Top > DD5GuideGH_p0
HTML convert time to 0.010 sec.


DD5GuideGH_p0 の変更点


 TITLE:ワールドofグレイホークの宇宙観『大いなる転輪』 
 ----
 このページはD&D5版でワールドofグレイホークを舞台にして遊ぶためのガイドの一部です。
 #br
 
 ワールドofグレイホークにおいて多くの冒険はオアースという世界で行われます。しかし、オアース世界では、異界からやってきた天使や悪魔が世界の命運をたぐり寄せようと人々に働きかけます。そして時に強力な冒険者は邪神を倒し、あるいは神々の助けを得るために異界を旅することになります。
  ワールドofグレイホークにおいて、これらの異界とはどのようなものであり、そこに行き来するにはどのようにすればよいのでしょうか?このページではワールドofグレイホークの宇宙観と、そこに存在する様々な異界「次元界」について説明します。
 #br
 
 ''【『次元界』と『次元門』について】''
 ワールドofグレイホークで多くの冒険が行われているオアースの地は『物質界』と呼ばれています。海と大地があって様々な生き物が住み、無限に広がっています。
  それに対し、天使や悪魔は「セレスティア」や「九層地獄」といった物質界とは別の世界からやってきています。これらの世界の多くは物質界と空間的につながっておらず、独立して存在しています。それらはの異界はそれぞれ『次元界』と呼ばれ、それぞれの次元界が独自の極端に異なる性質を持っています。
  別の次元界とは物理的・空間的にはつながっていないため、異なる世界に行くためには、別の次元間を瞬間移動をするための魔法を使うか、あるいは異なる次元間を繋いでいる特別な門『次元門(ポータル)』を通る必要があります。この次元門には両方向に行き来できるものもあれば、一方通行のものもあります。
 #br
 
 ''【宇宙観の概念モデル『大いなる転輪』】''
 グレイホーク宇宙観には様々な次元界が存在し、その中には似通った性質の次元界もあれば、差の大きな次元界も存在します。一部の次元界は[善]と[悪]、そして[秩序]と[混沌]の性質を持っており、その性質が似通った次元間には互いに多くの次元門が通じています。この属性に関する性質が似ており、多くの次元門が通じて密接な関係のある次元界を並べると環状になることから、この次元界のモデル図は『大いなる転輪(Great Wheel)』と呼ばれます。
  この図で近くに描かれているからといって、空間的に隣接していることを示しているわけではありません。あくまで次元門などを介して行き来がしやすいということを示しています。
 &ref(dd5_GH1_p1c.jpg);
 
 #br
 
 この図にあるある様々な次元界が、それぞれどのようなものであるのかをそれぞれに説明します。一部は後ほどに別ページで詳細に説明するつもりですが、まずは全体の説明をいたします。
  一部の次元界は単独で存在せず、幾つかの次元界に分かれてセットで存在します。そのような次元界に含まれているそれぞれの世界のことを『階層』と呼んでいます。代表的なのはデヴィル達の棲む「九層地獄」で、その名のとおり9つの階層からなっています。
 #br
 ----
 
 ''[1]【物質界(Prime Material Plane)】;無属性/無限の広がり/階層なし''
 物質界は冒険の主要な舞台となるオアースの地です。海と陸地があり、様々な生き物が住んでいます。場所によっては火山などがあって火の力が強いところや、冷気の強いところもあります。
  オアース以外にも物質界は存在しています。例えば「フォーゴットン・リアルム」や「エベロン」、あるいは「ミスタラ」、「クリン」、「ブラック・サン」、あるいはプレイヤーの住んでいる地球のある世界も存在してるかもしれません。何らかの方法を用いれば、これら他の物質界と行き来することも可能です。
 #br
 
 ----
 ''【中継界】''
 中継界は物質界と強く結びついているか、あるいは様々な次元界の隙間に存在する次元界です。これらの次元界は冒険の道具として役立つこともあれば、思わぬ危機を招きこむ入り口となることもあります。
 #br
 
 -''[2]「エーテル界(Ethereal Planes)」;無属性/広がりは付随次元界による/階層なし''
 エーテル界は物質界に結び付いた霧に包まれた世界です。物質界と対応した空間を持ちますが、すべてが薄くぼやけています。この世界の住人はゴーストやフェイズ・スパイダー達です。彼らはエーテル界から物質界へと居所を切り替えることで壁をすり抜け、攻撃を無効化します。
 #br
 
 -''[3]「影界(Plane of Shadow)」;無属性/広がりは付随次元界による/階層なし''
 影界は物質界に結び付いた白黒の世界です。空は太陽も星もない黒い虚空であり、物質界に対応した風景があるがそれはすべて古く不気味にねじくれています。この世界の住人はシャドウやナイトシェイドなどの邪悪な亡者や、シャドウ・マスティフなどの危険な影の獣です。冒険者はシャドウウォーク呪文などを使い、物質界と影界の隙間をすり抜けて素早く旅をすることができます。また、昔の知識を得るために影界を訪れることがあるかもしれません。
 #br
 
 -''[4]「アストラル界(Astral Plane)」;無属性/無限の広がり、無重力/階層なし''
 アストラル界は上下左右、見渡す限り澄み切った銀色の空が広がる果てしない世界です。所々に様々な色の光が幽かに明滅しています。この世界は次元界の隙間に存在する世界であり、明滅する光は様々な次元界に繋がっている次元門です。この無重力の世界にいるものは自分の考えた通りの方向に移動でき、旅人は次元門から次の門へと移動して次元間を渡ります。
  この世界に現住の生物は多くありませんが、この世界を旅しあるいは暮らす様々なものがいます。彼らはアストラル艦艇に乗ってこの銀色の海を旅し、あるいは海賊行為にいそしんでいます。最も大きな勢力はギスヤンキ達です。かつてマインドフレイヤーの支配を脱した彼らはアストラル界で苛烈な軍事体制を整えています。一方で最も危険なのは出会うものの魂すべてを貪り喰らう巨大なアストラル・ドレッドノートです。
 #br
 
 ----
 ''【内方次元界(Inner Plane)】''
 内方次元界はそれぞれ物質界を構成する様々なエネルギーのどれか一種類が渦巻く世界です。物質界の特定の地域はこれらの次元界のどれかと特に強く結びついていることがあります。どの世界も冒険者が準備を整えずに足を踏み入れると立ち往生し、悪くすれば消滅してしまうことになります。
 #br
 
 -''[5]「正のエネルギー界(Positive Energy Plane)」;無属性/無限の広がり、無重量/階層なし''
 正のエネルギー界は世界全体が常に強い波動によって脈打ち、光り輝きながら爆発する世界です。準備をせずに訪れた冒険者の傷はみるみる治っていきますが、流れ込み続けるエネルギーが溢れだして身体を保てなくなります。この世界の原住クリーチャーは少なく、あらゆる物体に生命を吹き込んで動かすラヴィッド達くらいです。この世界には「ホスピス(慈善病院)」と呼ばれる聖騎士と癒し手の研究拠点が存在します。彼らはここで通常では癒せない特殊な症状への治療を提供しています。
 #br
 
 -''[6]「火の元素界(Plane of Fire)」;無属性/無限の広がり/階層なし''
 火の元素界ではあらゆるものが燃えています。地面は炎の塊でマグマの海が広がり、大気は火炎嵐で毒を含んでいます。準備をせずに訪問した冒険者は直ちに燃え尽きて灰となります。ここの住人であるファイアー・エレメンタルは燃えていないモノを見つけると直ちに全力で燃やしに来ます。サラマンダーやエイザー、ファイアー・ジャイアント、イフリートはもう少し友好的で、彼らの拠点へ訪問して武具や財宝、奴隷などの取引も可能です。なかでもイフリートの都「黄銅城(City of Brass)」は全次元界のなかでも特筆すべき強大な都市です。バザーでは様々な魔法の品が販売されています。
 #br
 
 -''[7]「地の元素界(Plane of Earth)」;無属性/無限の広がり/階層なし''
 地の元素界は岩と土でびっしりと埋め尽くされた世界です。準備をせずにこの世界を訪れた冒険者はそのまま埋葬されます。この世界の住人はアース・エレメンタルやゾーンなどの地中移動ができる者たちです。地のジンニーであるダオ、あるいは一部のストーンジャイアントやドワーフもこの世界に住居を作って暮らしています。この世界の住人は縄張り意識が強いですが、適切な手段をもってすれば取引ができます。住人との賭けや取引に失敗したものは奴隷として採掘に従事しています。
 #br
 
 -''[8]「負のエネルギー界(Negative Energy Plane)」;無属性/無限の広がり、無重力/階層なし''
 負のエネルギー界は永遠の夜が続く不毛の虚空です。生命や火、熱などはすべて世界に飲みつくされて消えてゆきます。この世界の住人は少なくまばらですが、そのほとんどがレイスやワイト、スペクターといった亡者です。餌の少ないこの世界で彼らは飢えており、訪問した冒険者には大喜びで襲い掛かってきます。この世界には死人使いの研究拠点や亡者の都があります。そのような場所には危険な悪の秘宝や、あるいは逆に失われた善の秘宝が封印されていることがあります。
 #br
 
 -''[9]「水の元素界(Plane of Water)」;無属性/無限の広がり、無重力/階層なし''
 水の元素界は完全に水で満たされた世界であり、乱反射する光によって照らされています。場所によっては強い水流あるところや、熱水帯、冷水帯があります。準備をせずにこの世界を訪れた冒険者はそのうち溺死します。この世界の住人はウォーター・エレメンタルやトリトン、ジンニーのうちマリード達です。彼らは気まぐれで好奇心旺盛、遊び好きですが、地上からの訪問者を溺死させるような残酷さがあります。マリードらの首都「真珠の城塞」は熾烈な陰謀が蔓延しています、より開かれた「ガラスの都」では訪問者は交易ができます。水の元素界にはオケアノス河やスティクス河との次元門があり、住人からの協力を得られたならこれを使って外方次元界と行き来できます。この世界の深淵にはクラーケンやアボレスが潜んでおり、彼らとの接触は危険なものになります。
 #br
 
 -''[10]「風の元素界(Plane of Air)」;無属性/無限の広がり、無重力/階層なし''
 風の元素界は上にも下にもただ空が広がる空っぽの次元界です。風が吹きすさんで大きな積乱雲が渦巻き、所々に岩や土の塊が浮いています。この世界の住人はエア・エレメンタルやクラウド・ジャイアント、ジンたちなど、みな飛行できるものたちです。彼らはそれぞれ気ままに行動しており、冒険者に対する対応はそれぞれです。ジャイアントやジンたちは岩塊で大きな浮遊城を築いており、運が良ければ極上のもてなしを受けることもあります。
 #br
 
 ----
 ''【外方次元界(Outer Plane)】''
 外方次元界は様々な精神的な方向性や思想により成り立っている世界で、それぞれが属性をもっています。また諸神格の住まうところでもあります。一見して内方次元界よりは快適で生存に適した次元界が多いように思えますが、それは表層のみであることがほとんどです。
  死者の魂は、本人の属性と行いによって最終的にこれら外方次元界のどれかに向かいます。彼らは転生して新たに物質界に生まれ変わるか、あるいは「請願者」としてその次元界にとどまります外方次元界を旅する冒険者は、かつて死んだ人々と再び出会うかもしれません。
  外方次元界の第一層には、それぞれ隣接する次元界の第一層に繋がっている部分があり、歩いて渡ることができます。
 #br
 
 ここでは、まず外方次元界の名前を挙げるに留めます。それぞれの詳細なまた後ほどに追記します。
 -''[11]「七つの層なす天界山セレスティア''(Seven Mounting Heavens of Celestia)」;秩序にして善/無限の広がり/7階層
  無限に広がる聖水の海から、孤高の聖山セレスティアが階層をまたいでそびえたっています。下の階層の最も高い頂に次の階層の最下部に至る次元門があり、階層を登るためにはセレスティア山を登ることになります。それぞれの次元門には門番がおり、善の次元界の中でも最も堅い守りの世界です。秩序にして善の本拠地であるここには多くの天使たち、なかでもアルコンが多く住んでいます。
 --''[11.1]「第1階層、“銀天”ルーニア」'';ルーニアは銀色にきらめく聖水の海が広がり、ワイン色の暗い夜空に銀色の星々が輝いています。星々の輝きは浜辺と白い石の山脈を明るく照らしています。
 --''[11.2]「第2階層、“黄金天”メルクリア」'';メルクリアのなだらかな斜面には草が茂り、すべてが黄金色の光に満たされます。
 ---''善なる竜神、“プラティナム・ドラゴン”バハムート'';善竜を統べるバハムートはこの階層にある宮殿で莫大な財宝と、7体の超巨大サイズにまで成長したドラゴンと共に座しています。バハムートの許しがあれば、第4階層まで意のままに運ぶ風を利用できます。
 --''[11.3]「第3階層、“真珠天”ウェニア」'';丸みを帯びた斜面のところどころに雪が残り、暖かく澄んだ小川が流れています。段々畑や手入れの行き届いた木立が見られます。
 ---''ハーフリングの守護女神、ヤンダーラ'';“緑なす沃野”を領地としています。ここには兎穴のようなハーフリング達の小さな家が沃野に点在しています。
 ---''正義の神、ハイローニアス'';“栄光の野”を領地としています。多くのパラディンが集っています。
 --''[11.4]「第4階層、“水晶天”ソーラニア」'';なだらかな斜面の上には巨大な氷河を戴き、下には豊富な功績を秘めています。谷は光り輝く霧と爽やかな香りに包まれています。
 ---''ドワーフの守護神、モラディン''彼はエラッキノールと呼ばれる広大な館に住んでおり、ここにはドワーフとその請願者のみがはいることができます。モラディンは炉を操ると一斉にふいごが鳴り響き、彼はドワーフとその武器を鍛え上げます。館の中には地上では見ることができない超絶的な石工の技があると伝えられています。
 --''[11.5]「第5階層、“白金天”マルティオン」'';広大な平原が見渡す限りに広がり、所々にパラディンやセレスティアルの城塞がそびえたっています。
 --''[11.6]「第6階層、“光明天”ジョーヴァル」'';ジョーヴァルの斜面には大粒のルビーとガーネットが散りばめられ、全体が光り輝いています。
 --''[11.7]「第7階層、“光輝天”クロニアス」'';クロニアスは謎に包まれています。信用できる記録はなく、足を踏み入れて帰ってきた者もほとんどおりません。
 &ref(dd5_GH1_p11_Celestia.jpg);
 #br
 
 -''[12]「対なす理想郷バイトピア''(Twin Paradises of Bytopia)」;善/無限の広がり/2階層
  バイトピアは2つの階層が閉じた本のページ同士のように向かい合って存在するという独特の構造をしています。一方の階層で頭上を見上げるともう一方の階層を頭上に見ることができます。どちらの階層も鋭い山々がそびえ立っており、一部はくっついているところもあります。ここには様々な種類のセレスチャルが住んでいます。最も多いのは地上の生物のセレスチャル版です。
 --''[12.1]「第1階層、ドシオン」'';ドシオンは二つのうちより文明化した階層で、開墾された牧歌的な雰囲気です。ドシオンに住む請願者は吟毛や金斑の羊を育て、農場を運営します。道端には小さな店と工房が並んでいます。
 --''[12.1]「第1階層、ドシオン」'';ドシオンは二つのうちより文明化した階層で、開墾された牧歌的な雰囲気です。ドシオンに住む請願者は銀毛や金斑の羊を育て、農場を運営します。道端には小さな店と工房が並んでいます。
 ---''ノームの守護神、“きらめく黄金の”ガール'';“滑らかなる手の”カラデュラン、“賢きツグミの”リル、その他ノームの神々の多くがドシオンにある“黄金丘陵”に暮らしています。彼らノームの神々の名前には二つ名のような苗字がついています。
 --''[12.2]「第2階層、シューロック」'';シューロックはより野性的な階層です。荒々しい地形を持ち、その気候は雪深い冬と混相した酷暑に二分されています。その森林の下の地面には資源が満ちていますが、森を彷徨う強力な獣によって守られています。
 &ref(dd5_GH1_p12_Bytopia.jpg);
 #br
 
 -''[13]「祝福の野エリュシオン''(Blessed Fields of Elysium)」;重度の善/無限の広がり/4階層
  エリュシオンはエリュシオンの目を奪われるほどに色鮮やかで平和な善の次元です。全次元界で最も重度な善の属性を持っているこの次元界の居心地の良さは、一方で恐ろしい影響力をもっています。連続して一週間以上を滞在した者は、心を強く持たないとこの次元に囚われてしまい、自らの意思でここから出ることができなくなります。エリュシオンはオケアノス河の源流です。この次元界から流れ出した河は善の次元界を巡ります。この次元界には多くのセレスチャルが住んでいます。最も多いのはガーディナルと呼ばれる者たちです。エリュシオンの名はギリシア神話における死後の楽園に由来します。
 --''[13.1]「第1階層、アモーリア」'';アモーリアの緩やかな丘陵地帯の草原に木々の緑、咲き乱れる花、オケアノス河の深い青、すべてが明るい空に照らし出されて色鮮やかです。河岸には小さな町が点在しています。エリュシオンの人口の多くはここに住んでいます。意外なことにこの地では火事や大風、船の転覆などの災害がかなり高い頻度で起こります。これによって住人は他者を助ける機会を得、次々と善行を積むことができます。
 ---''“天上の獅子”タルエシード'';獣の相を持った天使であるガーディナルの長である彼と、狼のルーカン公爵や有翼のウィンドヘア公爵ら5人の副官はこの階層に住んでいます。
 --''[13.3]「第3階層、ベリエリン」'';ベリエリンは霧の立ち込めた沼地と霧深い湿地からなり、他の階層と大きく雰囲気が異なります。もつれ合ったマングローブの下でオケアノスはゆっくりと流れています。この人気のない階層にも善のエネルギーは満ち、松明などを点けると後光が差し、数少ない町の中心にある灯台の灯りは霧をつらぬいて旅行者の道しるべとなっています。ベリエリンはある危険な存在の牢獄であるといわれていますが、その正体については明らかになっていません。
 --''[13.4]「第4階層、サラシア」'';この階層はオケアノス河の源流とある大洋です。サラシアには“死せる聖者の島”や“祝福されしものの島”、“アヴァロン丘陵”、“英雄諸島”などの島々が点在しています。ここではかつての善なる英雄が、再び自らの力が必要とされる時を待ち、そのために研究を続けています。
 ---''太陽神、“父なる太陽”ペイロア'';この太陽と光、治癒を司る上級神はこの階層の“太陽の要塞”を領地としています。この要塞は常に灯台のように輝き、100マイルを明るく照らしています。
 &ref(dd5_GH1_p13_Elysium.jpg);
 #br
 
 -''[14]「百獣の原野ビーストランズ''(Happy Hunting Grounds, Beastlands)」;無属性/無限の広がり/3階層
  ビーストランズはあらゆる束縛から解放された大自然の次元界です。苔に覆われたマングローヴから雪にたわんだ松、光を通さぬほどに茂ったセコイアの大森林まであらゆる森が発達しています。ビーストランズの3つの階層ではそれぞれ昼と夕方、夜に時間が固定されており、その時間帯が永劫に続きます。この次元界では、住人である狩人と知性を持った野生の捕食者や被食者が狩りを行っています。狩られたものは蘇り、この狩りは永劫に続きます。
 --''[14.1]「第1階層、クリガラ」'';クリガラは永遠の昼が続く森で、棲んでいるのは昼行性の動物です。オケアノス河が森を急流となって流れ、森の中の各所に三日月湖をなしています。ときに雷雨が起こり、クリガラに住む獣たちが雨宿りの場所へと追い立てられます。
 ---''森の女神、アローナ'';森の奥深くの“ユニコーンの森”がアローナの領地です。この森にはその名の通り、ユニコーンの群れが住んでいます。
 ---''ケンタウロスの守護神、スケリット'';彼は森の中にある小屋やテントに住むケンタウロスたちと暮らし、しばしば祝宴を呼び掛けます。
 --''[14.2]「第2階層、ブルークス」'';ブルークスは永遠の夕方が続く森です。クリガラよりは涼しく、霧や露が木々の下に渦巻いています。ブルークスに住んでいるのは朝と晩に活動するような動物です。
 --''[14.3]「第3階層、カラススラ」'';カラススラは永遠の夜が続く森です。ゆっくりと満ち欠けする銀色の月が空にかかり、星々が取り囲んでいます。ブルークスに住んでいるのは危険な夜行性のクリーチャーです。カラススラは影界とつながっているという話があります。その場合、シャドウ・マスティフや他の影界の怪物がこの森を徘徊しているでしょう。
 &ref(dd5_GH1_p14_Beastlands.jpg);
 #br
 
 -''[15]「気高き緑の地アルボレア''(Olympian Glades of Arborea)」;無属性/無限の広がり/3階層
 -''[16]「英雄界イスガルド''(The Heroic Domains, Ysgard)」;混沌/無限の広がり/3階層
 -''[17]「無情なる混沌の忘却界リンボ''(Ever-Changing Chaos of Limbo)」;重度の混沌/無限の広がり、無重力/階層なし
 -''[18]「風吹きすさぶ魔窟パンデモニウム''(Windswept Depths of Pandemonium)」;混沌/無限の広がり/4階層
 -''[19]「無限の階層なす奈落アビス''(Infinite Layers of the Abyss)」;混沌にして悪/無限の広がり/無限階層
 -''[20]「深き暗闇の幽閉界カルケリ''(Tarterian Depths of Carceri)」;悪/無限の広がり/6階層
 -''[21]「灰色の荒野ハデス''(The Gray Wastes of Hades)」;重度の悪/無限の広がり/3階層
 -''[22]「永遠に荒涼たる苦界ゲヘナ''(Bleak Eternity of Gehenna)」;悪/無限の広がり/4階層
 -''[23]「九層地獄バートル''(Nine Hells of Baator)」;秩序にして悪/有限の円錐状/9階層
 -''[24]「地獄の戦場アケロン''(The Infernal Battlefield of Acheron)」;秩序/無限の広がり/4階層
 -''[25]「機械仕掛けの涅槃境メカヌス''(The Clockwork Nirvana of Mechanus)」;重度の秩序/無限の広がり/階層なし
 -''[26]「泰平なる諸王国アルカディア''(Peaceable Kingdoms of Arcadia)」;秩序/無限の広がり/2階層
 -''[27]「対立の調和する異境アウトランズ''(The Concordant Opposition of the Outlands)」;無属性/無限の広がり/階層なし
 #br
 
 ----
 ''【スティクス河とオケアノス河】''
 オケアノス河は善の次元界を流れる澄んだ河で、「13:エリュシオン」から湧き出で、「14:ビーストランズ」、「15:アルボレア」まで流れています。河には河を交易船が行き来し、河沿いには町ができています。この河は上層次元界を旅する方法として一般的なものです。
  スティクス河は悪の次元界を通して流れる腐臭に満ちた濁った河で、「18:パンデモニウム」と「19:アビス」、「20:カルケリ」、「21:灰色の荒野」、「22:ゲヘナ」、「23:九層地獄」、「24:アケロン」の第一階層を蛇行して流れ、支流はその下層にした滴り落ちます。この河の水に触れた多くのものは知性を失い、廃人となります。相応の金額を支払えば悪意に満ちた渡し守がこの河での船旅を請け負ってくれます。渡し守の元締めはカロンという老人です。
 #br
 
 ----
 [[Guide to 「ワールドofグレイホーク」トップに戻る>DD5GuideGH]]
 
 #br
 ----
 #br
 #br
 #br
 #br