏粘土は使用せず、木部パテで基本を造形する。 
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[2]骨格の作成: 
アルミ針金で骨格を作り、木部パテで胴体を造形。翼を接着し、エポキシパテで繋げて一体化させる。 
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画用紙に翼を描いてこれを切り抜き、羽列を描いて切り抜き、はり付ける。スチロール用接着剤を塗って染みこませ、繊維と樹脂の複合材料素材とする。 
 プラスチック板にφ2mm針金を巻き込んだ木部パテをはり付け。固まったら隙間に瞬間接着剤を流し込んで固定し、土台とする。 
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[3]身体の造形: 
参考画像を見つつ木部パテで基本を造形する。基本形状ができた時点で黒く塗り、この状態でオリジナル・キャンペーンで使用した。 
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[4]細部の造形: 
木部パテで大雑把に作った形状に、彫刻刀とデザインナイフで削り込んで細部を造形する。 
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鳥の翼をそれらしく作るのには、どのようにするのが良いのだろうか?動物ミニチュアを眺めながら検討した結論はいたってシンプル、・・・羽根の一枚一枚を造形すればいい。 
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翼 
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更にタミヤのエポキシパテで細部を造形する。 
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前面 
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側面 
&ref(CraftLog_c09.jpg);
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側面詳細
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[5]下地塗り: 
ゴム部分などをマスキングし、黒スプレーで下地塗り。隙間は筆で塗り直す。 
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[6]ベース塗装: 
基本色に黒を混ぜて隠蔽力を上げた暗めの色で全体を塗り分ける。 
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[7]重ね塗り: 
より明るいを用いて、ウェットブラシで塗装する。胴体は茶色系の色を重ねて、白をアクセントとしてハイライトにする。翼は茶色から金色にウェットブラシを重ねた上で黒のドライブラシで羽根の模様を作り、更に羽根の先端に向け、カッパーでグラデーションを入れた。 
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[9]コーキング剤でのゴム部分の造形: 
シリコン・コーキング剤に塗料を練り込んで着色シリコーンを作り、これで可動式のサソリの尾を造形。 
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[10]完成!: 
前面 
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側面 
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手間をかけたので、だいぶカッコ良く仕上がったように思えます。 
まぁでも、細かい作業はあんまり向かないなぁ、と実感した次第。
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''【“流血公”オルクス】''2013.09.28
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自作キャンペーンで出番があったのでオルクスを作成。 
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[1]イメージの構築と材料購入: 
“アンデッドの王”あるいは“流血公”とも呼ばれるオルクスは奈落の第113層(333層と記載のときもあり)タナトスを支配するデーモンロード。巨大な肥満した身体に雄羊の頭部、蝙蝠の翼。ドクロのメイスを手に死者の骸からなる玉座に座ります。
 オルクスの起源については様々な説があります。一説によると、オルクスはかつてみじめなラルヴァだったといいます。悪行と変身、転生を重ねてより強大なデーモンへと変化し、現在の力を得ました。かつて殺害され、テネブロウスと名乗って潜んでいたこともあります。オルクスは殺されるたびより強力な力を身につけて黄泉返ってきました。デーモン・プリンスの中で最も信仰され、神位に近いのがオルクスです。
 オルクスは生者を憎み、アンデッドを蔑んで毛嫌いします。その悪意と怒り、侮蔑は果てしなく肥大しています。ライバルであるデモゴルゴンやグラズド、その他の領域に無限の亡者の群れを送り込みます。地上ではオルクスの力を借りて死人使いが亡者を使役ます。

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イメージのスケッチを描いて作り方を考え、各部の大きさを測ります。

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素材を準備。 
アルミ針金φ2mm、石膏粘土(プルミエ)、エポキシパテ(木部パテ、タミヤ製モデル用)、樹脂塗料(水性ウレタンニスなど)、アルミ板(2mm)、シリコンチューブ、合成樹脂系強力接着剤、シリコン・コーキング剤、網戸補修用のプラスチック網、塗料 

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[2]土台の作成: 
アルミ板にドリルで穴を開け、皿ネジ用にザグリを入れる。皿ネジをナットで固定。
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[2]骨格の作成: 
スケッチを元にアルミ針金を切り出してよじり、土台に固定する。
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[3]骨格の補強: 
木部パテで各部を補強&固定する。 
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[4]身体の造形: 
参考画像を見つつ石膏粘土を使って、全身を捻り出す。 
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前面:
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背面:
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[5]細部の造形: 
翼にプラスチック網をホチキスで留め、瞬間接着剤で補強。
皿に黒色コーキング材を塗ったくって被膜にする。
シリコンがかたまった後、翼をマスキング、表面にを黒スプレーで塗装して固める。
防具や装身具、身体の細部をエポキシパテで造形、彫刻刀で彫り込む。 

前面:
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背面:
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[6]下地塗り: 
ゴム部分などをマスキングし、黒スプレーで下地塗り。隙間は筆で塗り直す。 

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[7]塗装して完成!: 
暗い赤を基本に黒鉄色、金色で彩色。

前面:
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背面:
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[8]ゲームでの運用: 
自作キャンペーン黒幕であり、一度はアスペクト(化身)として、後に本拠地タナトスで登場。
気合の入ったミニチュアを出したところ、やる気MAXなプレイヤー陣に瞬殺されてしまいました。
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