416

• 謎多き部隊「404小隊」のメンバーにして、とにかく難解な性格の人物。公式での説明は「冷静沈着で、他者へは冷淡」とされているが……
  • 基本は冷静だが、徹底した完璧主義者。そして怒りの沸点が低めな激情家。
    ある事情からAR小隊への激しい敵愾心を持ち、「M4なら～」「M16なら～」など言われようものなら怒り狂いムキになる。
    • AR小隊、とりわけM16A1への強烈な敵意は、元ネタの銃HK416とAR小隊の元ネタとなったAR-15系列銃でのシェア争い競争などが元。詳しくは下記元ネタ欄参照。
  • 「自分は完璧である(=そうでなければならない)」「AR小隊より優れている(=彼女らを超えたい)」という強迫観念に近いものを抱え、台詞の随所にそれが漏れ出る。
  • 少しキツめの人当たりと神出鬼没の404小隊の特性故、MG5はグリフィン社の問題児の1人と口にしていた。
    (MG5を始めとした一般人形は404小隊という特殊部隊の存在を知らないため、「どこかをほっつき歩いて回る素行不良人形」と認識している。)
  • 若干ヤンデレ気質でもあり、宣約でのセリフはヤンデレ好き必見。指揮官の今後が若干心配
  • 以上の通り、苛烈かつ少々面倒くさい人物だが、G11のを始めとした同部隊メンバーは放っておけない様子。毒づきながらもなんだかんだで世話を焼いている。オカン
    また、「あえて突き放した厳しい言い方をすることで、助けた人物に辛い話をさせない」ようにしたり、「ボロクソに文句を言いながらも仲間を必ず助けに来る」等、根は優しい様子。
• 名前絡みの事はトラウマでもある様で、突かれると激しく動搖する。
  • 文字では「そんな名前は必要ない。」と無味乾燥に書かれているが、ボイスでは「…っ！…そんな名前は必要ないッ！」と言った感じの非常に取り乱した、ヒステリックとも言うべきものになっている。
  • その他のボイスも文字で見る限りは普通に見えるが、実際は憎悪の籠もったような恐ろしい声だったりする事が多い。(タッチ3、強化、MVPなどが該当)
    • 翻訳作品特有のイントネーションミスと思いきや、Live 2Dスキンでは「腕をギリギリしながら『そんな名前は必要ない』と顔真っ赤で怒る」動きや「じとりとした眼で睨みながら『メンテは丁寧に』と言う」など、
      これらは公式の想定した通りのキャラクターであるようだ。
• どうもお酒に弱いらしく大陸などで絵を漁ると酔っ払った416の絵などがたまに出てくる。名指しでリカーを売るなと言われているなど中々な模様
  • その酔っ払いっぷりは泣き叫びながらある人物への謝罪を口にし、そのまま自分の服を引き裂いてハバネラを踊り始めた挙げ句2日ほどは機能停止して目を覚まさないほどの酷さ。なお飲んだのは一杯のビール。
    • 街のあちこちから放たれる電磁波と店に存在するナノマシン霊体の影響でメンタルモデルに創造したのがヴァルハラコラボでのグリフィンシティである。
      店にいたジルが電脳空間に意識をアップロードされた挙句、魔法少女コスをした自分自身(しかも割と幸せに暮らしてる）と対話をする羽目になり、更に時空を超えてカリーナに怪文が届いたり酔っ払いの夢の登場人物が戦術人形として引き上げられグリフィンに雇用されるという結末を迎えるというトンデモ事件のまさかの元凶であった。
• 普段の絵だと分からないが実は中々にグラマラスな体型の持ち主。重症絵や専用スキン衣装ではその事がよくわかる。担当イラストレーター曰く身長は170cm程らしい。中々の高身長。実際はイラストレーターがキャラ生成サイトを使ったら416に近いキャラが生まれ、そちらの方が170cm。なので実際の身長は不明。
• 本人からの言及は現時点では無いが、Gr G28が彼女とどことなく似た服装や言動をしている。また、向こう側は彼女に対するセリフや彼女を模したマスコットを持っているが…？
  ドルフロコラボのバーイベントで二人の関係が判明、最初こそ正しく姉妹と言える関係だったが416の小隊への参加に伴い記録が抹消されたのをきっかけにぎこちない関係になってしまったようだ。
  G28のアプローチも冷たく返していたが、危ない立場にいる自分とは出来れば関わらないで元気でいて欲しいという思いもあったり妹の好きなビールを飲んでみるなど姉らしい感情や行動も垣間見えた。

• 何でこの子ヤンデレ扱いされてるの？
  誤訳がキッカケらしい。
  元々は「自他ともに厳しい偏執的なエリート系」だったが、韓国版配信時にローカライズ担当が若干ヤンデレチックにセリフを訳してしまったらしく、結果としてヤンデレっぽくなってしまったとか。
  (加えて当時はボイスが付いていなかった。ウェルロッドMkII等も同じ。更に翻訳時のイントネーションやバグの影響で9A-91やTMPもファンからヤンデレ扱いされる事があった。)
  そこまでなら翻訳ミスで済んだが、公式はこれを「逆にアリ」と判断してしまったようで、ヤンデレ属性を追加。
  野中藍氏によるボイス追加後は、日本の指揮官もよく知る激情的で偏執的、そして隊のオカンで時折ヤンデレなキャラへと生まれ変わった。
  全ての元凶である韓国版では4月16日に416から「私だけがいれば十分ですよ。」という一言のみが記されたメールが届いたとか。

UMP45、G11、M16A1との特殊なやり取りがある。 流石完璧な女。

さて、2019年4月16日だが。上記の416の怪文書メールを知る大陸帰還兵や、彼らから話を聞いていた新米指揮官たちは「もしかすると日本版も…？」と期待していた。
が、午前中にはメールが無かった。(人形たちの行事関連メールは基本的に午前中に届く。)


そんな感じですっかり油断していた指揮官達だったが、同日午後19時頃に、何者かから一通のメールが。

416からである。



内容は残業する指揮官への心配と忠告。
あまり無理をしないようにと、仕事疲れの指揮官にアイスクリーム4個&ロリポップ16個をくれた。オカンムーブが板に付きつつある。
その際に何故かちょっと嬉しそうで、「4月16日ですね、どうということはないんですけども」という謎のアピールをしていたが、果たして。

• ちなみに大陸鯖と韓国鯖では「忘れないでくださいね。私が、私がいればそれで十分ですよ。」という怪文書と共に416個の各資源が届いたそうな。

去年はとぼけていたが今回はもう隠す気すら無いようだ。昼前から送ってくる気合の入りよう。
そして去年より豪華になった

日付が変わるや否や、即座に「『416』からの報告」が指揮官の元に届いた。期待を裏切らない完璧さである。
内容は以下の通り。

なお同時に送られてきたもう一通のメールで可愛らしいLINEスタンプを使用していると暴露された
また、同日16時頃に公式運営Twitterでスマートフォン用壁紙も配布された。

日付が変わった直後に416からまさかの返信メール*2が届いた。予想を裏切るのも完璧である。
メールの内容は以下の通り。

5回目の416の日である2023年も日付が変わった直後に416からのメールが届いた。期待に応えるのも完璧である。
メールの内容は以下の通り。

恒例の416の日も今年で6回目。例年と同じく、日付が変わった直後にメールが届くとは今年も完璧である。
メールの内容は以下の通り。

• 416の血の涙
  彼女には血の涙のような刺青がある
  これは彼女を作成したH＆K社が当初「HK M4」と命名し発売していたが、彼女の大元となったM4カービンを製造・販売するコルト社により商標権侵害だとして訴訟を受けH＆K社は敗北、HK416と改称された経緯に基づいているとされている。
  （彼女の「HK M4なんて…」という台詞にはそういった背景もあると思われる）
  （HK416の由来はM4とその元になったM16　＋　H＆K社のイニシャルから　なんだかんだ言ってAR小隊の連中とは切っても切れない縁があったりする）
  また、アメリカのアウトロー界では「目の下に涙の刺青」は「殺人犯」や「復讐鬼」を意味するらしい。前者はともかく後者は元ネタ的にもキャラクター的にもぴったりなものがある。
  
  
• 出撃時の「ジェロニモ、行動開始！」って何？
  • 2011年のネプチューン・スピア作戦において、アメリカの当局がアルカイダの指導者ウサマ・ビンラディンに付けていたコードネームが「ジェロニモ」であった。
    この作戦では、HK416で武装した米国海軍の特殊部隊「DEVGRU」が、パキスタンのビンラディン潜伏先を急襲し、これを射殺したとされている。
  • 第二次大戦以降、米軍兵士は空挺降下の際、戦意高揚のため「ジェロニモ」と掛け声を上げるようになった。
    本ゲームでは空挺降下と言うよりヘリ降下だが、この伝統に倣った可能性もある。
    
    
• 服の文字って何？
  ドイツ連邦軍の特殊部隊「Kommando Spezialkräfte」の綴りであると思われる。
  米国のデルタフォースや英国のSASに相当する特殊部隊であり、頭文字から「KSK」とも呼ばれる。
  ベレー帽のバッジについても、KSKの徽章を模していると思われる。
  
  
• トイガン買うぞ、416ちゃんのはどれ選べばいいんだ？

• ノーマルスキン
  HK416Dの、14インチカービンをさらに切り詰めた10RSという10.4インチモデルがベース。
  エアガンだとバレル先端で14インチと10.4インチを切り替えられるものもあるのでよく調べよう。
  フロント部分はM4タイプのフラッシュハイダーに被せる「GEMTECH HALOサプレッサー」、ハンドガードの左右を「ラダーレールカバー」で覆い、
  ハンドガード右前方に「AN/PEQ-15」、ハンドガード下前方に「シュアファイア X200」、
  その後ろに「マグプルRVGバーティカルフォアグリップ」、ハンドガード上部にはカバーをタンカラーに塗装した「EOTech 552」を装備。
  ただしイラストのEOTechホロサイトのデザインは552だが、サイズ的には553に近いためお好みで。
  ホロサイトがレシーバー直上ではなくハンドガード上に設置されているのは、競技射撃などで見られる素早いサイティングを行うためのレイアウト。
  この位置で実際使ってみるとホロサイト特有の分厚い外枠が目から離れて死角が減るため、特に屋内での視界確保の点でかなり有利に働く。
  ただし射撃対象が遠くで密集している場合は外枠が被る場合があるが、短銃身にサプレッサーの時点で屋内近接戦闘向けとなっているので遠距離は相方任せというところだろう。
  フラッシュライトについてはロープロマウントにシュアファイヤM600という説があるが、重症絵を見る限り拳銃用の短いものをハンドガード下部に装着している。特徴や長さ、全体的なシルエットからシュアファイア X200が最も近いが完全な同定はできない。
  グリップは右手で隠れているが、見える範囲から察するにスターコクーン衣装と同じ「タンゴダウン BG-16」。
  ストックは「マグプルMOEストック」 。スターコクーン衣装だとCTRストックだが、通常衣装はMOEであることに注意。
  これらのアクセサリーはライトとグリップ以外がタンカラーとなっており、黒い銃のアクセントとなっている。

• EXPOスキン
  HK416mod3とおそらく構成は同じものと思われるが銃本体がHK416Dの改良モデル「HK416A5」をベースに変更されている。
  グリップとストックはおそらくノーマルスキンと同じだがサイトはEOTech製の「EXPS2」のTANカラーバージョンでブースターが同社製「G33 STS」のブラックカラーが付いている。
  ハンドガードはGeissele社製のSMRタイプハンドガードに交換されており、サイドレールはなくなり必要に応じて取り付ける形。
  トップレールに搭載されているのは「AN/PEQ-15」とその操作用のスイッチ。サイドレールにはフラッシュライト操作用と思われるMAGPUL社製「M-LOK Tape Switch」を装着している
  また、ライトの取り付けはこのスキンでは見られないがHK416Mod3と同じ装備の構成とすればライトスイッチの反対側にMAGPUL社製「M-LOK Offset Light Mount」を装着してそこにマウントしているものと思われる。ライトの型式は同定出来なかったので追記求む。
  サイレンサーは「AAC M4-2000タイプ」のもの。ハイダーも専用品になるので再現したい諸兄は忘れずにハイダーも用意しよう。

• 人形之歌バージョン
  マグプルのストックとフォアグリップやサプレッサーは通常スキンと同じだが、こちらはMagpulのMBUSをオフセットして装着している他、オプティクスがEOTechではなくRMRサイト付きのTrijiconACOGに変わっている。
  原作のノーマルスキンが近距離戦闘向けのカスタムと考えると、こちらは遠近両立したカスタムになっている。
  レーザーサイトやフラッシュライトがない分、こちらの方が予算的には安上がりに組めるかもしれない。

• ファング
  そもそも持っている銃がHK416ではなくP416であるため、エアソフトでモデルアップされていない以上日本では再現が不可能。

スピンオフ作品【ニューラルクラウド】では...
傭兵の「クルカイ(CLUKAY)」として登場する。
クルカイはマグラシアにダイブする際に決めたコードネームであり本名ではない。
マグラシアで指揮官をサポートするためにダイブしており、巻き込まれた他の人形とは経緯が異なる。

続編【ドールズフロントライン2：エクシリウム】では…
大型イベント「远日点」をもって実装されることが発表された。
名前は「KLUKAI」となっており、【ニューラルクラウド】で名乗っていた「CLUKAY」とは綴りが違うが呼び名は「クルカイ」だろう。
(微博紹介1, 微博紹介2(中国語音声動画))

開発経緯

• H&K社は米陸軍からM4カービンの改修を依頼された。M4カービンは「オプションが充分に付けられない」、「過酷な条件下での信頼性が充分ではない」等、主に特殊部隊からの評価が良くなかった為である*4。米軍では特殊部隊等の装備の統一を図る為M4の改修型を求めており、英国の小銃L85A1改修の実績を評価され白羽の矢が立てられた。同社にとっても陸軍と共同で開発中であったXM8までの中継ぎとして、M16/M4と操作は基本的に同じで新たな銃器教育体系を構築する必要がなく性能面ではXM8と同等であるという存在を用意することでXM8と併せて大規模な導入が見込めると考えられたためである。アメリカ陸軍特殊部隊デルタフォースの元隊員であるラリー・ヴィッカーズを監修に迎え、2002年よりアメリカ特殊作戦軍（USSOCOM）と共同でエンハンスド・カービン（Enhanced Carbin）計画の一つとして開発は進められた。
• 試作モデルにはHKM4の名称が付けられた。試験運用の結果は好評であったが、M4カービンの製造元であるコルト・ファイヤーアームズ社より「商標権を侵害している」との抗議を受け訴訟に発展しために部分改良を施された後にHK416と改称されて改めて発表され、以後はこれが正式な製品名*5となった。
• M4カービンとHK416の最大の違いは作動方式の違いである。M4がストーナー式（優れた設計者ストーナーの手によるダイレクト・インピンジメント式の改良型）なのに対して、HK416は同社のG36やXM8と同じショートストロークガスピストン式を採用したが、それ以外はハンドガード部の変更による銃身の過熱問題への対応、L85改修時に開発したジャム頻度が低い新型スチールマガジンの採用*6など、外観そのものが大きく変わるような変更はほとんどなく、各部の信頼性向上への改修にとどめた。ハンドガードはM4 SOPMOD IIと同様フリーフローティングバレル構造となっており、機関部上やバレルの各面にピカティニーレイルを装備し上面には各種光学照準器や暗視装置、下面にはレーザーサイトや投光器、バーティカルフォアグリップ、アンダーバレルグレネードやアンダーバレルショットガンなどの装着が可能となっている。これらにはG41の反省も生かされM203やM302も使用可能とされた。それ以外の操作方法やセレクターやセイフティの配置はM4と全く同じで、既存のAR-15系ユーザーが違和感なく移行できるよう配慮されている。
• また信頼性や命中精度をアピールするデモンストレーション動画も作成され、試射中に故障するM4に対して故障知らずのHK416などというプロモーションがなされたが、これはM4側に意図的に不利な条件を設定していたことが露呈している。
• 結局前線兵士たちからはM4より耐久性と信頼性において優れると好評を受けながらも、同社が米軍次期主力小銃として提案していたXM8ひいてはOICW計画の採用が見送られた事、陸軍の「M4には全面的に改修しなければならないほどの問題はなく、予算的にもその必要性は低い」との事で、陸軍での制式採用は見送られ特殊部隊等で少数が導入されたのみである。
• その後もHK416は同社によりAR-15系列を装備する米海空軍をはじめとした米国の法務執行機関への売込みが行われたが、コルト社との軋轢によりこれらの系列の販売網に参入できず一部の採用に留まっていた。また合衆国政府も貿易赤字に悩んでいたこともあり国内生産にこだわり外国製兵器の採用に及び腰であったため、H&K社はアメリカ国内にH&K DefenceUSA社を設立してHK416Dとして売り出した。
• H&K社はアメリカ以外にも広く採用先を求めて各国のトライアルにHK416を提出し運用試験の結果を受けて細かな仕様の改良・改修が段階的に繰り返しており、ようやくノルウェー軍が制式採用を決定し独自に発注したHK416Nの仕様がその後のモデルにも採り入れられている。こうした態度が好感を呼んだのか、フランス全軍の制式採用という大口ビジネスでHK416Fの採用が決定した。これによりHK416のユニット価格が量産効果で劇的に低下し*7、インドネシア、オランダ、ポーランド、韓国などでも部分的に採用がみられるようになった。またアメリカ国以内でも開発経緯からデルタフォースはHK416に当初より好意的であり、M4のロアに組み合わせられるアッパーアッセンブリから採用した他、2007年に制式採用が決定すると正式発注を待たずに先行量産分を受領した。また、ビンラディンを襲撃・殺害したネプチューン作戦においては米海軍DEVGRU(旧SEALチーム6)所属の隊員が本銃を使用していたことでも一躍脚光を浴びた。これと前後してニューヨーク市警(NYPD)、イギリス連邦警察といった警察の重犯罪対応チームやイタリア、ドイツ、フランスの特殊部隊など対テロ部隊やSWAT、ないしそれに相当する各国法執行機関での採用例がみられるようになった。またアメリカ海兵隊は次期制式小銃としてHK416の分隊支援火器型M27 IARの大量配備が決定、M27にスコープとサプレッサーを追加したマークスマンライフルのM38 SDMRも共にアメリカ海兵隊で採用されている。なお、新型弾薬M855A1との相性問題からM27のバレルレングスを通常のカービンクラスに戻したM27A1への更新も行われている。
• 日本では陸上自衛隊が評価·試験用として購入しており特殊作戦群で運用もされている。海上自衛隊では特別警備隊SBUが実際に使用している写真が公表され保有が確定した（写真からは416A4ないしDの10.5インチモデルであることがわかる）。後述のHK417も陸上自衛隊が評価·研究用として使用している。また、89式5.56mm小銃の後継は結果的に国産の20式5.56mm小銃が採用されたが、本銃も候補に挙がっていたので参考にされたのではないかという見方もされている。
• 姉妹品として、7.62x51mm NATO弾を使用するHK417が存在する。HK417の民生品向けモデルに高精度バレルを組み込み、少々の仕様変更を行ったものがG28である。
• M4カービンの全面更新用たる米軍次期カービン計画（Individual Carbine Competition）に応募するためにG28の特徴を採り入れた改良型のHK416A5が開発されているが、この計画も「M4に全面的に更新しなければならないほどの問題はなく、予算的にも困難が多い」として中止され、H&K社の再度の期待も空しくHK416がアメリカ軍に全面的に採用される機会は訪れなかった（戦車の方のM4の悲劇再び）。
• 416自身の民生モデルであるセミオート専用のMR556/223もあり、前者がアメリカ向けの国内生産型で後者はヨーロッパ向けである。これらは各国の法規制に応じてバレル長が延長されたりサイレンサーや銃剣、連射能力を後付できないようになっているほか、マガジンなども30連のものなどは使用できないようになっている。それでも高価で規制の厳しいHK416の代わりに採用する地方警察や法執行機関が存在する。
• またトルコやジョージアでコピーモデルが生産・採用されているほか、アメリカ国内でもPOF-USA社のP416などが販売されている。

【過去ログ】