小売店主連盟

Last-modified: 2024-02-23 (金) 21:53:50
収録拡張カード名カード種別効果
AlliesLeague of ShopkeepersAllyAfter playing a Liaison,
if you have 5 or more Favors, +1 Coin,
and if 10 or more, +1 Action and +1 Buy.
同盟小売店主連盟同盟連携1枚を使用した後、
あなたが好意を5以上持っている場合は+1 コイン
好意を10以上持っている場合は+1 アクション+1 カードを購入

概要

持っている好意の数に応じて、連携カードが強化される同盟
効果を発揮しても好意は消費されないため、特に支払うタイミングなどは考える必要が無く貯めた者勝ちである。

利用法

  • ごますりとの相性はまずまずである。捨て札が強制なのがネックで終盤には使いにくくなりがちだが、好意を早いうちから稼ぐ手段としては強力であり、ほかに相性の良い連携カードがある場合ボーナスを早く得るための手段として有効。
  • 道化棒は、5好意溜まった時点で銀貨(正確には玉璽)の上位互換となる。10好意の追加ボーナスは+1アクションが腐り購入権も過剰になりやすいため無理してまで狙うほどではないか。
  • 下役は5好意で行商人、10好意で購入権付のバザーまたはコイン付きの労働者の村に進化する。整ってしまえば非常に強力だが、序盤の弱いターンをどうするかが課題。
  • 輸入者はもともと使用時効果が無いが、この同盟があると最初から廃坑、さらに貯めれば弱化した蝋燭職人程度の効果は得られるようになる。なお、ほかに連携カードが無く好意を稼げない場合は+1コイン止まりになる。
  • 仲買人は10好意でアクションを得られるようになることで大きく化け、弟子引揚水夫の上位互換になる。それまでも屋敷などを圧縮しながら好意を稼ぐことができこれ一つで完結している。ただし廃棄材を確保する手段に乏しいサプライでは、ボーナスを得られる頃には仕事がなくなっていることも。
  • 密使もアクションを得られるようになると大きく化ける。しかし、これ単体で好意を稼ぐのはなかなか難しいことが多い。
  • ギルドマスターは5好意で4金出るようになり、動物見本市と同様に高コストへのアクセスに役立つ。さらに10好意でアクションを消費しなくなり購入権も付く。
  • 契約書は5好意で出る金量が2から3になる。たかが1金、と思うかもしれないが、銀貨金貨のカードパワーに大きな差があるようにこの力は大きい。10好意では道化棒のときと同様、アクションは基本的に意味をなさないが、ほかに購入権のないサプライでは重宝することもある。増えた購入権で安いカードを買い占めることで強引に三山切れを狙えることもあるため、勝ち筋を見逃さないようにしたい。
  • 生徒は5好意で1金出るようになり、銅貨を圧縮しても金量への負担が軽減される。しかし輸入者ごますりで早期から好意を稼げるなら良いが、好意稼ぎの手段が生徒しかないような場合はそれを狙ってもあまり効率が良いとは言えないだろう。

詳細なルール

  • 小売店主連盟による効果は、「連携」を種別に含むカードを使用してその処理を終えた後に(条件を満たしていれば)得られる。
    • カードの使用後にカードを再使用する効果を持つ御料車山砦との組み合わせに注意。

【例1】小売店主連盟を用いるゲームで、3好意を持って玉座の間下役を2度使用する場合

  1. 玉座の間を使用する。
  2. 玉座の間の効果で手札の下役を使用し、「+1ドロー、+1アクション、+1好意」を得る。
    1. ここで「連携カードを使用した後」のタイミングが来るが、4好意しか持っていないので何も得られない。
  3. 玉座の間の効果で下役を再使用し、「+1ドロー、+1アクション、+1好意」を得る。
    1. ここで「連携カードを使用した後」のタイミングが来るため、5好意を持っているので小売店主連盟の効果で+1コインを得る。

【例2】小売店主連盟を用いるゲームで、3好意を持って御料車下役を再使用する場合

  1. 下役を使用し、「+1ドロー、+1アクション、+1好意」を得る。
    1. ここで「下役1回目を使用した後」のタイミングが来るので、御料車を呼び出すことができる。
  2. 御料車の効果で下役を再使用し、「+1ドロー、+1アクション、+1好意」を得る。
    1. ここで、まだ(1)の「下役1回目(連携カード)を使用した後」のタイミングに誘発可能な効果を処理できる。よって、5好意を持っているので小売店主連盟の効果で+1コインを得ることができる。
    2. 続いて、(2)の「下役2回目(連携カード)を使用した後」のタイミングに誘発可能な効果を処理できる。よって、5好意を持っているので小売店主連盟の効果で更に+1コインを得ることができる。
  • 使用した連携カードが女魔術師追いはぎのアタック効果を受けていた場合でも、(条件を満たしていれば)小売店主連盟の効果を得られる。
    • アクション-連携カードを使用して、何らかの習性を指定した場合も同様。尚、ハツカネズミの習性で連携カードが脇に置かれているゲームでは、他の連携カードを使用して習性を指定することで小売店主連盟の効果を合計2度得ることができる。

【例3】小売店主連盟を用いるゲームで、4好意を持ってごますりを使用してハツカネズミの習性で脇に置かれている下役を使用する場合

  1. ごますりを使用し、ハツカネズミの習性を指定する。
  2. 脇に置かれている下役を使用し、「+1ドロー、+1アクション、+1好意」を得る。
    1. ここで「連携カード(下役)を使用した後」のタイミングが来るため、5好意を持っているので小売店主連盟の効果で+1コインを得る。
    2. 続いて「連携カード(ごますり)を使用した後」のタイミングが来るため、5好意を持っているので小売店主連盟の効果で+1コインを得る。

コメント

  • 小売店主連盟を用いるゲームで、10好意ある状態で輸入者をした場合、次のターンの開始時も1金得られますか。 また、同様に10好意ある状態で契約書を使用し脇に輸入者を置いた場合、契約書で1金輸入者で1金出ますか? -- 2022-11-26 (土) 20:56:19
  • 1つ目の質問について、以前のターンに使用した持続カードの持続効果を受けることは「カードを使用」にはあたらないため、次のターンに輸入者の効果を得る時は小売店主連盟によるボーナスは発生しません。 -- 2022-11-26 (土) 23:33:33
  • 2つ目の質問については、カードを公開したり表向きで脇に置いたりする行為も「カードの使用」にあたらないので、契約書ではボーナスは得られますが、輸入者を脇に置いてもそれによるボーナスは発生しません。(ちなみに、その次のターン開始時には契約書の持続効果によって脇に置いた輸入者を「使用する」ので、そのタイミングで輸入者によるボーナスが発生します) -- 2022-11-26 (土) 23:34:21
  • 持続カードの次のターンに使用する効果は、「カードを使用」にはならないのですね。つまり初めて使用するときだけボーナスが得られるということですね。大変わかりやすく解説していただきありがとうございました。 -- 2022-11-27 (日) 00:15:31