PM1910

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基本情報

No.319	基本情報
	名前		PM1910
	ランク		★4
	銃種		マシンガン
	製造時間		製造不可
	CV		田村睦心
	イラスト		小枪
	Lv.MAX時ステータス
	HP	950(190×5)
	火力	90	射速上限	1000
	命中	27	修復	10
	回避	25	防御	0
	射速	104	弾薬	10
	SD

陣形効果
	ショットガンに有効 火力上昇10%　防御上昇15%

スキル

アイコン	スキル名		効果(Lv.10)
	拡散する殺意		パッシブ：リロードをしている間、自身の陣形効果上の味方ユニットの回避を20%、それ以外のユニットの火力を10%上昇させる。 アクティブ：現在の装弾数を12発追加し、追加分使用時、自身の命中を80上昇させる。 なお、次のリロード後、パッシブの効果が4秒延長される
レベル	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
開幕CT	3s
CT	18s
弾薬数	+12発
命中 (追加弾薬時)	+50%	+53%	+56%	+59%	+62%	+65%	+68%	+72%	+76%	+80%
リロード時間	+4s
パッシブ
回避 (陣形効果上)	+10%	+11%	+12%	+13%	+15%	+16%	+17%	+18%	+19%	+20%
火力 (陣形効果外)	+5%	+5.5%	+6%	+6.5%	+7%	+7.5%	+8%	+8.5%	+9%	+10%

セリフ

重傷イラスト

重傷時のイラストを開く

スキン

女王のタワーパーティー

女王のタワーパーティー
通常時	重傷時
入手方法：スキンパック「銀色のフェアリーテイル」

性能

総評

バトンタッチMG

• 弾薬増加による長時間の連続射撃を行いつつ、リロード時には味方にバフ効果を与えるという、荒っぽい性格の割に味方思いなスキルを持つ。
• 自身への火力バフは無く、また基礎火力も低めなため、アタッカーとしては他のMGより数歩劣る。

スキル

• 開幕3sの弾薬増加スキルにより、最大で27発*1射撃を続けることができる。
  • M1895 CBやMG3には及ばないものの、長時間攻撃を続けられるため、多少の敵なら薙ぎ倒すことができる。
    命中デバフが無く、むしろ上昇することから、対回避敵にも有効。
• デメリットとしてスキル発動の次のリロード時間が4秒長くなることになっている。
  • 2022/12/02アップデートにより説明文が修正された。
    「次回リロード時間が4秒増加する」→「次のリロード後、パッシブの効果が4秒延長される」
• パッシブスキルにより、リロード中に味方のステータスを上昇させる。
  陣形範囲内の味方は回避+20%、他の味方は火力+10%である。
  • どうなるかというと、開幕9s程度で自身がリロードに入り、ちょうどリロードの明けた同列の味方MGに火力+10%バフを与えるということになる。
    火力集中MGのスキルタイミングも2弾倉目であるため、バフ効率が良い。
  • このときの「他の味方」とは、陣形範囲の黒いマスにいる味方である。
    なので、PM1910を4番に配置した場合、7,8,9番は対象にならない。
  • PM1910がリロード中に移動した場合、バフは一旦解除され、移動後に再度バフが付与される。
    これを利用すれば、タゲリセを繰り返すことでM500 MODのシールドを貼り直し続けることができる。
    パイソンにも有効であるため、火力または回避バフをばら撒くことが可能。

陣形効果/編成

• 後列から、中列2マス、前列1マスという変則的な陣形を持つ。
• バフ内容は火力+10%と防御+15%で申し分ない。
• 対象はSGであり、うまく噛み合うSGを探すと少ない。自身へのバフは度外視してテンキー8番に置き、SG2体に防御バフを与える使い方が良いだろう。
• またM500 MODの第2スキルを作動させる数少ないMGの1人である。PM1910以外では、トライデント発動時のゆりねなど。

おすすめ装備

• 各種徹甲弾/予備サイト/アサルトパック
  • 敵の防御値によって徹甲弾を使い分ける。非装甲目標であれば狙撃弾、重装甲目標であれば特殊徹甲弾、中間なら徹甲弾。
  • アクセサリー枠は適宜。予備サイトが無難ではあるが、状況によってオプティカルサイトやドットサイトも候補となる。
  • アサルトパックは代替装備が無いが、あえて装備しないのも手。あるいは性能の低いアサルトパックも選択肢となる。
    上述の通り、バフもPM1910の役割の1つであるため、あえて弾薬を減らすことで味方の攻撃とタイミングを合わせる使い方ができる。

キャラについて、小ネタ

• 公式のキャラクター紹介ツイート

荒っぽい上に気が短く、派手な戦い方を好む。
普段はどんな人とも一定の距離を置いて接するが、厳しい戦況に立たされた時には、過去に自分が潜り抜けてきた戦いを引き合いに出すことで味方を勇気づけたり、自分の実力を見せることで味方を安心させたりする一面がある。
また、ヘヴィメタルとドライブが趣味で、ウラルM72というバイクに跨り、よく風に当たりに行っている。ちなみに、腕力には自信があるらしい。

• 彼女が右手で握っているグリップであるが、これは実物のPM1910には存在しないグリップである。
  • 実銃の本来のグリップはM2HBと同様に右手の両サイドにある2本の縦棒*2であり、これを握った状態から親指でトリガーを押し込んで射撃する。
    • 恐らく資料の取り違えか、人形に構えやすくさせる為にM1919A4などを参考にグリップを追加したと思われる。

元ネタ

簡単な説明

• PM1910は帝政ロシア、ソビエト連邦が使用していた重機関銃。
  • ベースとなっているのは、近代的な機関銃の祖とも言えるマキシム機関銃である。
• 19世紀末に発明されたマキシム機関銃は、その革新性から世界各国の軍隊で採用されており、帝政ロシアもPM1905の制式名称で採用して、ライセンス国産していた。
  • 当時のロシアの工業力は未発達で、政治的に大きく混乱していた事もあって、PM1905の量産は遅々として進まなかったのだが、輸入された少数のマキシム機関銃が日露戦争で使用されており、いわゆる｢ベトンのトーチカ｣等の強固な防御陣地と組み合わされた事によって、日本軍に大きな損害を強いる事に成功した。
  • この日露戦争の戦訓からロシアは重機関銃の必要性を再確認し、PM1905の改良型を開発した。これがPM1910である。
• PM1910本体の構造はベースとなったマキシム機関銃とほぼ同じで、銃身を覆う水冷ジャケットの材質が銅から鋼鉄に切り替わった等の細かい差しかない。
  • 大きく変わったのは、非常に重い(約27kg)機関銃を移動しやすくするための車輪と牽引用のハンドル、射手を防護する為の防盾が取り付けられた点*3で、人力や馬を用いての陣地移動が簡単になっている。
    • 防盾は重い上に防弾効果も低かったため、取り外される事も多かったという。
    • 後期型のPM1910/30型では、水冷ジャケットの給水口を大きくしてタンクの真上に置く事で、冬季は雪や氷を手掴みで投入する事が可能となった。
• 量産されたPM1910は、帝政ロシアの主力重機関銃として広く用いられる事となり、ロシア革命では赤軍と白軍の両陣営が使用している。
  • 強力だが余りにも重かったために歩兵による運用の他、4輪馬車へ載せての運用*4も多用された。
    • こうした機関銃を積んだ馬車は｢Тачанка（タチャンカ）｣*5と呼ばれて活躍し、これを題材とした映画やアニメ、軍歌も製作され、軍歌の方は現代でも歌われている他、毎年11月にモスクワで開催されている1941年軍事パレード記念パレード*6でも常連である。
• ソビエト連邦の時代に入ってからも、PM1910は一線級の兵器として使用されており、後継機のSG-43重機関銃が配備された後も長く使用され続けた。
  • 第二次世界大戦後も余剰兵器として共産圏の軍隊に供与された事で使用され続けており、ごく最近でも、ウクライナ紛争において使用しされている。

コメント

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