KLIN

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基本情報

No.177	基本情報
	名前		KLIN
	ランク		★4
	銃種		サブマシンガン
	製造時間		製造不可
	CV		小堀幸
	イラスト		水熊
	Lv.MAX時ステータス
	HP	950(190×5)
	火力	25	射速上限	120
	命中	11	修復	26
	回避	74	防御	0
	射速	95	弾薬	-
	SD

陣形効果
	アサルトライフルに有効 射速上昇25%

スキル

アイコン	スキル名		効果(Lv.10)
	焼夷手榴弾		焼夷手榴弾を投げ、半径1.5ヤード内の敵に6.5倍の爆発ダメージを与える 追加ステータス効果5秒間、0.33秒ごとに1倍の持続ダメージ
レベル	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
開幕CT	3s
CT	20s	19.6s	19.1s	18.7s	18.2s	17.8s	17.3s	16.9s	16.4s	16s
爆発ダメージ	3.2倍	3.6倍	3.9倍	4.3倍	4.7倍	5倍	5.4倍	5.8倍	6.1倍	6.5倍
持続ダメージ	0.5倍	0.6倍		0.7倍		0.8倍		0.9倍		1倍
持続時間	2s	2.4s	2.7s	3s	3.4s	3.7s	4s	4.3s	4.7s	5s

セリフ

重傷イラスト

重傷時のイラストを開く

スキン

三羽烏

三羽烏
通常時	重傷時
入手方法：ガチャ「朝顔と夕夢」 期間：2019/08/24～09/17

一陽来復

一陽来復
通常時	重傷時
入手方法：ガチャ「東の楽園」 期間：2021/02/27～03/12

性能

総評

　Vector2号機

• 優秀なスキルと優秀な陣形バフを併せ持ったサブタンク型SMG。
• Vectorと瓜二つの性能をしており、その類似っぷりたるやVectorを複数育てられない一神教徒のために生み出されたのではないかと思えるほど。
• Vectorとの違いはおおむね以下の通り。
  1. 手榴弾の倍率が0.5倍低く、火力ステータスは5低い(大体スコーピオンと同じくらい)。
     そのため手榴弾の威力では、明確にVectorに劣る。
  2. VectorはHP925/回避71だが、こちらはHP950/回避74。
     盾としての性能は、こちらのほうがやや高い。
• RFにおけるWA2000とSVDの関係と捉えるとわかりやすい。

スキル

• 開幕CT3秒。半径1.5ヤードとやや狭い範囲に爆発ダメージと地面に炎を残し持続ダメージを与える。
• 序盤で敵を大きく削ることで被弾を減らせる強力なスキル。
  PPS-43などの手榴弾との違いは、効果範囲が狭い代わりに着弾地点に燃焼による持続ダメージが残ること。

陣形効果/編成

• 後方1マスに射速25%のバフを付与する。Vectorと全く同じ。
  相性の良い人形などはこちらを参照のこと。

おすすめ装備

• チップ/HP弾/ホロサイト
• スキルの威力を落とさないよう火力の下がるT外骨格はNG。
  SMGは火力が低いのでなるべく良い装備で補いたい。

キャラについて、小ネタ

• 公式のキャラクター紹介ツイート

自称グリフィンNO.1の人形。
そのせいか何事に対しても「一番であること」に非常に固執している。
戦闘時は毎回暴走してしまうので、自分で打った*1弾が何に当たったのかもわかっていないようである。
実はかなりの泣き虫で、一人でいるのが怖いらしい。

• グリフィンに配属された新型の自律人形。自身こそがナンバーワンであると言って憚らない、良くも悪くも目立ちたがりで自信に溢れた人物。
• スキン｢一陽来復｣で持っているワラ人形は、ロシアの伝統行事マースレニツァで使うもの。
  マースレニツァは冬に行われる祭りで、日本における｢どんど焼き｣｢左義長｣の様なものであり、重傷時のイラストの様にワラ人形を燃やす事で春を呼ぶという祭りである。

• 日本での実装は深層映写のイベントに併せてだが、公式ツイッターの日本版リリースのカウントダウンイラストで先に出ていた。

元ネタ

簡単な説明

• イズマッシュ PP-9 KLINはロシアで開発されたサブマシンガン。
  元となったのは、SVDで有名なエフゲニー・ドラグノフが開発したPP-71サブマシンガン。
  詳細な説明

  • 戦後のソ連ではサブマシンガンはAKと戦時中の余剰で充分というスタンスであり、拳銃弾が7.62x25mm トカレフ弾から9x18mm マカロフ弾に更新されてもほとんど関心がなく放置されたままであった。
    • そもそもサブマシンガンは威力や射程に限界がある拳銃弾を使用する事から、小型軽量で安価なフルオート火器という補助的な位置付けの兵器であり、AK-47やAK-74Uなどの安価なアサルトライフルを大量に配備していたソ連では、わざわざサブマシンガンを配備する理由が希薄だった。*2
  • しかし、ソ連末期においてゴルバチョフがペレストロイカ(再建)、グラスノスチ(情報公開)といった改革解放政策を取り、ソ連内部の情勢が世界に知られる様になると、強力な火器を使用した治安維持活動は国内外から批難を受けやすく、表だって行う事が困難となっていく。
    • さらにゴルバチョフが失脚してソ連も崩壊すると、政治的な混乱や各民族の独立運動などでロシア国内の政情は急激に不安定化したため、ロシアの治安部隊や対テロ部隊では使用するサブマシンガンの開発が急務となった。
    • AK-47の様なアサルトライフルは、弾薬が強力な分だけ流れ弾による市民への二次被害が起こりやすく、報道の際も装備した姿が過剰に強圧的な印象を与えてしまうため、強権的な旧ソ連体制からの変革を掲げていた当時のロシアは、適切な強度の治安活動のためにサブマシンガンを必要としたのだ。
  • そこでPP-71をベースにして、マカロフ用の9x18mm PM弾を使用するPP-91KEDR(ケダール)*3サブマシンガンが開発された。このKEDRサブマシンガンを、9x18mm PMM弾用に改良したのがKLINである。
  • 動作機構はクローズドボルト、ストレートブローバック方式と比較的シンプルながら近代的サブマシンガンの要素はきっちり押さえており、反動もそこそこでセミオート時の精度も比較的高い。
    • PP-19やPP-90が奇をてらって失敗した反省と原型の設計年代によるものだが、設計当時から20年先でも通用する設計をしたドラグノフの慧眼の賜物ともいえる。
  • KLINが使用するPMM弾は、PM弾が威力不足であるという批判を受けて開発された強装弾であり、KEDRよりも高威力な弾薬を使えるサブマシンガンとして開発されていた。
    • しかし、肝心なPMM弾が早々に生産中止になってしまった*4事から、その後はKEDRと同様に9x18mm PM弾を使用しているのではないかと思われる。*5
  • ストックはスコーピオンの様に前側へ折り畳む事が可能で、折り畳んだ際の全長は30cm余りとかなり小型なサブマシンガンである。
  • また輸出用に9x19mmパラベラム弾を使用するセミオート射撃限定のピストルカービンであるKSO-9 "クレチェット"が販売された。このクレチェットは法務部特殊部隊の名称であり、HK416にデルタフォースと命名するようなノリである。
    • マズルブレーキ付きロングバレルや伸縮式ストック、ピカティニーレイルまでそなえ、ぱっと見はAR-15やM4カービンと見まごうばかりのデザインだが、レシーバーや各種レバーの配置から区別する事ができる。

コメント

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