63式

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基本情報

No.133	基本情報
	名前		63式
	ランク		★2
	銃種		アサルトライフル
	製造時間		02:45:00
	CV		堀籠沙耶
	イラスト		TOMATO
	Lv.MAX時ステータス
	HP	495(99×5)
	火力	51	射速上限	120
	命中	40	修復	8
	回避	40	防御	0
	射速	73	弾薬	-
	SD

陣形効果
	サブマシンガンに有効 火力上昇10% 射速上昇20%

スキル

アイコン	スキル名		効果(Lv.10)
	精確集中		15秒間、自身の命中を500%上昇させる
レベル	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
開幕CT	5s
CT	20s	19.6s	19.1s	18.7s	18.2s	17.8s	17.3s	16.9s	16.4s	16s
命中	+200%	+233%	+267%	+300%	+333%	+367%	+400%	+433%	+467%	+500%
持続時間	9s	9.7s	10.3s	11s	11.7s	12.3s	13s	13.7s	14.3s	15s

専用装備

画像	名前	スパイク型銃剣
	種類	アクセサリー
	能力最大値	火力+8 会心率+48%
	入手方法	ブラックマーケット
説明
過去の戦争において活躍した特殊な銃剣。現在はIOPの加工を経て、殺傷力と貫通力が強化された。

セリフ

重傷イラスト

重傷時のイラストを開く

スキン

玄黄ノ鳳凰

玄黄ノ鳳凰
通常時	重傷時
入手方法：ガチャ「東の楽園」 期間：2021/02/27～03/12

性能

総評

特定の状況で光る対スカウト用AR。

• 第7戦線辺りから登場する高回避のスカウトに対して単独で対応する事が出来るため、使い所さえ間違えなければ部隊の被害を抑える事が出来る。
  ただし対スカウト対策としては部隊全体を強化出来るSPP-1等で対策する方が有用である他、
  手榴弾系スキルや榴弾スキルなど他の対策を考慮してからにしよう。
  HGの構成を変えたくないがスカウト対策は欲しい。榴弾で撃ち漏らしたスカウトの排除用といった限定的な状況での起用が予想される。
• 同じ立ち位置のガリルと比較するとHPが低い分射速に優れる。
  アタッカーであるARにとってHPは重要なステータスとは言えないため、採用するのならば63式の方が良いと言える。
  しかし素の命中はワースト4位のため、開幕5秒をどの様に耐えるか考える必要がある。

スキル

• 自身の命中を強化する精確集中を持つ。
• スキルはガリルのものと同じ。
• 最大強化でほぼ常時命中500%強化状態を維持出来る。

陣形効果/編成

• 前1マスのSMGの火力と射速を上昇させる。
• 攻撃能力の高いサブタンクと組み合わせたい。
• 同じスキルを持つガリルは命中と回避なので、陣形バフで住み分けができる。

おすすめ装備

• HV弾/オプティカルサイトor専用装備(スパイク型銃剣)/X外骨格
  専用装備はオプティカルサイトの上位互換で火力＋8だが、あくまで63式にこだわる人向けの逸品といえる。

キャラについて、小ネタ

• 設定画集VOL.2掲載

一見アクティブな熱血派だが、実際に行動すると肝心なところでヘマをする。
細部にこだわりすぎることがその原因のようだ。
実は繊細で敏感な子なのかもしれない。

元ネタ

簡単な説明

• 中華人民共和国の中国人民解放軍で1963年に採用された自動小銃である。西側諸国で「68式ライフル」というコードネームが振られた時期もある。
  • 1950年代、中国はソ連からSKSとAK-47の供給を受け、国内でもこの二つをライセンス生産していた。それぞれ56式半自動歩槍と56式自動歩槍である。
  • 1960年代より中ソ対立の発生により、中国国内で独自の自動小銃を設計する運びとなり、56式半と56式の利点を併せ持った銃を作る事が決定。
    • 外観は56式半に似ているものの、中身の動作機構は56式半と56式を掛け合わせたキメラが誕生した。それがこの63式自動歩槍である。
    • これにより、56式半と56式のどちらとも部品の互換性はない。

• 63式の当初の設計は当時の中国人民解放軍の要求水準を満たした性能の良い小銃だった。が、しかし、生まれながらにして時代遅れという悲劇を背負うこととなる。
  • 何故かというと、当時の中国人民解放軍が想定した戦法が、射撃で敵軍を制圧した後、銃剣突撃をして決着をつけると第二次世界大戦以来の戦闘ドクトリンのままだったのである。
    • 63式が56式半から受け継いだ利点とは、全長と銃身下の折畳式銃剣が長くて射撃精度が高く、そして槍として優れているという部分。射撃精度の高さはともかく、長い全長と折畳銃身は現代戦においてただ邪魔で重いだけの結果となった。
• それでも56式半ゆずりの高精度と56式ゆずりの連射性能を併せ持っていたので活躍の余地はあったのだが、ソ連製コピーの56式シリーズを更新する自国開発した小銃という事で見栄を張りたい中国共産党が配備を急かそうと大量生産に舵を切らせた事が63式の運命を決定付けた。
  • 生産性を上げるため、機関部の設計を当時の56式と同様の鍛造切削という手間と資材の嵩む工法から、プレス加工という手間と資材を節約出来る工法に切り替えるなど、様々な改設計が行われた。
    • この設計変更、聞こえは良いのだが、実際には機関部の強度や剛性の悪化に繋がって文字通り改悪となり、命中精度や耐久性が極めて悪化した*1
• 結局兵士たちに「56式と56式半でいい」と評価されてしまい、1978年までに56式半に置き換えられて退役。生産数100万丁あまり。中国国内でそれぞれ1000万丁以上生産された56式や56式半と比べるとあまりにも寂しい結果となった。
  • 「指揮官がわたしにもう一度活躍するチャンスを与えてくれたことに感謝しています！」というセリフもこのような悲しい背景から来ていると考えられる。
• しかし63式自体は残念な結果に終わってしまったが、東側では珍しいボルトホールドオープン機能*2を搭載し、さらにはプラスチック製マガジン*3まで作られるなど先進的な試みが取り入れていた、
  • この後に開発された81式は63式のリベンジとして、友好関係にあったアルバニアから得たAKMの知見を得て再度プレス加工を採用し、長くて重い折畳銃剣ではなく短くて軽い着脱式銃剣、63式より75mm短く56式より50mm長い程々な長さの銃身による高い精度、そしてアサルトライフルらしい外観を兼ね備えた小銃となり、中国軍に広く配備される事となる。
    • 63式自体は悲運に見舞われその性能を発揮する事は叶わなかったが、コピー兵器からの脱却と自国に合った兵器開発という方針の指針となり、その後95式や03式へと発展していく中華人民共和国製独自アサルトライフルの第一歩として重要な役割を果たした。

コメント

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