収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
陰謀(第二版) | 4 | アクション | +2 カードを引く +1 アクション 手札のカードを1枚デッキの好きなところに置く。 |
概要 
2枚ドローして、手札1枚をデッキの好きなところに戻すカード。
キャントリップと同様に使用前後で手札の枚数は変わらないが、6枚から5枚を選択できるため質は高くなる。
デッキの好きな場所にカードを戻すことができるのが最大のポイント。
単に使いきれないアクションカードを次のターンに回したりできるほか、願いの井戸などでデッキの2番目に仕込んだカードを再び手札に加えたりと多くのシナジーが考えられる。
利用法 
- コンボ系のデッキならば必要なカードを揃えやすくなるし、ステロ系のデッキでもアクションや金量を調整できるので普通のキャントリップよりも無駄になりにくい。
- 願いの井戸はもちろん、パトリキ、ウィル・オ・ウィスプなどのキャントリップしてからデッキトップを見るカードを確実にヒットさせることができる。
- 伝令官についても同様の調整が行える上、隠し通路自身も伝令官からアクションを生めるキャントリップ以上のカードなので特に相性が良い。
- 建て直しを使用する際に手札に来てしまった勝利点をデッキに戻せる。
- 宝の地図もそろえやすくなるので、コンボデッキのお供としては優秀。
- 詐欺師や念視の泉などデッキトップに関わるアタックカードが常に打たれる環境では、いらないカードをデッキの6番目に置くことで多少対抗できる。
詳細なルール 
- デッキと捨て札にカードが無く、ドローできなかった場合でも手札をデッキに戻さなければならない。
- デッキのカードが無い場合、デッキは手札から戻したカード1枚のみになる。
余談 
- 「デッキの6番目にカードを戻すことで、詐欺師などデッキトップに関わるアタックに対抗できる」という点で、第二版で削除された秘密の部屋の代わりとも言える。(名前も似ている)
ただし、アクションの効果は大きく変わっているので、使用感は全く異なる。 - ドナルド・Xによる追加理由は以下の通り。
【原文】(引用元)
I had been thinking about trying to get in another Wishing Well combo, but it's tricky, because Wishing Well draws a card prior to the wish.
Changing the top card just isn't enough.
I thought of this and it was love at first sight. It does lots of neat little tricks.
When it can't do those tricks, it's still useful, just for putting bad cards on the bottom of your deck (where you hope they miss a shuffle).
【日本語訳】
願いの井戸とのコンボができる新たなカードを考えていた。だが願いの井戸はカードを指定する前にドローしてしまうので、難しかった。
デッキトップのカードを変えるだけでは不十分である。
隠し通路を思いついたとき、私はそれに一目惚れした。隠し通路は多くのちょっとしたトリックに使える。
隠し通路はトリックが使えない場合でも有用である。弱いカードをデッキの底に置けばいいだけだ(リシャッフルに入らないように)。