P08

〔 戦術人形 | スキル&陣形効果一覧 | 銃種別一覧 | 図鑑順一覧 (未実装込み) | 所属別一覧 〕

基本情報

No.011

基本情報
名前		P08
ランク		★3
銃種		ハンドガン
製造時間		00:30:00
所属		策応戦備部-倉庫
CV		小泉喬生
イラスト		防弹乳牛
Lv.MAX時ステータス
HP	350(70×5)
火力	31	射速上限	120
命中	46	修復	18
回避	80	防御	0
射速	55	弾薬	-
SD

陣形効果
	全銃種に有効 火力上昇7%/8%/10%/12%/14% 命中上昇35%/43%/52%/61%/70% 編制拡大を行うと、ハンドガンの陣形効果が上昇します

スキル

アイコン	スキル名		効果(Lv.10)
	援護号令N		夜戦時において、8秒(5秒)の間、味方全体の回避を85%(35%)上昇させる ※()内は昼戦時の値
レベル	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
開幕CT	6s
CT	15s	14.7s	14.3s	14s	13.7s	13.3s	13s	12.7s	12.3s	12s
夜戦
回避	+50%	+54%	+58%	+62%	+66%	+69%	+73%	+77%	+81%	+85%
持続時間	5s	6s			7s			8s
昼戦
回避	+28%	+29%	+30%	+30%	+31%	+32%	+33%	+33%	+34%	+35%
持続時間	3s	3.2s	3.4s	3.7s	3.9s	4.1s	4.3s	4.6s	4.8s	5s

専用装備

画像	名前	ルガースネイルマガジン
	種類	アクセサリー
	能力最大値	火力+5 命中+25 会心率+30%
	入手方法	ブラックマーケット
説明
P08の制式オプションの一つ。32発の大容量マガジンで、人形の継戦能力を大幅に引き上げてくれる。

セリフ

重傷イラスト

重傷時のイラストを開く

性能

総評

夜戦向けの命中回避バッファー

• 陣形バフで味方に命中・火力アップを、スキルバフで夜戦時大幅に係数の上がる回避アップを与えるバッファー。
• 陣形での命中・火力アップは高回避敵への対応や味方のDPS増強、スキルによる夜間回避バフは部隊の生存率向上に繋がるが、どの用途で使うにしても誰かしら上位に相当するキャラクターがいる少し不遇なキャラ。
• レベリングのメッカである4-3eや0-2で数多くドロップするので編制拡大に困らないのは利点。むしろ他の人形の編成拡大に使える
• 足りない部分は愛と可愛さで補おう。

スキル

• 味方全体の回避を上昇させる。
  夜戦時は効果が高まるが、昼戦では効果・持続時間ともに大きく弱体化する。
• 回避バフは、味方が低回避、敵が高命中な場合は効率が落ちてしまうため、しっかり使いどころを選ぶ必要がある。
• 開幕CTは6秒である。
  この間は味方の回避率を上げることができないので、RFの陣形効果で開幕CTを短くするか、コントロールで耐えよう。

陣形効果/編成

• 前と両隣の味方の火力と命中を増強する。
  • 配置としてはテンキー4番(後列中央)が理想的だが、他のHGと競合しやすいので注意。
• 火力の倍率はかなり控えめ。
• 命中の上昇倍率は+70％ととても高い。
• 命中バフは、味方が低命中、敵が高回避な場合に非常に重要となる。
  • 低命中アタッカーの代表格はSR-3MPやMGであるが、彼女らは夜戦適性が低い。使うとしても無回避の装甲敵に対して使われる。その場合、命中バフは不要である。
  • 実際の使い道としては、元々は高命中であるが夜戦装備が装備できないために命中率が低下してしまうRFをサポートすることである。
  • スキルを無視して昼戦に使用するのも手。
• 同様の能力を持つ人形としてSPP-1・59式がいる。彼女らは回避デバフスキルを持っているため、より命中サポートに特化している。

おすすめ装備

• 専用装備 or 予備サイト or SFライト改/HP弾 or 信号弾/X外骨格
  • 専用装備のルガースネイルマガジンは名前に反して弾倉ではなくアクセサリー枠で、予備サイトの上位互換で火力も若干上昇する。しかし夜戦スキル持ちなのに夜戦での命中ペナルティを補う効果がなく、アタッカーとしても秀でているわけではないので取得する価値があるかと言われるとかなり微妙だと言わざるを得ない。SFライト改が余っていればそれが一番無難。
  • 弾倉も自身の火力より味方の命中を上げる信号弾のほうが部隊全体のDPSに貢献できる。もし回避0の敵の場合は無駄になるが、破甲の下がるHP弾で有効なダメージを与えられるケースは稀。
  • 陣形範囲の都合上、後列に配置することが多いため、回避の優先度は高くない。

キャラについて、小ネタ

• 設定画集掲載のキャラクター紹介

口数少なく、冷静で謙虚、礼儀正しく感情をあまり表に出さない。
何事も真剣に黙々とやり遂げ、栄誉と伝統を非常に重んじる。

• 2015年の公式のツイート

ルガーP08拳銃（CV：鈴木愛奈さん@aina_suzuki723
　　　　　　　　キャラクターデザイン：防弾乳牛先生）
クールなドイツ女子です、自立で人に迷惑にかけないいい娘です！

　　この時の紹介ではCVが鈴木愛奈さんとなっているが、実際のCVは小泉喬生さんである。間違いだろうか？それともCVが変わったのだろうか？
　　なお、鈴木愛奈さんは後に邪神ちゃんキャラでドルフロに参戦している。

• 歴史的経緯からか、彼女の服装も“ドイツ軍の軍服”のイメージが反映されているが、P38やMP40、C96、FG42といった他のドイツ制服組と比べるとフィールド・グレイの服であるため陸軍寄りである。

元ネタ

簡単な説明

• 自動拳銃史における最初期の成功作の一つ。一般的に欧州では「Parabellumpistole」、アメリカでは輸入元の商社が名付けた「Luger P08」で呼ばれている。また、各国の軍隊で制式採用されたため他にも様々な制式名称や愛称も持つ。
  詳細な説明

  • Parabellum(パラベラム)とはラテン語の「平和を欲するなら戦争に備えよ」"Si vis pacem, para bellum"から取られた言葉で、製造メーカーであるDWM (Deutsche Waffen und Munitionsfabriken,ドイツ武器弾薬製造社)のモットーである。当初は7.65㎜ポーシャード弾の薬莢を短縮しリムレスにしたボトルネック弾薬で、近代拳銃弾の先駆けと呼べるものであったが小口径の上装薬量が減らされたため威力は低下していた。これに難色を示すアメリカ軍やイギリス軍のトライアルのために弾頭部分だけを大型化し、ネック部分をそれに合わせて拡大した9x19mm弾を新たに設計したのが9mmルガー、のちの9mmパラベラム弾である。これは当時としては圧倒的な破壊力と射程を誇り、ドイツのみならず敵対関係にあったフランスやイギリスですら制式弾薬に採用し、完成から百年以上が経った現在でもヨーロッパの主流で世界で2番目に普及した拳銃用弾丸(1番は.22LR)となっている。
  • 動作機構はトグルアクション、ストライカー方式で、この作動方式は黎明期ゆえに繊細かつ複雑で、生産には熟練の職人による削り出し加工とすり合わせが必要だった。ドイツ銃器が各部品に執拗にシリアルナンバーを刻印するのも本銃のこの機構が一丁一丁手作業でクリアランスを調整し他の個体へのパーツ流用ができなかったことの名残で、優れた命中精度から第一次世界大戦時にドイツ軍に制式採用されたものの、値段は高いうえ泥や砂塵には弱く塹壕での使用に向かなかったので、汚れる心配のないパイロットや高級志向のナチス幹部を中心に普及した。
  • 汚れに弱いとはいえ当時群を抜いて優れた性能を示していた本銃は広く使われており、4インチ銃身の基本モデルの他に6インチ銃身の“マリーネ（海軍）”8インチ銃身の“アーティラリー（砲兵）*1”がドイツ軍で制式採用された。また、膠着した塹壕戦において抵抗拠点を避けて弱点を突く浸透戦術を行うStoßtruppen*2（直訳すると衝撃部隊であるが突撃歩兵が定訳）において、スネイルマガジン（蝸牛型弾倉）*3や、ショルダーストックなど多数のアクセサリーが用意されていた本銃は不足するMP18の代用品またはサイドアームとしてC96ともども愛用されていた。
  • 第二次世界大戦においても使用されており、旧式ながらも生産が続けられ高い精度を有した本銃は最新の拳銃に負けず劣らずの活躍を見せる。連合国兵士にとってもドイツ技術の粋を集めた傑作として認められており、人気の鹵獲品でもあった。
    • 後継のP38が採用された後もドイツ空軍では引き続き制式拳銃として使われていたが、これはヘルマン・ゲーリング国家元帥が製造していたクリークホフ社の株主であったことも関係している……らしい。
      • そのため、特別にクローム・メッキと彫刻が施された2丁のP08がゲーリングの為に製作され「ゲーリング・ルガー」*4として有名である。
    • また太平洋方面ではオランダ軍から鹵獲した日本軍が使用していたと言われている。こちらは菊の御紋が入れられた「菊ルガー」または「ドイツ式十四年拳銃」が有名であるが、そもそも菊の御紋があるのは歩兵銃だけであるため「菊ルガー」の逸話は後年になって業者が高値を付けるために偽造した物である。
      • 供給ルートが不鮮明であるが*5ごく一部は戦後の海上保安庁で旧軍の十四年式拳銃などと共にP08を海上保安官が携えていたと言われている。
  • 戦後もその独特の見た目から人気が高くスイス軍の生産設備を譲り受けたマウザー（モーゼル）社の「ニュー・パラベラム・ターゲット」を筆頭に複数のメーカーから復刻モデルが製造されている。
    • 直接的な復刻モデル以外にもエルマ・ヴェルケ社の「KGP-68」などP08を模倣したトルグアクションのハンドガンが登場している。

コメント

製造・ドロップ報告用コメント