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クルセイダー
キャラクター紹介
- クルセイダーに転職時、待機時に行う祈りモーション時に以下の変化がある。
- 手にロザリオを持っている。
- 肩に透明な翼が現れ、黄色い羽根が舞うエフェクトが追加される。
- 未転職プリースト・ミストレスよりも祈りのモーション時間が長い。
後に、この地の創設者と呼ばれるようになるオベリス・ローゼンバフは優れた能力で彼らを指揮した。
女性のみで構成されたプリースト者団。神聖が込められた声と光の力で味方と罪のない者たちを守護する守護者たちだ。
彼女たちは本来、黒い教団の支配下にあった犠牲者であった。
ローゼンバフが4代目神官と呼ばれる前、彼女は一人きり黒い教団の中心勢力との大戦闘を経験する。
黒い教団の誤れた司祭たちには、この幼い犠牲者の恐怖と苦痛の声が讃美歌のように聞こえているに違いない。
彼女たちは微笑む彼らの前で偽装者の血を被ったまま、一部は十字架につけられて身を振るわせていた。
オベリスはためらうことなく、彼女たちを救うため身を投じた。
数重にもなる異教徒を倒し少女らを救い出した彼女は、この少女らに新しい生活の基盤を用意する。
以後、レミデーア・カテドラではたびたび美しい歌声が響くようになった。
彼女たちが歌を歌う日には、賛歌を聴くために足を運んだ都市の人々や巡礼者で教団の建物は埋め尽くされていた。
彼女たちに着せられた黒い血のことを心配する者もいたが、彼女たちの魂の誤れた血はすでに浄化されている。
洗い流された空の空間に光が一つ二つ満たされていく頃、少女たちは一人一人、それぞれの啓示を授かり始める。
可憐な少女たちの偽りの啓示が…遂に真実の啓示として生まれ変わったのである。
やがてオベリスは彼女たちのために新しいクルセイダー者団を創設し、彼女たちを隊員に編成する。
この新しい者団は今の彼女たちを存在させた意味が込められた声と啓示を受け入れて行使する光の力として、
罪のない者を助けて戦場の味方を支援する。
彼女たちは少女から立派なクルセイダーとなってそれぞれの道を歩む。
そして、未だ消えない暗黒の気を追い払い、苦しむ者たちを救うために世界を巡る。
すべては神の思し召し…
キャラクター攻略
【クロス・板金】 【ハイブリッド独立攻撃】
- 苦行により、物理か魔法のどちらにでもコンバージョン可能になっている
- ただし、通常攻撃は魔法攻撃で固定されている。
強力な回復スキル
- 治癒の祈り
- キュアー
- 再生のアリア (HPの50%/1s)
- ミラクルシャイン (HPの10%/0.2s)
- 復活 (1回のみ)
豊富なバフ
各バフスキルの効果は、町知能とパッシブスキルの上昇値に依存する。
- 攻撃
- 勇猛の祝福
- 勇猛のアリア (+25%)
- クラクス・オブ・ヴィクトリア
- 勇猛の祝福
- 防御
- 守護の祝福
- 聖なる光
- ウリエルの結界
- 速度
- エディフィケーション (1部屋のみ)
- 大天使の祝福
デバフ
- 打撃やスキルが当たった時、敵の属性抵抗を最大60減少できる。
懺悔
- 浄化の稲妻にて、発動する状態異常
- 敵の同士討ちを誘発する状態異常である。
- 同士討ちと言えど、攻撃は味方にもあたる。
注意点
- バフ面の装備更新が他の職業と違い頻繁に行われる。
装備更新時にバフ面の装備変更を忘れないようにしたい。
クロニクルセット
2次クロニクル(改)
装備数 | ディバインサポート | レベレーション・オブ・カーレッジ | 信実な洗礼者の礼服 |
---|---|---|---|
3 | キュアー クールタイム-20% 状態異常解除レベル+8 治癒の祈り HP回復量+10% 適用範囲+10% | 洗礼の光 攻撃力+30% クール-20% | 洗礼の光 攻撃力+15% 範囲+30% セイントウォール 攻撃力+15% 盾、爆発の大きさ+10% |
6 | 聖なる光 持続時間+50% PTメンバーダメージ減少率+20% 治癒の祈り 適用範囲+20% | 勇猛の祝福 物理攻撃力上昇量追加+5 魔法攻撃力上昇量追加+5 力/知能+5 武器的中率+20% 洗礼の光 攻撃力+15% クール-10% セイントウォール 攻撃力+20% クール-10% | セイントウォール 攻撃力+40% 盾、爆発の大きさ+10% クール-30% ホーリーサークレット 輪の範囲+10% 輪の維持時間-50% 多段ヒット攻撃力+100% |
9 | エディフィケーション 持続時間+2秒 PTメンバー移動速度増加量+10%追加 聖なる光 PTメンバー適用範囲+20% クール-15% 守護の祝福のバフ効果増幅率+5%追加 爆発の大きさ?30% 再生のアリア クール-30% 移動速度+100% | セイントウォール 攻撃力+30% クール-10% 勇猛のアリア 攻撃力+50% アリア範囲+50% | ホーリーサークレット 攻撃力+30% 輪の範囲+15% フィニッシュ爆発範囲+30% 勇猛のアリア 攻撃力+30% PTメンバーバフ増幅機能削除 クール-50% |
3次クロニクル
セット数 | 光の救済者 | シャイニーグロリア | 大天使の賛歌 | |
---|---|---|---|---|
3 | ホーリーフラッシュ: 攻撃力+30% 爆発の大きさ+20% 洗礼の光: 攻撃力+15% 攻撃範囲+20% | シャインクロス: 攻撃力+20% クールタイム-15% クロスマスタリー: 独立攻撃力上昇率 5%加算 | 治癒の祈り: 適用範囲+10% クールタイム-10% 勇猛のアリア: 攻撃力+20% アリアの範囲+5% | |
6 | 洗礼の光: 攻撃力+30% クールタイム-20% 浄化の稲妻: 攻撃力+30% クールタイム-20% 小さな稲妻の大きさ+20% | シャインクロス: 攻撃力+20% 攻撃範囲+20% クールタイム-20% グランドクロスクラッシュ: 攻撃力+20% クールタイム-20% 十字架の大きさ+20% 亀裂の大きさ+20% | 勇猛のアリア: 攻撃力+40% 移動速度+30% 再生のアリア: 回復速度+20% アリアの範囲+15% 移動速度+30% 復活: 適用範囲+25% 復活待機時間+2秒 | |
9 | 浄化の稲妻: 小さな稲妻の数+100% 多段ヒット間隔-50% フィニッシュ稲妻の攻撃力+60% フィニッシュ稲妻の大きさ+30% クールタイム-15% | グランドクロスクラッシュ: 攻撃力+50% 十字架の大きさ+30% 亀裂の大きさ+30% クールタイム-30% 無色キューブのかけら消費量+1 リペンテンススマッシュ: 十字架の大きさ+30% クールタイム-30% | 勇猛のアリア 攻撃力+40% アリアの範囲+30% 移動速度+50% 再生のアリア: 回復量+20% アリアの範囲+30% 移動速度+50% クールタイム-20% 大天使の祝福 爆発の大きさ+20% クールタイム-15% |
キャラクターのメリット・デメリット
メリット
- バフによるPT貢献度が高い
一時的に速度上昇やのけぞり防止のスキルも揃っていて小回りが利く - レイドダンジョンなど高難易度ダンジョンではクルセ募集が多く、PTに加入しやすい
- 知能上昇(町ステータス)装備を揃えるだけでPTに入れることが多い
- 男クルセよりも拘束スキルが多い
- スキルスタイルを使わなくても支援・攻撃系スキルを両方取得でき、オールマイティーに立ち回れる
- バフ性能に関わる能力が『知能』だけのため、知能のみを上げるだけでいい
デメリット
- オールマイティーに立ち回れる分、支援能力によるステータス上昇は男クルセには敵わない
- 主力回復スキルに制限がないが、『復活』は一度しか使用できずリレイズ効果の源泉と違い使い勝手が若干悪い
また効果範囲が狭いため、味方がばらけて死亡すると全員は復活できなくなる時がある - フレイエピック以外の最上位アクセサリー・特殊装備はバトル用の能力がない
そのため、バトル用のアクセサリー・特殊装備が別途必要になる - メインキャラクターにする場合、勇猛の祝福を上昇させるスキル宝珠・エンブレムが高価なため非常にコストがかかる
スキルブースト
勇猛の祝福
※現状は『(超)五光』5セット+『無の領域』3セット+『魅惑の音律』3セットが最も性能が高くなります ※クロニクル(ヴァウ9セット)→ハーレムレジェンダリー→ハーレムエピックorルーク装備+魔獣装備と揃えていくことになります ※深淵の片鱗装備はクルセイダーには必要ないため取得しなくて問題ありません
テイベルス以降を目指す場合は、まずハーレムレジェンダリー11セットを揃えてハーレムエピックにUGしていくと良いでしょう。
ハーレムエピック防具は材質変更出来て板金に変えればクルセイダーオプションがつくため、好みの防具で構いません。
ハーレムエピックアクセサリーは『無欠な純白の祝福』、特殊装備は『休息を呼ぶ神物』がクルセイダー用の装備となっています。
最上位の天空装備はルークUG装備・魔獣装備がある場合、天空装備にUGが可能でファーミング期間を短縮できます。
- 勇猛の祝福の性能はスキルLv+知能依存
- 町ステータス知能のみ適用される
ダンジョンで効果が発動する知能UP(入場時、知能UPやオーラなど)は適用されない
クラクス・オブ・ヴィクトリア
- 現在、ハーレムレジェンダリー以上の装備はセット効果での増加があるため、スキルブーストの必要性は低い
- レリック武器はレベル50以上の物であれば全て+1ブーストされる
- エピック装備の効果は本国の現時点での最新の能力
- 千年戦争の英雄装備は3ヶ所のセット効果でLV50スキルが+3ブーストされる
スキルレベルが上がる装備品 上昇値 部位 種類 要求Lv 装備名 備考 2 武器 十字架 90 創生の救済者-十字架 アップグレード装備持続時間10秒増加 サンダークロス:ユピテル クラクス・オブ・ヴィクトリア使用時、10秒間全員HA状態 60 救援のクラクス グランディス販売
エピックソウル46個1 85 呪われた十字架-トルア ラバルム 2 防具 上着 90 妄想のパラノイア アップグレード装備
全ての職業Lv1~85スキル+1
スキル使用時、30%の確率で全ての職業のLv1~85スキル+11 85 栄光のオロバスのチタニウムアーマー 下着 90 グラッシーオブシルクパンツ 単品エピック 2 肩 90 スモーキートパーズ板金ショルダー 単品エピック
全ての職業Lv40~50スキル+21 メタルラインポールドロン 80 ダークゴスショルダー サブマリンボルケーノショルダー ベルト 90 メタルラインプレートコイル 2 靴 90 ダイビアボーンブーツ 単品エピック 2 補助装備 90 フィッシュボールライン 全ての職業Lv45~80スキル+2 1 85 時間の旅人のシルバー時計 全ての職業Lv1~80スキル+1 1 魔法石 90 ソリウム・フォンス エリカ販売
全ての職業Lv1~85スキル+1
エヴァンジェリスト
ヘルカリウム武器の支給は廃止されました
覚醒-アクトクエスト
- ノースマイア地域の一連のアクトクエストとして発生
- Lv50以上で受諾可能
No. | クエスト名 | NPC | 内容 | 報酬 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 終わらない不安 | アクト クエスト | 苦痛の街レッシュフォーンを調べること (パーティープレイ不可) | 覚醒 |
覚醒-ヘルプクエスト
- 上記のアクトクエストをクエストクリア機能で飛ばした場合に発生
- 「各職」にはそれぞれの覚醒名が入る。
No. | クエスト名 | NPC | 内容 | 報酬 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 覚醒-各職1 | 各 クエスト 担当NPC | 覚醒のために 次の材料を集めてくること 白色キューブ:1000 赤色キューブ:1000 最上級強化剤:100 鋼のかけら:100 | Lvに応じたGoldとExp 達人用HPポーション×20 達人用MPポーション×20 | 最上級強化剤と 鋼のかけらは NPCロジャー・レビンで生産可能 |
2 | 覚醒-各職2 | マスター難易度以上の 疑惑の街をクリアする | Lvに応じたGoldとExp | ||
3 | 覚醒-各職3 | マスター難易度以上の 疑惑の街で 強靭な者たちの精気を 集めてくること 強靭な者たちの精気:0/1 | 〃 | アガルムから入手 | |
4 | 覚醒-各職4 | 次の材料を集めてくること 皇帝ヘルムのシール:0/10 | 覚醒 |
クエスト担当NPC
- 鬼剣士(男): G.S.D
- 鬼剣士(女): ナイト・ロバート
- 格闘家(男女): 風震
- ガンナー(男女): キリ・ザ・レディー
- メイジ(男): アイリス=フォーチュンシンガー
- メイジ(女): シャラン
- プリースト(男女): グランディス
- シーフ: ミネット
- ナイト: アニス
- 魔槍士: 一閃のレノ
- ガンブレーダー: 副隊長シュミット
孤児であった私は、神の存在を信じていませんでした。
神がいるならこんなに不幸なわけがないだろう、信じられるのは自分自身だけだと、
神というのは自分の無能さを弁解するために作り出された虚像だと思ったのです。
ある日、祭りでもないのに村人たちが浮き立っていました。
大切な人が来たという話を聞いたような…とにかく、私もうれしい気持ちになりました。
村人たちが一斉にどこかに集中しているときこそが、盗みで食いつないでいた私にとっての絶好のチャンスだからです。
その日の夜、商店街に忍び込んで人々が浮き立っている隙間を狙い、ゆっくりと食糧を盗み始めていました。
でも、いつもより油断していたのでしょうか。私は警備兵とでくわしてしまいました。
私は警備兵から逃げ、近くの聖堂に身を隠しました。
聖堂はとても静かでした。その時、どこかから歌声が聞こえてきました。
私は歌声に導かれ、歌が聞こえるところへ足を運びました。
そしてそこで…彼女の姿を見ました。
歌を歌っている彼女は純白の服を身につけ、十字架が飾られた帽子をかぶっていました。
彼女は私を見て微笑んで、近くに来なさいと手招きをしました。
しかし私は、近寄る気が起きませんでした。彼女の聖なるオーラが私によって汚れてしまいそうだったからです。
私がそのまま立っていると、彼女は笑いながら近づいてきました。
´可憐な子よ、今日あなたと出会ったのはあの方の意なのでしょう…あの方はいつもあなたと共にいらっしゃる。´
彼女は私の頭に手を乗せて歌を続け、私を祝福してくれました。
その日私は、今まで経験したことのない暖かい光を感じました。
翌日、私は再び彼女に会うため聖堂を訪ねました。
彼女は大勢の人々の前で祈りを捧げ、賛美し、歌いました。
そして、神に関するお話を聞かせてくれました。
その場にいた全ての人々が、彼女の声を通じて神を受け入れるようになったと私は信じています。
彼女が´エヴァンジェリスト(Evangelist)´と呼ばれる教団の高位クルセイダーであったことは後日、
教団に帰依するようになってから知るようになりました。
神は常に皆さんのお傍にいらっしゃいます。まだ皆さんは気付かれていないかもしれませんね。
今日の私のお話と歌声を通じて、ぜひ神の御恵みを体験なさってください。
- 誠実なエヴァンジェリストが巡礼中、とある村で行った説教から -
セラフィム
礼拝堂のロウソクはいつものように静かに輝いていた。
彼女たち。エヴァンジェリストも揺れないロウソクと同じく、静かに各自に位置で手を合わせていた。
その日は、とある宗教的な象徴性を持つ周期が最後を迎える日だった。
彼女たちが彼のために祈りを始めてから長い時間が経っていたが、
彼女たちは全く姿勢を乱すことなくそれぞれの位置を守っていた。
再び太陽が昇って夕やみが迫る頃、周期の収量を知らせる鐘の音が仄かに響いた。
やがて彼女たちは、一人二人眠りから目覚めるようにゆっくりとまぶたを上げた。
ところが、目の前にはいつもの礼拝堂の風景やロウソクの姿はない。
漆黒が四方を覆っていて、目を開けているかどうかすらわからなかった。
膝に床の感触は感じられたが、それもまた「無」の空間と変わらないように感じられた。
一瞬、彼女たちの中の一人が光を起こそうとしたような動きが感じられた。
しかし、嘆息のような低い祈りの声が聞こえるだけだった。
彼女たちはその後沈黙した。その誰も口を割って意志を打診しなかったが、
きっとそれなりの意味が込められているに違いない。
´君たちよ。´
どこかから空間を埋め尽くすような声が聞こえた。
彼女たちが顔を上げて空を見ると、まるで太陽を凝縮させたような光の群れが視野に入ってきた。
光は彼女たちの頭の上で猛烈に光を放っていたが、
目が眩しくなることも、周辺の漆黒を退かせることもなくただその場にとどまっていた。
光を見上げていた彼女たちは、いつの間にか時間の流れさえ捉えられないほどの浮遊感を感じ始めた。
猛烈な光の動きは激減し、波に揺れる光のカーテンのように感じられた。
光の波は、まるで恐怖を乗り越えて自分の場所を守ることを優しく要求しているようだった。
何秒、何時間、何日が経ったのか認知することができず心状と思考が複雑に絡み合っていたが、
それでも彼女たちは整然と光の群れを見つめた。
´君たちが感じる闇の深さを告げてみなさい。´
再び聞こえてきた声は低く陰うつで、少し高圧的なものだった。確かにその声は質問の形をしていたが、
彼女たちはその質問に答えることができなかった。
声と同時に、彼女たちの周辺を覆っていた黒い空間が無限大に拡張されるような感覚があった。
自分の体すら見えないほどの漆黒の空間であったにもかかわらず、
その膨張は固定された風景が遠ざかるかのような現実感を感じさせていた。
頭の上に止まっていた光も、闇の空間が拡張される速度に合わせて素早く遠ざかっていた。
頭の上の光が遠くなった分、彼女たちは自分の体がどこかへ落下するような感覚を受けていた。
そしてその感覚は、まるで太初の闇を持った者が深淵の底に落ちたことを体現させるように、
彼女たちの精神を重く押さえつけ始めた。
声は何かを言い続けていたが、彼女たちから遠ざかる光と同じように遠く感じられた。
しかし、その声の意味がわからなくても彼女たちのやるべきことは明確であった。
どんなに深い闇でも、たとえその闇によって光が消え去るとしても彼女たちはその光をつかまえて世の中に送り出す使命を持っていた。
彼女たちは急いでそれぞれの内面の光を引き上げ始めた。
頭上の光の群れが急速に離れ、やがて光であることすら感じられなくなった頃、
彼女たちの感じる圧迫感は精神を越えて身体にまで影響を与え始めた。
髪の毛は汗に塗れ、膝だけでは体を支えることができず祈りのために取り合った手も床に落ちそうになっていたが、
彼女たちは祈りと聖歌を止めなかった。
相変らず時間の流れは不明確で、闇を追い出すための祈りがどのくらい続いたかを知る者はいなかった。
しかし、いつからか光は再び彼女たちの頭の上を照らし始め、形も以前と変わって何らかの形を成していた。
光は左右へそれぞれ3組の光を発する者と変わっていて、
彼はゆっくりと十字を切りながらメッセージを伝えてきた。
´神の志によって我々は君たちに試練を与え、また君たちとともにいる。
君たちはより強靭な勇者になるだろう。´
光の存在が宣言のようにメッセージを終えると、鐘音とともに闇が消え去った。
目覚し時計のような鐘の音とともに、本来の礼拝堂に帰ってきたことに気づいた彼女たちは一人ずつ身を起こした。
長時間の祈りでくたびれていたが、彼女たちは身の疲労をものともせず足を運んだ。
一瞬自分たちの身に起こった一連の試練に関しても、彼女たちはお互いに話を交わす必要性を感じなかった。
ようやく彼女たちは神の最も近いところで神を支える光の使者 - 熾天使の名の下で6つの翼を背に負い、
天上の光明に向けた背伸びを続ける者として生まれ変わったのだ。
´その中の闇は深まっていくのみ。どんなところに光は必要なのか。
闘いの中にいる君たちを守り、天上の軍を率いて光の剣を打ち下ろそう。´
- セラフィムに覚醒時、待機中の祈りモーション中に
大きな6枚の翼が現れて舞い散るエフェクトに変化する。
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