収録拡張 | 名前 | コスト | カード種別 | 効果 |
冒険 | 農民 | 2 | アクション-トラベラー | +1 カードを購入 +1 コイン -------------------- このカードを場から捨て札にするとき、あなたはこのカードを兵士と交換してもよい。 |
冒険 | 兵士 | 3* | アクション-アタック-トラベラー | +2 コイン あなたが場に出している他のアタックカード1枚につき+1コイン。 手札が4枚以上ある他のプレイヤーは全員、カード1枚を捨て札にする。 -------------------- このカードを場から捨て札にするとき、あなたはこのカードを脱走兵と交換してもよい。 (このカードはサプライには置かない。) |
冒険 | 脱走兵 | 4* | アクション-トラベラー | +2 カードを引く +1 アクション カード1枚を捨て札にする。 -------------------- このカードを場から捨て札にするとき、あなたはこのカードを門下生と交換してもよい。 (このカードはサプライには置かない。) |
冒険 | 門下生 | 5* | アクション-トラベラー | あなたの手札のアクションカード1枚を2度使用してもよい。それと同じカード1枚を獲得する。 -------------------- このカードを場から捨て札にするとき、あなたはこのカードを教師と交換してもよい。 (このカードはサプライには置かない。) |
冒険 | 教師 | 6* | アクション-リザーブ | このカードをあなたの酒場マットの上に置く。 -------------------- あなたのターンの開始時、あなたはこのカードを呼び出し、 あなたの+1カードか、+1アクションか、+1購入か、+1コイントークンを、 あなたがトークンを1枚も置いていないサプライにあるアクションの山札の上に置いてもよい (あなたがその山札に由来するカードを使用するとき、先にトークンによるボーナスを得る)。 (このカードはサプライには置かない。) |
※トラベラーカードの例
概要 
冒険で登場した新たなカードの種類。コストが1つ大きい特定のカードに出世できることを示し、カードには大きな矢印が印刷されている。場から捨て札にするときに交換することで出世する。
トラベラーを持つ王国カードは騎士見習いと農民の2種類があり、それぞれ独立した出世ルートを持つ。
これらのカードを使用するゲームでは、対応する出世先のカード5枚ずつをサプライ外に用意する。
出世街道の到達地点である6コストのカードはいずれも強力なので、それを目当てに取ることになるだろう。デッキの回転を早めることを意識して、迅速にトラベラーの交換を進めていきたい。
なお、6コストのカードは出世先がないためトラベラーの種類を持たない。
利用法 
- 基本的に出世するほど強い効果になるため、プレイ回数を多くすることで、手早く交換を繰り返すのが目的となる。
- 出世を早めるには、以下の方法がある。
- 捨て札のカードを拾う効果(前駆者、宿屋など)、捨て札のカードを使用する効果(進軍)を利用する。
- デッキを捨て札に置く効果を利用する(宰相、使者など)。
- 上記二つの効果両方を持つゴミあさりは打ってつけ。
- 追加ターンを得て手数を稼ぐ(前哨地、使節団など)。
- デッキからアクションをサーチするカードと組み合わせる(ゴーレム、農村など)
- 純粋に圧縮を進めるor学者のような大量ドローカードや地図職人のようなデッキを見るカードでデッキを回すのも有効だが、トラベラーを使用するアクションがなくならないように注意。
- 交換は獲得ではないので、獲得カードをデッキの上に置く効果は利用できない。
- なお、場から捨て札にする際に出世できる効果は使用時効果では無いので、移動動物園で登場した習性を選択した場合でも発揮される。
デッキ回転力が高まるモグラの習性やリスの習性を使用するゲームでは、トラベラー自身の効果よりも習性の効果を選択することで出世を早めることもできる。
- 逆に、相手の出世妨害には、デッキの回転を遅くするアタック(幽霊船など)が有効。また、呪いや廃墟を撒くこともデッキの回転を遅くするため有効。
- デッキ破壊系アタックでトラベラー自体を捨て札に落としてしまうのも良いが、当たり次第では相手のデッキの回転を速くすることも多々あるため一種の賭けとなる。
- 女魔術師で使用時効果を変更しても、「場から捨て札にする際に出世できる効果」は消えないため出世は妨害できない。
詳細なルール 
- 出世カードはサプライには置かないカードである。
- 出世カードの山札から直接購入したり獲得したりできず、出世カードの山札が枯れても三山切れには数えない。
- 待ち伏せの効果で出世カードを出世カードの山札から廃棄することもできない。
- ただし、何らかの効果で出世カードを廃棄し、その後待ち伏せの効果などで廃棄置き場から出世カードを獲得することはできる。
- サプライにある騎士見習いor農民の山札と、各出世カードの山札は別の山札である。
- トラベラーカードを場から捨て札にするときの交換は任意である。交換し忘れた場合は交換しなかったと判断され、そのままゲームを進行することになってしまう。交換忘れに注意。
- 交換については専用ページも参照。
- 交換は獲得ではない。そのため、獲得時効果は誘発しない。
- 交換先のカードが山札にない場合、交換することはできない。
- 例えばウォリアーの山札が空になっている場合、トレジャーハンターを交換しようとしても失敗し、そのまま捨て札になる。
- 複数のトラベラーが場に出ている場合、好きな順番で1枚ずつ選び捨て札にするため、好きな順番で交換を行うことができる。
- 例えばトレジャーハンターとウォリアーを使用した際、ウォリアーの山札が空になっている場合でも、「ウォリアー→ヒーロー」と交換してから「トレジャーハンター→ウォリアー」と交換を行うことで滞りなく出世できる。
- 交換するときは由来する山札にカードを戻すが、その山札がそもそもない場合、交換することはできない。闇市場デッキは山札ではないため、そこから購入した騎士見習いや農民は交換できない。
- トラベラーの仕切り線より下の効果は、使用時効果ではない。で、「このカードを場から捨て札にするとき」に発揮される効果である。
コメント 
- トラベラーに乗せたトークンはトラベラー全体に使えるのでしょうか? -- 2020-02-24 (月) 23:49:44
- いいえ。騎士見習い・農民以外の使用時に効果はありません。上位トラベラーの山札にトークンを乗せることもできません。 -- 2020-02-25 (火) 02:11:59
- 行進を門下生使い門下生で雇人を使用した場合 次回から4枚ドローできるのでしょうか?雇人 -- 2021-12-10 (金) 12:56:10
- いいえ、雇人は2ドローしかできません。場に残る残らないの違いはありますが、構造は玉座-玉座-雇人と同じです。つまり2度使うカードを2度選べるだけです。詳しくは玉座のページにて -- 2021-12-12 (日) 02:44:47
- 行進で門下生を使用した場合、①「(門下生の効果である)手札のアクションカード1枚を2度使用し、使用したアクションカードと同じ名前のカード1枚を獲得する」を2回実行する、②(行進の効果で使用した)門下生を廃棄し、それよりコストが1大きい(通常は6)のアクションカード1枚を獲得、という流れ。よって一連の処理を終えた後は、門下生は行進の効果で廃棄、行進は(自らの効果で使用した)門下生が場から離れているのでそのターンのクリーンアップフェイズに捨て札、雇人のみが場に残り続ける。また、①で門下生の効果で使用するアクションカードは「1枚を4度使う」のではなく「2枚を2度使う」ので、雇人を1枚しか使わなければ次のターン以降は+2ドローにしかならず、+4ドローするには門下生を使用したときに雇人を2枚手札に持ってなければならない。 -- 2021-12-13 (月) 12:29:30
- 大変良く分かりました 詳しく解説有難う御座いました🙇 -- 2021-12-14 (火) 12:25:58
- これはただの愚痴なのですが、ヒーローまで育てたところで相手のデッキ破壊が飛んで来て、そこから先は頑張ったけどどうしようもなかった……仕様上仕方ないとはいえこの系はデッキ破壊に本当に弱い…… -- 2023-03-15 (水) 04:34:08
- 廃棄されなくても、デッキトップめくるタイプのアタック全般に弱いですね。貢物で流されただけで、あ~ってなります。 -- 2023-03-15 (水) 15:48:51