収録拡張 | カード名 | コスト | カード種別 | 効果(※日本語訳はDominion Onlineより) |
繁栄(第二版) | Anvil | 3 | Treasure | 1 Coin You may discard a Treasure to gain a card costing up to $4. |
金床 | 3 | 財宝 | 1コイン コスト4以下のカード1枚を獲得するために、財宝カード1枚を捨て札にしてもよい。 |
概要 
財宝カードを捨てることで工房としても働く財宝カード。
単体では銅貨と同じ1コインしか生まないため、銅貨を捨ててカードを獲得する場合は差し引き0コインの財宝カードとなる。
利用法 
- Anvilは工房と比べると、「アクションではなく財宝である」「工房効果を得るには最低でも銅貨を捨て札にする必要がある」という違いがある。
- 初手3-4でAnvil-ターミナルアクションとしても事故がほぼ無い*1のは魅力。5コストカードではなく4コストカードが強いサプライなら狙い目か。
- 初手3-4でAnvil-Anvilとするパターンもあるだろうが、2巡目の手札が「Anvil2枚、銅貨1枚、屋敷2枚」となる裏目には注意が必要。
- 工房のように庭園やシルクロード戦略に組み込むのも良いが、工房なら単体で目的のカードを獲得できる一方、Anvilは同じ手札に銅貨が必要なので、勝利点カードがデッキ内に増える後半では事故も起きやすくなることには注意。
- 工房よりもコスト減効果と組み合わせやすいのはAnvilの大きな強み。特に同じ拡張に収録されている石切場と組み合わせて本来6コストのアクションを獲得する動きは強力。
- Anvilは基本的に購入フェイズに使用されるので、購入フェイズのみコスト減される行商人を獲得しやすいので、見逃さないように
- 目当てのカードを買った後のポーションは絶好の弾。終盤は腐りがちなWar Chestや、差し引き0金の元手も弾にしやすいか。
- Anvilの弾にしたカードは、通常はこのターン中に引き直せない。
- 銅貨を全廃棄した引ききりデッキでは、より強力な財宝を捨てざるを得ない。
- 闇市場で使うのであれば、アクションカードで引き直すことは可能。語り部なら即座に回収できることも。捨てたカードをCrystal Ballで使うのも手。
- 銅貨を全廃棄した引ききりデッキでは、より強力な財宝を捨てざるを得ない。
詳細なルール 
- Anvilで工房効果を得るのは任意である。手札から財宝カードを捨てないことを選択しても良い。
- 橋などでカードのコストが下がった場合、下がった後のコストが4コスト以下であれば獲得できる。
- 橋を使用した後にAnvilを使用した場合、Anvilで公領(コスト5→4)を獲得できる。
- ポーションをコストに含むカード(ブドウ園など)、負債をコストに含むカード(技術者など)は、どちらもコスト最大4(コイン)までのカードに含まれないため、獲得できない。
- Anvilで獲得できるカードは、正確には「コスト最大4コイン0ポーション0負債までのカード」とみなされるため。
- イベントやプロジェクトはカードではないため、獲得できない。
関連カード 
余談 
- ドナルド・Xによる追加理由は以下の通り。
【原文】(引用元)
Anvil then is a very simple Treasure Workshop.
【日本語訳】
金床は非常に単純な財宝カードの工房である。